中頚城郡妙高村
妙高地方には日本の滝100選に選ばれている「苗名滝」や「惣滝」があり、
これらの滝は楽に見に行くことができる。
しかし、今回の「称明滝」「光明滝」は妙高山の登山ルートにある。
中途半端な気分じゃ見れない滝である。
と言っても、滝だけ見に行くのであれば、本格的な登山の装備をしなくても
トレッキング気分で行けるのであった。
2004年7月、妙高登山に参加する。妙高山からの山頂の眺めは素晴らしかった。
(「くびきのの絶景」コーナーへ)
出発したのが、深夜0時だったので、「称明滝・光明滝」を通った時は真っ暗で
登山ルートから懐中電灯を照らして見えた
「光明滝」の落ち口のみ確認できただけ。
滝の音は聞こえたがそれ以上は見えなかった
「称明滝・洸明滝」の全貌を見るのは下山途中となった。
↑ 妙高山を下山中に、温泉の成分が染み込んだ白濁した川に出る。
このすぐ上流に「称明滝」がある。
↑ 「称明滝」 落差50メートル。
垂直に落ちている。落差以上に高さはありそうな気がする。
なかなかの美貌な滝であるが、温泉成分の白い水の流れと
プンプンとした匂いで不思議な気分になる。
↑ 滝つぼまでも歩いていけそうである。
今回は時間がなかったので、この距離からの撮影で引き返す。
↑ 称明滝からのすぐ下に「光明滝」がある。
写真は登山ルートのすぐ脇にある「光明滝」の落ち口。
懐中電灯を照らして、登る時に見た場所である。
↑ 「称明滝」の全景。
こちらも落差は50メートル。滝つぼまで行くことはできない。
↑ 上から「光明滝」「称明滝」のツーショット。
50メートル級の滝が見事に並ぶ。
登山の疲れも吹き飛ぶ眺めだ。
↑ 昼間登れば、最初に目の前に見えてくる風景。
夜登った時は、滝の音だけが山中に響いていた。
↑ 燕温泉〜妙高山を目指す登山ルート。
2つの滝までは比較的楽に行ける。
滝を見るだけなら、片道1時間強で着く。
もっとも、妙高登山はこの2つの滝を超えてから
超険しい道が連続するのであった。
↑ 下山途中で発見したんだが、登山ルートである燕温泉スキー場から
「称明滝」の流れが遠くに見れた。(写真中央)
↑ 「黄金の湯」まで到着。誰も入っていなかった(朝8時30分頃)
女性用ものぞいてみたがだれもいなかった(悲)
温泉街まであと少しである。
「光明滝」「称明滝」は実に見事なツーショットの滝であった。
見に行くには、妙高登山ルートを歩くしかない。
滝だけを見に行くなら本格的な登山ルックは必要ないが、
やはり登山道である。なめてはいけない。
温泉街〜燕温泉スキー場付近、滝に近いところの坂など、
やはりキツイ箇所も多い。
しかしながら 苦労して、登って見た滝はまた格別である。