2007,5,18掲載 今週の話題バックNo.85
2006,4,3~5,11

5月11日 県内で30℃を記録

 10日の県内はフェーン現象の影響などで、秋田市岩見三内31℃、矢島30.9℃、角館30.6℃、本荘30.4℃など、今年初の真夏日を記録した。魁紙より
 当地でも午前9:00には23.4℃を記録。以後、どんどん気温が上昇、12:00には最高気温28.5℃を記録した。午後も17:00頃まで25~26℃台を記録、夜になっても17~20℃台だった。夜半から雨となったが、寝苦しい一夜となった。
 11日は寒冷前線が通過するため昼前までは雨で、気温も平年並みに戻る見込みというが、午前5時現在16.9℃。乾燥しきっていたので、もう少し降って欲しいところだ。

5月10日 各地で夏日を記録

 昨日の県内は朝から晴れ上がり、気温がグングン上昇、各地で25℃を越える夏日を記録した。
当地でも午前11時~午後6時の間20℃以上になり、特に午後1~3時の間は24~25℃の暑さだった。予報では今日の最高気温も24℃。

5月8日 ブナの新芽

 ブナの新芽が萌える様子を写真に撮りました。
 固い冬芽の殻が落ちて、銀色に輝く新芽が伸びて(左の写真)、長い銀毛を纏った若葉が風にひらめく様(右の写真)は実に美麗!
 右の写真でその様がわかるかなぁ?

写真をクリックすると拡大します。
ブナの芽吹き 銀毛を纏った若葉

5月5日 菜の花ロード 大潟村

 南秋田郡大潟村の「菜の花ロード」が、お花見の真っ盛りを迎えている。一日市から大潟村中心部へ向かう県道道村大川線の御幸橋から男鹿八竜線と交差する迄の8㌔区間に昭和59年に稙栽されたソメイヨシノ1200本。
 このうち桜並木沿いに菜の花が植えられた5.5㌔が「菜の花ロード」。ピンクと黄色の帯が一直線に延々と続き、実に見事!
 数えきらないほどの車が並木沿いの沿道に駐車し、写真を撮ったり、お弁当を広げたりして楽しんでいた。写真をクリックすると拡大します。
延々と続く「菜の花ロード」 ピンクと黄色のコントラスト

5月2日 阿仁部でも桜が咲いた

 阿仁部で一番早く咲く桜として有名な森吉町小又地内の倉太(クラダ:屋号)のサクラが30日開花した。1日の朝はもう五分咲きだった。29日の最高気温が20℃、30日が18.8℃、1日が16.5℃と暖かな日が続いているので、他の桜も咲き始めるだろう…

5月1日 ツブの味噌貝焼

 「ツブの味噌貝焼」と言っても、今時の若い人は知らないだろう。我々の子供時代は、雪が消えたら田圃に行って、ツブ(田螺)を採ったものだ。ツブは数日バケツに入れて泥を吐かせ、殻を剥かなければならないのでなかなか面倒だが、出汁は最高。やはり「味噌貝焼」が一番だ。
 田螺や泥鰌は、嘗て毒性の強い農薬の使用や水苗代がなくなった影響でめっきり減った。しかし最近は減反面積が多くなったおかげで、「水張減反」
している田圃へ行くと結構見られるようになった。しかも近年は低農薬や無農薬栽培が定着しているので、繁殖が著しい。但し、泥鰌は水路がU字溝になってしまった影響で、なかなかお目にかかれない。また今時、ツブを採る人など誰もいない。

4月30日 SPRING HAS COME

 29日は、やっと春らしい暖かな陽気となった。午前中は雲一つない快晴。気温も20℃を記録した。苗畑にて春作業の準備をしていたが、あまり気持ちがいいので、暫し辺りの音に耳をそばだて、周りのものに目を凝らして見た。ネイチャーゲームの要領だ。10:25から10分間で見た物、聞こえた物を以下に列記する。

