2003,9,1掲載 今週の話題バックNo.61
2002,7,1〜7,31

7月31日 岩城町にも成田為三の碑建立

 森吉町出身で、名曲「浜辺の歌」の作曲家・成田為三の記念碑が、由利郡岩城町内道川の旧伊勢屋旅館に建立されることになった。30日に除幕式を行い、関係者が「浜辺の歌」など十数曲を合唱したと言う。
詳細は、http://mytown.asahi.com/akita/news01.asp?kiji=4810を御覧下さい。

7月30日 秘境森吉山観光バスツアー、首都圏でPR強化

 森吉町と阿仁町は、「秘境森吉山観光バスツアー」事業の一環で、両町にまたがる森吉山の観光ポスターを製作し、首都圏のJR各駅に掲示して、夏山から紅葉シーズンに向け、宣伝を強化して誘客を図ることになった。
 バスツアーは阿仁スキー場のゴンドラを利用した鑑賞会などで知名度がアップした森吉山の魅力をさらにPRし、地域の観光振興につなげようと両町が企画したもの。
 太平湖・小又峡やマタギの里・安の滝コースなどあらかじめ設定した4種類のコースで、地域の温泉入浴と昼食をセットした日帰りツアー。「もりよし山の案内人」のガイドもあり、雄大な自然を気軽に触れることが出来るとして人気が出てきたと言う。
 ポスターは縦1b、横60aで、大書きの「最後の秘境、秋田県森吉山」のキャッチコピーでアピール。森吉山頂と安の滝、太平湖をバックに銃をかまえたマタギの姿を効果的に配置している。全部で500枚印刷し、このうち150枚を首都圏のJR各駅に掲示することが決まった。
 現在行われている「秘境森吉山観光バスツアー」は、太平湖・小又峡コースとマタギの里・安の滝コースの2コースで、バス料金とガイド代、温泉入浴料と昼食が付いて一人4900円(小人2500円)。問い合わせは、森吉町企画観光課(0186-72-3111、info@town.moriyoshi.akita.jp)まで。

7月29日 大館北秋田消防訓練大会

 平成15年度県消防協会大館北秋田支部消防訓練大会が27日、森吉町営球場駐車場で開かれ総合の部で比内町消防団が3連覇を飾り、地元森吉町消防団も3年連続総合3位に入るなど健闘した。
 訓練には管内8市町村消防団から消防団員と広域消防署員、行政担当者など約630人が参加。規律訓練、ポンプ車操法、小型ポンプ操法の3部門で日頃の訓練の成果を競った。

◇規律訓練の部
 @大館市消防団 150点
 A田代町消防団 148点
 B比内町消防団 146点

◇ポンプ車操法の部
 @比内町消防団 185.5点
 A田代町消防団 163点
 B森吉町消防団第4分団 161.5点

◇小型ポンプ操法の部
 @阿仁町消防団 85.5点
 A比内町消防団 84.5点
 B森吉町消防団第1分団 81.5点

◇総合の部
 @比内町消防団 416点
 A田代町消防団 378.5点
 B森吉町消防団 370点

7月27日 パチンコ副知事 公用車の公務外使用20回

 県監査委員は25日、千葉隆・前副知事が公用車などを公務以外で使用していたとして、公用車の燃料費と、運転手らの時間外勤務手当などの返還措置を講じるよう寺田典城知事に勧告した。
 千葉前副知事が5月の三陸南地震発生直後、公用車でパチンコ店に行った問題に絡み、秋田市の市民団体「県生活と健康を守る会連合会」(県生連)の鈴木正和会長らが、過去1年間を対象に公用車などの私的使用の有無について住民監査請求をしていたもの。
 監査結果によると、千葉前副知事は02年6月〜03年5月までの間、退庁後に県秘書課の秘書と運転手の2人を伴い、計20回(総走行距離約450`)、公用車を公務以外に使用。職員2人にはほぼ毎回、2時間〜30分程度の時間外勤務手当が支給されていた。
 これら20回の公用車の使用目的は公表されていないが、関係者によると、知人との面会のほか、数回はパチンコに使用していたという。

