2001,2,7掲載 今週の話題バックNo.21 2001,1,1〜1,31

1/31 北海道美幌町農協、全農家にパソコンで配信

  網走管内の美幌町農協は新年度から、農業者に気象や地図、経営支援の各種情報を提供する
  「新農業情報システム」を導入する。町内の全農業者約500戸にパソコンを貸与し、農協内の
  大型コンピューターに集めた情報を提供する仕組み。
  道内はもちろん全国でも、農協によるこうしたシステムの導入は珍しいという。
  美幌町農協はすでに、各農家に設置したファクスを通じて、農業気象情報を提供している。
  今回はパソコン貸与によってインターネットを利用、さらに高度な各種情報を提供し、市場動向に
  即した生産体制を確立、強固な経営基盤を築くのが狙い。
  各農家に提供する農業気象情報は、町内に設けた気象ロボットを通じて町の美幌農業館が
  情報を集める。圃場台帳の管理などが簡素化できる農用地総合地図情報と、経営診断や
  営農計画作成に役立つ農業者経営支援情報は町や農協などに集積し、大型コンピューターから
  パソコンに配信する。また、農協が独自に開発した農業専用簿記ソフトを全戸に配布する。
  システム構築の経費は約3億5千万円で、このうち75%は国、道の補助を受け、残りを町と農協が
  負担。パソコン約500台の購入費約1億1200万円は町に助成を要望する一方、各農家が
  半額負担し、5年間の期限で貸し付ける。 (凄い!進んだ農協もあったもんですね…)


1/30 森吉山の樹氷みごろを迎える

   森吉山の樹氷           阿仁町の森吉山阿仁スキー場の樹氷が見ごろを迎えている。今シーズンは
気候の関係で樹氷の成長が若干遅れ気味となっていたが、本格的な厳冬期を迎え、
大自然がつくりだす「氷のモンスター」も順調に成長し、スキーヤーらを楽しませている。
森吉山は森吉町と阿仁町にまたがる約20`四方の山域。
向岳(1454b)を主峰として一ノ腰、前岳、石森、カンバ森、ヒバクラ岳などの標高1200
b以上の外輪山に囲まれた独立峰。
山頂からは鳥海山や秋田駒、岩手山、八幡平、八甲田山、岩木山、白神山地、男鹿半島
などを望むことができる。
山腹にはブナ林が広がり、標高1100b付近から山頂にかけては、アオモリトドマツの
原生林の中に高山植物が咲き誇る「花の百名山」として親しまれている。
樹氷は、氷点下に冷やされた霧(過冷却水滴)が、木の枝や幹に触れた際に凍り付いたもの
が幾層にも重なり合ってできるもので、山頂部のアオモリトドマツ原生林で形成されている。
かつては、厳しい条件の冬山登山を乗り越えた人にだけ鑑賞する機会が与えられていた。
昭和62年に、森吉スキー場、阿仁スキー場が開設され、標高1200b付近までリフト、ゴンドラが運行される
ようになり、以来、冬山初心者でも気軽に樹氷を楽しむことができるようになった。
今シーズンは年明けから寒波による冷え込みが続き、樹氷の成長も早いのではとみられていたが、風向きなど
気候的な条件のため、遅れ気味となっていた。現在は順調に成長し、訪れる人たちに自然の造形美を誇示
している。


1/29 劇団わらび座、「アテルイ」を公演

  今年2月に創立50周年を迎える秋田県田沢湖町の劇団「わらび座」が記念事業の目玉として、
  蝦夷(えみし)を率いて征夷大将軍と戦った古代東北の英雄を描いたミュージカル「アテルイ」を
  公演する。原作はNHK大河ドラマ「炎立つ」(1993年放映)の原作者、高橋克彦氏が河北新報に
  連載した「火怨(かえん)北の燿星(ようせい)アテルイ」。
  中央とは違う視点で東北の歴史を見つめ直した大作が、8月、わらび座の舞台に登場する。
  脚本は、NHK大河ドラマ「天と地と」などの脚本を書いた杉山義法氏が執筆する。
  演出はミュージカル「王様と私」などを手掛けた中村哮夫氏。
  わらび座の安達和平氏と近藤進氏が、アテルイと征夷大将軍坂上田村麻呂をそれぞれ演じる。
  原作の「火怨」は、河北新報の創刊100周年事業として1997年1月から467回にわたって朝刊に
  連載され、2000年には吉川英治文学賞を受賞した。
  公演は、わらび座の本拠地わらび劇場(田沢湖町)で、今年8月8日から一年間にわたって行われる。
  2002年9〜12月に岩手県と宮城県を巡回。2003年4月から一年間は青森、山形、福島のほか
  全国で公演する。
  わらび劇場支配人の菅野紀子氏は「東北人の魂を描いた『アテルイ』を通して、これからの50年を
  考えていきたい」と話している。
  「アテルイ」以外の記念事業としては、今年4月から7月まで、わらび座が設立当初から追究してきた
  民謡と踊りで織り成す「彩風(あやかぜ)きらり」の公演。和洋の楽器を駆使する音楽パフォーマンスバンド
  「響」(ひびき)による韓国公演(3月中旬)などを予定している。


1/28 死亡者、過去10年で最多の21人(12年の県内飲酒運転事故)

