2004,1,14掲載 | 今週の話題バックNo.66 |
2003,12,1〜12,31 |
鷹巣町 @任期満了に伴う町長選挙で、新人の岸部陞氏が現職の岩川徹氏を3120票の大差で破り初当選。
A大館能代空港開港5周年。利用者78万人突破。
B町議会が「(財)たかのす福祉公社調査特別委員会」(100条)を設置。
合川町 @町内4保育園を統合して李岱地区に「あいかわ保育園」を開設。
AJA秋田北央が関係町村の補助を得て、比内地鶏の食肉処理施設建設。20万羽処理可能。
B松橋恵美子さんが、北朝鮮による拉致被害者支援団体のリストに載る。
森吉町 @町出身力士・豪風が春場所新入幕。11月場所でも勝ち越す。
A病院管理者会・議会がともに、公立米内沢総合病院と阿仁町立病院、北秋中央病院の統合決定。
B町議会が「町社会福祉協議会調査特別委員会」(100条)を設置、12議会で報告。
阿仁町 @2年前に解散した町畜産公社に対する町の債権が、町側の錯誤により13年に時効と判明。
A秋田わかすぎ国体のアーチェリー競技をめぐり、財政難を理由に開催地返上騒ぎ。
B町道ブナ森線と田沢湖町湯渕線を結ぶ「椈森トンネル」開通。
上小阿仁村 @任期満了に伴う村長選挙で、現職の北林孝市村長が連続6選(2期目から5連続無投票)。
A合併せず単独村を貫く方針を村長、村議会ともに決定。
B県営萩形ダムの放流水量をめぐって、村と合川町が県と調印。18年ぶりの水利権更新。
自然動態…前月比 △469人(出生589人、死亡1,058人)、前年同月比 △4,495人
社会動態…前月比 99人増(転入976人、転出877人)、前年同月比 △4,289人
世帯数…396,846世帯(前月比 136世帯増)、前年同月比 1,652世帯増
国の構造改革特区に提案していた阿仁町の「マタギ特区」は、25日までに「不可」と判断された。
マタギ特区は、マタギの伝統的な狩猟文化を再現し、観光振興につなげることが目的で、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」を緩和し、狩猟期間を現行制度よりも1カ月延長し、5月のゴールデンウイーク中も狩猟できるようにすることやニホンカモシカを狩猟対象に加えることを提案していた。
これに対し、環境省は「狩猟期間は生態系に配慮して決められている」「絶滅の恐れがあるレッドデータブックに記載された種を狩猟鳥獣にできない」などの理由から、いずれの規制緩和も認めなかった。
仙台管区気象台が25日発表した東北の1月から向こう3ヵ月間の長期予報によると、1月と2月は、ともに冬型の気圧配置が続くが、強い寒気の南下は一時的な見込み。両月とも平年と同様、東北日本海側では曇りや雪の日が多く、同太平洋側では晴れの日が多い見込みだ。いずれの月も気温、降水量ともに平年並み。
また、3月は天気は数日の周期で変わるが、低気圧の通過後冬型の気圧配置になる日も。気温は平年並みか高く、降水量は平年並みを見込んでいる。
経営不振が続く第3セクター・秋田内陸縦貫鉄道(本社・阿仁町)の秋田内陸線について、将来の在り方を検討する「沿線地域交通懇話会」の初会合(非公開)が24日、阿仁町ふるさと文化センターで開かれた。
県が関係者に呼びかけて設置したもので、メンバーは同社に出資する沿線8町村の首長と、越後谷康作・県建設交通部長、三村鐐・秋田内陸縦貫鉄道専務ら14人。アドバイザーは国土交通省鉄道局の川勝敏弘・地方鉄道対策室長、東北運輸局の長濱克史企画振興部長。
会議は非公開で行われたが、新聞報道や出席者等の話によると、県と沿線8町村が負担している運営費の問題など現状と課題を認識したうえで意見交換したところ、アドバイザーからは厳しい実態の指摘があり、メンバーからも「観光を手だてに取り組むなど、理想論を並べてもダメだ!」「その前に地域住民に乗車してもらう具体的な方法を考えるべきだ」など厳しい意見や、アンケートの実施方法に対する懸念などが出されたと言う。
それでも最初の会合のせいか建前論に終始し、「存続の道を探れないか」などの声が多かったと言う。1年後をめどに一定の方策をまとめることにしており、16年度は沿線住民のアンケートも実施予定。次回は来年3月下旬に開催する。
