テレパシー。 *-+-+-+-4st story+-+-+-+-+-+-+*-+-2008.10.1 up-+-*-+-by ぷらいべえぃと♪+-+-*
優しさは時に残酷で、
角度変えてみたら、
一方には幸せ運んでても、
一方には寂しさ齎してる。。。
翌日、、、
章大『昨日、ごめんな。帰り、大丈夫やった?』
『ん、大丈夫。亮ちゃんに会うて。』
章大『亮?』
『あの辺に用あったみたいで。それよりななさん、どうなん?』
章大『あぁ、体調崩したみたいでしばらくは入院やって。もともと丈夫な方やないから。』
『そうなんや。』
章大『あいつな、勘違いされる事とか多いせいで、
内情話せる友達とかも居らへんみたいで。それに両親とも暮らしてへんから。』
『。。。ほんなら、章ちゃんついててあげなアカンね。』
章大『?』
『病院の中って知ってる人が居らんと、なんや妙に心細いんよね。
章ちゃんがついててあげた方が、早よ元気なるんちゃうかな。』
章大『それは。。。』
『章ちゃんも心配やろ?』
お人よし。
自分でも驚くわ。
心配は心配でも、元カノさんのトコなんて行ってほしいわけない。
それでも内情知ってもうたら、、、
行かんといて! なんて絶対言えへんし。
しゃあないって。言い聞かせる。
実際、章ちゃんが居ってくれたら、
それまでのモヤモヤした気分、吹っ飛んでまう位、一気に幸せなれるし。
やから、、、
章大『ゴメンな。にまで迷惑かけてもうて。』
『そんなん、ええって。』
そんな悲しい顔で謝らんといてほしい。。。
章大『なぁ。』
『ん?』
章大『亮に俺等のコト話した?』
『え?』
章大『付き合うてるコト。』
『話す前にバレとった。笑』
章大『そう、、、なんや。』
『何で?』
章大『や、、、どうなんかな思て。』
『?』
こん時のアタシは、まだ分かってへんかった。
章ちゃんが何想ってるんか。
分かってるつもりで居ったけど、、、
+++Comment+++
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