 ウグイスの囀り(5~8秒間隔、但し時々数分間鳴き止むことも)
 シジミチョウがフラフラと頼りなげに舞っている
 セグロセキレイの番が巣作りの準備
 キタテハが凄いスピードで飛んでいった
 ジッと目を凝らすとカワムシ類の羽化成虫が無数に飛んでいる(ツバメや小鳥が飛びながら啄む)
 遠くで小鳥の囀りが聞こえる
 カラスの不気味な鳴き声
 遥か上空から鳶の鳴き声
 内陸線の上り普通列車が通り過ぎる(1両のみ)
 市道を行き交う車の音
 遠くから聞こえるのは畑を耕すトラクターの重低音
 時折、そよ風が心地よく頬をなでる
 コアシナガバチが10匹飛来(昨日は寒さのため仮死状態だった)
 足元では忙しげに動き回る蟻

以上が10分間で感じた自然の様。上手に並べて形容詞を付ければ立派な詩になりそう…

4月28日 山ウドの初物

 昨日、山ウドをいただいた。この辺では陽当たりのよい所にやっとアザミが出た程度で、コゴミすら出ていないので、もちろん地物ではなく、日本海岸の岩館産である。県内で山菜が早く出るのは、由利海岸に次いで八峯町だ。
 ウドは茹でて味噌や酢味噌で食べると最高。また頂芽や若い葉は天ぷらにすると、香ばしくてとても美味しい。タラの芽など足元にも及ばない。ウドの独特の風味(苦みと旨み)や山菜の独特の風味は、人間に活力を与えてくれる。「冬期間眠っていた体に生気を呼び戻し、体内時計を切り替える力があるのではないだろうか?」などと、思いめぐらしながら充分に堪能させて貰った。もちろん、美酒も大いに進んだ…  我々の子供時代は「山菜」とは言わず、「アオモノ」と呼んでいたことを思い出す。昨日、五味堀橋のツバメがやっと飛来した。

4月27日 「第59回全国植樹祭」大会シンボルマークの愛称募集

 平成20年春に北秋田市の「北欧の杜公園」で開催される「第59回全国植樹祭」の大会シンボルマークの愛称を募集しています。募集期間は平成18年4月24日~平成18年8月31日、募集要項はこちらを御覧下さい。
なお、これまで開催された全国植樹祭のシンボルマークと愛称及び今年開催の岐阜県、来年開催される北海道の分はこちらです。

4月26日 スギ花粉もそろそろ終息か?

 シーズン前のスギ花粉予報では、今年は平年に比べてごく少ないとの予報だったが、実際は過去最高を記録した昨年に匹敵すると言う。雄花の数は少ないが花期に強風が続いたからではないかと魁紙に載っていた。
 しかしここ数日間の強風と強い雨で雄花の落下が著しい。歩道の上に夥しい数の雄花が敷き詰められている。大きな杉を見上げると梢の方に僅か残っている程度だ。そろそろ終息ではないだろうか?今日、風が吹かなければ花粉の飛散数は極少と思うのだが…

4月25日 GWのイベント日程

 昨日は雨交じりの台風並の強風が吹き荒れ非常に寒かった。本日も風雨強し。明日はよさそうだが、27~28日も雨の予報で桜の開花はまだまだ。それでも恒例のイベントは例年通りの日程で、行われる。

鷹巣中央公園桜祭り…平成18年4月25日~5月5日

クマ牧場オープン…平成18年4月29日(土)~

森吉山山開き…平成18年5月3日(水)  ※雨天中止(小雨決行)
            集合:森吉スキー場駐車場   午前 8:30
            出発:森吉スキー場駐車場   午前 9:00
            神事:森吉神社           午前11:00
            昼食:森吉神社           午前11:30
            出発:森吉神社           午後 1:30
            解散:森吉スキー場駐車場   午後 3:30
            問い合わせ先 …森吉支所産業建設課(TEL 0186-72-3112 FAX 0186-72-4747)

