ガラス工芸初体験!(管理人)〜ロックグラスを作ろう〜
ザ・グラススタジオ イン 函館さんの工房 函館BAYエリアにある「ザ・グラススタジオ イン 函館」さんにて、吹きグラス体験をしてきた。今回挑戦するのは、ロックグラス!さてどんな作品ができるのか。 |
今年の函館は雪が多く、お店の周りにもまだ残っている。店内には、素敵なガラス製品が所狭しと並んでおり、見るだけでも飽きない。作品を作る前に、どんなイメージにしたいか、実際の商品を見ながら店員さんに伝える。 |
作りたい作品のイメージも固まり、いよいよ工房へ。 最初に1200度の窯に鉄の棒(空洞になっている)を差し入れ、中で熱してある「ガラスのもと」を割り箸にべっ甲飴をからめ取る要領でクルクル巻きつけて引き出す。塊はまだ直径5センチ位。窯から出したら、すぐに棒の先から息を吹き込みガラスのもとにほんの少しだけ空気を入れる。(管理人の後ろに見える白い窯が1200度、その左の黒い窯が500度) |
ガラスのもとを写真の左側にある小さい窯に入れ、少し熱して取り出し、廻しながら息を吹き込みちょっとずつ大きくしていく |
少しずつ膨らんできた様子。肺活量が見かけに寄らず少ないので、必死に息を吹き込む管理人 |
グラスの口になる部分を広げていく。でかい火ばさみのようなものを最初はぐっと握り小さい穴に静かにいれる。グラスは常に前後にくるくる廻されているので、そのリズムにあわせ、握っていた手を少しずつ緩め、前後に腕を動かしながらグラスの口を広げていく。 |
また、小さい窯で熱した後、今度はグラスの中を広げていく。濡れた新聞紙を巻きつけた平たい鉄の棒をグラスに入れ、静かに伸ばしていく。この時もグラスの動きにあわせ、腕は前後に動かす。どれもサポートがなければ出来ない難しい作業だ。 |
今回は、ひび割れ模様を希望していたので、理想の形になったら、熱していたグラスを水をはったバケツに一気に入れ、一瞬にしてひび割れをつける。もう一度小さい窯にいれ熱し、回りを滑らかにする。最後に、棒からグラスを切り離す。グラスの底部分に一周軽く傷をつけ、棒を鉄の板でコン!とたたくと綺麗にはずれた。緊張の一瞬だった!ちょっと大袈裟か(笑) |
切り離す前に記念にぱちり!ちょっと得意気。 棒から切り離されたグラスは、500度の窯に入れられ、工房が終わる時点で火を落とし、その後夜から朝まで自然に冷まして完成。体験の所要時間は15〜20分くらいだったかな。次の日には、作品ができているので、お店に取りにいけば、すぐ受け取れます。遠方の方は送ってくださるのかな。料金は、とってもお安いのでビックリです。興味のある方は、ぜひ体験するといいですよ。たぶん電話予約したほうがいいです。 |
じゃじゃ〜ん!これが今回の完成作品! ウィスキーをロックで飲むのにいいかな〜と思い作ったものです。まだ使用していませんが、きっと美味しく飲めるでしょう! 今回の体験には、なんとアジア&エスニック雑貨、自家焙煎コーヒーショップの「ajaさん」がカメラマンになってお付き合い下さいました!!とっても贅沢な体験でした。うるうる。グラススタジオさんはajaさんの裏にあるので、是非お立ち寄り下さいね。 グラススタジオさんには、キャンディという可愛いゴールデンレトリバーがいて、夏には、勝手にajaさんのお店に入って来る事もあるとか(笑) |