書斎から

第2時限

8月4日(水)あつい・はれ.....友達の友達が友達とは限らない


(30) 素描集2・・公園にて(5月26日)

(29) 素描集1・・バスの中(4月23日)

(28) 従量制と定額制(3月1日)

(27) HPの写真はデジカメでなくともOKなのです(2月20日)

(26) 新刊文庫情報(2月13日)

(25) 新コーナー予告!(1月11日)

(24) あけまして失礼しました(2000年1月1日)

(23) 回転ずしにはいるならば・・・(11月6日)

(22) 「買ってはいけないは買ってはいけない」は買ってはいけない(10月24日)

(21) ブラス!(10月17日)

(20) 今度は、何だよ!(9月30日)

(19) ”デジタル”と”ディジタル”(9月10日)

(18) 「みえちゃんのロンドンみてある記」について(9月4日)

(17) 手元にあるときはどんな車も愛車(8月16日)

(16) 友達の友達が友達とは限らない(8月4日)

素描集2・・公園にて
長かった冬が去って、ようやく初夏の香りがしてきた札幌。
陽気に誘われて、朝少し早出して地下鉄を三駅手前で降りて、30分ほど歩いて出社している。
途上には「中島公園」という大きな公園と「ススキノ」があり、そこを縦断することになる。
公園の中の広場では、毎朝”愛犬家”が犬を放し飼いにして、その遊ぶさまを目を細めて見ているのだが、 先日のこと、そのうちの一頭が、歩いていたおじいちゃんに吠え掛かりだした。
最初のうちは、おじいちゃんは知らぬふりをして歩いていたが、その犬があまりに執拗に吠え掛かるので、 とうとうキレた。
もちろん、犬にではなく飼い主にたいしてだが、その間、飼い主はというと、遠くから「コロちゃん、 ダメよー」と猫なで声で呼ぶだけであった。
「コロちゃん」なんて名前なんかそぐわない、ゴロ吉、ゴン太郎というイメージの犬なのに・・・。
おじいちゃんは、「だれだぁ、飼い主わぁ。ここで放し飼いしていいと思ってんのかぁ!」 と怒鳴り出した。
ここにきてようやく事態の深刻さに気づいた、かの”愛犬家”のおばさんは「すいませーんー」と、走り出した。
飼い主には目に入れても痛くない犬でも、鎖を離されて人に吠え掛かるようなのは、躾が悪いただのバカ犬。

公園を抜けると、ススキノに入る。
ゴミを狙ってカラスが多い。頭上から”爆弾”を投下されることあるので、気が抜けない。
ここでは必ずといっていいくらい、何をするでもなく、らぶらぶカップルがぶらぶら歩いているのを見る。 そのうちの男が突然片方の靴を蹴り飛ばして、天気を占いだしたりした。
こいつ天気予報士か?、へーんなヤツ。

素描集1
その1 バスの中
最近、朝の通勤の足はバスでというのが日課になった。別の経路のバス〜地下鉄 という方法もあるが、乗り換えのないバス一本というのもバス専用レーンに助けられて、意外に早い。
このバスもいつも同じ時間の便に乗るので、乗ってる顔ぶれも、乗ってくる顔ぶれも大体同じになる。 ここ数日前からであるが、盲導犬を連れた目の不自由な女性が乗ってくるようになった。
すると!車内の空気が変わるのである。
犬が混じることでやわらぎ、譲り合いと思いやりの空気が、その女性の周囲に湧き出るようになる。

その2 地下鉄車内
正反対の”空気”になった話もある。
数年前の地下鉄車内、時刻はやはり朝の通勤帯。車内のほんの一部にある、3人掛けのシルバーシートに タッタッと近寄ってきたホンマモンのばーさんが、懐から「シルバーパス」を取り出し、座っていたまだ シルバーパスは持っていない程度のおばさんに”私には座る権利がある”と訴え出した。
水戸黄門ばりに”印篭”を突きつけられた、おばさんはしぶしぶ立ったけど、空気はシラーッとなっちゃった。

その3 パチンコ店
時々行くパチンコ店。行くと必ずいるお客さんがいる。・・・ということは、毎日来ている”常連”と見て よいだろう。
母娘、夫婦、単独とさまざま居る。母娘組:娘はとてもかわいいが、母がすごい!レスラー並。あの娘も 年取ると、あんな風になるのか?。
単独:圧倒的におばさんが多い。その中の1人は常に他人がやってる台をキョロキョロ見張ってる。別の おばさんは先日、鼻血でも出たのか鼻の穴にテッシュをつっこんで玉をはじいている。それも無造作に ガバッと、恥も外聞も関係ないという感じ。まあ、玉を詰めないだけいいか・・・
だいぶ古い話だけど、パチンコのハンドルわ固定しておけば手を放していても、玉は自動で発射される台 の時代に、腕組みして居眠りしているオッサンがいた。
そのうち、とうとう椅子から転げ落ちた。最初はびっくりしたよ、心臓マヒでもおこしたのかと思ったから。