4月24日 ツバメ飛来

 20日午前、ツバメが当地に飛来した。しかしたった1羽が1回きりで、その後全く見えなかった。次いで23日、向かいの家の古巣にツバメが飛来した。間違いなく確認したが、その後その古巣(毎年営巣)にとどまった形跡がない。
 実はその前、18日に今年初めてのツバメの囀りを聞いたが、生憎室内に居たので姿は確認できなかった。また毎年何組も営巣のため訪れる五味堀橋橋台のツバメは未だ姿が見えない。毎年時期を同じくして大挙飛来するのが常だったが、今年はいつもと違うようだ。その他に小生が確認したのはJA前田給油所、小又大橋に営巣しているごく少数だ。
 さて過去の記録は17年が19日、16年は12日、15年は18日、14年は8日、13年は13日、12年は21日、11年は30日、10年は20日だった。

4月23日 朝から快晴

 今日は朝から晴れ上がって、とてもよいお天気。こんな快晴は何日ぶりだろうか。昨日は朝5時から集落全員で農地の野鼠駆除作業。今朝はクリーンアップ。いずれも8戸づつの班毎に地域割りして行った。昔から集落単位で共同作業を続けているので、村の秩序が保たれて来た。しかし最近は、独居老人世帯や空き家が目立ち、共同作業への欠席も目立つ。今後は農業用水路の清掃・ゴミ上げ、集落内の排水路の清掃・ゴミ上げなど共同作業が続く。
 農家はこの土日を利用した種まき作業のピークを迎えている。例年より遅い取り組みだが、今年の天候だと丁度いいのかも知れない。

4月22日 ウグイス初鳴き

 21日午前、今年初めてウグイスが鳴き出した。
 当地での過去の初鳴き(定点観測)は、平成17年が26日、16年が11日、15年が18日、14年が4日、13年が9日、12年は21日、11年は16日、10年は8日、9年は14日、8年は16日、7年は21日でした。

4月21日 雪や霙舞う

 20日の県内は、朝のうち太陽が燦々と輝いたものの9時頃から曇りだし、10時頃からは強い風を伴って雨となった。午後からは気温がグングン下がり、3時半ころからは霙が降り出した。新聞報道によると、日中の温度差が15℃もあったという。
 大館市や鷹巣では辺り一面真っ白のなるほど、雪が降ったという。また横手市では何と3㌢の積雪とか。4月中頃の降雪は記憶があるが、下旬の降雪は経験がない。

4月20日 異常なし! 任期を全う 岸部市長 16:52up

 岸部北秋田市長は定例記者会見で、先週からJA北海道旭川厚生病院に赴いて行った健康診断(全身の機能を調べるPET(ポジトロン放出断層撮影)検査)で異常がなかったと報告し、任期を全うすると名言した。市Web Siteより

4月20日 お花見は「ま~だだよ

 ほとんどの県内の桜の名所では、今週末から「桜祭り」を開会し、花見シーズンの幕開けとなるが、県内ではにかほ市の勢至公園で「咲き始め」た程度(毎年、開花が県内一早い)。その他では全て「つぼみ」状態。気象庁の開花予報では、県内の開花は4月20日だったが、この寒さではまだまだ!
 ちなみに当地の「さくら堤」の桜は、右の写真のとおり未だ「固いつぼみ」。それでも連休中には開花するだろうが…
※つぼみと言ってもまだ固い冬芽(この中に5つの蕾が入っている)。写真をクリックすると拡大します
五味堀のさくら堤 まだ固いつぼみ

4月19日 春告鳥

 早春、「ペチペチペチ」と鳴きながら飛び回る鳥がいる。我々の子供時代は、「アッ、ペチペチだ!」と、春到来を感じたものである。私は幼少期から、この鳥を「春告鳥」と呼んでいる。もちろん、鳥の名前など知るよしもなかったが、今中高年になっている人達は皆、この鳥が鳴けば「春到来」と感じていた。今年の初鳴きは4月12日。17年は何故か2/17、16年は3/20、15年は3/29だった。
 ペチペチは田圃の耕起跡や代かきを始めると田圃の周りを飛び交い、頻繁に採餌する。人間の農作業に合わせて繁殖する習性を身につけたのだろう。また営巣は田畑の地面で行うので、人間を取り込んで他の外敵から、逃れようとしているのかも知れない。また抱卵期に人間や外敵が近づくと、羽根を交互に傾げながら地面をぎこちなく走り回り、まるで傷ついたかのような仕草(偽傷)をして外的を巣から遠ざけようとする。