7月26日 旧仏社小学校しのぶ会

 30年前の統合に伴い廃校となった上小阿仁村の旧仏社小学校の統合30周年記念を偲ぶ会がこのほど、同村上ノ岱の山村広場で開かれ、地区住民や卒業生等が今は無くなった小学校を懐かしんだ。
 旧仏社小学校は明治11年5月24日創立された。しかし児童数の減少によって、昭和48年3月に小沢田小学校に統合され、廃校となった。
 しのぶ会(武石辰之助会長)は、廃校から30年が経過したのを記念し当時を振り返ろうと、同小の学区だった5集落自治会が企画したもので、卒業生等約80人が参加した。
 会場となった山村広場は、旧仏社小学校のグラウンド跡地で、参加者等は当時の情景を思い出しながら、昔を懐かしんだ。

7月25日 高校生が看護の現場を体験

 県看護協会鷹巣阿仁地区支部の「一日看護学生」事業が23日、鷹巣町花園町の北秋中央病院で行われ、地元の高校生14人が臨床見学などを体験した。
 体験には鷹巣、鷹巣農林、米内沢、合川高校から2、3年生の女子10人、男子4人の計14人が参加。初めに、看護服に身を包んだ生徒一人ひとりが総看護師長からナースキャップをかぶせてもらい、一同「身が引き締まる様だ」との感想。
 その後、看護師長の案内で病院内を見学し、4つの班に分かれて人工透析室や産婦人科病棟、内科病棟などで臨床看護を体験。看護師になるための進路相談や座談会にも出席し、看護師の仕事について認識を深めた。彼等の将来に期待したい。

7月24日 7月は低温、日照不足

 気象庁がまとめた20日現在の気象データによると、県北地方では7月に入って平均気温が平年を上回った日が皆無のまま推移しており、梅雨入り後の低温と日照不足による農作物への影響が心配される。
 鷹巣は、平年の7月平均気温21.9℃に対し、20日までで最も高かったのが7日の21.4℃、最も低かったのが4日の17.9℃で、20日間の平均では平年より2.1℃低い19.8℃。鹿角・大館地区も平年を2℃台下回るとともに、20℃を割り込んだ。また、平年の7月日照時間は計128.6時間なのに対し、今年の7月は20日までの計で74.4時間。さらに降水量は7月の平年値203.5_に対して136_。

 これから水稲は、7月中下旬頃の減数分裂期、8月上旬頃の出穂期を迎えるが、このまま低温と日照不足が続くと作柄に大きな影響が出る恐れがある。

7月23日 ぶな森線の椈森トンネル開通

 県が市町村道路代行事業として掘削を進めてきた田沢湖町と阿仁町を結ぶ阿仁町道ぶな森線の「椈森トンネル」が完成、23日午前10時半から現地の田沢湖町側トンネル入り口で「開通式」を行う。
 町道ぶな森線は八幡平、阿仁・田沢地区のリゾートネットワーク整備路線として位置づけ、県が代行事業として交通隘路の解消に重点を置いて整備したもの。
 道路整備は88年から着工、トンネルは92年から掘削を進めていた。整備した道路の延長は3.8`。幅員は6b。そのうちトンネルは延長1,511b、幅員9.25b。道路整備に約38億円、トンネルに約77億円の合わせて約115億円の事業費をかけた。トンネルのほかにムキ橋、ワシ橋、ナガサ橋、くろたき橋を建設した。

 トンネルまでの距離は田沢湖駅から約37`。車でなら50分のコース。初夏にかけての新緑、秋の紅葉、それに阿仁側に入ると渓谷に水尻滝、一の滝、二の滝の展望が楽しめ、トンネルの開通で観光道路としても期待されている。
 本来は昨年10月開通予定だったが、昨年8月の集中豪雨で阿仁町道ぶな森線の一部が大規模崩壊し、開通が遅れた。

