●有効画素数:1,600万画素
●撮像素子:1/2型 EXR CMOS
●ズーム: 超解像ズーム:最大約2倍(光学20倍と併用して最大約40倍)
●手ブレ補正機能:光学式(CMOSシフト方式)
●液晶モニター:3.0型TFTカラー液晶モニター 約46万ドット(視野率約100%)
●本体外形寸法:幅105.1×高さ63.3×奥行36.0mm 最薄部24.9mm
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富士フィルムのFINEPIXF800EXRの最大の売りは20倍の光学ズーム。超解像ズームを使えばなんと40倍までキレイに撮影が可能です。
前回のモデル(FINEPXF770EXR)では、搭載されていたGPS機能がFINEPIXF800EXRでは無くなっているいますが、これは個人的には好評価。GPS機能をONにしておくと電池が驚くほど早くなくなってしまう。「いざ、撮影という時に電池がなくなる」とGPS機能はOFFにしておく方が多く、メーカーが強く押し出してはいますが、それほどユーザーの利用頻度は高くはないと思われます。そのGPSは、今回思い切ってなくしており、その代わり、ありとあらゆる機能がてんこ盛りに・・・。
夜景に関しては、裏面照射センサーやノイズ削減の為のEXR技術。フラッシュの発光量を調整するスーパーiフラッシュなど。逆光でもキレイに撮影できるようダイナミックレンジ。また、フィルムカメラの時代は、フィルムの種類にて色合いを変えていましたが、そのフィルムユーザーにも嬉しいフィルムシュミレーションという機能も搭載しています。ビビット、ソフト、スタンダードなど富士フィルムのかつてのフィルムの色合いを楽しむこともできます。
ベビーシャッター、ペットシャッターでは顔が正面に向くと自動でシャッターを切ってくれる機能。背景ぼかし機能では背景をぼかし被写体を浮かび上がらせるプロのような撮影も可能です。
FINEPIXF800EXRは、富士フィルムが力を入れている機種だけあり「これでもか!」というほどの機能が搭載!
難点をあげるとするならば、やはりボディサイズの大きさとタッチパネル非搭載という点。光学20倍ズームを搭載機の中ではかなり小さいの方なのですが、それでもポケットに入れて持ち運ぶとなるとちょっと邪魔・・・。また、ピント合わせや操作性でも今やタッチパネルの機種が多くなっている中、タッチパネル非搭載というのは賛否両論あるのですが、個人的にはついていて欲しかった機能。
運動会などやスポーツを遠くから撮影するなら、この機種はもっともおすすめですが、ちょっとしたお出かけに持っていくとなるとボディの小さいDSCWX170あたりがおすすめです。
2012.10.06
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