同社は昭和59年の設立で、秋田内陸線は鷹巣〜角館間94.2kmを結ぶ路線として平成元年に全線開通したが、過疎と少子高齢化、マイカーの普及などによる利用客の減少で、11年度以降の赤字額は毎年3億円前後に達し、県と沿線町村が折半して負担している。
日本相撲協会は24日、来月11日から始まる大相撲初場所(両国国技館)の番付を発表。11月場所に勝ち越しを果たした森吉町出身の豪風(たけかぜ・24歳、本名・成田旭、尾車部屋)は、先場所の前頭西11枚目から同西6枚目に昇進した。
中央大学時代に学生横綱となるなど早くから注目されてきた豪風は、昨年5月の初土俵以来、3場所目の9月場所で新十両に昇進。同場所8勝7敗、翌11月場所と今年の初場所で10勝5敗と、十両になってからも3場所連続で勝ち越した後、3月場所で前頭西13枚目と新入幕を果たした。
入幕直後の取り組みで負傷し十両転落したものの、7月場所で9勝6敗と勝ち越し、9月場所には13勝2敗で十両優勝を飾った。再入幕の11月場所は9勝6敗で勝ち越しを決めた。これまでの通算成績は、70勝38敗26休(10場所)。
秋田内陸縦貫鉄道のお座敷列車のお披露目式が、本日午前11時から同社阿仁合駅で行われる。
お座敷列車は同社が誘客のため既存の車両を改造して制作したもので、掘り炬燵なども備えていると言う。10月に社外募集した外装デザインは、春秋をイメージしたサクラとモミジの葉を美しい色彩で配置した、東京都の田口秀成さん(42歳、角館町出身)の作品が採用された。
県教委北教育事務所が19日発表した12月1日現在の鷹巣阿仁部の児童生徒数の動向は、下表のとおり
なお森吉町内の来春新入学児童は、米内沢小学校37人、浦田小学校7人、前田小学校16人の計60人の予定。
小学校15年度 | 16年度予定 (増減) | 中学校15年度 | 16年度予定(増減) | |
鷹 巣 町 | 1145 | 1104 (▲41) | 640 | 604 (▲36) |
森 吉 町 | 371 | 371 (なし) | 184 | 176 (▲8) |
阿 仁 町 | 185 | 174 (▲11) | 98 | 98 (なし) |
合 川 町 | 361 | 345 (▲16) | 208 | 198 (▲10) |
上小阿仁村 | 147 | 149 (2) | 79 | 81 (2) |
合 計 | 2209 | 2143 (▲66) | 1209 | 1157 (▲52) |
東北農政局鷹巣統計・情報センターが12日発表した14年の農業産出額(市町村別推計・概算)によると、鷹巣阿仁部の実績は以下のとおり。(農業産出額は個別農産物の生産量から中間生産物(種子・飼料・ほ乳など)を控除した生産量に、農家庭先価格を乗じて算出する)
鷹 巣 町 40億円(コメ27億1千万円、鶏卵3億5千万円、生乳1億5千万円、キュウリ1億2千万円、肉用牛1億1千万円、
大豆5千万円、ネギ4千万円、馬鈴薯・ヤマノイモ各3千万円)
森 吉 町 24億1千万円(鶏卵8億6千万円、コメ7億7千万円、生乳2億9千万円、葉タバコ8千万円、肉用牛5千万円、
トマト・リンゴ各3千万円、乳牛・馬鈴薯各2千万円)
合 川 町 18億5千万円(コメ12億6千万円、比内鶏1億3千万円、葉タバコ1億2千万円、キュウリ・生乳各7千万円、
ホウレンソウ3千万円、大豆・馬鈴薯各2千万円、ダイコン・ネギ各1千万円)
上小阿仁村 5億4千万円(コメ4億3千万円、比内鶏2千万円、大豆・ナス・馬鈴薯・キュウリ・肉用牛・小豆各1千万円)
阿 仁 町 4億5千万円(コメ2億8千万円、肉用牛3千万円、ふき2千万円、キュウリ・杉苗木・比内鶏・リンゴ・馬鈴薯・
ダイコン・シシトウ各1千万円)
日本高野連は17日、来春の第76回選抜高校野球大会の「21世紀枠」の候補校9校を発表したが、秋の県大会でベスト4入りし、県高野連が推薦した本県の合川高校は選ばれなかった。前回の大館鳳鳴高校は最終選考まで残り県民の期待を集めたが、今回の合川高校は東北の推薦枠に残れなかった。合高ナインはこれにめげず、実力で出場を目指して欲しい。