  県警交通指導課が纏めた、昨年1年間の飲酒運転の検挙状況によると酒気帯びと
  酒酔いを合わせた検挙者数は前年比3.7%減の2655人。
  しかし、飲酒運転が原因による交通事故の死亡者数は21人
(前年比8人増)で、
  過去10年では平成5年と並んで最多となった。
  同課によると、検挙者数の内訳は酒酔い210人、酒気帯び2445人。
  飲酒運転した理由では「あまり酔っていない」が最も多く873人
(32.9%)
  次いで、「次の日に車を使う」548人
(20.6%)、「運転距離が短い」400人(15.1%)
  などとなっている。
  飲酒運転が原因の事故発生件数は77件で、前年比9件増。死亡者数は過去5年では
  10人台に落ち着いていたが、ここにきて20人を突破して21人に達し、平成5年と並んだ。
  同課は「12月には大館市で3人が死亡する事故が起きるなど、一つの事故で複数人が
  犠牲となる例が多かった」と話す。負傷者数も92人で前年より19人増だった。
  同課は飲酒運転事故による犠牲者数の増加を受けて、今後も夜間を中心とした飲酒運転の
  取り締まりを強化していく方針。


1/27 恋文コンテストの応募数を水増し(二ツ井町が毎年)

  二ツ井町が主催する「きみまち恋文全国コンテスト」で、町が過去7年間にわたって
  恋文の応募数を毎回2200〜3500通水増していたことが25日、分かった。
  同町21創造課の歴代課長が、関心を高めるために慣例的に数字を上げてしまった、
  と虚偽の発表を認めた。
  コンテストは平成6年に始まり、今月23日に7回目の審査発表会が開かれた。
  第6回の発表会では3419通を上乗せし、実際の応募数のほぼ倍にあたる6998通と発表。
  水増し数に合わせ、各都道府県別や男女別の応募数を適当に振り分けていた。
  初回から3回までを担当した宮腰陸奥男・福祉保健課長は「関心を集めようと、水増しを思い付いた。
  その後、コンテストが予想以上の反響を呼んだため、2回目以降は『応募数の急減はまずい』と考え、
  繰り返してしまった」と話している。
  さらに第4、5回の茂呂義行・総務課長は「水増しが続いていたのでやらざるを得なくなった。
  町民に不利益をもたらす行為ではなかった。町長には水増し後の数字を報告していた」と話す。
  第6回からの成田政弘・21創造課長も「水増しは慣例だ、と安易に考えて引き継いでしまい、
  申し訳ない。関心度が下がるのを恐れての行為だった」と謝罪した。
  コンテスト入賞作は、これまで高校の教科書に採用されたり、テレビでドラマ化されている。
  作品集「日本一心のこもった恋文」は計37万部売れ、町は計2847万6000円の印税収入を
  得ている。また、恋文クッキーなどの土産品も作られ、町おこしにつながった。
  今回の虚偽発表について丸岡一直町長は「頭の中が混乱していて、今は話せない」とし、
  コメントするのを避けた。
  実際の応募数は次の通り
(カッコ内は虚偽の発表した応募数)
   第1回=4809(7035)  第2回=4676(7511)  第3回=4394(6824)
   第4回=3802(6941)  第5回=3425(6487)  第6回=3579(6998)
   第7回=2570(5012)

  ※純真な心情を寄せた応募者や全国民を欺罔する行為で、許せない!


1/25 森吉町金婚式が開催された(町コミセン)

  平成12年度森吉町金婚式が25日、町コミュニテイセンターで開催された。
  今年度の該当者は、昭和25年に婚姻(届け)した組で、11組22人が出席。
  祭事後の式典で主催者の松橋町長が挨拶、議会議長が祝辞を述べた。
  祝宴では琴有会のメンバーによる大正琴の懐メロ演奏を楽しみながら、半世紀
  連れ添った金婚の喜びを分かち合った。


1/25 “やわらちゃん”の講演会(2/9大館市)

 シドニー五輪女子柔道48キロ級金メダリスト・田村亮子選手(25歳、トヨタ自動車)
 講演会が、2月9日午後五時から大館市の秋北ホテルで開かれる。
 大館地域の北都銀行の取引先で組織する「大館・比内・田代北都会」
(会員450人)の主催。
 当日開く同会の新年会に合わせて田村選手の講演会を企画した。
 地域貢献の一環として講演会は一般の聴講も受け付ける。
 入場は無料だが、25日から北都銀行の大館、大館駅前、大館東、扇田各支店で配布する
 整理券
(一人一枚)が必要。配布は先着順で、定員に達し次第締め切る。
 問い合わせは北都銀行大館支店内の北都会事務局
TEL:0186・42・2216


1/24 今日は旧暦の元旦

  政府は明治5年に太陰暦を廃し太陽暦を採用したが、庶民の年中行事や生活は旧暦で行われたり、
  太陽暦を一ヶ月遅らせるやり方が昭和20年代、場所によっては30年代前半まで続いた。
  正月の準備は、12月27日の“煤掃き”、28日の“餅つき”に始まるが、29日だと「苦持ち」に
  つながるからだ。大正月の鏡餅(数組)、里帰りの餅、マユダマ、アワボ、門松等を準備した。

  大晦日は“年取りの日”である。神棚や床の間には縁起物の掛け軸を掛け、年越しの準備が
  整ったところで、一家揃って家中のお供え物のある所を拝んでから祝膳につく。
  子供にも一人前のお膳が付き、必ず“煮染め”、“デンブ”、“なます”の三種が添えられる。
  正月料理より年取りの料理が一番の御馳走で、今でも正式な祝膳料理である。
  夜になってから“ニワ”(屋内の作業用土間)に「臼伏せ」を行う。“夜中試し”あるいは“作占い”と言う。
  一升桝に米を入れた上に一・二・三の印を付けた丸餅三個を上げて、その上に臼を伏せておき、
  翌朝(元旦)臼を起こして枡を取り出し、上げてある餅の下に付いている米粒を数える。
  一は早稲種、二は中生種、三は晩生種で、米粒が一番多くくっ付いている餅の種が、その年の
  作のよい品種とされたという(我が家ではなかったが、母の実家ではやっていた)

