高温風呂療法について 05.05.XX 第4版 Copyright c RR

 行うと血圧が上がるので注意してください!
 特に持病がある人は要注意。なくても気をつけなくてはなりません。
 効いた人は、徐々に風呂に入る間隔を伸ばしていくと体にいいと思います。
 万人に聞くわけではなく、BBSに「効かなかった」と報告してくださった方もたくさんおられます。


 『臨床皮膚科 2001年01月発行(Vol.55 No.1)』に高温風呂療法についての医学的見解が載っています。
 この本について詳しく知りたい
 管理人が知る限りでは医学的効果について書かれている唯一の本です。
 効果があった方、興味がある方には必読の雑誌でしょう。
 この本によると
 ・薬剤無効
 ・夏季軽減
 ・運動時の蕁麻疹出現の際、冷やさずに続行すると発汗が始まり熱感と蕁麻疹が消失。
の症状の人は汗をかくのが有効とされているようです。
 
 こちらに内容をまとめましたが実際に読んでみるのが一番お勧めです。


 
  人に薦めるのはいいですが、
強制するのは禁止です。
 あくまでも
自己責任で行ってください。
 やりすぎも体によくないと思います。
 手軽に行えるので毎日行いがちですが「初めは毎日、効き目があるようなら徐々に減らしていきましょう」
 44,45℃で皆さん行っているようです。46℃以上は熱すぎるので絶対にやめましょう!(41,42℃が一番チクチクする温度のようです)
 44,45℃で効き目がないのならば、高温風呂療法は向かないのかもしれません。

 私には非常に効果的でしたのでここで紹介します。ちなみに「夏季に症状が収まる減汗性コリン性蕁麻疹」です。
 この療法はどのような仕組みかは分かりませんが、「熱いお湯に入る→チクチクしてくる→チクチクが収まる→汗が出てくる」というものです。
 お湯の温度は皆さん44,45度で行っているようです。
 私は03.11.14から開始しました。


 結論から書くと『1日目はチクチクを我慢するのがつらかったですが、2日目以降は快適です』。

 具体的には、
1日目
 高温の風呂でチクチク開始。『全身がチクチクするのがしばらく続く→5秒くらい収まる→またチクチクし始める』の繰り返しで5分ほどで収まる。
その後全く蕁麻疹が出なく風呂から上がる。風呂を出てからしばらくして少しチクチクしていた。

1日目の感想)
 チクチクした時には「外で出るよりマシ」と考えつつじっとしています。かなり耐えがたいのですが・・・。
 本来チクチクすると体をよじるようにしてかゆみを軽減するのですが、そこを我慢ですね。
 深呼吸を繰り返し気持ちを落ち着かせるのも効果的です。
 すると、チクチクが収まってきて数秒するとまた痒くなるの繰り返しがあり、その後全く痒くなくお湯につかっていることが出来ました。

2日目
 45度のお湯でも途中ほんの少しチクチクしたのみで30分入っていました。
 お湯から出ている部分(本を読んでいるので首や手の甲)がチクチクすることがあった。
 その時は首までお湯につかるとおさまりました。

3日目以降
 2日目と同じで、今では毎日行っているためか全然チクチクしません。やめるとまた始まると思うので続けています。(2004年3月以降は行っておりません)

備考)
 この療法を行っている期間では、水をたくさん飲まないといけない
 汗をたくさんかくので、水分補給しなければ「血液が濃くなる・体内に水が足りなくなる」などが起きてしまう。
 特に『風呂に入る前にも飲む』ことは非常に重要です。
 夏と冬は何もしなくても血液が濃くなるらしいので多めに飲むといいかもしれません。
 汗が出ているかは風呂後に体重を量ると分かる。
 
 追い炊きできない風呂の方は、風呂に入る前にシャワーで体温を暖めてから入ると入浴時に湯温があまり下がりません。

 「冷えた体で熱いお湯に飛び込むこと」や「入浴後に冷水をかけること」といった急激な体温の変化は体によくない。
 急に寒くなると自律神経は体熱が奪われないように体表面の血管を収縮させるので、そうすると血圧は反射的に高くなってしまう。
 高温の風呂に入ると血管が広がり心臓の運動が激しくなり「急性心不全」になる場合があるようです。
 

私の目的意識)
 減汗性コリン蕁麻疹なので汗をたくさんかくことです。汗をかけないことが病気の原因だと思うので。
 だから長時間入るのですが、45度で何十分はキツイので、しばらくすると風呂のヘリに座って「足だけつかり足浴に」しています。
そしてまたは入るの繰り返しです。
 足浴の時も、足がつかっていることや蒸気により汗が出ます。
 また、顔からも汗をかくために時々顔にお湯をたくさんかけます
 風呂場にいる時間は計30分くらいです(初めたばかりの頃は)。