従量制と定額制
わが職場では、毎朝全体周知の朝礼を行う際、交代で司会役がまわる。その時に 司会は数分のスピーチを執り行なって、締めとすることになっている。
内容は自由で、趣味の話から健康にいい話までいろいろ。
最悪は仕事の話。先日の話はおかしかった。話し手はまだ若いのに、髪はぐーっと後退してる人。
「床屋での散髪料は、切る量に関係なく定額であるが、従量制を提言したい」という主張である。
何を言いたいかお分かりかと思う。場内爆笑であった。

すると翌日の司会者が反論した。自称、髪も多くヒゲも濃いという司会者いわく。
「ハゲ(とは言わなかったが)は床屋に行く回数が少ないはずで、濃い人のほうが多く行くことで濃い人を 安くすべきだ」
インターネットの従量制・定額制は、たいした話題にならなくとも、散髪料のそれは今、職場のホットな 話題となっている。

HPの写真はデジカメでなくともOKなのです
当HPの「親子三人やじきた道中記in New Zealand」を見ていただけただろうか。 7枚ほどの写真をイメージとして使ったが、撮ったカメラは通常の一眼レフである。
デジカメがなきゃ、イメージ画として貼り付けられないと思い込んでいる人のために、ちょっと説明すると。
DPEにネガを持ち込んで、CD取り込みを依頼する。最初だけはCD料金(\1,500)がかかるが、次回からは そのCDを持ち込むので初回だけの費用。また変換ソフト入りのCDも一緒にもらえる。

CDに取り込まれてくるファイル形式は、特殊なので添付の変換ソフトで”ビットマップ”形式に変換する。
次にビットマップのままだと、容量が大きいので”JPEG”形式へ変換する。(ここでは他の画像ソフトを使用)
更にこのままではサイズも容量も大きい。そこで好みの大きさに縮小する(画像ソフトで)と、容量も小さくなる次第。
ちなみに私のパソコンでやった事例だと、最初のビットマップで4MB。JPEGに変えて一気に400KB と十分の一になり、20%の大きさに縮小することで20〜30KBになった。
手順の中で留意点は、ビットマップのまま縮小した後JPEGに変換すると、画像が粗くなるから注意。
デジカメを使っている人は「そんな面倒なこと!」と言いそうですね。
でもねぇ、ちょっとまわりくどいこの作業がなかなか面白い!。それに最近の200万画素を超えるような デジカメ画像って、HPに貼り付けると重くて表示に時間がかかるのでは?どうなんだろう、知ってる人 に教えを請う!。
デジカメは持ってないし、長年使っているカメラに愛着or執着している人への、一言でした。

新刊文庫情報
先日、プロバイダーの都合でHPのサーバーが変わったのに伴って、引越しをした。
これを見てる方は、もちろん新URLの方を見ていただいてる訳だが、これを立ち上げるまでは苦労した。 まずこのHPを構成している全ファイルを、新サーバーへ送る必要がある。当HPは現在200を超える ファイル構成に増殖していて、これらを送るには"FTP"ソフトなるものが要る。(今までは要らなかった)
フリーソフトをダウンロードして、準備万端整ったが、使い方がよく分からなくて進まない。
回線を切ったりつないだり悪戦苦闘の末、ようやく成功。しかし、はたと考える。1年とちょいの間に 訪問してもらったカウンター約2000は「ふりだし」に戻ってしまった。ほんとにハタ迷惑な引越しだ。

ところで最近読んだ文庫本案内を簡単に。
@シックス・センス:ジム・デフェリス作、竹書房文庫。
映画で見ちゃったという方もいるだろう。”最後に分かる真実”がポイントで、なーるほどとなる。映画で も同様だろうから、本か映画かどちらを先にするかだ。
A真夜中の死線:アンドリュー・クラヴァン作、創元推理文庫。
久ぶりに読んだ本格的推理小説。昔はこんなのばかり読んでいたので懐かしく感じ、同時に新鮮だった。 死刑執行までの秒読みと同時に進行するタイプで、結構ハラハラさせられる、秀作です。
B闇へ降りゆく:ディーン・R・クーンツ作、扶桑社ミステリー。
私の”好物”の一人D.R.クーンツの短編集。彼は長編の人。つまらなかったヨ。ストーリー、発想はとても いいのだが、”オチ”がない。私の短編への思い入れは「オチ」こそすべて。オチのない短編なんてツッコミ のない漫才みたいな味がする。