  元旦には一家の主人が、一番先に早起きして顔を洗い、その場で柏手を打って四方を拝み、
  その後若水を汲む。井戸から汲むのが通例だが、当地では神社下の清水を汲むのが正式だった。
  汲んできた若水は朝食の時家族が飲んだあと炊事用として使い、一年間の健康を祈る。
  次に「臼伏せ」の“夜中試し”を見て、神前と囲炉裏に“石火”を切って清め、塩水を小枝で撒き、
  豆稈を焼き薪に燃え移す。
  若水を汲む日は必ず玉箒を使い、新しい箒で神祭りの部屋を掃き清める。若水と一対の所作。
  それが終わると“ヌサ掛け”と言って、山の神を祀るお供えをした所もあると言う(仙北地方など)
  これが終わって朝食となるが、雑煮や黄粉餅を食べるのが通例だった。
  そして子供達が待ちに待ったお年玉を貰ったが、「ヤセマッコ」(痩馬)と言った。
  朝食が終わると、本家礼をする。それから近い親類を廻ったものだと言う。

  二日目は仕事始めである。農家は未明に起きて米搗き・藁打ちを行い“ニワナラシ”と言った。
  商店では初売り、大工は鉋を研ぎ、木挽きは鋸の目立てなどをしたという。
  また初婿や初嫁などの正月礼の里帰りもこの日で、若勢に餅や酒を背負わせて晴れ着を着飾って
  里帰りをした。初婿は嫁の里で歓待され、松の内の数日間、分家や親戚などとの懇親を深めた。

  七日は“七草粥”だが、一般に雑煮餅を食べた。年取りに神々に供えた餅を下ろして焼いて、
  セリ、大根、カブ、ゴボウなどの野菜や塩出しのワラビ、ウド、干しゼンマイなど七種を入れた。
  今の様な“春の七草”ではなく自家製の七種を入れ、家族一同が七草雑煮を食べ、一年間の
  無病息災を祈った。下ろした鏡餅を藁で括って軒先に吊して干し餅にし、ハガタメと言って6月1日に
  食べる習慣もあった。こうして正月が終わると、間もなく小正月がくる…
  今ではすっかり廃れてしまった旧正月の行事だが、少年期の記憶や少年時代古老から聞いた話に基づいてを記した


1/23 大館樹海ドームで世界一の折り鶴

  世界一のジャンボ折り鶴作りを目指した挑戦が21日、大館市の大館樹海ドームで行われ、
  両翼を広げた長さ78.19メートルの巨大な鶴を市民ら数百人が9時間がかりで完成させた。
  樹海ドームでは近く、英国の世界一記録集ギネスブックに登録申請する。
  前日夜に約8時間かけて作った80b四方の特大紙を使い、21日10:30から開始。
  樹海ドームのアリーナいっぱいに広がる巨大な紙を折り進める作業は難航し、参加者が
  汗だくになりながら40の行程で折り上げるのに5時間半かかった。
  補強用の板材も含め折りづるの総重量は1.1トン。4本のロープでつり上げられた
  折りづるはゆっくりと立ち上がり、午後7時半過ぎ、ようやく世界一のジャンボ折り鶴
  が羽を広げた。
  出来上がった折りづるは23日から3日間、一般見学用にドーム内に展示されるという。
 樹海ドームでは平成10年に市民らが63.33メートルの折り鶴を作りギネスブックに掲載されたが、
  その翌年米国・シアトルで記録を更新されていた)


 地域興しの起爆剤にと巨費を投じて建設された「大館樹海ドーム」だが、使っても
 使わなくても年間数千万円の維持費がかかると言う。
 市民が心を一つにして何かを作り上げようとする心意気は大いに結構だが、こんな事以外に
 もっと有効な活用法はないものか…? 


1/22 マイラインの登録はお済みですか?

  利用する電話会社を事前に選んで継続して使う、電話会社選択サービス「マイライン」の申し込み
  受け付けが10日から始まった。NTT東日本、KDDI、日本テレコムの県内各支店や代理店は、
  PR用の横断幕を掲げたり、申込書を持って戸別訪問を進めるなど営業活動を一段と強化。
  県内51万回線の争奪戦が本格化してきた。

  「マイライン」は、事業者間の公正競争・顧客の利便性向上を実現させようと、5月スタートする。
  利用者は「市内」「県内市外」「県外」「国際」の4区分ごとに電話会社を選んで登録、通話料は
  その会社に支払う。現在、新電電を利用する際にダイヤルしている「0077」
(KDDI)、「0088」
  
(日本テレコム)といった会社識別番号が不要となり手間が省けるうえ、利用者を囲い込みたい
  電話会社の料金引き下げ合戦が期待できるなどのメリットがある。
  新電電各社は、系列の携帯電話ショップなど代理店網をフル稼働して顧客獲得を展開、NTTの
  牙城を切り崩そうと懸命になっている。
  KDDI秋田営業所は、『NTTの3割』を目標に努力したい」と意気込み、迎え撃つNTT秋田支店は
  県内に散らばる営業社員を大量動員して戸別訪問を続け、営業活動を本格化させているという。
  一方、消費者の関心はまだ薄く、申し込みが本格化するのは先のこととみられるが、「利用者が
  登録手続きをしない場合、自動的にNTTに登録したことになり、新電電側には不利な仕組みだ。
  何れにせよ、値下げ競争が一段落した結果、通話料が横並びとなり、各社のサービス内容の
  違いが顧客に分かりにくい状況で、関心を向けさせるのはこれから…!

