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:::Q&A:::
Q1 仏具の飾り方について教えてくださ

お仏壇に付いているお仏具は仏壇の大きさや宗派、地域性により様々です。またお仏具の飾り方も多種多様であります。最もよろしいのはお付き合いをされているお寺様にお尋ねになりお教えを仰がれることでございます。

Q2 仏壇はいつ買えばいいの?

仏壇購入の時期や動機は一般に、念願が叶ったとき、お盆・お彼岸、新築時、法事の時などが多いようですが、「ご先祖様のおかげ」という感謝の気持ちがあればいつでも構わないのです。
もちろん、葬儀や法事など必要に迫られて購入するのでも良いのですが、大切なのは「ご先祖様に感謝する」という気持ちなのです。
なお、仏壇を買うと新仏が出るという迷信があるようですが、これは葬儀がらみで仏壇を買うケースが多いことからでた、全く根拠のないものです。

Q3 仏壇はどこにまつるの?

日本では古来から方角の吉凶が重んじられてきました。確かにご先祖様の霊をまつる場所ともなれば、気になるのも致し方ありません。
しかしながら、あくまでも大切なことは「ご先祖様を崇める気持ち」ですので、心静かに落ち着いて礼拝できる場所であればどこでも構いません。
そう考えれば、方角の吉凶よりも、自ずから最もふさわしい場所が決まってくるはずです。

Q4 戒名は俗名でもいいんですか??

私たちはみな名前を持っています。それは自分がこの世に生を受けた時に親がつけてくれたものです。元来、戒名は、仏道修行という、ある意味では新しく生まれ変わる自分につけられる名前です。従って、親、つまりは師匠につけてもらうのが本来の姿です。
ですから、戒名が欲しければきちんとお坊さんにつけてもらう、そうでなければ俗名でいくしかないでしょう。

Q5 数珠は正式にはどのように使うのですか?

数珠を持つのは、自分の煩悩を滅するためです。
数珠を持つ手は左手で、一回称名念仏唱えるごとに、珠を一つきちんとつまぐって送ることが大切です。
焼香の時などでも左手に数珠を持ったまま、合掌するようにしたらよいと思います。
ただ、宗派によっても異なりますので、正しい作法は菩提寺のお坊さんにたずねると良いでしょう。

Q6 お彼岸について教えてください
●お彼岸とは・・・

 「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるようにお彼岸は季節のくぎりであります。
春分・秋分の日が、太陽が真東から上がって真西に沈むことから、西方極楽浄土の信仰と結びついた日本独自の仏教行事です。
昔から、お彼岸にはご先祖の供養のために、お墓参りをする風習があります。
その理由の一つは、「彼岸」という言葉を「あの世」と解釈して、亡くなられた人々を供養するという意味から、お墓参りをするようになったと思われます。
●お彼岸の期間・・・

 お彼岸は、春3月と秋9月の年2回あります。期間は、春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として前後3日間の7日間です。そして初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」といいます。

●お彼岸の供養・・・

 お彼岸にはできるだけ家族そろってお墓参りをします。お墓参りに特別の作法はありません。墓石をきれいに洗い、周りも掃除して花や線香をお供えします。手桶から水をすくい、墓石の上からかけて合掌礼拝します。
また、家庭では仏壇を掃除し、花や季節のもの、ぼたもち、おはぎ等をお供えし、ご先祖の供養をします。

●お彼岸のお寺の行事・・・

 お彼岸にはお寺で、「彼岸会」の法要が営まれます。
お墓参りの折にはお寺の彼岸会にも参加してご供養をお願いします。
忙しくて時間がない場合でも、本堂のご本尊へのお参りとご住職への挨拶は欠かさないようにしましょう。

●お彼岸の意味・・・

 彼岸という言葉は、古代インド語のパーラミター(波羅蜜多)が語源で、意味は「彼の岸へ至る」ということです。煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸」というのに対し、悟りの世界・仏の世界を「彼岸」といいます。
悟りの世界に至るために、仏教には六波羅蜜の教えというのがあります。

