〜ＢＳ１８０（Ｂａｃｋ-Ｓｉｄｅ １８０）〜
FS180が出来たら今度はBS180。
バックサイドとはレギュラースタンスの人なら時計回りに、後ろを向くようにテイクオフする回転方向という意味。
後ろ向きで飛出すから最初は結構怖い。
ところで、
グラトリでBS180は出来るようになっているだろうか。
できないなら、それは最低条件だからちゃんとグラトリでBS180やっとけ。怪我して痛い思いをするから。
グランドでBS180が出来るならやっぱり回転自体は割と簡単にできる。これもFS180と同じであとは滞空時間が増えるから空中姿勢から着地までを覚えるだけ。
練習方法はFS180と同じく、ギャップを見つけてBS180をやるだけ。
回転の仕方はもう覚えてるだろうから省略（
グラトリBS180参照）して、回転してから着地までの動作について書いておく。
それは一言でズバリ！！
着地してもしばらく後ろを向いてろ！
ってことだな。
これだけ覚えとけば、BS180は出来たも同じ。 (￣ー￣)ニヤリ
グラトリでもそうだったと思うけどこれが重要。
とりあえず練習としてギャップでBS180をしてみると、グランドでやってたときと似た感覚だと思う。（大きいので跳ぶとやっぱり違うけど・・・）
若干着地がノーズ着地になるが、山側の着地だから特に危険ではない。
むしろ危険なのは顔を後ろに向け続けなかったとき。
飛び出し時に回転は始まるが、顔を前に戻してしまうことで回転が止まり、板だけバックサイドに90°廻って着地・・・。
つまるところ、壮絶な逆エッジが待っている。
想像するのも恐ろしい・・・。
ちなみに回転方向の更に先から正面を向くと、360°が廻れるのだが、多分270°くらいになって着地することになる。
むしろこっちの方が安全。とりあえず回転方向に向いている限りバックサイドは問題ないと言えるかも。でも回転が合わないとかっこ悪いことには変わりないし、その後の滑走もよろしくないので注意！
ところで、いつまでもノーズ着地が酷いと話にならないから、クドイけどここでも基本に立ち戻ってみる。
ストレートで飛んだときのようなオーリーをする必要があるのと、グラトリのときとは違って空中で足をひきつける動作が必要になる。こうすると大体着地が合うもんだ。
オーリーとか、ベーシックエアーのとこだな。新しいの覚えると前のヤツを忘れがち。修正するように。
んじゃ、飛出し方。
オーリーを仕掛けるのは後ろを向いてから。グラトリと一緒。そのまま後ろを観てればいいから楽。
ポイントは
後ろを向くのは顔だけで体は向けない。それから最初から下を見ないこと。足を引き付けるあたりから下を見ると着地に備えられる。
後ろを向く場所は・・・オーリーは当然リップでちょうど踏み切れるトコだけど、ストレートエアーでタイミングを覚えて、そのオーリー直前に顔を後に向けれればOK。遅れるとイタイ・・・。
当然だけどトゥーエッジに軽く重心をかけて、ヒールが引っかからないようにすること。180ならストレートでフラット抜けしても十分廻せるからあんまり気にする必要ないけど、初めてなら保険のためにややトゥー側に乗っておこう。
で、次に空中姿勢。
空中での最高地点で、体が後ろを向いていて、そのときに足を一番ひきつけているのが理想的。最初からそこをイメージして体を合わせていけ！
着地はフェイキーが出来れば割と出来る。もちろん空中で暴れてなければ。
それから着地後。最初にも書いたが、すぐに前を向かない。すぐ前を向くと着地してからくるくる廻ることになってみっともない。
１８０はオシャレ技だから・・・。
細かいところはFS180と同じだから、一応もう一度読んどくといい。
180ってのは、FSだろうがBSだろうが、空中での最高地点に到達した時にイメージした通りの形になってるかってことが重要。
そしたら後は勝手に廻るし、勝手に着地する。
これから先、回転系で後ろを向いて着地するものに関しては、見続けることが必要になるので慣れておこう。グラトリで慣れるのが一番。
それでも着地後に後ろを見続けるのが怖いサルは、フェイキーでワザと後ろを向いて滑ってみたり、フェイキーでオーリー（実際はノーリーのことだけど・・・）してみたりするとすぐに慣れる。
やっとけ。
とまあ、こんなところか。
グラブするなら、やりなれたインディーかな。
お勧めはミュート！絶対オシャレ！・・・でも180では回転が足りないとか悩まないからどれでもいいよ。
一番オシャレにできる好きなグラブをやるといい。
BS180についてはこんだけ。