新コーナー予告!
騒ぎに騒いだ2000年問題は、つつがなく当然のごとく平穏無事に過ぎ去った。
あったりまえだよね、電気会社が電気を送れなくなったり、水道事業が断水させたり、電話会社が不通にさせ たりすることがあったりしたら、2000年対策に何をやってきたの?ということだからネ。
それにしても、水に始まってポリタンク、ストーブ、保存食などずいぶん売れたようです。まさに人呼んで "2000年特需"、一説には政府の仕組んだ「景気刺激策」なんちゅう疑いも。まあ、そうだとしたら あの「商品券ばらまき作戦」よりは効果があったのは、間違いのないところのようです。

さて私は去る12月初旬に、父母と3人でNew Zealandへ8日間の「やじきた道中」をしてまいりました。
初夏のニュージーランドは素晴らしく、雪が待つわが札幌への帰国の足は重かったァ。そのニュージー ランドの「道中記」を当HPの新コーナーとしてUPすべく、ただいま構成など思案中の次第です。
これからニュージーランドへ行こうと考えてる方、迷ってる方への一助にしたく、いや行く気など毛頭ない という方にも参考になるような内容にしたいと、考えています。

あけまして失礼しました
当HPも先月をもって、満1年を迎えた次第とあいなりました。ということで、 今後とも仮借のない意見・質問を含め、末長くご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
さて、話は昨年の某日の某時刻、会社でのこと。
トイレをもよおした私は、”個室”へ向かいました。このフロアーの個室は三つで、うち洋式トイレは一つ。 しゃがむのがイヤな私は、その洋式へ一直線、「しめた!空いてる」・・ドアには空いてる(はずの)青色 表示が。
ドアの取っ手をガッと開けると、居たのです。・・・まるでロダンの「考える人」のようなポーズで。
ギョッとした考える人、お互いアッアッの声で挨拶をかわし、パッとドアを 閉めました。続いて、あわててロックする音がカシャッと響いただけでした。
言い訳ですが、よそでは私は絶対にノックなしで開けたりしません、・・・誓って。
会社という閉鎖された社会ゆえの油断です、でもロックぐらいしとけよナー。

回転ずしにはいるならば・・・
家から出てすぐの本通りが、拡幅工事のため舗装がはがされて一部が砂利道になって いる。先の休日に車で通った時、直径20cmくらいの鉄がニョキッと顔を出しているのに気づき、よけて通過した。
休日で作業員もいない、「あぶないな」・・・またいで通ると乗用車ならぶつかりそうな感じ。
その帰り、その突起物は見事!地中から”えぐり出されて”、転がっていた。見ると、30cmはありそうな 鉄管が地中にあったとみえて、ボッコリと穴があいている。車の運命やいかに?

ところで、同じ日に回転ずし店で、おすしを食べた。(当たり前ダ、ラーメン食いにはいかない)ボックス席 をあてがわれたが、座ろうとすると息子が「ボクこっちに座る」と向かい側に急に変わった。私は「??」 どっちでもいいだろうと、息子と向かい合わせに座った。
その違いは、食べ始めて分かった。息子からは回ってくるスシが見えるが、私側からは遠ざかっていくスシ が見えるのである。
言い換えると、列車のボックス席に向かい合って座って、息子は進行方向に向き、私は進行方向に背を向けて 座ったと同じ体勢である。
回っているスシを”取るか、流すか”の判断は目の前に来た瞬間から、取れない 点まで遠ざかるのに2秒とない。それに比べて息子は、はるか前から”狙えて”しかもネタの活きの良さまでも ”チェック”できる時間がある。
息子の抜け目なさを誉めるのか、自分のニブサを反省すべきか?。

