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トロンボーンの話 番外編その2
オールズを吹く
70年代中期のオールズレコーディングモデル。 ’99オーシャンブルージャズフェスティバルで来日した ラリーハーロウバンド(サルサ、ラテン)のTb吹きは このモデルのシルバー仕上げを吹いていました。 |
ヤマハの初代プロモデル(赤ベル・ニッケルスライド)を思い出す色です。ベルは8・1/2インチより少し大きめ。細管デュアルボア、スライド内管が多角形です。F管の巻きは平面的で独特な蚊取り線香?タイプ。レバー操作は非常にやりにくい。F管の材質は本体より赤みの強いレッドブラス。
吹奏感は良く音色は甘いのですが、大きな音はしないので吹奏楽では使用困難かも。
こんなマウスピースが付いていて1スターの刻印があります。バックだと7Cくらいでしょうか。リムはフラット。Vカップにした反面スロートを絞ることでバランスをとっているようです。吹くと息が入らず逆流する感じで私には使いにくいマウスピースです。
レコーディングモデルの刻印。
50年代のガシガシした彫刻に比べ
70年代にはかなり省略が・・・
このあとまもなく倒産。(涙)
スライド支柱のデザインは中央部に配したレッドブラスがアクセントになっています。
手で持つ支柱からスライド手前側までが長いので私は第2ポジションなどを音痴に吹いてしまいます。