2004,4,20掲載 今週の話題バックNo.69
2004,3,1〜3,31

3月30日 地元でスキーW杯祝賀会

 ノルディックスキーのW杯複合第18戦個人スプリント、同第19戦個人で2連勝を飾った高橋大斗選手(土屋ホーム・鷹巣農高出)の優勝祝賀会が28日、高橋大斗後援会の主催で地元・阿仁町で行われ、スキー関係者、地元ファンなど約230人が参集、世界制覇を讃え、来季の更なる活躍を祈った。
 高橋選手は阿仁中2年から複合競技を始め、鷹巣農高3年で全日本メンバー入りを果たし、W杯初参戦。北海道東海大3年で迎えた冬季五輪は個人スプリントで6位入賞を果たすなど、日本複合陣のエースとして活躍している。
 今季は、日本から唯一のフル出場。初戦で4位と好調な滑り出しを見せ、中盤以降はコンスタントに上位の成績を維持し、最終の2戦で連続優勝を飾り、世界ランキングも5位(自己最高)に食い込んだ。

3月29日 鷹巣・合川町議選開票結果

◎鷹巣町議選(定数24に対して25人)           ※◯内数字は当選回数
  ◇当日有権者数17,786(男8,271、女9,515)
  ◇投票者数14,851 ▽有効14,731 ▽無効120 ▽持ち帰り0 ▽不受理0
  ◇投票率83.50%(男81.61%、女85.14%)

当選  851  米沢  一  63  無現 C  農業
  811  千葉 文吉  68  社元 B  団体役員
  800  小塚 光子  57  無現 A  団体職員
選  793  長崎 克彦  62  無現 B  農業
選  726  小畠 博行  52  無元 B  会社役員
選  688  三沢 定幸  57  無新 @  農業
選  653  花田 隆一  64  共現 G  農業
選  653  松尾 秀一  58  無現 A  図面トレース業
選  648  中嶋 力蔵  57  無現 C  農業
選  633  沢田 一文  48  無現 A  農業
選  625  原田 醇一  56  公現 A  政党役員
  624  小坂 和子  60  無新 @  無職
選  562  簾内 順一  61  無現 C  農業
選  541  中林藤一郎 62  無現 B  農業
選  540  中嶋 洋子  59  無現 B  農業
選  537  佐藤 重光  61  無現 B  農業
選  511  吉岡  興  64  無現 H  整骨師
選  499  鈴木 茂雄  63  無現 B  農業
選  472  山内 清種  69  無現 A  農業
選  465  武藤 忠孝  63  無現 A  農林業
  450  藤島 康二  65  無現 B  農業
選  446  佐藤 文信  52  無現 B  農業
選  444  清水 修智  70  無現 I  農業
選  400  相馬  勤  62  無現 A  会社員
次点  357  藤本 久恵  59  無現 @  自営業

 

◎合川町議選(定数18に対して19人)
  ◇当日有権者数6,641人(男3,098人、女3,543人)
  ◇投票者数5,816人 ▽有効5,737人 ▽無効79人 ▽持ち帰り0 ▽不受理0
  ◇投票率87.58%(男86.86%、女88.20%)

選  463  佐藤吉次郎  62  無現 D  会社役員
選  439  福岡 由巳  62  共新 @  政党役員
選  433  金田  司   53  無現 B  農業
選  376  三浦 克昭  59  無元 B  農業
選  343  成田 誠治  62  無現 A  農業
選  341  杉渕 茂秋  50  無現 A  自営業
選  301  佐藤征太郎  60  無新 @  農業
選  298  加藤  寿   53  無新 @  農業
選  293  和田 勇治  71  無現 E  商業
選  282  吉田 嘉隆  60  無現 A  農業
選  274  畠山 冨男  68  無現 A  会社社長
選  274  清原 利雄  59  無現 D  農業
選  266  和田三九郎  60  無現 C  農業
選  265  成田麟一郎  58  無現 A  自営業
選  255  吉田 芳雄  73  無現 H  農業
選  225  福岡 昌樹  58  無元 B  農業
選  223  土濃塚謙一郎59  無現 B  農業
選  222  吉田  勇   71  無現 A  無職
次点  159  松橋 三郎  73  無現 E  釣り具店経営

3月28日 鷹巣阿仁部の人口と世帯数 3月1日現在

町村名 人口計 前月比 世帯数計 前月比
鷹巣町 21,085人 20人減 7,326世帯 5世帯減
合川町  7,677人  8人減 2,282世帯 1世帯増
森吉町  7,509人 17人減 2,494世帯 3世帯減
阿仁町  4,115人  2人減 1,451世帯 増減なし
上小阿仁村  3,176人  4人減 1,105世帯 2世帯減