「買ってはいけないは買ってはいけない」は買ってはいけない
出版社の売り方でアンフェアな例をひとつ。
数ヶ月前に出版されて、その明快な商品批判ゆえに話題となった「買ってはいけない」は、非常 にまじめな”週間金曜日”の別冊ブックレットです。
ところが先日、本屋の店頭で平積みされていた「買ってはいけないを買ってはいけない」という本を見つけ、 ”あっ、続刊が出たのかな”と、思わず手に取ってしまいました。それもそのはず、表紙の材質もデザイン もウリふたつにしての出版なのです。
但し、似てるのは見た目だけで、中身はよくある、批判本の類でした。ヤーですね、人がコツコツとリサーチ して発表すると、それに対して状況証拠的根拠あるいは、こっちはどうだ、あっちはどうだ的に、自分では 何一つ苦労しないで「たたきつぶせ型」批判。
「買ってはいけない」は、”企業たたき”を目的にしているのではなく、企業に猛省を促し、改善 へ方向修正するトリガーとなるのを願っている本です。それに対して、安っぽく、薄っぺらな内容で、さも 同じ土俵上でやりあってるかのような印象を与える、これらの批判本は”買ってはいけ ません”

ブラス!
本日(10月17日)札幌に初雪!・・・早いよ、めちゃくちゃ早い。
二ヶ月前には、近来まれにみる猛暑のため30度を超える日が続いていたのに、・・・体が順応しませんよ。
ところで先日ブラスバンドの演奏会を聞く機会があった。場所は札幌のコンサート専用ホール”キタラ”。 バンドは市内の公立と私立の、2高校のバンドであるが、両高校ともコンクールなどで全国的に、名を馳せて いる。もう一つは千葉県の市民バンドの参加で、3バンドによる競演だった。
自分のブラスバンドへの認識の”誤差”はまず、最初に入場してきた演奏者の数の多さに、度肝を抜かれた ことから始まった。もうオーケストラに近い数である。
次に演奏曲目も、「行進曲」のイメージ程度しか持ってない私の認識は崩れた。もちろん行進曲も演奏する が、主はクラシックである。そしてラテンあり、映画の主題曲あり、中でも演歌メドレーは面白かった。 都はるみの「北の宿から」の前奏リードを、かわいい女子高校生がアルトサックスで奏するのである。
そのミスマッチと遊び心のあるこんなコンサートが大好きである。
指導してきたその高校の先生は、今期限りで勇退されるそうで、”長い間、お疲れさまでした”
それにしても、楽器といえばリコーダーすら吹けない私にとって、彼ら高校生にただただ尊敬の念・・・。

今度は、何だよ!
第17話「手元にあるときはどんな車も愛車」でご紹介した、現在の”愛車”レジェンド・ターボ がまた故障した。
7月、8月そして9月と、まあー、律義に各月1回ずつコンスタントに故障して、入退院を繰り返す。今回は 突然、訳の分からない警告灯がつきっきりになって、いやーな予感でいっぱいになった。 というのも、その前夜13年間酷使してきたビデオ・デッキが、オシャカになって天に召されたばかりだった ので、「愛車よオメエーもか?!」、「オシャカの顔も三度まで・・・ン?」じゃないけど、ひょっとして という気がした。

気になるのでディーラー(注・・デーラーと表記しても良いが、それでは発音が”なまり”過ぎる)に電話 すると、「それは何かの異常ですから(それは分かってる!)持ってきて」と言うので、持って行った。
原因はターボチャージャーを冷却している、ウォーターポンプの故障と分かった。・・・正直いって、ホッと した。ターボそのものがオシャカ様になってなくてよかった。

”デジタル”と”ディジタル”
1999年9月9日、プレ・2000年として何か起きるかと期待(?)してたけれど、何も なかった。ホンマの2000年もこんな調子で、カラ騒ぎかなという気もするネ。
ところで、おなじみの言葉・デジタル。日本語化したこの言葉のカナ表記では、多くの というか、ほとんどの本、雑誌、TVなどでは、ハンで押したように"ディジタル"と表記されている。
でもTVアナウンサーでも発音は”でじたる”である。原語を見ると、digitalで発音は「デ ィジトル」と書くのが最も近いようである。と・・・まあこんな事言ってたら、きりも限りもなくなる。
すなわち、日本語化している"digital"は、”ディジタル”でなくてデジタルでしょ!ということ。
どうしても、この「ディ」にこだわるのであれば、「データベース」という語、これは「デイタベイス」と 表記してもらわないと、変ですね。正確さを記したいのであれば、原語で表記すべし!。

