薄型で光学8倍ズームを搭載したIXY600F。これからのトレンドは、高倍率ズームになってくるので注目です。有効画素数は1210万画素。裏面照射型CMOSといわれる夜景に強い部品(撮像素子)を使っているのでノイズの少ない美しい写真が夜でも撮れます。
液晶は3.0型と大きめで見やすいのですが、タッチパネルではないのが少々残念。おそらくは、流し撮りなどにも強くなった手ブレ補正の為、それらが液晶をタッチしてでのシャッターではしづらくなってしまうのが理由?ではないかと思われます。
マクロと言われる被写体に近づいての撮影は1cmから可能で花など細部までしっかりと撮影することが可能です。
今回のIXY600Fの最大の特徴は「手ブレ補正」。マルチシーンISにてマクロ時の手ブレや流し撮りの補正も可能となっております。マクロ時には、シャッターを切る時の上下の揺れの他、角度ブレといわれる前後斜め方向のブレも発生するのですがそれらを抑え、難しかったマクロ撮影もしっかり対応。また、動いている物を左右にカメラを振りながら撮影する流し撮り。これは、スピード感のある写真ができあがるのですが、通常一脚など使って撮影する方も多く、難しい撮影方法なのですが、今回のIXY600Fには垂直方向のブレにも対応しているので流し撮りも簡単に撮影できるようになりました。
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