「くびきの秘境めぐり」

「寸分道」集落 妙高市(旧新井市)


旧新井市の「寸分道」集落。
”残された秘境”といっても言い過ぎではないだろう。
まず、辿り着くまでが大変だ。ちゃんと舗装はされているが、すれ違いも困難な
カーブの連続した細い道を通る。深い森の中を通ったり、道路脇は崖だったりする。
やがて、深い山々の中に囲まれた集落が見えてくる。
これが「寸分道」集落だ。
廻りを見渡すと山しかない。静かだ。本当に何も聞こえない。
車の音はもちろん、人の気配さえない。
当初、この集落はもう誰も住んでいないのかとさえ思った。
が、民家に軽トラックや原付バイクなどあったので無人ではないらしい。
それに、寸分道温泉「深山の里」も発見した。

何枚か集落内で撮影をしていたら、近くで農作業をしていたおばさんが
「良い写真撮れたかねぇ〜」と気さくに声をかけてきてくれた。
そこで数分ではあるが立ち話をした。
寸分道に住んでいるのは3世帯だけ、
「まぼろしの大滝」は 正面の山の奥にあること、
冬の雪も多いが、除雪は綺麗にしてくれるし、壁もできて走りやすい、
など こういった情報は住民の方に聞くのが一番良い。
このお話をしたおばさんは、この寸分道に住んでいることを
誇りに思っているようで自信たっぷりに語っていた。

深い山々に囲まれた「寸分道」集落。
新井市街地から車で30〜40分程。
標高は500メートルを越える。
携帯電話は当然通じない。

あなたもこの集落を見に行って欲しい。
そして、できれば住民の人と話をしよう。
ちょっと暖かい気持ちになれますよ。


↑ 集落内の道路も狭い。
人影もほとんどなく寂しい限りだった。

↑ この「寸分道」集落を抜けると「平丸」へ続く道がある。
が、道路状況は舗装はされているが極めて悪い。
田んぼなどあるので廃道にはなっていないが
普通車では行かないほうが無難だろう。

2006年11月訪問





↑ 3年前(2003年)に訪れたときはこの看板があった。
今は撤去されているようだ。