3月27日 東北地方の3カ月予報

 仙台管区気象台が25日発表した東北地方の3ヵ月間(4〜6月)の予報によると、この期間は平均気温、降水量とも平年並みとなりそう。
 4月の天気は周期的に変わり、晴れの日が多いが遅霜の恐れも。気温・降水量は平年並み。5月は晴れの日が多いが、遅霜の恐れも。気温・降水量は平年並み。6月はオホーツク海の高気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多い。気温・降水量は平年並み。

3月26日 議会が自立計画を承認 上小阿仁村

 上小阿仁村の議員全員協議会が24日開かれ、町村合併せず単独村を貫くための「まちづくり(自立)計画」を承認した。計画は16年度から25年度までの10年間。
 一般会計の財政見通しによると、公債費比率は16年度の23%をピークに年々下落するが、経常収支比率は16年度以降毎年100%を超えるなど財政硬直化が進む見通し。
 行財政改革として、15年度現在で62人(一般会計)の村職員を、25年度までに44人削減するなどの数値目標を明記。
 一方、自主財源の確保策として、伐期に達している11齢級以上の村有林176fのうち、561fを10年間で伐採し、516,290千円の売払い収入を見込んでいる。
 また16年度以降の住民サービスの水準については、保育料など一部は値上げ。上水道と下水道の料金はこれまで地区ごとに設定していたものを統一するため、地区によっては値上がりとなり、水道施設改修費補助金や野菜生産振興奨励金などは廃止するが、新規サービスとして直播きやアイガモ農法、農業法人活動に支援する「特色ある農法応援事業」を追加した。

3月25日 土砂崩れで不通の県道 27日仮復旧の見通し

 県北秋田地域振興局建設部によると、上小阿仁村南沢で18日に発生した土砂崩れで、全面通行止めとなっている県道杉沢・上小阿仁線が27日午後5時から仮復旧し、朝、昼、夕の限られた時間帯に車両の通行が可能となる見通しとなった。
 仮復旧後、車両の通行ができるのは、午前7〜8時半、正午〜午後1時、午後5〜同7時の計3回で、この時間帯以外は、全面通行止めとなる。
 県道杉沢・上小阿仁線の土砂崩れは、昨年末以来4回目のことで、県道にはう回路がなく、現場から萩形ダム方向に約3`地点の八木沢集落(9世帯、20人)が孤立した状態となっていた。車両通行の時間規制は4月末まで続く見通し。

3月24日 鷹巣・合川町議選告示 一人落とし

 ミニ統一選として行われる鷹巣・合川両町議選が23日告示され、28日の投開票に向けて5日間の短期決戦に投入した。いずれも定数を1人オーバーする少数激戦となった。
 鷹巣町議選は、定数24に対して現職21人、元職2人、新人2人の合わせて25人が立候補。一方、合川町議選は、定数18に対して現職14人、元職2人、新人3人の合わせて19人が立候補した。立候補者は下記のとおり

鷹巣町議選の立候補者(届出順)

花田隆一 64 共産党 農業 脇神
簾内順一 61 無所属 農業 今泉
千葉文吉 68 社民党 団体役員 花園町
長崎克彦 62 無所属 農業 坊沢
武藤忠孝 63 無所属 農林業 糠沢
藤島康二 65 無所属 農業 綴子
佐藤文信 52 無所属 農業 脇神
原田醇一 56 公明党 政党役員 東横町
鈴木茂雄 63 無所属 農業 七日市
中林藤一郎 62 無所属 農業 小森
藤本久恵 59 無所属 自営業 七日市
米沢一 63 無所属 農業 綴子
小坂和子 68 無所属 無職
沢田一文 48 無所属 農業 前山
佐藤重光 61 無所属 農業 坊沢
三沢定幸 57 無所属 農業 綴子
山内清種 69 無所属 農業 綴子
小畠博行 52 無所属 会社役員 綴子
吉岡興 64 無所属 整骨師 米代町
小塚光子 57 無所属 団体職員 伊勢町
清水修智 70 無所属 農業 七日市
松尾秀一 58 無所属 図面トレース業
相馬勤 62 無所属 会社員 住吉町
中嶋洋子 59 無所属 農業 脇神
中嶋力蔵 57 無所属 農業 脇神


