デジタイズと私(2011/04/01)
はい、もうネタが尽きました。はやっ。
でまぁ、キャプテンオカノは「ラブが見つからない」と仰っておられるわけですが(今はもう見つかってたりして)、私が分析するにそりゃ当然だろうと。いや、外見とか性格とかそう言う問題ではなく。ラブはもらう物ではなく与える物。そして、人が発せられるラブには限界がある。キャプテンのラブは「七割は足、三割は拳」…じゃなくて、七割は映画に、三割は造形(模型フィギュア)に向いてると思いますので。厳密には、造形29%?25%?残った分で「その他」をまかなってると思うので、女性へ送るラブが残ってないと。
キャプテンなら、迷うことなく映画(と言うか映像表現による創作)と女性どっち取る?となったら、映画取ると思いますし。ふぃぎゃー止めたら、それとはなく見つかる気がしますが。人生全てトレードオフ。何かを得るために、何かを失うのだ。キャプテン、いやさ、No1。故に、全てを中途半端にしても、何も得られないのですよねぇ。私のように。
で、それはそれとして、他人様のブログを見るようになって、論述活動出来てない人が多いなぁと。まぁ、ブログなんで、なんの思考もない、感情の吐露で良いんでしょうけども。なんの結論になってないのに「どうよ、この結論」って顔だったり、論旨のすり替えとか当たり前、テーマと論旨と結論バラバラだったり、何の思惟も無かったり。そもそも、引用記事の解釈を「どうやったらそういう受け取り方になるんだ?」とか。詭弁丸出しでも、まともに見えるってのが荒涼さを示してるよねぇ。
まともに読めるブログって、ホントにごく一部なんだなぁとか思った次第です。まぁ、私も人のこと言えた義理ではないですけどね。そりゃ、ケータイ小説とか、ピーとかピーとか受けるわけだ。受ける側、読み手も、あの辺をヨシと思ってるわけで、相乗的にレベルは落ちていきますわな?。
オカノ通信の、ドラマレビューのどこかに「そこまで解説しないと伝わらないか?」とあったんですけど、当時は特に伝わってないと思います。まぁ、一部の人ですけど。その一部の人が、取り分けて声が大きいんだよねぇ。ネットでは、声の大きさ(=賛同者が多く見える)が意見の正しさ見たいに思う人多いし。最大規模の掲示板つっても、国民総数から見れば何%よ?。そして、その板を利用する人って、さらに少なくなるわけで。ぜんぜん主流意見じゃないし。
で、意外とあっさり廃れていくのよね。トーンの多さ=絵の上手さ論とか、いま、見なくなったよなぁ。ときメモ2の「システムが同じでつまらない論」とか、無かったことにされてるしなぁ。
芯の無さ、と言うか信念の無さ?と、論述が出来ないことは、関連あるのだろうか。ん〜、自分で筋道立てて展開できないから、ちょっと賛同者がいる結論めいたことに飛びついている。と言う解釈も出来るかな。他人が出した結論に意味はない。それは、占いに全てをゆだねるのと同じ。自分で出した答えに価値があり、その答えの真偽にまた悩むことが大切。
懐かしス(2011/04/02)
いやぁ、D&Dの新版が出ているとはなぁ。めっきり情報収集もしなくなってたTRPG関連。学生かプロじゃなきゃ、継続プレイって無理よねぇとか思い初めて、すっかりご隠居。いや、やりたいのはやりたいんですよ。んでも、4-5人がまとまって、速くても5時間程度のプレイ時間取れるのって、年に一、二回ですやん?。そんなペースで、前回の話覚えてろってのが無理で、前回のおさらいしてると、時間がさらに延びていくわけで。
めっきり、アナログボードゲームしかしとらん現状。トラベラーとかめっさやりたいんだけどなぁ。プレイヤーで(笑)。
そんな中で、懐かしさもあって(こちとら、旧赤箱マスターよ、あーた。日に焼けて朱色だけど)、色々見てたんですが…第一印象、MtGの会社が買収して改良しただけあって、ギャザリンでRPGっすな。フィギュアとかプラモでやる原初のSLG(ウォーゲームか?)に戻った感じ。まぁ、元々戦闘指向のD&D(元々SLGだし)なので、戦闘オプションにこだわるのは良い着眼点かと。無限回パワーとか、いかにも現代風よね。ていうか、AD&Dも飲み込んだのね。レルムとか出してるみたいだし。一番気がかりなのは、”1フィートの棒”は残っているか?なんですけどね
前回のTRPGブームが、シナリオというかストーリー偏重に進んで、袋小路に入って自滅した感があるので(申し訳ないが、深淵なんて、まともにプレイできたテーブルどのくらいあるのだろうか?)、この戦闘指向は、ライト層の取り込みには成功する…かもしれないけど…結局、マスターの過負荷は変わらないからなぁ。ホビージャパンは、4GAMERにまで出張するぐらい力入れてるけど…やっぱ、単価高すぎるよ…HJ。集まってくれるか分からないのに、五〜六千円はなぁ。コンソールかPCのソフト買うよね。
まぁ、これを機にプレイ経験を持つ人が増えることを祈る。マジで、マスターすると、ゲーム作りの視点に雲泥の差が出るから、一度は体験してもらいたい。何故、ラストバトルで、全く攻撃が通用しなくて、ピンチに陥ったところで、いきなり秘密兵器が登場し、あっさり片が付くのがダメなのか。テーブルトークでやってみると、痛いほど分かる。二重の意味で痛いのが。
