知っておくと便利なバレエが基本のエクササイズ(Yukoのオススメ!) 〜自分の体を知るために〜

健康は足元から・・・。皆さんは踊る前に、入念にストレッチをしていますか?
自分の体を過信するのは、怪我のもとです。このページでは、私のオススメエクササイズをご紹介します♪ ご紹介しているストレッチにはバレエが基本になっているものと、中には私がお世話になっているカイロプラクティックの先生に教えていただいたストレッチもあります。いずれも、一般の方を対象に『ストレッチ教室』を開催した際、好評でしたので掲載しておきますね!
初めてでも簡単にできますから、普段の生活に気軽に取り入れてみてはいかがでしょう?お風呂上りなどの体が温まってリラックスしている時にやるのが効果的ですよ。 (^^)v

できれば全身が映る鏡の前に立って、自分が今、どの筋肉を使っているのか確認しながらやりましょう。素敵な音楽を聴きながら、リラックスしましょう。

1.手指のエクササイズ T

両手の指を組み、そのまま手のひらを前に向けて腕を伸ばします。力を緩めます。これを繰り返します。

2.手指のエクササイズ U

両手の指をいっぱいに広げてそれぞれの指先をあわせ、そのまま押しあいます。力を緩めます。これを繰り返します。

 押しあうときは手のひらを浮かせるようにします。力を加えたときに息を吐くようにしましょう。

手指のエクササイズにより期待できる効果 
・指先の表現がきれいになります。(指先の表現ひとつであなたのダンスは変わります!)
・指先がしなやかになります。



3.首のエクササイズ

自然に前を向いた状態から、前後に頭を倒します。倒すときに息を吐いて、まっすぐに戻していくときに息を吸います。左右も同じように行います。ゆっくり、ゆっくりと繰り返します。

 肩が上がってしまわないように。倒すときは一度上に引き上げてから、なるべく遠くへ倒すように意識すると良いでしょう。
力を入れず、自分の頭の重さを感じながら行いましょう。

首のエクササイズにより期待できる効果
・細く長く、すっきりとした印象のネックラインに。 
・女性は踊っているときの首の”返し”が美しくなります。
・スピンするときの素早い首の回転がスムーズにできるようになってきます。



4.肩のエクササイズ

両方の肩をグ〜ッと上にあげ、ストンと落とします。(ここで脱力)

 肩をすくめるように。肩の中に首を埋もらせる感じで。

肩のエクササイズにより期待できる効果
・肩の凝りがほぐれます。肩がほぐれていると、大きなホールドで踊れるようになってきます。それによって、首周りもすっきり見えてきます。



5.腕のエクササイズ

両腕を横に伸ばし、自分の体から離すように右腕は右に、左腕は左に引っ張ります。

 二の腕辺りがピリピリするのを感じてください。

腕のエクササイズにより期待できる効果
・たるみが気になる二の腕を細く!
・腕がなが〜く使えるようになります。それによって、踊りを大きく見せることができます。



6.背中のエクササイズ

両手を後ろで組み、斜め下のほうへ引っ張るようにしながら胸を反らせます。息を吐きながら脱力します。これを繰り返します。組んだ手を天井の方向にゆっくりと持ち上げてきてもよいでしょう。

背中のエクササイズにより期待できる効果
・背中の余分な贅肉が落ちてきます。
・猫背予防。
・背中の柔軟性を高めます。



7.足指のエクササイズ

ハンカチまたはタオルを床に広げ、はじのほうから足の指の力だけで手前にたぐり寄せます。

 慌てず少しずつ、たぐり寄せます。

足指のエクササイズにより期待できる効果
・土踏まずが強化されることによって、床をつかめるようになります。床をつかめるようになると、滑るフロアでも平気で自由に踊れるようになれます。
・足の指を強く自由に使えるようになることで、ワルツなどトゥでバランスをとるのに役立ちます。



8.バランスよく踊るためのエクササイズ

まっすぐに立ち、指の力でゆっくりライズします。トゥの状態までいったら、今度はゆっくり踵を下ろしてきます。これを数回繰り返します。

 自分の軸がどこにあるか、よく感じてみよう。なるべくゆっくり行ったほうが効果があります。早くやるより、ゆっくりバランスをコントロールすることが大事なのです。『まっすぐ立つ』イメージとしては、柱や壁などに背中を向けて立ち、ウェスト部分がなるべく浮かないように脚部・ヒップ・背中・頭部がぴったりと壁につくように意識して立ちます。あごが上がってしまわないように注意しましょう。

バランスよく踊るためのエクササイズにより期待できる効果
・バランスを保つのに役立ちます。
・自分の軸がどこにあるか感じることができるようになります。

・ゆっくりとした動きが正確にできるようになります。



体の柔軟性や関節の可動域には個人差がありますから、けっして無理をしないで、自分の体調にあわせて行いましょう!
どのエクササイズも”気持ちいい”くらいで行うのが長続きのコツです。
お聴きの曲はヤマハ(株)から提供されたものです。
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