7.帰国




朝6時30分に起床し、チェックアウト。

朝靄のイスタンブールを昨日同様歩いていく。途中、トラムへ乗ったこともあり、1時間少しで新市街地へ到着する。



トラム

スルタンアフメット地区

イスタンブール市街


領事館開館まで時間があるため、ファーストフードショップで朝食をとる。それでも、まだ8時20分。

トルコ航空のオフィスが8時30分には開くため、一足先にトルコ航空のオフィスへと向かうことにする。カウンターで再度事情を説明すると、日本のオフィスで確認がとれたため、渡航書があれば$50で再発行が可能だという。

これから、領事館で渡航書をもらってくるので、「また後で来ます」と伝え一路領事館へと向かう。

領事館では、手数料($30)を支払い渡航書を受取った後、再びトルコ航空のオフィスへと戻る。

航空券再発行料$50を支払い、ようやく航空券をGET!!これで夕方の便で帰国できることとなった。

10時過ぎ、近くのインターネットカフェを訪れ、帰国できることをメールする。結局、イスタンブール観光は全くできなかったこともあり、新市街地近くにあるガラタ塔へと上る。

これまで、周りを見る余裕がなかったこともあり、ゆっくりとイスタンブールの町並みを望む。

ガラタ塔を降りると、近くの土産物屋に入り、小物を購入。残金が少ないため、慎重に選ぶ。



新市街

ボスボラス海峡

ガラタ橋

その後、レストランで昼食をとり、空港行きの乗合いバス乗り場へと向かう。

飛行機の出発は17:15のため少し早かったが、道中何かあるか分からないため、12時30分のバスで空港へと向かう。

13時30分には、空港へ到着したため、チェックインカウンターへ。渡航書をじろじろ見られながらも無事チェックイン完了。

待ち時間を利用して、お土産を見てまわる。

15:00少し早いが、とにかく出国手続きさえできれば帰国できるのでイミグレーションへと向かう。

しかし、予想した通り、出国審査員が何独り言を言った後、立ち上がり、どこかへ行ってしまう。果たしてどうなることやらと、心配しながら待っていると、審査員が戻ってきて、「行ってよし」と言う。いろいろあったが、出国できればこっちのもの。

いろいろあったが、こうしてトルコ旅行は無事終了した。



トルコ旅行記 完

(あとがき)
旅行期間が約1週間ということで、今回は事前にハードスケジュールを立てました。恐らく、途中でスケジュールを見直すことになるだろうと予想していましたが、いい方に予想がハズレて順調すぎる旅となりました。最後の、パスポート紛失事件は、順調すぎてバチがあたったのかも知れません。


感想としては、予想した通りトルコは大変素晴らしい国でした。ただ、イスタンブールは現地で出会った旅行者から聞いた限りでは、客引きが非常に多く、旅行者をターゲットとした犯罪も多いとのことでかなり評判は悪かったです。
逆に、イスタンブール以外の都市は、そんなことは全くなく安全で快適な旅を送ることができます。


その中でもお勧めは、カッパドキアです。
特に、気球ツアーは値段ははりますが、気球に乗ってカッパドキアの朝日を望むことは、これから先まず経験することはないでしょう。$140払う価値は、十分あると思います。


次回訪問時は、もっとゆっくり滞在できることを願うばかりです。