  ところで我が家にはKDDIからの案内はあったが、NTTからの勧誘も申込み用紙同封も全くない。

  全く相手にしていないのか!それとも諦めたのかな…?皆さんのところは如何ですか?


1/21 「鳳鳴生の岩木山遭難ドラマ」ロケ終わる

   昭和39年、厳冬の岩木山で遭難した大館鳳鳴高校山岳部員の悲劇を題材に、NHKと
   NHKエンタープライズ21が制作を進めているノンフィクションドラマ「遭難」のロケが5日から
   13日までの9日間大館市などで行われた。

   青森県岩木町百沢で合宿していた同校山岳部が猛吹雪に遭い、岩木山で消息を絶ったのは
   昭和39年1月6日。地元警察や消防団、町役場、山岳会員などが中心となり翌7日に捜索を
   開始、遭難から98時間後に一人を奇跡的に救助したが、家族らの祈りもむなしく、乳井孝司君
   (当時2年)、畠山勉君(同2年)、石田隆司君(同2年)、金沢吉郎君(同1年)の4人は遺体で
   発見された。

   原作は「空と山のあいだ-岩木山遭難・大館鳳鳴高校生の5日間」(田澤拓也著)
   生還した二人の部員、三ツ倉省一郎さん(当時2年)と村井秀芳さん(同)の証言や当時の新聞、
   資料などを駆使して、遭難の軌跡を克明にたどり、生と死のはざまを描いている。
   一昨年4月にTBSブリタニカから出版され、優れたノンフィクション作品に与えられる第8回
   開高健賞を受賞した。番組は関係者へのインタビューと再現ドラマで構成する。時間は約90分。
   制作は昨秋から進められており、遺族や生存者が遭難事件を回想するインタビューはすでに
   収録済み。ドラマ部分には、同校の現役生徒のほか、オーディションで選ばれた大館市民劇場の
   メンバーらも出演する。
   演出担当は、NHKエンタープライズ21のエグゼクティブ・ディレクター、岡崎栄氏。
   大河ドラマ「天と地と」や金曜時代劇「天下御免」、このほか「マリコ」や「大地の子」など大きな
   話題を呼んだ作品を担当したベテラン。
   「仲間をかばい合う純粋な友情、生きていくための強い意志と勇気。昭和39年に、こんな青春が
   あったことを視聴者に伝えたい」と話していた。
   放映は、2月中にハイビジョンとBS2、春ごろに総合で順次放映される予定だという。


1/20 21世紀初の好天気(19日)

  連日の寒波と降雪に悩まされてきたが、昨日は今年初めての上天気
  だった。去る10日の雨後、11日から連続の大雪であったが、やっと
  一日中晴れ渡った。十数日ぶりで見る青空は眩しいほどで、あらためて
  太陽の有り難さを身にしみて感じた一日だった。最高気温は氷点下。
  朝方は空気中の水蒸気が凍ってキラキラ輝くダイヤモンドダストが見られ、
  川から立ち上った水蒸気“ケアラシ”も見られた。
  森吉山も今冬初めて、頂上までスッキリと見えたが、一冬に何度もある
  ことではない。11:00am撮影。写真をクリックすると拡大します。
青空にクッキリとそびえ立つ森吉山の雪景色

1/19 勝手にアクセス、進化ウイルスの被害が国内でも拡大

   侵入した後、インターネット上でウイルス関連サイトに勝手にアクセスして変異する“新種”の
   コンピューターウイルスの被害が国内で広がり始めた。
   画面に突然、白黒の渦巻きが現れる変種も確認されており、情報処理振興事業協会
   
(東京都文京区)などでは、侵入時は無害でも、破壊的なプログラムに化ける可能性があるとして、
   注意を呼びかけている。
   コンピューターウイルス対策ソフト大手の「トレンドマイクロ」(渋谷区)によると、パソコン関係者の
   間で、「HYBRIS(ハイブリス)」と呼ばれるこのウイルスは、電子メールの添付ファイルとして送り
   付けられ、それを開いた時点で感染する。
   同社では、昨年11月以降、84件の感染事例を確認しているという。


1/18 県主催のIT講習会、申込み盛況

 パソコン初心者を対象として12、13の両年度、全国で行われる「IT講習」が本県でも今月下旬から始まる。
 本年度、県主催の講習会の受講申し込みは15日に始まり、初日だけで定員910人の約6割が埋まるほど
 の人気ぶり。県は「パソコンに対する関心の高さの表れと思うが、予想以上の人気」と話している。
 県主催以外にも、19市町村が本年度内の開催を予定しており、県、市町村合わせて1500人余りが受講
 する。
国のIT講習推進事業の一環で、学校や公民館などの施設を利用し、パソコンの基本操作や、
 電子メールの作成、インターネットの利用法などについて、1人計12時間程度の講習を行う。
 県内に住む20歳以上のパソコン初心者が対象で、受講料は無料。
 本県分の予算は6億8300万円で、両年度で約5万5000人の受講を目標にしている。
 
県の講習会には初日だけで536人の申し込みがあった。年齢別では、男性は60歳代が105人、
 女性は40歳代が111人と最多。最高年齢は男性が78歳、女性は71歳。