 合川町議選の立候補者(届出順)

和田勇治 71 無所属 商業 上杉
吉田勇 71 無所属 無職 川井
畠山冨男 68 無所属 会社社長 道城
加藤寿 53 無所属 農業 鎌沢
成田麟一郎 58 無所属 自営業 李岱
清原利雄 59 無所属 農業 李岱
吉田嘉隆 60 無所属 農業 川井
三浦克昭 59 無所属 農業 三木田
福岡由巳 62 共産党 政党役員 川井
佐藤吉次郎 62 無所属 会社役員 川井
福岡昌樹 58 無所属 農業 三里
松橋三郎 73 無所属 釣具店経営 下杉
杉渕茂秋 50 無所属 自営業 増沢
佐藤征太郎 60 無所属 農業 木戸石
吉田芳雄 73 無所属 農業 川井
和田三九郎 60 無所属 農業 上杉
金田司 53 無所属 農業 根田
成田誠治 62 無所属 農業 三里
土濃塚謙一郎 59 無所属 農業 芹沢

3月22日 県市町村東京会館閉鎖

 利用者の減少で数年前から赤字が続いていた、JR上野駅前の県市町村東京会館(東京都台東区東上野)が、今月いっぱいで閉鎖される。同駅前にある県東京宿泊所も閉鎖が決まっており、都内にある本県の公的宿泊施設は、すべて姿を消す。
 同会館は昭和49年、財団法人県市町村職員互助会が木造2階建ての旅館を買い取って開設。同53年に現在の鉄筋コンクリート6階建て(地下2階)に改築し、平成3年には内装などを一新した。和室18室、洋室6室のほか、16畳の休憩室があり、収容人数は70人。
 JR上野駅から歩いて5分という立地条件に加え、一般のホテルよりも格安なことから、市町村職員が出張の際に利用しているほか、家族旅行の県民や受験生らの宿泊も多かったが、東北新幹線の東京駅延伸、航空会社やJRの宿泊付き割引パック登場などの影響で年を追って減少した。互助会所有の土地と建物は来年度、売却処分されるという。

3月21日 渓流釣り解禁

 県内の渓流釣りが今日から、一斉に解禁する。本県の漁期はヤマメとイワナが3月21日〜9月20日、アユは7月1日〜10月31日までと決められている。
 本県の県北地方の河川は、全国的に見ても渓流釣りの環境に恵まれており、県内はもとより、県外からも多くの釣り人が集まる。
 これまでは河川を管轄する各漁協の遊漁券を買い求めなければならなかったが、今年から県内の全河川で適応される共通遊漁券が導入され、共通券1枚(1万5千円)でワンシーズンどの川でも釣りを楽しむことができようになった。
 今年は2、3月の水温が高く、魚がエサを獲る時期が早いため、魚体の回復も早い上、雪も少なく、最初から釣果が期待できそう。
 共通遊漁券についての問い合わせは、県内水面漁業協同組合連合会(電話018-868-3812)へ

3月20日 たった一人の卒業式 浦田小

 森吉町立浦田小学校(加賀史子校長)で18日たった1人の卒業式が行われた。今回の卒業生は唯一の6年生・加賀亜衣さん、送る側の在校生は23人。亜衣さんは入学以来、ずっと一人ぼっちで各学年を修了してきた。
 亜衣さんは一人でも、本年度は全県書き初め展で金賞に輝いたほか、大館市北秋田郡音声言語発表会で優秀賞も受賞。町の野球大会では男子に混じって出場し、安打も記録したという。

3月19日 森吉町で朝火事

 18日午前6時半頃、森吉町米内沢字寺ノ下(通称・裏町)、無職・松橋庄一さん(79)方から出火、木造平屋の住宅約270uを全焼した。
 森吉署の調べでは、松橋さんの妻(76)がゴミ出しから戻ると、居間の薪ストーブ周辺が燃え上がっており、外に逃げ出して火事ぶれした。
 火は自宅の東側隣家の小屋にも一部延焼し、外壁を焦がしたり、窓ガラスを割るなどしたが、けが人はいなかった。
 松橋さんは妻と2人暮らしだが、町内の病院に入院して不在だったという。原因は捜査中。

