フジフィルムのミラーレス一眼レフカメラXM1。ファインダーがないのが少し残念なのとオートフォーカスがコントラストオートフォーカスという方式ですのでやはり上位機種に比べるとピント合わせが若干遅い感はありますが、コンパクトデジカメで培ったスーパーiフラッシュによりフラッシュの光の量を自動で調整してくれる技術や58のシーンからシーン認識してくれる機能などを搭載しているので、コンデジやスマホから一歩進んだキレイな写真を簡単に撮影したいという方には打って付けのカメラであると思われます。
カメラを握ったときのグリップ感もいいですし、レンズを装着したときのバランスもいい。また、フィルムメーカーならではの発色を味わえるフィルムシュミレーションという機能も個人的にグッっときます。
ただし、1つだけ確認しておいて欲しいのはXA1との価格差。XA1とXM1の違いといえばローパスフィルターが付いているかどうかという違いのみ。
ローパスフィルターというのは、センサー(撮像素子)の上につけられたフィルターのことで、このフィルターがついていることでモアレなどを抑えてくれる半面、若干解像度が落ちてしまう。
XM1では、このローパスフィルターを付けずともセンサーの配列を変える事により、モアレを抑えることができるようになっていますので画質としてはXM1の方が上ということになります。
しかし、これはあくまで若干。よほど注意して見比べれば、電線などの細い線の精細さが少し違うかなぁくらいの違いですのでXA1との価格が大きく違うようであれば個人的には価格が安いXA1をおすすめします。
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