 正式な鳥の名は「イカルチドリ」と言う。北海道~九州、朝鮮に生息し、河川の中流域で繁殖する。食性は水性および水辺性昆虫類の幼虫や成虫。砂礫地に浅い凹地を作り、小石や細かい木片を敷いて産座を作る。砂礫地に凹地を作っただけの巣もある。卵期は3月中旬~7月上旬。1組の卵数は3~4個(36×26㍉)。卵は必ず鋭端を中心に向けて配置する。チドリ類の特徴だ。

4月18日 「比内地鶏」地域ブランド化

 商標法の一部改正を受け、県北の6JAが「比内地鶏」の商標登録を4月1日共同で出願した。「地域ブランドとして確立させるとともに、他県に『比内地鶏』を商標登録されるのを防ぐため」と、JAあきた北央の弁。「かづの」「あきた北」「鷹巣町」「あきた北央」「あきた白神」「秋田やまもと」の6JA。以上、地方紙の報道より

 国の天然記念物に指定されている「比内鶏」は、食用として供することができないので、比内鶏の一代雑種(F1)を「比内地鶏」として飼育販売していることは、御承知のことと思うが、「比内鶏」に関する興味深い話があるので紹介しよう。

純日本鶏 森吉沢の「雁鳥」「秋北新聞」昭和11年4月10日付(草の香ジャーナル)
 日本在来の短脚鶏の一種で、普通の鶏の半分ぐらいしかない。当地方に飼われている比内鶏もみな雑種となったが、前田村(旧森吉町)の奥地にだけ飼育され細々と系統(雁鳥)が保存されている。

 この記事の内容が科学的に正しいかどうかは不明だが、旧森吉町小滝集落には「小滝の雁鳥を比内に持っていき、掛け合わせたのが今の比内鶏だ」との言い伝えがあったと言う。

4月17日 雪害?人災?

 豪雪による雪害が散見されるが、右の写真は歩道の防護策が数十㍍に亘って完全に横倒しとなっており、主要県道沿いにあるだけに雪害と誰もが思うことだろう。
 しかしこれは単なる雪害ではない。ここは県道福舘阿仁前田線の「森幸園」前の歩道だが、この道路開設後間もなく、この防護策は雪に圧され傾いていた。だがその後も管理者はそのまま放置してきたので、年々傾きが大きくなり、遂に今冬の雪で横倒しになったもの。
 ちなみに、この型の防護策はどこの地点でも雪に圧されて傾いている。原因は防護策を支えるポールの基礎が30㌢×30㌢×25㌢ほどの極めて小さなコンクリートで、基礎上部が地表面と同一レベルにあるので、地上部の防護策を支えきれないのだろう。コンクリートの擁壁にポールが埋め込まれた他の場所では、何年経ってもちゃんとしているから、間違いなさそうだ。
 設計上の問題と傾いたものを放置して来たのが原因で、「豪雪でなくても倒れたに違いない」と毎日散歩しながら見ているが、何時になったら直すのだろうか?
雪に圧されてひっくり返った防護策

4月14日 積雪ゼロ

 昨日の最高気温は10℃で終日雨、一昨日は19.2℃を記録するなど、この4日間で雪解けが急速に進み、平地の積雪はゼロとなった。あとは斜面や軒下、除雪による堆積個所に残雪があるのみとなった。
 従って川は一気に増水し、濁流の様相を呈している。昔から「大雪に大水なし」
と言うように、雪解けによる増水が長く続くだろう。でも川岸には上流から流れ着いたビニールや空き瓶、発泡スチロールなどのゴミが散乱している。また道端では雪が消えたらゴミや投げ捨てられた空き缶などが顔を出し、白一色だった頃に比べてかえって汚くなった。早めに一斉クリーンアップをしないと…

4月13日 シンボルの選定理由?