3月18日 2月の東京便低迷 大館能代空港

 県大館能代空港管理事務所が15日公表した2月の利用者数(東京・1日発着4便)は、前年同月を23.5%も下回ったほか、2月としては過去2番目に少ない7,549人。搭乗率も55.5%と、全体の半分近くが空席の状態だったという。
 内訳は、同空港で降りた客が3,658人で搭乗率53.8%、同空港から乗った客が3,891人で同57.2%。同月の運行回数は予定116回に対して93.1%の108回と、通常の100%近い運行回数だったが、2月としては平成11年の5,693人に次いで低迷した。なお、2月の貨物取扱量は11,235.4sで、うち最も多い品目は、前月同様野菜(発送のみ)で2,165s
 利用率の低迷を同事務所は「スキー客を中心としたツアー客が大幅に減少したことが、主な要因と考えられ、悪天候による欠航も影響したと思われる」と分析している。

3月17日 阿仁の樹氷まつり、来場者減

 阿仁町商工観光課によると、森吉山阿仁スキー場の樹氷まつり(1月17日〜3月7日)来場者数は、前年を2,346人下回る4,567人で、その内、最も来場者が多かったのは2月21日の528人、次いで同11日の506人、同28日の299人だったという。
 来場者の内訳は、団体751人、個人3,816人で、前年と比較して、団体は872人、個人は1,474人それぞれ減少した。樹氷が見ごろを迎えた2月に、悪天候が続いたことが要因と思われ、強風によるゴンドラ運休は5日(前年8日)だったが、団体客の来場予定があった日曜日の運休が影響したと関係者は語っている。

3月16日 上小阿仁村自立計画を策定

 上小阿仁村は、16年度から10年間の地域振興の方針をまとめた「まちづくり(自立)計画」を策定した。今月中に県に提出する。
 同計画は、現在進められている市町村合併に参加しない市町村に対して県が提出を求めているもので、同村では一般住民による100人委員会を組織するなどして策定作業を進めていたもの。
 計画の基本方針では、過疎化対策、地理的条件を活かした村づくり、基幹産業の振興、教育福祉環境の整備、行財政価格の推進を重点事項とし「行政との協働のもと住民が中心になって考え、村の特色を最大限に生かした施策事業を展開する」としている。
 重点事項のなかでも最重要課題となる過疎化対策については、U・Iターン対策の強化による若者の定住促進、地域インターネット環境の整備やIT技術活用による新規産業の創出、集落ごとの自治機能の見直しによる地域コミュニティーの強化などを実施する。
 基幹産業の振興に関しては、村の面積の95%を占める山林の利活用と農業振興を大きな柱として、村有林の整備拡充による財産造成、営農組織の育成などに取り組むとしている。
 行財政改革の推進では、地方交付税に依存している財政体制の見直しを図り、将来にわたる安定した財政基盤の構築を進めるとしている。具体策としては、人件費の削減や業務の外部委託、公共事業の抑制などによる経費節減、村有林の伐採による自主財源の確保が挙げられている。

3月15日 森吉山の自然再生へ県新年度予算

 県は新年度、森吉山の自然荒廃に歯止めをかけるため自然再生事業に取り組む。登山者の増加に伴い高山植物への影響が危惧されている森吉山山頂部直下の山人平(やまびとだいら)(1300b)の登山道に木道を設置するほか、7ヵ年計画で森吉山麓にあるノロ川牧場の未利用地にブナやミズナラなどを植え、広葉樹林の復元を目指す。
 森吉山の東側山頂部にある山人平には、高山植物のイワカガミや県版レッドデータブックで準絶滅危ぐ種に指定されているチングルマが群生しており、「花の百名山」に列せられるなど評価が高い。
 しかし近年はゴンドラによって容易に山頂域まで登れるため、お花畑に観光客が殺到し、登山道の表土が削られ、雨で表土が流される「裸地化」が急速に進行していることから、群生地が浸食され、植生に影響が出る恐れが問題視されてきた。
 こうした実態から県は、裸地化の拡大に歯止めをかけるため、事業費約2000万円で、16年度に群生地を通る登山道(約300b)に幅30aほどの木道を設置する。
 また16〜22年度の7ヵ年事業で、山人平から東に4`ほど下ったノロ川牧場(約500f)の未利用地約100fにブナやミズナラなどの広葉樹を植栽し、クマゲラの生息していたかつての森を復元する計画という。