「みえちゃんのロンドンみてある記」について
8月から当HPで連載中の「みえちゃんのロンドンみてある記」は、広島市に住む 女性の旅行記である。たまたま私のHPを見て、質問してきたのが縁で知り合った。
そしてロンドンへフリー旅行したわけであるが、彼女が使えるパソコンは会社の端末機。それでは、旅行記 を私のHPに載せようか、ということで始まったコーナーである。
私がロンドンへ行った時は、HPを作ろうなんてこれっぽっちも考えてなかったので、メモすらとっていなか った。でも”みえちゃん”は、しっかりとノート持参で行き、ながーい旅行記をしたためています。
私は「小見出し」をつけたり、イメージを貼ったりはしてますが、内容に手を加えてません。というのも、 見たこと、感じたことを素直に表現しているのを伝えたいと思うからです。

私は、こういう100%フリー旅行というのは、未体験なので”あーだこーだ”とは申せませんが、楽では ないというのは分かります。
私の場合は、空港までの送迎付きといって、後はフリーというよくあるタイプの旅行コースでした。
フリー旅行ですと、ホテル予約はもちろん、チェック・イン、免税品を買った場合、イギリスでは最終手続き が空港の役人と”問答”をすることになります。更に旅程の長さにより、帰りの航空券の予約確認(リコン ファーム)も必要になります。
これからフリー旅行を、と検討される方々の一助になれば、みえちゃん共々うれしい限りです。
それにしても、自分が感激したものを、他の人が同じように「すばらしかった」と感じてくれるのは、ほんまに イイもんです。

友達の友達が友達とは限らない
暑い!とにかく暑い。8月に入った、札幌では連日30度を超える毎日である。休暇をとって休むと暑い ので、冷房のある会社へ毎日せっせと通う。北海道もこう暑いと、改名して”南海道”とでもしなくちゃネ。

これは、だいぶん前に友人Kから聞いた交通事故の話。
ある日曜日の午前、急ブレーキのかかる音に続きガッチャーンという鉄と鉄の衝突音。「すわっ、交通 事故」と飛び出したKは、家の前で起きた事故を目撃すべく外に飛び出した。状況は右折をかけた家族づれの セダンと、直進してた若者一人が乗ったカックイー車との正面衝突。
セダンの中で子供がつぶれたドアに足を挟まれたため、みんなで助け出したくらいで、たいしたケガ人もなか ったらしいが、問題は若者車。衝突の衝撃で背もたれが後ろに倒れたようで、若者は寝たままうなっている。 そこへ後続の車から”トモダチ”らしき若者が来て、うなっている若者にこう言った

「おい、明日会社休むって言っとくからな、じゃオレ行くからな」・・・・・・

一方、セダンを運転していたオヤジもオヤジ。「あの車、す・すごいスピード出してきた」と周りに訴えている。
”そこまで分かってたなら、無理して曲がるな!!”

手元にあるときはどんな車も愛車
私の生まれて初めての愛車は、会社の先輩から譲り受けたカローラ。色はあずき色だった はずだが、何を血迷ったのか一度熱湯で洗車したとのことで、ツートンカラーになっていた。

2台目も先輩からのものでサニー。実はこの2台ともに私が乗り出して数ヶ月で、クラッチ盤が摩耗のため 取り替えるはめになり、自分の運転技術を疑ったこともあったが、前オーナーがヘタクソという結論に落ち着いた。

3台目は少し”ましな”車をということで、ディーラーの中古店でブルーバードSSSを見初めて、見ていると セールスマンが出てきて、「エンジン見ますかあ」と言ってボンネットを開けた。
中を見ると”オッタマゲタ”ことに、ほこりだかなんだかでバッテリーとかの機器が見えないのである。
セールスは「しまった・開けなきゃよかった」という顔。あれも換える、これも換えるという言葉に乗せられ 買ってしまった私。(前のオーナー良さそうにもないなー・・・と思いつつ)
予感は的中!もう故障のデパートみたいなもので、更に駐車中に当て逃げされること2回。これ以来「技術 のニッサン」とはおさらばしています。

新車との出会いはホンダ・シティからで、シビック、アコードそして今は懲りずに中古のレジェンドV6ターボ。
これがまた、めっぽうダッシュが早い、早い。
でも寄る年波に勝てず、先月は吸気系の部品を修理しましたが、人間で言えば呼吸困難になって発作を起こした もたいなもんですね。これが解決したと思うと今月はブレーキの戻し機構が壊れ、修理工場入り。
ただ、人の臓器移植とは違って、車は物を取り替えても拒絶反応もなく、即よみがえるのが大変good。
なぜこんな11年も前の車に執着するのかというと、工場へ入れてる間に店の懇意にしている常務さんの ”インスパイヤー”という新車を貸してもらい乗ったのですが、実はその”かったるさ”に失望してしまい、 自分の愛車のホットなエンジンに惚れ直したからなのですぅ。!