7月20日 大館能代空港開港5周年

 大館能代空港は18日、開港5周年を迎えた。全国の地方空港が利用者減少に悩むなかで、利用者数が着実に増加しているが、利用者総数は2002年度で約17万人と、開港前に県が示した需要予測の3分の1程度にとどまっている。
 大館能代空港は、高速交通体系から取り残された県北地域の起爆剤として、総事業費340億円をかけて建設、1998年7月18日に開港した。しかし初年度から県が予測した需要を上回ることがなかった。
 県港湾空港課によると、90年度に県が作成した需要予測では、98年度が東京、大阪線合わせて1日10便運航で47万3000人、2003年度には、53万人の見込みだった。
 だが、実際には年間で約6%程度の伸びを示しているものの、01年度が16万142人、02年度が17万241人と県の需要予測を大きく下回る。県が人件費や除雪費など管理費約4億円を支出している。

7月18日 前田小、土佐くん全国大会へ

 森吉町立前田小学校の土佐龍馬くん(4年)は、27日東京・国技館で開かれる第19回わんぱく相撲全国大会に出場する。
土佐くんは、6月初めに五城目町で開かれた地区大会(米代ブロック)の4年の部で優勝し、全国大会の出場権を手にした。同小からは昨年も4年の部で庄司雅鷹くんが全国大会へ出場しており、2年連続で全国大会選手を排出した。
 全国大会の4年の部には約150人が出場。土佐くんは、「昨年の庄司さんは4回戦までいったので、僕はその上の5回戦までいくことが目標。できれば優勝したいが…」と、張り切っている。
 少子化が進んでも、前田小の伝統“相撲”は健在!

7月17日 来年4月対等合併で調印、阿仁部4商工会

 森吉町、合川町、阿仁町、上小阿仁村の4商工会の合併協定書調印式(合併予備調印)が15日、森吉町コミュニティーセンターで開かれ、来年4月1日に対等合併することで基本合意した。
 4町村の商工会長、町村長、議長、商工会役員ら約120人が出席。阿仁部4ヵ町村商工会合併推進協議会の森沢会長(森吉町商工会長)、合川町の佐藤吉廣会長、阿仁町の北林昭男会長、上小阿仁村の鈴木鉄男会長が合併協定書に調印。松橋久太郎森吉町長、佐藤修助合川町長、浜田章阿仁町長、北林孝市上小阿仁村長が立会人として署名捺印した。
 協定書によると、合併方式は対等合併で、既存4商工会は解散し新商工会を設立する。本所は森吉町に置き、3町村に支所を置く。今年中に正規の合併契約を締結する。

7月15日 豆乳つけ麺を開発、JAあきた北央

 JAあきた北央(佐藤登組合長)と合川町、町特産品販売(伊東満社長)は、同町産の大豆を原料にした「豆乳つけ麺」を開発した。
 豆乳つけ麺は、麺を作る際、水の代わりに豆乳を使用するのが大きな特徴で、水を使った麺より食感と歯ごたえが良くなるという。豆乳は同JAの製品。付けダレはしょうゆ味とみそ味の2種類。しょうゆ味は、同JA特産の比内地鶏スープがベース。みそ味は町内産大豆と米から作った地場産みそを加えたもの。トッピングには比内地鶏のスモークを用意するなど、地場産食材にこだわった商品となっている。
 同JAや町では、「転作作物として栽培に取り組んでいる大豆、比内地鶏など地場農産品の消費拡大、地域農業の振興につなげていきたい」と期待を寄せている。
 豆乳つけ麺の販売は、北欧の杜公園パークセンター内の飲食施設「杜のおにぎり屋さん」で15日から開始され、値段は一人前480円。しょうゆ味・みそ味のどちらか一つの付けダレを選択する。営業時間は午前11時〜午後3時まで。

7月14日 商店街で綱引き大会、鷹巣農林高

 鷹巣農林高校(大塚三男校長)の「大綱引き大会2003」が12日、鷹巣町商店街で行われた。
 これは県の「学校花まるっプラン」事業を活用し、一昨年から行われているもので、町活性化のために自分たちに何ができるかを話し合った生徒会が、閑散とした商店街を盛り上げる行事として発案した。
 メーンタイトルは「鷹巣に汗と涙と活力を!」。車道を歩行者天国とし、綱引きや早食い、腕相撲競技のほか、10月に同町で開催される農業クラブ全国大会のPRを兼ね、農産物の販売や研究発表の展示なども行われた。
 綱引きには、各科ごとの生徒で編成したチームのほか、教員、PTA、商店街、役場職員の有志グループなど計12チームが出場。白熱した競技を展開し目抜き通りを沸き立たせた。