3月14日 「根子番楽」国の重文指定祝う

 国の重要無形民族文化財に指定された阿仁町根子番楽の「国指定記念祝賀会」が12日、町ふるさと文化センターで開かれ、根子番楽保存会をはじめ芸術文化関係者、一般町民ら約150人が出席し、番楽として県内初の指定を喜びあった。
 根子番楽は昭和39年11月17日に県無形民族文化財に指定、47年8月5日に国の記録作成等の措置を講ずるべき無形民族文化財としての調査指定を受けている。
 今年1月16日、国の文化審議会が
根子番楽を含む10件の無形民族文化財を重要無形民族文化財に指定するよう文部科学省に答申。2月6日の官報告示で正式に国の重要無形民族文化財に指定され、今月10日の指定認証式(東京都)で、文化庁から根子番楽保存会に指定証書が授与された。

3月12日 黄砂舞う

 11日未明、台風並の強風で目を覚ました。4時頃から風が強くなり、5時頃最も強かったと思う。
夜明けと共に風は収まり、霙が落ちてきたが、午後になって気がついたら、車の屋根が真っ黄色。今春初めての黄砂だった。
 秋田地方気象台によると、午前10時30分から黄砂を観測。快晴時には60`以上ある見通し距離が、同時刻と午後3時は6`まで悪くなったという。
 我が家の屋根にも、近年にないほど多くの黄砂が縞模様を作って、積もっている。今回の強風は今春4回目で、積雪期としては、これまで経験したことがないような強風だったが、やっと春の便りの「黄砂」を運んで来たようだ。

3月10日 県公立高校の一般入試

 県公立高校の16年度一般入試が今日行われる。試験は全日制が5教科、定時制が3教科。
 全日制は国語が午前9時〜9時55分、数学が10時15分〜11時10分、英語が11時半〜午後0時25分、昼食をはさんで理科が午後1時10分〜1時55分、社会が同2時15分〜3時、グループ面接が同3時半頃〜5時頃む。
 英語は、最初に10分程度のリスニングテストを行い、数学は学校によって問題選択制を一部取り入れる。定時制の試験は国語、数学、英語の3教科を行った後、午後から面接。合格発表は17日で、各校とも校舎正面入り口などに合格者名を貼り出す予定だが、貼り出す時刻は午後1時〜4時までの間と高校によって異なる。

3月8日 ハタハタ、25年ぶりの大漁

 県ハタハタ資源対策協議会によると、今年度漁期のハタハタ漁獲量は95年の解禁以来最も多く、3014.7dとなり、1978年以来25年ぶりに3000dを超える大漁となった。
 このうち、沿岸漁獲量(昨年11月27日〜1月15日)は前年の1.3倍の2058.6d、沖合漁獲量(昨年1年間)は同2倍の956.1dで、解禁以来の最高値を記録した。
 また今冬のハタハタは17a前後で例年並みの大きさだったものの、「豊漁貧乏」で単価が下がり、1s平均361円と解禁以来最安値を記録し、解禁した95年(同3,074円)のわずか1割だったが、漁獲金額は10億8887万円で解禁以降最高を記録したという。

3月7日 高橋大斗2日連続優勝

 ノルディックスキーのW杯複合個人最終戦は6日、フィンランドのラハティで行われ、前半飛躍で首位(121b、122bの合計248.7点)に立った日本のエース、高橋大斗(鷹巣農林高―北海道東海大―土屋ホーム)が後半距離(15`)でも逃げ切り、5日の個人第18戦でのW杯初優勝に続く、2日連続での優勝を果たした。高橋は、W杯総合でも2季前と同様自己最高の5位となった。

3月6日 スノーモービル乗り入れ禁止に 森吉山山頂など

 森吉山では、県外からのスノーモービル愛好者が急増しており、樹木が傷付けられるなど環境への影響が懸念されているが、県は年内にも森吉山の山頂や尾根の一部について、スノーモービルなど車両の乗り入れを原則禁止にする方針を固めた。
 規制を計画している地域は、森吉山の山頂一帯と稜線部(森吉・阿仁スキー場は除外)、ノロ川中流域など合わせて2,963f。規制されれば、スノーモービルなど車両の乗り入れが原則禁止となり、乗り入れるには県知事の許可が必要となる。
 近年の森吉山では、登山者から「エンジン音がうるさい」との訴えや、スノーモービル愛好者が集中する3月から5月に繁殖期を迎える野鳥への影響を懸念する声が上がっていた。また昨年4月には地元の登山愛好者らでつくる「森吉山の自然を守る会」が、森吉山へのスノーモービル乗り入れを一部規制するよう県に要望。県は現地の県自然公園管理員や自然保護団体などから聞き取り調査をした結果、木立が傷つけられる恐れがあり、野鳥への悪影響も懸念されると判断したもの。
 県は今月末の県環境審議会に、規制案を盛り込んだ森吉山県立自然公園計画の変更案を諮問し、承認されれば東北の県立自然公園では初のスノーモービル規制となる。