 県主催の講習は、県庁第2庁舎と天王町の県自治研修所が会場。日中に6時間ずつ2日間、
 午前か午後に3時間ずつ4日間、夜間に2時間ずつ6日間の4コースがあり、30日を皮切りに全28クラス
 
(定員各30―35人)が実施される。
 市町村主催の講習は各地の中学校や公民館、役場などが会場となり、22日からの矢島町(定員20人)
 をはじめ、計19市町村で実施される。市町村分の定員は計677人。
 それぞれの市町村の住民でなくても受講できる。
13年度からは県と全市町村で実施される。
 県情報企画課は「業務開始から申し込みや問い合わせが相次いだ。申し込み数は予想以上」と話していた。
 講習の問い合わせと申し込みは県情報企画課
(フリーダイヤル0120・005563)か各市町村の担当窓口まで。


1/17 千葉友絵さんとのお別れ会(米高)

  さる12月21日、北海道中川郡音威子府村で合宿練習中に倒れて、亡くなった米内沢高校
  スキー部2年生、千葉友絵さん(鷹巣町、16歳)とお別れする会が、15日同校体育館で行われた。
  ステージに設けられた祭壇には花で囲まれた遺影と共に、生前活躍した大会での賞状、スキー
  などが添えられ、全校生徒・教職員が参列、黙祷して冥福を祈るとともに、最後のお別れをした。


1/16 「看護・福祉系」に高まる人気(県内の高2進学アンケート)

  看護・福祉系の高等教育のありかたを検討している県が、看護・福祉系高等教育機関調査検討
  委員会に報告したところによると、進学を希望する県内の高校2年生約8000人を対象にしたアンケートで、
  四分の一にあたる1839人が「看護・福祉系」への進学を希望していることが明らかになった。
  調査は県立、公立、私立に通う高校2年生13,456人のうち、進学を希望する8119人を対象に行った。
  この中で、5378人(74.5%)が、文学や工学など看護・福祉系以外の分野のみを希望した一方で、
  1839人(25.5%)が看護・福祉系を希望。
  うち1047人が看護・福祉系の分野のみを希望し、692人はほかの分野も併せて希望していた。
  「希望分野の県内4年生大学があれば、進学対象とするか」という設問に対しては、看護系、社会福祉系、
  医療技術系のいずれの分野を希望する人からも「対象とする」との回答(39〜47%)が最も多かった。
  その理由として43〜47%が、「経済的負担が少なくて済む」ことを挙げている。
  これに対し、「進学を対象としない」理由は、「県外に進学したい」が35〜47%で最も多かった。


1/15 感染性胃腸炎が流行

  ウィルスや細菌の体内侵入で下痢や発熱、おう吐などの症状が出る感染性胃腸炎が、流行している。
  インフルエンザなどに比べると比較的症状の軽い感染症だが、県内の患者数は既に昨シーズンの
  ピークを上回った。
  今の季節の感染性胃腸炎はウイルスによって引き起こされるケースが多く、ほとんどは食品や水
  などを介して感染するといい、冬季に患者の報告数が増加する。
  潜伏期間は1〜3日とされ、下痢や発熱、おう吐、腹痛などの症状が出る。
  県健康対策課によると、今シーズンは昨年の第49週(12月4〜10日)から患者が増えはじめた。
  第52週(同25〜31日)には、県内で感染性胃腸炎の定点観測をしている35の医療機関から、
  一週間で計495人の患者の報告があった。一定点当たり14.1人で、昨シーズンのピークだった
  昨年第8週(2月21〜27日)の12.3人をすでに上回っている。
  今シーズンは全国的にも感染性胃腸炎の患者が多いとされているため、手洗いで感染を予防する
  などの注意が必要だ。


1/14 12年産水稲収穫量(10アール当たり)大曲市と仙北町がトップ

  東北農政局秋田統計情報事務所は11日、12年産水稲の市町村別収穫量を発表した。
  10アール当たり収量
は全体の6割強に当たる43市町村で前年実績を下回って
  おり、収量が思うようにあがらなかった地域が多かったことを裏付けている。

  全県トップの単収となったのは大曲市と仙北町で、ともに601`。中仙町と仙南村が
  ともに600`で3位につけ、大曲・仙北地方の市町村が上位を独占した。
  大曲市が首位となったのは昭和52年以来、仙北町は平成9年以来。


  本県全体の作付面積は9万5600fで、収穫量は54万9700d(前年比5900d減)
  単収は575`
(同5`減)だった。全国平均が537`、東北平均が570`。
  県北は前年より5`増えて563`だったが、三地区の中で最も低く、北鹿の市町村で
  県平均を上回ったところはない。
県北の作柄は、例年見られる冷害がなかったことや登熟が
   やや良かったことから102の「やや良」だった。

   北鹿地区の収穫量をみると、単収では鷹巣町が574`で最高だったが、県平均を1`下回った。
   そのほか570`台を維持したのは比内町(571`)、鹿角市(572`)、合川町(571`)の三市町。
   県北は県中央(単収569`)、県南(587`)に比べ収量が低かった。山間部の阿仁町は477`と
   前年に続き県内市町村の中で一番低く、最も収量があった大曲市、仙北町の県南のコメ産地より
   124`も少なかった。

  単収が前年を下回ったのは43市町村で、逆に上回ったのは21市町村。
  5市町村は前年と同じだった。
前年を下回ったのは南秋田郡に集中し、最も減少幅の
  大きかったのが、八郎潟町の566`
(前年比32`減)。次いで五城目町、井川町、飯田川町、
  大潟村と南秋田郡が多くを占めた。分けつ期間の日照不足などにより穂数、もみ数いずれも
  十分に確保できなかった。

