2.古都トレド
(2日目)





今日はツアー特典「マドリッド半日市内観光」の後、昨晩申し込んだ古都トレド観光の予定。

ホテルの1階のみゅうデスクに行くと参加者は自分たちだけのようで、貸切のマイクロバスで出発した。





ドン・キホーテとサンチョ・パンサ像
間もなく、ホテル近いスペイン広場へ到着。




ここには有名なセルバンテス像とともにドン・キホーテとサンチョ・パンサ像がある。




ツアーガイドからスリやひったくりが多いと何度も忠告を受ける。
マドリッドの治安がよくないのは以前から聞いていたが、気をつけた方がよさそうだ。




次は世界屈指の絵画コレクションを誇るプラド美術館へ。


本来は、ピカソの「ゲルニカ」を見ることができるコースなのだが、この日はソフィア王立芸術センターが休館日のため、プラド美術館の見学となった模様。





8000点を超える所蔵点数の豊富さとその質の高さから、パリのルーブル博物館などと並んで世界三大美術館としてその名を知られている。




スペインを代表する芸術家、宮廷画家でもあったゴヤやベラスケス、そしてエル・グレコなどの作品を多数所蔵している。




展示数の多さからゆっくり見ている時間がないようで、ガイドに導かれるまま、部屋から部屋へと駆け足で移動していく。




作品の展示場所は頻繁にかわるらしく、ガイドも美術館員に確認しながらといった状況。
個人で行ったらお目当ての絵を見つけるのも大変なのかもしれない。




以前行ったフィレンツェのウフィッツィ美術館では、何がなんだかわからなかったが、今回はガイドが当時の時代背景や模写された人物について詳しく解説してくれるので、予備知識が皆無の自分にとっては非常にありがたい。




美術館を出ると、バスから車窓観光し、スペイン広場近くの三越マドリッド店前で下車する。
マドリッド半日観光ツアーはこれで終了。




出発地と違うところで下車となったのは、昼の13時〜16時はシエスタとなり、ほとんどのお店が閉まるかららしい。




特に買い物する目当てもないので、歩いてホテルへ戻ることにする。



プラド美術館
開館時間: 火曜〜日曜・祝日
9:00〜20:00    

料金: 入館料 : 6ユーロ
(日曜、 5/2、5/18、10/12、12/6は入館料無料)


ラス・メニーナス(女官たち) (ベラスケス作)

 着衣のマハ(ゴヤ作)

裸のマハ(ゴヤ作)

聖三位一体(エル・グレコ作)




お腹もすいてきたので、昼食はホテルから少し歩いたところにある
カサ・ミンゴ」へ。


名物のロースト・チキンとシードラ(リンゴ酒)を注文する。
店の雰囲気も良く、チキンとリンゴ酒があっさりしていてとても美味しい。


シードラが思ったよりも大きくて、昼からほろ酔い気分に。。。
ホテルで少し休むと、トレド観光のため1階「みゅうデスク」へと向かう。




古都トレド(世界遺産)

ガイドが午前中と同じ人だったが、流石に今回は他の乗客が若干いる。




マドリッドから約70km、約1時間程でエル・グレコが育った街、古都トレドに到着する。





トレド市街地
1561年にマドリッドに遷都されるまでは、ここがスペインの首都であったことから、日本で言うと京都にあたる。




街の3方を囲んでいるタホ川は遠くポルトガルの首都リスボンまで続いているらしい。


トレドの街にバスは入れないので徒歩で散策する。
街中は、曲がりくねった石畳の小路で迷宮のよう。

サン・マルティン橋
ひとつ角を曲がると、教会や古い宮殿が目の前に壮麗な姿を現す。




ツアーではスペイン・カトリックの総本山「カテドラル」、エル・グレコの傑作「オルガス伯爵の埋葬」が展示されている「サント・トメ教会」などを見てまわった




ホテルに戻ったのは18時半頃。
夕食はツアー特典「パエリアクーポン」を使う為、マドリッド三越近くのお店へ行くことに。


「しんどいので行くのはやめないか」とヨメが言い出したので、歩いていける距離だが地下鉄を利用。
スリが多いので地下鉄は嫌がられたが、『プリンシペ・ピオ駅』から『プラザ・デ・エスパーニャ』までの1駅だけ地下鉄を体験。


もちろん、何事もなかった。


しかしながら、2人とも結婚式からの疲れたも溜まってきたこともあってか、楽しみにしていたパエリアはほとんど食べることができなかった。。



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