6.ジュネーブ

本日のルート
(ローザンヌ→ジュネーブ→ベルン)





国連ヨーロッパ本部

朝起きるとローザンヌから列車でジュネーブへと向かう。1時間ほどでコスモポリタン都市「ジュネーブ」に到着。
駅から出ると早速無料のレンタサイクル(保証金SF50)を借りて、ジュネーブの街へと繰り出す。
まずは、国連ヨーロッパ本部の周辺を一周し、隣にある国際赤十字博物館へ。

レマン湖
こちらはあいにく開館前だっため、仕方なくレマン湖方面へと向かう。レマン湖では高さ140mの大噴水を横目で見ながら湖の遊歩道を自転車で走ってゆく。
旧市街地へ向かう途中、ルソー島に立ち寄りルソーの像を見学する。


ルソーの像
ジャン・ジャック・ルソーと言えば、皆さんご存知のとおり「社会契約論」や「エミール」などを有名な作品を残した思想家として有名だが、スイスのジュネーブ出身であることはあまり知られていない。

周辺の各国が保守的な専制君主制をとる中で、改革的な思想に寛容であったジュネーブだからこそ、彼の様な思想が生まれたのかもしれないと言われているそうだ。

 
ルソー島を越えると、ここからは旧市街へと進んでいくことになる。ジュネーブの観光ポイントは、旧市街に多いこともあり「自然史博物館」へと向かう。
入ってビックリ、はっきり言って、これほど展示物が充実している博物館はこれまで見たことがない。しかも無料とは。
唯一残念なのは、パネルの表記が全てフランス語のため、展示内容よく分からないことである。

自然史博物館
博物館を出ると、今度はサン・ピエール大聖堂へと向かう。
宗教改革の中心人物となったカルヴァン、25年間この大聖堂を中心に活動したらしく、その後ジュネーブが、「プロテスタントのローマ」と呼ばれるようになった所以となった聖堂である。

サン・ピエール大聖堂
大聖堂を後にして、途中道に迷ったりしながらも何とかジュネーブ大学へ到着。ここでは宗教改革の中心人物たちを記念して造られた長さ100mの大きな壁像を見ることができる。
ここで先程まで小雨であった天候が、一気に崩れ本降りとなったため、木陰でしばらく雨宿り。

30分ほどたっても一向に止む気配がないため、強行突破を決意。ズブ濡れになりながら、駅前に戻ると自転車を返却し列車へとに乗り込む。

宗教改革記念碑

(左から、ファレル、カルヴァン、ベーズ、ノックス)



ベルンの町並み(世界遺産)
一度、ローザンヌへ帰るために列車に乗ったもののまだお昼だったこともあり、そのまま乗車し、スイスの首都ベルンへと向かうことにする。

約2時間後、スイスのほぼ中央に位置する首都ベルンに到着。ベルンは町全体がユネスコの世界遺産に登録されているように中世の様相が町全体に残っている。
カラクリ時計 メインストリートでウィンドウショッピングをしながら、町はずれまで歩く。
アーレ川のほとりで少し休憩した後、急坂を上りバラ公園へ。高台にあるバラ公園では、中世の町の風景を見下ろすことができる。

しばらく夕暮れのベルンの町を眺めた後、駅まで戻り、ローザンヌへと戻る。

バラ公園からの眺め
5日目 旅の費用 SF 換算レート 金額(円)
宿泊代 35 90.000 3,150
朝食(キオスク) 8 90.000 720
昼食(キオスク) 10 90.000 900
夕食(スーパー) 15 90.000 1,400
合計 68 - 6,170
累計額 204,538



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