14.帰国

3月21日(21日目)
最終日
8時頃起床し、朝食を取りに外へ。M.P.Tourに行き空港行き18時発のミニバスのチケットを確保する。空港への足も確保したので、一度部屋に戻り、出発の支度をする。とりあえず、10時頃にチェックアウトし、フロントに出発まで荷物を預かってもらうように頼む。
飛行機は、22日のAM1:30という深夜発のためそれまで時間を潰すため、辺りを散策していると、タイ人に声をかけられる。話を聞いていると、彼は学校の先生で今は春休みだという。色々と話していたが、今日日本に戻るという話をすると、折角だから旅行客が行かないようなところを案内してくれるという。時間があるので、とりあえずつきあってみることにする。


まず、バスに乗り移動し、ショッピングモールらしき場所に行く。確かに旅行客は全くおらず、タイ人しかいなかった。学生が運営している喫茶があるので、そこに案内してくれたが、まだ準備中ということで2人でモトサイに乗り昼食へ。てっきり、おごってくれと言うかと思ったが、ワリカンなので警戒心を少し解く。
再度、14時頃喫茶にいくと学生が前の方で歌をうたっており、ビールを飲みながら話をする。バスの出発時間が18時なので、15時頃にもう戻るといい、彼がそのショッピングモールに停めていた車でカオサンまで送ってもらう。


15時30分で思ったより早く着いたので、マッサージへ行き時間を潰し、17時過ぎにゲストハウスに戻り預けていた荷物を受け取る。17時半にM.P.Tourへ行き、ミニバスを待っているとチェンマイのトレッキングツアーでカレン族の村で合流した青年と再び出会う。
彼は、高専を休んでタイの大規模農場で学びたいと以前から言っていたが、日本人が経営者の大規模農場を見学することができるということでチケットを手配しにきていたらしい。再会を祝いながらも、別れを告げる。


18時にミニバスがやってきて、乗り込む。待っている間に知り合いになった立命館大学の学生と話をしながら、ドン・ムアン国際空港へ。
40分くらいで到着する。その学生も同じ便だということで、一緒にチックチェックインできるか確認したが、やはりまだ時間が早すぎるようで、3時間前の22時30分頃だと空港スタッフに言われる。19時に約束があったので、チェックインできるまで荷物をカウンターに預けておくことにする。

ドン・ムアン空港にて

19時に同じ大学に所属していた留学生のサンティが空港へ来てくれ、彼の姉と一緒に夕食へ。彼は、タイではなかなかブルジョワジーらしく、良い車に乗っていた。世界最大の渋滞王国のバンコクの中で運転の方は、かなり危険で冷や汗をかいたが、なんとかレストランへ。


この旅はじまって以来の、豪華な夕食をとる。食事の間は、この旅の話をしたりタイの話で盛り上がることができたし、地元の料理を色々食べることができた。ただ、気にかかっていた料金(帰国するためバーツはほとんどもっていなかった)は、サンティがカードで支払いおごってくれた。悪いとは思いながらも、ついついお言葉に甘えてしまう。食事が終わり、22時に空港へ送ってもらいサンティと別れる。再び立命館大学の学生と合流し、チェックインする。運良く席も隣になる。行きと同じく大韓航空機で、韓国でトランジッット。立命館の学生は一つ後ろの便でのトランジットのため、一歩先に日本へ帰国。無事帰国し3週間の旅行も終了する。




マレー半島縦断記 完



旅行中に書いていた日記をそのまま書いてしまったため、読み手を意識せず、
ひたすら長い文章になってしまったことをお詫びします。


改めて、全編読んで頂いた方ありがとうございました。
できれば、ご感想などをいただければ嬉しいです。


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