今回選ばれた9校は地区別に函館中部(北海道)、一関一(東北、岩手)、桐朋(関東・東京、東京)、津西(東海、三重)、七尾(北信越、石川)、耐久(近畿、和歌山)、鳥取城北(中国、鳥取)、八幡浜(四国、愛媛)、清峰(九州、長崎)。このうち出場できる2校は一般選考と同じ来年1月30日の選考委員会で決定する。
森吉山の阿仁スキー場で15日、安全祈願祭と救助訓練が行われ、20日から始まる営業期間の安全を祈願した。15日現在の積雪は平均30aで、山麓駅舎付近はまだ地肌が出ている所もあるが、今後の降雪でオープンの20日には滑走可能になるというが、お天気次第。
営業期間は3月7日まで、時間は午前8時半から午後5時まで。3月13日以降は春山ゴンドラとして運行する。
今年は暖冬の気配で、降雪が少なく現在のところ平地では積雪ゼロ。スキー場にはお気の毒だが、住民生活は快適だ!ここだけの話だが…
合川町の12月定例議会が16日から19日までの4日間の会期で開かれ、一般質問の答弁で佐藤町長は町長選挙で「合併を公約したことはない」と述べたと言う。
大館新報によると、この日議員から「町長は合併推進を公約に当選したはずなのに、地区座談会では『町民を誘導したくない』と逃げの一手に出ている」と批判されたのに対して、「私は選挙で合併すると言ったことは一度もない。前町長時代に行ったアンケートで合併賛成が6割に上ったことから、民意は大事にしなければいけないと言ったのであり、聞く方が勝手に合併推進派だと判断しただけ」と、反論したと言う。エッ!それじゃ、我々も勝手に聞き違いや思い違いをしていたのかなぁ?
森吉町議会の全員協議会が15日の定例会初日の本会議終了後に開催され、町当局から19年秋田わかすぎ国体山岳競技開催に伴う諸費用が提示されたが、町負担が9千万円余りと高額で、議会が開催を決議した13年12月議会での町説明の2千万円をはるかに超えることがわかった。
町当局によると総費用のうち、委託料と工事請負費の計1億7千百万円は県が負担し、残りの9千万円余りが町負担となるが、このうちの県負担分が明示されず、来年6月頃でないと県では明らかにできないという。
今年の静岡国体では県が1/3負担したというが、秋田県の場合はどうなるのか全く未定で、財政難の折り、高額の負担は町の財政上不可能なことから、当初説明から大幅にアップした地元負担増に、議会内部では開催地返上の声も大きい。
タイムスケジュールでは、明年4月から一連の事業展開を進めなければならないが、県と町の負担割合が決まらないと事実上町の新年度予算計上は不可能となる。
森吉町の12月定例町議会が15日から19日までの5日間の会期で開催される。今回の付議事件は補正予算8件、単行議案4件の計12件。最終日に教育委員の承認案件が追加提案される。日程は下記の通り、傍聴は自由。
15日…町長の行政報告、議案上程(町長・課長説明)、大綱質疑、議案・陳情の各常任委への付託
16日…一般質問(4人)、各常任委員会(本会議終了後)
17〜18日…各常任委員会
19日…委員長報告(質疑・討論・採決)、追加議案上程(人事案件)、特別委員会報告(質疑・討論・採決)
13日午前8時5分頃、森吉町滝ノ沢地内の国道285号線で、石巻市の男性が運転する大型貨物車が路外にはみだし、道路脇に落ちた弾みで電柱に衝突して高圧線を切断したため、上小阿仁村全域の2200世帯で事故直後から10時半頃まで停電した。
現場は森吉町黒沢の旧・峠の茶屋から上小阿仁村方向に約1`の直線道路。電柱に引っかかった格好で貨物車は止まったが、電柱がなければ下の農地に横転しただろう。幸いなことにトラック運転手は打撲程度で済んだという。
またトラックを引き上げるため、森吉町黒沢交差点から上小阿仁村堂川交差点(Y字路)区間が3時間余りにわたって通行止めとなった。
県が11日発表した15年の県年齢別人口流動調査速報によると、県人口は前年より8,545人(0.73%)減って1,167,365人と22年連続減少し、昭和56年の調査開始以来最大の減少幅となった。また65歳以上の老年人口は初めて30万人を超え、老年人口割合は25.7%と全国平均の19%を大きく上回った。