7月13日 放火の疑いで阿仁町の男を逮捕

 秋田署は11日、阿仁町比立内字梨木岱、無職鈴木勝國容疑者(62)を現住建造物等放火の疑いで逮捕した。
 調べによると、鈴木容疑者は4月5日午後6時頃、以前交際していた秋田市、無職女性(56)宅に忍び込んで放火し、木造一部2階建て106uを全焼させた疑い。同容疑者は、女性に度々復縁を迫ろうと訪れていたという。

7月12日 上半期の県飲酒運転追放競争

 県飲酒運転追放県民運動の一環として、県内69市町村間で飲酒運転追放などについて競い合い、飲酒運転追放の意識を高揚し、県民生活の安全を図ることが目的。市町村別の違反・事故件数について、運転免許の人口割合で順位を競う方法。
 まとめでは、全県で上半期に飲酒運転者がいない市町村は八森町、西目町、東成瀬村、皆瀬村の4町村だった。
 鷹阿地方では、合川町が昨年末の45位から6位に躍進(昨年同期は38位)。このほか順に鷹巣町12位(昨年末14位、昨年同期29位)、上小阿仁村35位(1位、8位)、阿仁町44位(50位、62位)、森吉町50位(43位、45位)。
 県は、毎年1月から12月までの分をとりまとめ、優良市町村を翌年知事表彰している。

7月11日 森吉町有機センター、たい肥売り上げ大幅増加

 森吉町有機センター(社長・松橋久太郎町長)の総会が8日、町役場で開かれ、14年度のたい肥売り上げが、前年度比650万円増の2,270万円になったと報告した。各年度の売り上げは、10年が270万円、11年が1,230万円、12年が1,280万円、13年が1,600万円と順調に伸び続けている。14年度は町からの助成なしで、初めて黒字となった。
 有機センターは、平成10年に町と地元酪農家、JAあきた北央が出資してスタート。地元の稲作農家や酪農家から牛ふんやもみ殻を回収し、たい肥「ユウキ」を製造、販売している。
 ユウキは、たい肥の主成分である窒素、リン酸、カリの割合が低く、作物を選ばない点が特徴。土壌改良剤としてあらゆる場で活用されている。同JA管内は減反政策に伴う大豆の転作が盛ん。大豆の連作障害を緩和する効果もあるため、使用農家が増え、売り上げを後押ししている。
 県農畜産振興課は13、14年度に県内の大規模なたい肥センター15個所の経営状況を調査。同課は「販路が確立されていなかったり、値段が高いなどの理由から経営はどこも厳しい。毎年持ち出しを余儀なくされている自治体も多い」とした上で、同センターについて「地域一帯で循環型農業に取り組み、耕種農家と畜産農家がうまく連携している成果」と評価している。

7月10日 阿仁町で高齢者疑似体験

 阿仁町社会福祉協議会は9日、町役場と高齢者特別養護老人ホーム「もろび苑」で職員を対象に高齢者疑似体験を行い、一部体の自由を失った高齢者がどのような苦労をしているかを体験し、対応の仕方を学んだ。
 この日は、社協職員が関節を固定して体の自由を抑制するサポーターや重り入りのベスト、視覚障害者の視野に近い感覚を作り出す眼鏡など、通称「うらしま太郎セット」と呼ばれる疑似体験セットを用意して町役場職員にセットを装着した。
 セットを身につけた職員達は庁舎入口前の階段を上がり、それぞれのサービス窓口にたどり着いて来庁の要件などを伝えたが、「看板の文字も見えにくく、初めて役場に来る人にとってはわかりにく、障害者にとっては大変なことだと分かった」と話していたと、地方紙に報道されている。

 阿仁町は全県一の過疎と高齢化の町。障害者に限らず、高齢者にとっても同様な筈。しかも住民の40%が高齢者とあっては、恒常的に高齢者や障害者対策が必要であろう。もっとも、最初から高齢者が使いやすい施設として建設されなければならなかったのだが…
 他人事では済まされない、森吉町も同様だ!