 市のシンボルと決定した「花」があじさい、「鳥」がクマゲラ、「木」がぶなの選定理由は、選考委員会によると以下のとおり。

  あじさい…市内の至る場所に植栽されていて、誰からも親しまれている花である。
         花の色の日々の変化に、今後の市の発展を重ね合わせた。
  クマゲラ…広大なブナの原生林のみに生息し、自然保護の象徴として希少価値の高い鳥である。
  ぶ な …水源涵養等の役割を成し、自然の恵みを人々に与え、豊かな自然を象徴する木である。

 ところで、「ブナ」も「クマゲラ」も本市にとってはシンボル的な動植物だが、「アジサイ」については、いささか合点がいかない。
そもそも「アジサイ」は、本州関東南部・伊豆半島・伊豆諸島など暖地の海岸に近い山地に生え、また観賞用に広く稙栽される「ガクアジサイ」を母樹とした園芸種で、花は全部が装飾花のがく片で、花弁、雄しべ、雌しべは退化して結実しない。従って、本市固有の植物ではない。(ちなみに、アジサイの学名の小種名Otakusa Sieb.は、シーボルトが長崎居留中に愛した日本女性「楠木滝」(通称;お滝さん)に由来する。また中国の紫陽花を充てるのは間違い)

 市を代表する花を選定する場合、他では見られない市固有の、しかも他に比類のない種類を選ぶべきと考える。そのような観点から代表種を選ぶなら、小生は迷うことなく森吉山に群生する「ニッコウキスゲ」、次に「ショウジョウバカマ」を上げる。
 森吉山は北秋田市は勿論、県北のシンボルであり、雲嶺峠~石森間の斜面に群生するニッコウキスゲは(花が気品高く、鮮やか)実に見事だ。また山人平のショウジョウバカマも素晴らしい。これこそ「花の百名山」に選ばれた所以である。シンボル選定委員の皆さんは、ニッコウキスゲやショウジョウバカマの大群落を御覧になったことがないのかな?

 また欲を言えば、市の木はブナではなく「モロビ」(オオシラビソ・アオモリトドマツ)にして欲しかった。なぜならばブナは至る所に自生するが、モロビは極めて少ない。東北地方の日本海側のミズナラ-ブナクラス域の山地では、積雪が多いため亜高山性の針葉樹がほとんどなく、生態的には極めて希少価値が高く、北秋田市のシンボルとして世界に誇れる樹木だからである。

 以上、シンボル選定についての私見だが、諸賢のお考えは如何でしょうか?

(注釈)クマゲラの選定理由に「ブナの原生林のみに生息」と、あるのは間違い。本州ではブナの原生林を棲息域としているが、
     北海道のほぼ全域の針広混交林に棲息し、営巣木には針葉樹、広葉樹のいずれも利用されるが、北海道ではトドマツ
     が多い。広葉樹や針葉樹の幹に穴をあけ、昆虫の幼虫やアリを食べる。

4月12日 学校の管理能力って?

 昨日こんな電話があった。
「森吉中学校のYですが、前田中学校卒業生のMさんが同級会を開くために校歌の楽譜を欲しいと言ってます。」
小生「学校の何処を探しても有りませんでしたネ、私も何年もかけて探しましたヨ」。
Y氏「アルバムは見つけたんですが、○○先生(地元の音楽家)に
聞いても分からないと言うし。お宅がお持ちだそうで…」
小生「どちらのMさんですか?」
Y氏「わかりません。明日、Mさんが学校に来るそうです。
小生「氏素性の知れない人にはやれません」と、いった内容。

 小生は意地悪をした訳ではありません。学校の対応として「Mさんが欲しいと言っているので」ではなく、「学校としても記録保存しておかなければならない大切な資料なので、是非お譲り下さい」と、言ってくれれば喜んでさしあげた次第です。
 なぜならば広く卒業生の方々に歌って貰えれば、苦労して探し当てた甲斐もあるし、こんなに嬉しいことはありません。現に小生は、自分が作った名簿と共に私達の同期会に出席した同期生全員に校歌と楽譜を配布しているからです。しかもこの楽譜蒐集には、以下のような経緯がありました。