年間の出生者数は8,307人(前年比312人減)、死亡者数が12,503人(同372人増)で、自然動態は4,196人減。また県内への転入者は17,562人(同382人減)、県外への転出者数は21,911人(同9人増)で、社会動態では4,349人の減少となった。
年齢別では、老年人口が300,449人(同5,874人増)、14歳以下の年少人口は150,691人(同4,038人減)。
市町村別では、人口が増えたのは天王町(0.54%)だけで、金浦、西目両町は前年と同じ。それ以外はいずれも減少し、減少率が最も高かったのは雄和町(2.86%)、次いで上小阿仁村(2.62%)、阿仁町(2.37%)の順。
老年人口割合が最も高いのは阿仁町(41%)で、上小阿仁村(38.6%)、東由利町(34.8%)の順。森吉町は34.3%で全県第5位。逆に最も低いのは天王町(18.1%)で、次いで大潟村(18.9%)、秋田市(19.5%)。
この調査は平成12年の国勢調査人口を基準に、14年10月から15年9月までの人口流動状況について10月1日現在でまとめたもの。
8日行われた12月定例県議会一般質問で、厳しい経営状況が続く秋田内陸縦貫鉄道(本社・阿仁町)について原盛一議員(自民党)が質問。
寺田知事は、「人口減少、少子高齢化、モータリゼーションの進行などで極めて厳しい経営状況となっている」と答弁した上で、「今後もいままで通りで存続できるかどうか検討すべき時期に来ている」との考えを示した。具体的には懇話会(24日の予定)を立ち上げ、存続の可能性はもちろん、バス代替を含めて地域交通の在り方について一定の方向性を出したいとし、具体的な検討に着手する方針を示した。
寺田知事は、先の議会決算特別委員会で路線廃止も視野に入れて12月から検討を始める考えを明らかにしており、バス路線への転換も含めて来年度中に方向性を出したいと述べ、沿線8町村の首長などからなる秋田内陸線地域交通懇話会を設置し、検討する考えを示していた。
県内のトップを切って、森吉山森吉スキー場が10日から営業を開始した。初日は「からまつ」と「ファミリー」の2コースだったが、11日には、山頂からのコースも滑走できる見込みと言う。
今年は暖冬の影響でオープンが遅れ、昨年より17日遅く、例年より1週間ほど遅いオープン。現在の積雪は50aで、まずまずのコンディション。
上小阿仁村商工会(鈴木鉄男会長)は8日、緊急の理事会を開き、2日の臨時総会で合併に関する議案が否決されたことを踏まえ、阿仁部4商工会の枠組みで進められていた合併から離脱することを「総会で決まったことは尊重すべきだ」との理由から、理事会の総意として決定した。
緊急理事会は、正副会長と理事16人が出席し非公開で開催。鈴木会長や事務局によると、出席した理事のほとんどが、「最高の意思決定機関である総会で決まったことは尊重しなければならない」として、臨時総会での決定通り合併から離脱すべきだとの考えを示したという。
県内は7日夕方から雪が降り出し、8日の朝までに県内全域で10〜13a前後の降雪が見られた。今年初めての本格的な積雪となったため、慎重を期すドライバーは超ノロノロ運転で、後続車を悩ませる場面も。
8日も濡れ雪が降り続けたが、今朝までの夜間の降雪はほとんどなかった。予報によると本日の最高気温は氷点下で、一気に冬本番を迎えた。これまで暖かな初冬だっただけに、「いよいよ、来たか」の感が強い。しかし、この寒気は長続きしない模様。
5日夜、仙北町の塗装工の男(51)が、警察官の左脚に小便をかけて、職務質問を妨害したとして公務執行妨害の現行犯で逮捕されたという。
魁紙によると、塗装工は「飲食店で酒に酔った男が暴れている」との110番通報で駆けつけた大曲署員に店外に連れ出されたが、直後にズボンのファスナーを下げて小便しようとしたため署員が「やめなさい」と、制止したが従わず放尿。次いで体の向きを変えて、署員におしっこをかけたというもの。
我慢しきれなくなった小便を「やめなさい」と制止したところで止まるわけなどないが、警官にかけたなんて!「一度は避けたのだが…」と被害者の弁が魁紙上に掲載されているが、酔っているにも関わらず、標的を外さなかったようだ?