7月9日 森吉山「花の百名山紀行」今季は混雑緩和

 森吉山阿仁スキー場のゴンドラを利用して森吉山登山と高山植物を楽しむ「森吉山花の百名山鑑賞」が6日終了した。今季は6月21日〜7月16日までの16日間実施され、期間中のゴンドラを利用した鑑賞客は7,343人で、1日平均では458人だった。
 今季の特徴は、県外からの団体客(岩手や関東方面)が多ったこと。昨年に比べて大きく落ち込んだのは、昨年が初めてのゴンドラ利用だったため、近隣の森吉山未踏者が大挙(中高年が主)押し寄せたが、今年はそうした初心者やミーハー族が激減したためと見られる。
 ちなみに昨年は、6月22日〜30日までの9日間の日程で行われ、期間中のゴンドラ有料乗車人員は9,186人、一日平均1,020人と、あの狭い山頂部に連日千人を超える観客が押し寄せ、踏み荒らしによる環境破壊が大きな問題となっていた。

7月8日 森吉家ノ前A遺跡一般公開

 森吉山ダムの建設に伴う調査で発見された森吉家ノ前A遺跡が6日一般公開され、考古学ファンら約90人が参加し、県埋蔵文化財センター職員の案内で遺構や出土品を見学した。
 同遺跡は小又川右岸の河成段丘に位置。標高は150b前後で、北側から南西の方向に緩やかに傾斜している。
 発掘調査は14年度から開始。調査面積は11,000u。これまでの調査で縄文時代前期の捨て場、同中期末の竪穴式住居跡、同後期前半の土坑墓群、室町時代末の溝跡などを発見。複数の時代にまたがる複合遺跡であることが判明。
 これらの遺跡から出土した遺物は縄文時代の土器や石器が主。土器の中には北陸地方で盛んに作られていた土器に似たものも出土している。このほか、弥生時代の土器、古代の土師器や須恵器、金属やガラスを溶かすために使われた「るつぼ」の一部も見つかっている。
 また、最近の調査では、中世のものとみられる井戸の跡が2ヵ所見つかっており、井戸の底からは木製の椀や箸、下駄などが出土。同センターでは、「お椀や下駄が捨てられているのは、井戸神信仰による物を捨てる時の儀式のためでは」などとしている。
 遺跡について同センターでは、「縄文前・中期には居住域として、後期は墓域として利用され、中世まで人の営みがあったことが分かった。北側と東側が削られているが、本来はもう少し規模の大きな遺跡だったと考えられる。さらに調査が進めば遺跡の全体像が明らかになるのでは」としている。

7月6日 県子ども自転車大会、竜森小8連覇飾る

 第31回交通安全子ども自転車県大会が3日、県立体育館で行われ、団体で鷹巣町立竜森小学校が8連覇、9度目の優勝を飾った。大会は学科、安全走行、技能走行の3種目の合計得点を競うもので、同校は町大会で21年連続の優勝を果たし、県大会に臨んだ。
 今回は、団体に4校から7チーム(1チーム4人)、個人に35人が出場。同校は2チームを送り込んで1、2位、個人には11人が挑み1〜6位を独占した。
8月5、6の2日間、東京で行われる全国大会に出場するが、主将の相馬さん(6年)は「全国大会では昨年の成績(団体36位)を上回りたい」と意気軒昂。

7月5日 合川町あじさいまつり20日開幕

 合川町あじさいまつり実行委員会がこのほど開かれ、「あじさい祭り」は20日開幕と決まった。
 あじさいまつり会場の翠雲公園(合川町三木田関の沢)は、昭和63年から植栽が始められ、現在は約2.7fの敷地に9種類、約2500株のアジサイが植えられている。
 祭りは平成5年から毎年行われており、今年で11回目。今年も例年通り午前10時の「あじさいウォーキング」で開幕。ウルトラマネーゲームやサイコロゲーム、流しそうめんなどが行われる他、世界を舞台に活躍するストリートパフォーマンスも来町する。