  逆に前年を上回ったのは森吉町の548`(同27`増)をはじめ鹿角市、上小阿仁村、小坂町、
  阿仁町と、上位が県北に集中している。

  市町村別にみた単収の上位は、ほぼ県南地区が独占。1位の大曲市、仙北町、3位の中仙町、
  仙南村に次ぎ、5位は西目町の596`。以下10位までは十文字町、平鹿町、湯沢市、
  雄物川町、大雄村の順。反対に最も低かったのは阿仁町だった。

  収穫量は大潟村の5万5500dがトップ。次いで能代市、秋田市、大曲市、平鹿町の順。
  最も少ないのは八森町だった。


1/13 アユ100万尾里帰り

  アユの養殖場としては北限とされている活「仁川あゆセンター(森吉町米内沢)で採卵し、男鹿市の
  県水産振興センターで孵化して3〜5aに成長した稚アユが、9日から里帰りしている。
  今回の稚アユは11年度に阿仁川で採卵された天然アユから採卵、飼育を繰り返した三代目。
  昨年9月から5回に分けて約千万粒を確保、発眼期になったものを県水産振興センターに送り、
  孵化させ海水プランクトンを与えて自然と同じ様な環境に触れさせ、飼料を食べられるサイズまで
  育てたものを再びあゆセンターで飼育、放流するもの。
  暖かな地下水を利用することによりアユも大きく成長、中には放流前に20a近くなるものもある。
  26日までの間に100万尾搬入され、5月末まで飼育された後、阿仁川などに放流される予定。
  


1/12 WG観戦チケット、来月15日全国一斉発売

  秋田WG2001組織委員会は、第6回WG開幕半年前の来月15日から、公式・公開
 計31競技の観戦チケットを全国一斉発売する。
 チケットはビリヤードとボウリングを除く全競技が期間中観戦できる「パスポート」と
 「競技別の1日券」の2種類。全競技場に車いす席を設ける。
 料金は「過去の国際大会や全国大会などを参考にして設定した」と組織委。
 パスポートは1人2万円。1日券
(前売りの大人)は競技によってさまざまで7000円から
 500円まで。最も高額なのはダンススポーツの指定席券。
 オリエンテーリングやフィールドアーチェリーなど広大な会場で行われる4競技は無料。
 販売総数は約12万枚。完売した場合の売上額は1億7000万円
(開会式入場券を含まず)
 
となり、当初目標の1億5600万円をクリアすることになる。
 販売窓口は、▽チケットぴあ ▽ローソン ▽サークルK ▽JRびゅープラザ
 ▽WGショップ
(アトリオン内)―など県内242カ所を含む全国約2万カ所。
 問い合わせはWGチケット管理センターTEL:018・896・5500


1/11 県内高校の推薦入試が始まる、県立高校は本日出願受付

  県内私立高校の推薦入試が9日、聖霊、国学館の2校を皮切りに始まり、高校受験シーズン
 の到来を告げた。聖霊では特別推薦A(学業優秀)と同B(スポーツ優秀)の入試に計10人が
 受験。作文や面接、実技が行われた。10日は聖霊(一般推薦)と和洋の2校で推薦入試を実施。
 11日に秋田経済法科大付属、12日には秋田修英で推薦入試が行われる。

 平成13年度県公立高校の推薦入試は本日(11日)から出願を受け付け、いよいよ本格
 シーズンに突入する。前回同様、北鹿地区の全高校、全学科で推薦入試を実施。
 小坂の電気、機械両科が改編して環境技術科となるため、一学科減の12校25学科が対象。
 平均推薦枠は26.4%。推薦入試の動向は、一般入試も含め志願校決定へ指標の一つとなる
 だけに、15日発表の推薦入学志願者数が注目される。
 推薦入学者数は9年度まで各校一律に「定員の10%程度」だったが、10%を大きく上回る
 高校が目立ったため、実態に合わせようと10年度から普通科は10、15、20%程度、
 総合学科と専門学科は30、35、40%程度の各三段階からそれぞれの高校が選択できる
 方式に改められた。程度とは、各校の募集人員のプラス、マイナス5%以内のことで、裁量は
 各校に任せられている。
 北鹿地区の12高校で、最も高い推薦枠40%を設定したのは、大館鳳鳴の理数科と大館工の
 電気、機械、土木・建築、大館商の商業、情報会計。
 最も低い率10%に抑えたのは、花輪、十和田、小坂、大館鳳鳴、大館桂、合川の各普通科。
 30%は小坂環境技術、大館桂衛生看護、大館生活科学、鷹巣農の農業、林業、農業土木、
 鷹巣生活科学、米内沢電子機械、合川の情報ビジネス、介護福祉。
 20%は大館、鷹巣、米内沢の各普通科。推薦入学の出願期間は11〜15日の正午まで。
 23日に志望校で面接を実施した後、30日に選抜結果が通知される。
 なお一般入試の出願は2月1〜7日正午まで。 受験生の皆さん、頑張って…!


1/10 昨日は寒さで、水道の凍結が相次いだ!