[布施]他人へ施しをすること
[持戒]戒を守り、反省すること
[忍辱]不平不満を言わず耐え忍ぶこと
[精進]精進努力すること
[禅定]心を安定させること
[智慧]真実を見る智慧を働かせること

彼岸に行くことを願って、行いを慎むことがお彼岸法要の本来の意味です。

●お彼岸と祝日・・・

 「国民祝日に関する法律」によりますと、「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、「秋分の日」は「先祖をうやまい、亡くなった人をしのぶ」と書かれています。まさに仏教の精神そのものであります。

Q7 お盆について教えてください

●お盆とは・・・

 仏教に於ける盂蘭盆(ウランバナ)が、本来の行事です。これは、地獄の苦しみをうけている人々をこの世から供養することの功徳によって、その苦しみを救いたいという行事なのです。しかし日本においてはこの行事と、昔からの今の自分があるのは、ご先祖さまのお陰であると感謝する先祖崇拝の心と合体したものです。
 ですから日本のお盆行事では、家族や一族があつまりご先祖を供養し、亡くなられた人をしのぶ行事として行なわれるわけです。家族や一族が集まり、故人の思い出を皆さんで談笑する事こそが大切なのではないでしょうか。

●お盆の期間・・・

 お盆の期間は、東京などは7月ですが東北・関西やその他の地域ですと8月に行なわれます。昔は陰暦の7月に行なわれておりましたが暦が太陽暦になった今日では7月が新盆で8月が旧盆という慣習で地方によりそれぞれお盆の月が異なります。
 迎え火は7月13日(8月13日)、送り火は7月16日(8月16日)ですが、実際には7月(8月)に入ると同時に、盆提灯を仏前や玄関先・軒先に飾ります。この期間、お仏壇を美しく飾り、果物や野菜、菓子などをお供えします。僧侶を招いてお経をあげてもらったり、お墓参りもします。

●迎え火・送り火・・・

 13日の黄昏に苧殻(オガラ)を門に焚いて亡き霊を迎えるのを迎え火といい、16日にまた苧殻を焚くのを送り火といいます。魂迎え・魂送りの意味です。
 迎え火はお墓や玄関先で火を焚いて先祖が帰ってくる目印にするもの。送り火は先祖を送り出す火ですが、ご家庭によっては実際に火を焚くことができない場合もあり、そうした時には盆提灯に電気で明りを点すことや明りを入れないでただお飾りするだけで迎え火、送り火とすることもあります。

●新盆(にいぼん)・・・

 亡くなられてから初めて迎えるお盆を、「新盆(にいぼん/または初盆=はつぼん。新盆=あらぼんと読む地域もあります)」といい、普通のお盆よりもお飾りやお供えを盛大にします。親戚や故人と親しかった方々は、故人の成仏と感謝の心を込めてお供え物をします。お盆提灯はお供えとして最高のものとされています。
 新盆を迎えるご家庭では白い盆提灯を1個用意し、他に絵柄の入った盆提灯をお飾りします。精浄無垢の白で霊を迎える意味から白木で作られた紋天が最も多く使われます。軒先や縁側や仏壇の前に吊るして火を灯し、その灯りによって精霊に迷うことなく家まで導かれるという意味が込められています。新盆用提灯は1回(1年)限りです。

●盆提灯を贈る・・・

 一般的に新盆用提灯はご家族の方が購入し、その他の盆提灯は親戚・兄弟・知人の方々がお贈りしていましたが、最近(主に東京)では盆提灯を置くスペースなどを考えてご家族の方が全て揃える事が多くなっています。

●お盆が終わったら・・・

 新盆用の白い提灯は昔は自宅の庭でお焚きあげ(供養のため燃やす)をして土に埋めたり、川に流したり、菩提寺に持っていき供養をしてもらいましたが、現在では火袋に少しだけ火を入れて燃やし鎮火を確認してから新聞紙などに包んで処分する事が多くなっています。
 色の付いている盆提灯は毎年使えるものですから、お盆が終わったら綺麗に拭いてから箱に入れて保管します。
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