7月4日 乗客確保へ平日定期 内陸線

 「秋田内陸縦貫鉄道」は1日から、土・日曜日分の料金を割り引き平日のみ使える「ウイークデイ定期」を発売した。
 内陸鉄道は、沿線人口の減少やマイカー普及などにより、乗客の減少に歯止めがかからない状態が続いており、昨年度の利用者は645,541人で、前年度比10.7%減少。1989年の全線開業以来、初めて70万人を割り込んだ。
 乗客減少の最大の要因は、定期券利用者の減少。そこで同社は高校生の通学の実態を調べるため、アンケート調査を実施。その結果、全体の4割が「車で送迎してもらっている」と回答。その理由として、大半が「運賃や定期券が非常に高い」ことを上げた。
 ウイークデイ定期は、現在の通常定期券料金に7分の5をかけた料金。二酸化炭素排出量削減を目的とした国土交通省の「広域的な公共交通利用転換に関する実証実験」の補助事業としても認定され、乗客数が前年度比0.15%増となれば、約300万円の補助金が支給される予定だと言う。

7月3日 阿仁町で死亡事故

 2日午後2時頃、阿仁町水無字湯口内の国道105号線で、同町の専門学校生の少年(19)が運転する軽自動車が進行方向左側のガードレールに衝突し、ガードレールの切れ目から道路法面に乗り上げた。
 この事故で助手席後部に乗っていた同町根子字根子又155の無職渡部ツギさん(81)が頭を強く打ち、森吉町の病院に搬送されたが脳挫傷のため死亡した。助手席に乗っていた少年の祖父(80)は右足に軽傷を負った。渡辺さんは祖父の姉。
 少年は二人を鷹巣町の病院へ連れて行っての帰りだった。現場は見通しの良い直線道路で、原因は調査中。
 同町では、平成7年10月に死亡事故が発生してから2809日間、死亡事故ゼロが続いていた。

7月2日 解禁初日の釣果は?

 例年だと浦田・桂瀬〜前田地区に釣り人が集中するのだが、今年はほとんどの人が根小屋堰堤から下流部に集中。中流部の根小屋堰堤から上流、白坂、桂瀬、阿仁前田周辺に入った人はポツンぽつん状態だった。
 さて肝心の釣果の方は、下流部米内沢地区から合川地区は、大概の人が3尾、5尾、10尾前後。多い人で20〜30尾前後。例年の解禁日なら竿頭で100尾前後、30〜50尾くらいは当たり前だったのに…

 阿仁川のアユ釣り情報サイト「あきた阿仁川」が確認した下流部での初日の釣果は、合川町阿仁川橋下で東京の樋口さん20尾丁度、型は17〜20.5a、同じく十和田の長谷地さん12尾、15〜20.5a。道城の下の方で二戸の寺沢さん3人G24尾と26尾と10数尾、型は17〜20aくらい。盛岡の鈴木さん新田目橋上の岩盤ねらいで17〜20.5a23尾。東京練馬の海野さん出遅れてあっちこっち迷い歩き、最後に小阿仁川で22aゲット、数は10数尾。同行の氏は5尾。中上流部に入った人は全くのゼロ、最上流部比立内に放流モノねらいで行った盛岡の人は5尾、型は17〜20a。支流小又川に、やはり放流モノ狙いで入った人もいたが、ほとんどダメだったと言う。

7月1日 アユ釣り解禁だが、アユの姿見えず!

 本日から県内のアユ釣り漁が解禁となったが、今年の阿仁川では天然遡上が見られず、アユの姿が全く見えない。
 阿仁川のアユ釣り情報で全国的に有名なサイト「あきた阿仁川」の菊地氏によると、2〜3回の潜水調査でもアユの姿が見えないと言う。根小屋の堰堤下に噛み跡はあるが姿が見えず、またその上流には全く姿が見えないと言う。
 現在天然遡上が確実なのは、森吉町の本城頭首口から下流の合川町まで。十数年前にもこの様な年があり、その年は森吉町より上流への遡上がなかったと言う。大雨が降って川が増水しないかぎり、このままの状態が続きそうとも言う。



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