上越市からは「ARAIスキー場」を目指す。 「西野谷」地区に 万内川砂防公園という立派な公園があるので その公園に向かっていく。 ちなみにこの公園、立派である。立派過ぎる。 万内川では大正10年から県内で初めて砂防工事が行われ、その発祥の地としてこの公園が整備されたとの事。 私が行った時は地元のファミリーの憩いの場となっていた。 ← 写真は妙高市西野谷地区で撮影。 まぶしい青空に思わずシャッターを切った。 これからあまりにも壮絶なドラマが始まるとはまだ思ってもいない。 |
← 西野谷砂防公園の直前にこの分岐点に 辿り着く。 真っ直ぐ行くと公園はすぐそこにある。 今回の林道「南葉山線」はここで左折するので注意! |
分岐点からしばらくは 田んぼの脇などを通り、舗装道路が続く。 道は細いが 舗装してあるので、問題ナシ。 どんどん山道を登っていく。 がしかし、10分も走らないうちに 舗装道路は途切れ、 残念ながら砂利道に変ってしまった。 |
最強最悪な林道 こんな林道は初めてである。とにかく最悪なのだ。 ・ 夏草がボウボウ茂っており、車1台通るのがやっと ・ 砂利道というより、大きな岩がゴツゴツしている。 ・ 深い水溜りやわだちが点在 ・ 親切にも側溝が作られているが、夏草で見えない。対向車とすれ違う時は要注意。 当然スピードは出ないので常に徐行運転。 緊張した運転が続く。 |
見よ! このゴツゴツとした路面。 砂利道というより岩道!である。 普通車で走るのは非常に困難。RV車で来るべきだった(持ってないけど) しかし、引き返そうにも Uターンする場所がない。 さらに先に進むしかない。どんどん深みにはまっていく。 |
ゆっくりと少しづつ山の中に入り込んでいく。 途中で初めて、対向車と出会う。 向こうも徐行運転。通りすがりに見える 運転者の顔は引きつっているかのように思えた。 側溝に落ちないように慎重に車を走らせる。 |
「よもしろうの滝」 この林道沿いに突然とあらわれた。 林道の中のオアシスと言ったところだろうか。 しばし悪路を忘れ、滝を堪能する。 この滝についての詳細は 「くびきの滝めぐり」のコーナーを見て欲しい。 |
滝に到着するまでにすれ違った車はわずか2台。 こんなマニアックな林道を訪れるものはいないに等しい。 滝の近くだけ舗装がされていてようやく容易にUターンできる場所があった。 滝も見たし、ここで引き返すのも手であるが、あえて苦難の道を選択する。 この舗装道路、ひょっとしたら名立まで続いているんじゃないか? もう少しだけ行ってみよう! ・・・と、 |
という事で、林道ドライブを再開する。 期待は見事にはずれ、舗装道路は滝の周辺の一部分のみで早くも 砂利道(岩道?)に戻った。 ここからも悪路が続き、車がかわいそうなくらいだ。 パンクしないだろうか?とドキドキしながら運転は続く。 |
滝を出発して、およそ15分。 前方に落石があって先に進めない。 石を動かそうとしたが重くて動かない。 仮に前の石をひとつ動かしたとしても、 さらにいくつかの落石が先にあった。 これ以上進むのは断念となった。 |
この林道の総延長は30キロである。 滝まではおよそ8キロ。 そこからは3〜4キロ程度しか進まなかっただろうか。 つまり、まだ半分も走っていないのだ。 「南葉山峠」もあるらしいのだが、そこまで辿り着く事はできなかった。 残念である。 |
ナビで場所を確認。 かなり山の頂上付近まで迫ったようだが、峠まではもう一歩だったのだろうか? 名立側の道もどうなっているのかが気になる。 |
という事で、やってきました 林道の反対側の入り口、 上越市名立区。 名立の東飛山集落を越えると民家はなくなる。 途中で「不動牧場」へ分かれる道もあるが、どんどん進んでいけばよい。 いよいよ林道の看板が見えてきた。この先を進む。 |
林道の看板の所から数キロ、ほとんど進まないうちに 通行止めとなった。残念である。 果たして、復旧工事はしているのだろうか? (工事をしているとは思えないのだが・・・) |
カーナビで場所を確認。 名立側の林道を走り出したばかりで通行止め。 通り抜けができる日はいつになるのだろうか? |
最悪の林道から無事に帰還した愛車S−MX. お疲れ様。 タイヤ&ボディは超泥だらけとなり、すぐに洗車した。 普通車で行くにはかなり勇気がいる。 というか、やめた方がいい。 |
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