   昨日は午前6:00〜7:00間に最低気温−13℃を記録、日中になってもなかなか気温が
   上がらず、晴天にも拘わらず日中の最高気温は−2℃だった。従って屋根の雪が滑らなかった。
   午前中、川には夥しい“ジャ”(川の流氷)が流れ、窓ガラスには氷の花が咲いた。
   あまりの寒さに水道の凍結が相次いだが、日中も油断した人は凍らせてしまい夕方になって
   水が出ないと大騒ぎ! かく言う我が家も後者の方でした…
   でも夜になると気温が上がり、20:30には2℃。夜半から雨になって、屋根の雪が滑り落ちた。
   今朝は気温が上がり6:00現在3.7℃で、昨日とは約10℃の差。日中の最高気温は5℃の予報。


1/9 今朝は寒い! 我が家の温度計では、なんと−13℃(6:35現在)を記録。
   もちろん今冬一番の寒さ! (追加掲載しました…)

1/9 鷹巣町の薬局が殺虫剤入りドリンク瓶を間違えて販売

 鷹巣町材木町の薬局が昨年11月、殺虫剤入りの瓶を商品のドリンク剤と取り違えて販売、
 店内で飲んだ女性客
(53)が町内の病院に一時入院していたことが、7日までに分かった。
 女性
(青森県)の体に異常はなく、既に退院しているが、鷹巣署は業務上過失傷害の疑いも
 あるとして調べている。
 同署によると、女性は昨年11月16日の昼ごろ、薬局でドリンク剤
(100ml)を購入。
 その場で店員からふたを開けてもらい口に含んだところ、異臭がしたためすぐに吐き出した。
 しかし気分が悪くなったため、店員に付き添われて町内の病院へ行き胃洗浄などの処置を受け、
 検査のため2週間ほど入院したという。ドリンク瓶には、殺虫剤の原液約80mlが入っていた。

 殺虫剤は、JR鷹ノ巣駅前の銀座通り商店街の親睦団体が、プランターの防虫用に共同購入し、
 ドリンク剤の空き瓶に詰め替えて昨年6月ごろ希望する各商店に配布。
 この薬局にも一本が配布され、受け取った店員が店舗奥の掃除用具入れの中に保管していた。

 薬局側の説明では、その後の経緯は明確ではないものの、殺虫剤入りの瓶が何らかの理由で
 用具入れから取り出されて商品の陳列棚に並べられ、販売されてしまったという。
 殺虫剤入りの瓶には商品ラベルが張られたままで、注意書きなども記されてなかった。

 薬局の経営者は「店の奥に置いていた瓶がなぜ陳列棚に並んだのかは分からない。
 しかし、薬を扱う店内でこうした事態を招き、責任を痛感している」と話している。

 何と恐ろしい薬局だろうか? くわばら、くわばら…


1/8 げんきワールドが開業(鷹巣町)

  鷹巣町の介護予防の拠点施設、げんきワールドが6日、駅前の松葉町でオープンし、
  関係者約50人が参加して開所式が開かれた。
  同施設には町と福祉公社、社会福祉協議会の職員8人が配置され、週末も無休で毎日、
  午前8:30〜午後7:00まで、介護保険に関する情報の提供や福祉に関するさまざまな
  相談などの業務を行う。同施設は商店街の中心部に立地していることから、関係者は買い物の
  ついで、バス時間待ち、待ち合わせといった気軽な利用も期待している。

  げんきワールドは、町が松葉町の空き店舗・旧いとく鷹巣衣料店を借り、内部を改修して開設。
  内部はバリアフリーでエレベーターも設置。一階には健康増進プラザ、ホール、事務室、相談室兼
  会議室、トイレなど、二階には交流プラザ、和室の研修・文化プラザ、トイレなどを配置。
  交流プラザではいすを置いた状態で30人〜50人規模の集会もできる。
  同施設は、社会福祉サービスや生活支援サービスを提供しながら、高齢者の健康と生活の質の
  向上をめざす拠点。
  介護を必要としない元気な老人を増やすことを目的とする施設だが、老人専用ではなく、幅広い
  年齢層の町民の交流の場。老人の健康増進や趣味的な活動をはじめ、買い物の合間に茶を飲んで
  休憩したり、赤ちゃんのおむつ交換をすることもできる。


1/7 森吉町新年祝賀会(5日)

  森吉町の新年祝賀会が5日、町コミュニティセンターで開かれ、町内外から約200人が出席した。
  また祝賀会に先立って秋田大学工学資源学部の清水浩志郎教授や北林照助県議の新春講演など
  が行われ、出席者らは新世紀への誓いを新たにした。
  町と町商工会の主催。新年を迎えるにあたり、新たな年への抱負を語る機会にしようと開催している。
  はじめに主催者を代表して松橋久太郎町長が、厳しさの予想される町の財政事情について「一人
  ひとりが知恵、汗、情熱を持って取り組んでいかなければならない」などと述べた後、今年の明るい
  話題として
   ◎森吉山ダムの本体工事着工
   ◎環境庁による、奥森吉地区への野生鳥獣と人間が共生できる施設の着工
   ◎秋田銀行の森吉支店開設
  を報告。その上で「町の活性化、発展に結びつけるよう努力していきたい」と、新年の決意を述べた。

  引き続き、県都市計画審議会会長なども務める清水教授が「地域連携による地域の活性化について
  〜森吉山ダムと森吉町」と題し新春講演。今秋に本体着工の運びとなる森吉山ダムを中心に、
  行政区域や官・民という枠組みを超えた、より広域的な地域連携の必要性などを訴えた。
  また、北林県議も「21世紀をむかえて思うこと」と題し講演した。
  アトラクションでは、生田流箏曲米内沢教室の生徒らが琴の演奏で新春の雰囲気を演出。
  出席者たちはそれぞれ、新年の計画や抱負などを交換。
  杯を酌み交わしながら、21世紀の決意を新たにしていた。


1/6 ウワァー、大雪だ!