森吉山森吉スキー場は4日オープンの予定だったが、雪不足のため延期となった。3日夜からの降雪によって、やっとゲレンデは一面白一色となったが、4日現在の積雪は5a。
山では4日の日中も吹雪となったので、同日中の駐車場の積雪は10a以上となったがゲレンデは風にとばされて、所々地肌がむき出した状態で滑走は不可能。秋田地方気象台によると、7日の日曜日から週明けにかけて冬型の気圧配置が強まって、まとまった降雪が見られるとの予報なので、オープンも間近だろう。
16年4月の合併に向けて準備を進めている阿仁部4町村の商工会は2日、合併承認などを議題とした臨時総会を一斉に開き、森吉、合川、阿仁はいずれも満場一致で合併を承認したが、上小阿仁は採決(無記名投票)の結果、賛成票が総投票数の3分の2に満たず否決となった。
臨時総会の議案は▽合併と合併契約書案の承認、▽設立委員会委員の選任。合併と合併契約書案の承認は、合併に対する各商工会の最終合意にあたり、可決されれば合併が事実上、正式決定する運びだっただけに、9日に合併調印式を予定している4商工会合併の枠組みは崩れ、今後は意思決定した3町の商工会で合併を模索することになりそう…
村商工会内では、「村が合併せず単独村に向かっている時、商工会合併のメリットがあるのか」などの声が以前からあったという。
国土交通省は28日、高速道路未整備区間の建設優先順位の判断材料となる総合評価点数を公表したが、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)大館−小坂間は4段階のうち最低のDランクとなった。
総合評価は、建設優先順位の判断材料や、未整備区間を日本道路公団や民営化会社が建設か、国が税金で直接建設する新直轄方式で整備するかの基準となる。
評価は、▽建設によって直接生じる時間短縮効果などの費用対効果、▽料金収入でどれだけ建設費を返済できるかなどの採算性、▽高度医療施設への搬送時間短縮などの外部効果、の3要素で各区間を点数化した。力点の置き方によって評価に違いが出るため、国土交通省の専門委員会、地方自治体、道路関係4公団民営化推進委員会の3者の評価を公表した。
大館−小坂間は、3者いずれの評価とも最低のDとなったが、Dは民営化による新会社が建設に難色を示すとみられる区間で、有料方式ではなく、新直轄方式による建設向き、とされている。新直轄方式は、建設費の4分の3が国費、残り4分の1が県などの負担となる。従来の方式に比べ、地元の負担が増える。
しかしこの区間は、道路公団秋田工事事務所と地元大館市、小坂町の設計協議調印式が13年10月に行われており、インターの建設予定地となっている大館市商人留地内などではすでに道路公団が整備工事を進めている。総事業費は約1120億円の見込みで進ちょく率は約3%という。
延長は約14.5km。このうち、大館市は約12.6km、小坂町は約1.9km。大館市側は商人留地内の大館北インターと接続。小坂町側は小坂インターから碇ケ関インター方向に約6km地点の東北自動車道とジャンクションで接続される。
阿仁町の安の滝付近にナメコ採りに出かけたまま行方不明となっていた秋田市仁井田新田1-17-7、会社経営・熊谷定芳さん(66)は、1日の捜索で無事発見された。
警察の調べによると、熊谷さんは30日午前5時頃、家族に阿仁町の安の滝付近にナメコ採りに行くと言って出かけたが、夕方になっても帰宅しなかったため、家族が届け出たもの。翌1日、町役場・警察・消防団など約30人体勢と県警ヘリが捜索を開始。午前11時過ぎ、入山地点から安の滝間の中間地点の山中で県警ヘリ「やまどり」が熊谷さんを発見。引き継ぎを受けた県防災ヘリ「なまはげ」が吊り上げて救出、打当温泉から森吉町の病院に搬送した。熊谷さんは、若干衰弱しているものの元気だったという。
県警地域課によると、今年のキノコ採り遭難は11月27日現在で前年同期より4件多い18件、遭難者は1人多い18人で、65歳以上のお年寄りが約7割(12人)、単独入山が約6割(11人)。死者は前年より1人多い、4人だという。どうして、このような遭難騒ぎが繰り返されるのだろうか?
町村名 | 人口計 | 前月比 | 世帯数計 | 前月比 |
鷹巣町 | 21,188人 | 17人減 | 7,338世帯 | 増減なし |
合川町 | 7,700人 | 2人減 | 2,285世帯 | 1世帯増 |
森吉町 | 7,549人 | 5人減 | 2,498世帯 | 4世帯減 |
阿仁町 | 4,143人 | 9人減 | 1,460世帯 | 1世帯減 |
上小阿仁村 | 3,180人 | 14人減 | 1,109世帯 | 10世帯減 |
森吉町の11月30日現在の人口データとピラミッドはこちらへ
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