テレパシー。 *-+-+-+3rd story+-+-+-+-+-+-+-+-+*-+-2007.4.17 up-+-*-+-by ぷらいべえぃと♪+-+-*


きっと、うちは、知らんうちに目、逸らしてた。



章ちゃんの心ん奥、目にしてもうたら、、、



そっから先に進めんような気して。



怖がりなうちは、知らんうちに目、逸らしとった。。。




























































が心配する章大をなんとかかわすと、




♪〜♪〜♪〜♪




章大のケータイが鳴った。




一向に出ようとしない章大を心配したは、ゆっくり聞いた。




『ケータイ鳴っとるよ』





章大『ええの』





『せやけど』





♪〜♪〜♪〜♪




鳴りやむ気配のないケータイに目をやり、は、もう一度言った。




『うちの事なら気にせんとって。大事な用かもしれんし』




章大『。。。ごめん』




笑顔で首を振ったに申し訳なさそうに章大は電話を取った。




章大『もしもし。。。。。。。。。。。え、、、、、 わかった。』




話している最中、章大の顔色が変わった。



"?、、、"




隣でその様子を見ていたは、章大がケータイを切り終えてすぐ、聞いた。



『章ちゃん? 』




章大『ん?』




『今の電話、、、何かあったんちゃう?』




章大『。。。』




『章ちゃん?』




章大『。。。。。。が倒れて病院運ばれたみたいやねん。』




『倒れた!?  病院は?』




章大『折紙病院。』




『折紙病院て自転車やったら、こっからすぐちゃう? 早よ行ったげな。』




章大『そーゆーわけにはいかへんよ。』




『何で?』




章大『何でって。』




『うちなら、、、一人で平気やでっ こっからやったらバスで帰れるし。

    ホンマ、全っ然平気やから!』




章大『けど。。。。』




『ええから! 行ったげて?な?』




必死でそう言うに対して、章大は考えに、考えて答えた。




章大『わかった。 ごめんな、俺から誘ったんに。』




『全然っ 気にせんとって。』




章大『連絡する。』




『うん。』




自転車で走り去った章大を見送った後、は、しばらく、その場に座っていた。









?』




突然、そう呼ばれ、振り返ると、自転車に乗った亮が不思議そうにを見ていた。



亮とは、母親同士が昔からの友達で、

子供の頃からよく一緒に遊んでいた、いわゆる幼なじみで。

小学校に入ってから出来た友達の章大を、

に出逢わせたのも亮だった。







『なんや、亮ちゃん』




亮『なんやとはなんやねん。一人で何しとんねん。』




『ひと、、、りやけど。今は。』




亮『ハ?』




『さっきまでは一人やなかったの。』




亮『へぇー 誰と一緒やったん。』




『べっ 別に誰でもええやん。』




亮『男』




『ちゃ、ちゃう』




亮『へー、ヤスってやっぱ女やったんや。女同士の2人乗りなぁ。』




『み、見とったんやったら最初からそう言うたらええやん!』




亮『お前がホンマの事言わへんからやろ。』




『!!』




痛いところを突かれ、言い返せないでいるに、亮は再びからかうように言った。




亮『で?お前の愛しの章ちゃんはどこ行ったん。』




『病院』




亮『病院? なんやあいつケガでもしたん?』




『ちゃう、元カノさん、、、さん、倒れたんやって。

    さっき章ちゃんのケータイに連絡来てん』




亮『ハ? そんでなんでヤスが病院』




『うちが行ったげてって言うてん』




亮『お前アホやろ』




『なんでよ。』




亮『アホやん。なんでわざわざ元カノんとこ行かすねん』




『アホちゃうもん。心配やん』




亮『大人の女気取りか』




『。。。。そんなんちゃうもん。

    それより、亮ちゃんこそこんなとこで何しとんの』




亮『あ! そうやっ アホと付き合うとる暇ないんやった。』




『ハ?』




亮『お大事に』




亮は、そう言い残すと、自転車を走らせた。




『ちょ、亮ちゃん!』




"もー、何なん、、、"














数十分後、、、




亮『いつまでそこ居る気や』




再び、後ろから亮に声を掛けられた。




『い、今帰ろう思てたところやもん』




亮『今俺声掛けてへんかったら確実に一時間後もそこ居ったと思うで』




『っ』




またまた言い返せないでいるの隣に亮は座った。




亮『後悔してんねや?』




『。。。』




亮『元カノんとこ行かせたん。』




『後悔なんてしてへん!』




亮『やったら何で』




『うちかてたまには考える事やって、、、あんねん』




亮『たまには。 まぁ確かにたまにやな。』




『亮ちゃんに言われたない』




亮『あ゛? 自分で言うたんやろが。帰るでアホ。』




『アホって、、、1日に何回もアホ言わんといてよ。』




亮『何回もなんて言うてへんわ』




『言うた!今ので5回目やし。』




亮『5回なんて何回ものうちの入らんやろ。

  そんなんいちいち数えてんなや、アホ』




『また言うたー !亮ちゃんのアホ!』




亮『お前も言うてるやんけ』




『亮ちゃんが言うからやん』




















亮ちゃんにはしてへん言うたけど、




ホンマは、しとるかもしらん。。。後悔、、、




けど、、、きっと耐えられへんかったと思う。




知らん顔で章ちゃんと、今日の残りの時間、過ごすなんて


そんなんきっと耐えられへんかったと思う。




せやから、、、せやから、しゃあない、、、やんな。
































+++Comment+++


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