   夜半に屋根の雪が数回滑り落ちたので、かなり降った様だなと思ってはいたが、
   起きて見てびっくり。なんと40aの降雪!近来稀に見る大雪であった。
   どこの家庭でも、朝から雪かきで大変でした。
   また川に降った雪があまりに大量なため、雪が融けずに固まりとなって川面を流れている。


1/5 森吉町消防団出初め式

  恒例の森吉町消防団出初め式が4日、米内沢を会場に挙行された。
  寒風吹き荒ぶあいにくの天候であったが、消防団の精励166名余が威風堂々の分列行進。
  米内沢本丁で観閲を受けた後、町コミセンで記念式典を挙行。
  永年勤続表彰や辞令の交付が行われ、一年間の無火災・無災害を祈念した。
  本日(5日)は、同じく町コミセンで新年祝賀会と記念講演会が開催される。


1/4 鷹巣町綴子大太鼓のたたき初め

  鷹巣町綴子の大太鼓の館で2日、恒例の大太鼓たたき初めが
  行われ、町関係者や観光客などが見守る中、大太鼓4張りが
  豪快な音を鳴り響かせた。綴子太鼓は、鎌倉時代が発祥とされる
  雨ごいと虫追い、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する神事。綴子地区の
  上町と下町が太鼓の大きさを競いながら製作するうちに、世界最大
  に認定されるほどになった。現在は、両町内がそれぞれ徳川方、
  豊臣方に分かれて一年交代で当番を務めている。
  たたき初めは一年の安全と同館への誘客を祈願して行われている
  新春恒例の行事。館内展示室で行われ、巨大な太鼓を前に関係者
  や見物客約五十人が整列。綴子神社の神官が厳かに新年の神事
  を執り行った。あいさつに立った綴子上町自治会の高橋会長は
  「今年秋田で開かれるワールドゲームズ開会式で、大太鼓出演の
  話がある。上・下町揃って出演できれば、21世紀の幕開けにふさ
  わしい出来事。今後も町の観光行政に役立つよう上・下町協力して
  いきたい」と話した。このあと、左から順に直径3.33b、3.8b、
  3.71b、3.44bと並んだ大太鼓に打ち手たちがはしごで上り、
  長いバチを振り上げながら豪快に演奏。上町、下町の順に2張り
  ずつ演奏し、最後に4張りを合同で雷鳴の様に打ち鳴らし、詰めか
  けた聴衆を圧倒した。(地方紙より)
世界一の大太鼓(鷹巣町綴子)

1/3 NHK紅白の視聴率、50%を下回る

  大みそかに放送した「NHK第51回紅白歌合戦」の視聴率(関東地区)は、第1部が39.2%、
  第2部が48.4%だったことが2日、ビデオリサーチ社の調べで分かった。
  前年に比べて第1部は6.6ポイント、第二部は2.4ポイントそれぞれ下回った。
  第2部は第40回(47.0%)以来、11年ぶりに50%の大台を割った。
  多分、若者向けの番組構成だったため、お年寄りの聴視者が減ったのでは?
  【参考】紅白歌合戦完全マニュアル http://www1.plala.or.jp/nakaatsu/


1/2 民主党県議の山田靖男氏、阿仁町長選へ出馬

 民主党県連総務会長で県議の山田靖男氏(62)が、今夏の阿仁町長選(7月8日任期満了)
 立候補に向け、去る20日県連に離党届を提出した

 県連は同日三役会を開き、1月13日の常任幹事会で取り扱いを協議することを決めた。
 提出理由について山田氏は「阿仁町の町議会議員などから町長選への出馬要請を受けたが、
 町民本位の立場で出馬するため、できれば離党してほしいとの要望だった」と説明する。
 佐藤次男県連代表代行は「本人の意思を尊重しなければならないだろう」としているが、
 三役会では次の常任幹事会で正式な取り扱いを決めることにした。
 山田氏は阿仁町出身。県議5期目
(秋田市選出)。旧民社党県連委員長、旧新進党県連幹事長
 などを経て、10年の民主党県連結成に参画。現在県連総務会長を務めている。

 前回の町長選では元町議の新人と現職の一騎打ちとなり、現職が僅か4票差で辛勝した経緯が
 あり、現職の再出馬はあり得ないものとの観測から、水面下で候補者の擁立が行われていた。
 しかし前回対抗馬のS氏の態度がハッキリしないことから、山田氏の擁立となった模様…
 なお同町長選には、同町出身の農水省職員の出馬も取りざたされている他、地元からの擁立
 などの動きも噂されているが、いずれも噂の域を出ていない!

 何れにせよ、同町の有権者は阿仁合地区が大多数を占めており、同地区を制するものが勝利者となる!


2001,1/1 新年明けましておめでとうございます。本年も御愛顧の程宜しくお願い申し上げます…

    県人口1,188,838人(前月比 311人減、♂564,270、♀624,568) 12/1現在、県情報統計課

     自然動態…△378人(出生677人、死亡1,055人)
     社会動態…増67人(転入1,027人、転出960人)
     世帯数…389,652世帯(前月比 213世帯増)
    この一年間の累計…△5,655人(11,12,1〜12,11,30)
     自然動態…△3,091人(出生9,021人、死亡12,128人)
     社会動態…△2,564人(転入18,914人、転出21,478人)
    森吉町人口 8,017人(前月比 11人、♂3,812、♀4,217) 11月末現在
       〃 世帯数 2,650世帯(前月比 4増)


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