 今から17~18年ほど前のこと。閉校した学校の校歌を蒐集しようと、森吉中学校に出かけた。しかし応対した教頭に「前田中学校の校歌ねェー」と鼻で笑われたことがあった。勿論、校旗やその他の資料も無いと言われた。
 それを聞いた小生は愕然とした!なぜならば森吉中学校は米内沢中学校と前田中学校、森吉中学校の3校が昭和47年に統合(実質統合は51年)して出来た学校だから、閉校した3校の資料や記録の一切が統合した学校に引き継がれ、保存されていなければならないからだ。
 仕方なく当時の町教委、役場、統合した当時の教職員など、八方手を尽くして探したが見つからなかった。更に元県教委にいた某氏が県内の校歌を蒐集したとの情報を得て、県南の高校に勤務していた同氏にも尋ねたが、やはり不明であった。数年間探し続けた末、やっと手中にしたのが現在所有している前田中学校校歌の楽譜である。
 当然の如く、米内沢中学校、森吉中学校の校歌楽譜も見つからなかった。その後、米内沢中学校については探し当てたが、実際に謳われていたものとは数カ所の違いがあり、卒業生数人に歌って貰って修正したものを「秋田雑学博物館」に掲載しているとおり。

 森吉中学校に統合してから34年も経つし、小生が森中へ楽譜探しに行ってから17~18年も経ってから初めて、楽譜の存在を尋ねる学校側の対応とその言い種に少し腹が立ったので、昨日のような電話応対になったと言うもの。悪しからず…

4月11日 早春の小又川上流部

 今シーズン2回目の渓流釣りに出かけたが、雪代が多くしかも解禁前に入渓されたため、ポイントに魚影が全くなく釣果はサッパリだった。しかし大自然の中で釣り糸を垂れる気分は最高!
数少ないアタリだったが、強い引きに大満足!
 今年は大雪の影響で雪代が長く続くので水温が低く、魚の動きが低調なため、連休頃にならないと本格的な釣りにはならないかも?
 右の写真は砕渕橋からの眺望。小又川上流部はまだまだ冬景色。よほど陽当たりがよい所にバッケが顔を出している程度。
 例年だとヤナギ類やブナの芽が膨らみ、色づいてくる時期だが、全く春の息吹が感じられない。この分だと2週間ぐらい遅れているのかな?
小又川上流部

4月10日 やっと春の陽気?

 今日は朝から晴れ上がって冷え込み降霜が見られたが、天気予報によると曇り時々晴れ。気温は7~10℃の予報で、やっと春らしい陽気が期待できそう。
 この辺では未だ辺り一面真っ白で、田圃の畦も出ていない。除雪した道沿いにやっとフキノトウが顔を出したばかりだ。しかも昨日は昼前、突然霰が降ったし、おとといの朝は雪が降り、正に「春は名のみ」だっただけに、暖かな陽気が待ち遠しいこの頃だった。

4月3日 市のシンボル・市民憲章決まる

 新生北秋田市のイメージにふさわしいシンボルを決めるため、昨年11月16日から1月20日までの期間、北秋田市の「花」「鳥」「木」を市民から募集したところ、小中学生を含む市民171人から花156点(29種類)、鳥140点(25種類)、木135点(19種類)の応募があり、「花」があじさい、「鳥」がクマゲラ、「木」がブナと3月31日決まりました。
 また、市民憲章については市で作成した原案を選定委員会に提示し、誰からも親しまれるように難しい表現を避けるなど、さらに内容の検討を行ない、市の基本構想などを反映し、次のような憲章となりました。

                         【市民憲章

     前 文

わたくしたちは
豊かな自然と ひとが調和し
活気とぬくもりのある
北秋田市民であることに
自覚と誇りを持ちます

わたくしたちは
歴史と伝統を受けつぎ
より豊かで住みよい
北秋田市の創造をめざし
この市民憲章を定めます

     主 文

健康で しごとにはげみ
  活力のあるまちをつくります

お互いが 尊敬し支えあい
  明るいまちをつくります

命のたいせつさを学び
 文化をはぐくみ  豊かなまちをつくります

自然を愛し 環境をととのえ
  美しいまちをつくります

みんなで 力をあわせ
  住みよいまちをつくります

                                                                 長らく休止し、お詫び申し上げます!


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