盗難対策


自分の乗っているバイクが、どんなにマイナーで、不人気車種であっても、常に狙われている。と言う意識は持っておくべきです。現に、私のゼルビスも三度盗まれていることは、すでに書きました。不人気車だから、出てきたようなモノの、人気車種ならば、出てこないか、出てきてもパーツを取られフレームだけ。とか、暴走族が検挙されたときに、族車使用になって帰ってくるのが関の山です。

ですから「少しだから」と鍵をつけたまま、バイクを離れたりしてはなりません。盗んで欲しいなら別ですが。


誰しもが思いつく、防犯対策です。しかし、完全に信用してしまうわけには行きません。鍵を外すことは不可能でも、安全な場所に移動させ、そこで解体するコトも可能です。私は知らなかったのですが、U字ロックを前輪にするのが基本らしいのですが、私は後輪にするべきだと思います。それも、スプロケットを通してロックすべきです。

前輪にロックしたところで、スケボーなんかに前輪を載せて、持ち去るのは常套手段。Uロックを咬ませられるような、手頃な固定物がそこいらにあるわけありません。ま、その気になれば、前後輪にスケボーを載せるコトも可能ですので、無駄っちゃ無駄。

所詮、この手の鍵の役目は、珍走団(暴走族)の連中に「鍵が付いてて手間だから、狙うなら他のバイクにしてくれ」程度の抑止力しかありません。プロにかかれば、盗まれるモンは盗まれます。が窃盗犯の8割は、暴走族か、それに憧れるバカ餓鬼ですから、効果はあります。

そんなわけで、ワイヤー錠は単体では無意味です。後輪にU字ロックをした上で、前輪にワイヤー錠をしたり、バイクと電柱とか固定物をワイヤー錠でつなぐことに意味があります。

クラッチロック
ほとんど出回っていませんが、クラッチレバーを切れなくする鍵があります。今度検索しておきましょう。コレを設置するときは、ギアを入れておくこと。ニュートラルだと無意味です。これも、厳密には動かせるのですが、エンジン並の馬力のある人間がいれば…ですが。

車体カバー
もちろん、これ自体に防犯能力はありません。窃盗犯はある程度目星をつけてから実行します。そのため、カバーをつけておくと、車種が分からなくなり、後回しにされます。これも、抑止力ですね。雨による汚れも防げますから、値は張りますけど、買っておくべきでしょう。少なくとも、ナンバープレートが隠れるぐらいの丈の長さにしましょう。

盗難保険
一般的な販売店で行っている盗難保険は、新車の間だけです。たしか、購入して一年を過ぎると無効になります。故に、中古車の場合、その資格すらありません。たしか、レッドバロングループでは独自の盗難保険制度を持っていたハズです。この保険のために、レッドバロンで購入するのも一つの手段です。


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