3月5日 日沿道 大館〜小坂 本格工事へ

 国土交通省は去る27日、国と都道府県の負担で無料道路を建設する新直轄方式対象区間の15年度事業費を配分した。日沿道大館北〜小坂JTC間は44億9700万円が措置された。同区間は工事用道路の工事が着手されており、今後は本線の本格的な整備工事が始まり、国交省が道路公団に委託する。
 新直轄方式は、採算性が低く新会社による整備が見込めない区間が対象で、大館北〜小坂JCT間は昨年12月の国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)で新直轄方式の区間に決まった。
 大館北〜小坂JCT間は、延長約14.5`で、大館市は約12.6`、小坂町は約1.9`。大館市側は商人留地内の大館北インターと接続。小坂町側は小坂インターから碇ケ関インター方向に約6`地点の東北自動車とジャンクションで接続される。
 ルートは大館北インターから北東に進み釈迦池の南側を通過し高倉山、羽保屋山の北側を小坂町側に進む。山地を通るため、路線の75%がトンネルと橋梁で構成される。トンネルは5ヵ所で一番長いのが2.9`。橋梁は7ヵ所で一番長いのは500bの予定という。

3月4日 大館桂高校衛生看護科39年の歴史に幕

 大館桂高校(永井高道校長)衛生看護科の閉科式が2日、同校体育館で開かれ、最後の卒業生となる21人が実習衣のナース姿で式典に臨み、39年の歴史に幕を下ろした。
 衛生看護科は、看護師の不足解消を目的とした国の施策により、昭和40年に開設。毎年、約40人の生徒を受け入れ、これまでに約1,300人の卒業生を送り出した。卒業生たちは地域をはじめ全国の医療現場で、学んだ知識を生かして活躍しているが、准看護師養成のための新カリキュラムが導入されるのに伴い、県教育委員会は14年度から生徒募集を停止、現在の3年生が最後の生徒となる。
 2日は衛生看護科がある角館南、横手城南高校でも閉科式が行われた。これまでの卒業生は3校合わせて4,088人(本年度分含む)に上るという。

3月3日 新市の事務所は鷹巣町に 鷹巣阿仁合併協議会

 第2回鷹巣阿仁合併協議会が2日午後、阿仁町ふるさとセンターで開かれ、合併の方式、新市の事務所の位置、新市の名称の決定方法等を協議し、決定した。決定された事項は、以下のとおり

◎合併の方式…鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町を廃し、その区域をもって新しい市を設置する新設合併とする。(対等合併)
◎合併の期日…平成17年3月31日以内を目標とする。
◎新市の事務所の位置…新市の事務所の位置は、当分の間、北秋田郡鷹巣町花園町19番1号とする。(鷹巣町役場)
                 (原案では、「新庁舎建設までの間」だったが、委員から異議が出され「当分の間」と修正した)
                 (現町役場はそのまま残し、総合支所方式として、管内の住民サービス全般にわたる事務を行う)
◎新市の名称について…新市の名称は、公募を行った上で小委員会において絞り込み、協議会で決定する。
◎新市名称選考規定案等…4町に在住する小学生以上の住民を対象に、1人1点を公募し、小委員会で10点ほどに絞り込む。
                (小委員会…4町の長、4町の議会議長、4町の長が定めた学識経験を有する各1名)

3月2日 大阪便再開 大館能代空港

冬期間休んでいた大館能代空港大阪便(伊丹空港)が3月1日から運航を再開した。便名と発着時刻は下記のとおり…

大阪〜大館能代線 片道運賃(通常)    :30,600円    国内予約・案内 ANA 0120−029−222
             往復運賃(片道あたり):26,050円

便名 機種 伊丹発. 大館能代着 特割1 便名 機種 大館能代発 伊丹着 特割1
531 A20 11:40 13:00 25,500円 531 A20 13:35 15:10 25,500円

3月1日 鷹巣阿仁部の人口と世帯数 2/1現在

町村 人口計 前月比 世帯数計 前月比
鷹巣町 21,105人 20人減 7,331世帯 4世帯減
合川町  7,685人  3人減 2,281世帯 2世帯減
森吉町  7,526人 14人減 2,497世帯 1世帯減
阿仁町  4,117人  3人減 1,451世帯 増減なし
上小阿仁村  3,180人  1人減 1,107世帯 2世帯減

森吉町の2月29日現在の年齢別人口は、こちら


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