それはそれとして…単語の訳が、昭和の訳なんだけど…狙ってるのかなぁ?。それとも、SNE訳が歪なのか。スーニーってなにかと思ったら、シューニーの事だった。あと、久々に、田中としひささんのマンガを見た。絵柄は柔らかくなったけど、モロモロで変わってないなぁと(笑)。それもまた懐かしス(往年のRPGマガジン読者には)。
一方で懐かしくないのがホビージャパン…かわっちまったな…クィーンズブレイドで当ててから、やさぐれたよねぇ(遠い目)
それはそれとして、一テーブルトーカーとして、トーグは体験しておきたかったなぁと、しみじみ思う。ヴァンパイアマスカレードも(ヴァンパイアは受けが悪かった、しくしく)
D&D四版で思うこと(2011/04/06)
TRPGは滅亡したのかも知れない。四版は、詰まるところ、種族とクラスの組み合わせで、パワー(アビリティ)のコンボを探すゲームだ。それはつまり、デッキの構築とおなじビルドの妙であり、RPGの楽しさといえるのだろうか?。私に言わせてもらえばキャラクターが成長するウォーゲーム、言うなればウォーゲームRPGで、テーブルトークではないと思える。
旧版のD&Dももちろん戦術要素は高かった。が、パワーのコンボで戦闘を楽しむ物ではなく、いかに直接戦闘を避けて、宝物を持ち帰るかという口頭(高等ではない)戦術だった。盗賊が罠を外し、射程距離ギリギリからスリープで寝かして、騒がれないようにする。まぁ、そんなことをしていたのは私たちだけだったのかも知れませんけどね。でも、ファイアボールを覚えるあたりから、つまらなくなるって人は結構いた。
まぁ、要するに、四版ってのは、私にとっては、いわゆるSRPGをプレイするためのセットで、TRPGじゃない。口悪く言えば、ボードとコマのないボードゲーム。キャラクタークリエイションするボードゲームにした方が売れたんじゃないかな?。屋外タイルと屋内タイル。マスターは宝物を設置して、プレイヤー側はそれを探索する。その場所に向かう理由を簡単にでっち上げればいい。ゴブリンの集団が住み着いたので退治して欲しい。ゴブリンが持ち去った財貨があるはずなので、それを報酬にして欲しい。でシナリオモドキできあがり。
2000年代に発売されたルールにも言えるんだけど、本来、テーブルトークが持っていた「舞台は用意したから、あとは自由にして」とか「(シナリオ含めた)ゲームの材料とちょっとした手本置いていくから、あとは好きにして」と言う、ユーザー側の自由度が失われている気がするのね。ボードゲームのような固定化された遊び方になっているよなぁとか、つらつら思っているところにD&Dの四版で、ああ、ある意味集大成なのかなと。日本だけでなく、本家アメリカでもそうなのかねぇ?。
まぁ、一番端的なのが、クトゥルフ神話RPGのサプリメント「帝国とクトゥルフ」なんですけど。断っておきますけど、ホビージャパンの企画クトゥルフと帝国とは別物です。ナニがダメって前書きに「関東大震災は(読者には)扱えないと判断して」とか、堂々と書いてあるのね。それって「お前ら凡俗には無理」って決めつけてるし、テーブルトークは仮想世界なので、関東大震災が来なかった世界があっても良い。
そうしたテーブルトークとはなにか。と言う根本を理解してないような人が、サプリメントで能書きたれているのが私には許せなかった。帝都物語のように、関東大震災はもってこいの物語ピークじゃないですか。他にも、物価とか日々の暮らしみたいな所にページは割いているのに、シナリオソースになりそうな所はもの凄く薄いとか。
そこにあるのは、結末が固定化された世界で、そんなのはテーブルトークじゃない。ガンプラを「プラモなのか、組み立てるオモチャなのか」と悩む声があるそうですが、まだ、ガンプラはプラモにも、オモチャにも出来る。でも、テーブルトークはもう、プラモには出来ない。固定化された遊び方を強いられるオモチャになっているのではないか。とはいえ、もはや、プラモを作れるテーブルトーカーはだいぶ少ないんじゃないかなぁ…仮にもプロであるコンピューターゲームのディベロッパのスタッフでさえ、シナリオの起承転結を損失していたり、伏線がなかったり、ゲームバランス(レベルデザイン)を理解してなかったり…ですからねぇ。受け手も理解してなかったりと。
まぁ、私が古い物にすがり、変化を拒絶しているだけかも知れませんが…アナログゲームメンバーは、誰一人、四版に興味を持たなかったのは厳然たる事実です。てゆーか、一日一回パワーとか、FF11のSPか?とかね。
まぁ、締めとしては、私はアレをテーブルトークとを呼んで欲しくない。D&Dの亜種。ウォーゲームRPGと呼びたい。逆に、コンピューターゲームしか知らない人をアナログゲームに、誘い込むにはほどよい中間形態とは思いますが。
不覚(2011/04/08)
なぜか買ってしまったアイマス2。いや、ヘイローリーチとかメダルオブオナーエアボーンとか狙ってたんですけど、タイムセール+決算市の大幅値下げであっちゅーまに売り切れまして。みたら、アイマス2が3780で残っていたので、これでいーやと。禁断症状でてたし。
で、かなーりAVGに寄りましたなぁ。初代がミニゲーム集(アイドル育成というニンジンで釣っているだけで、ミニゲームでハイスコア出せば良いゲーム 、まぁ、アーケードベースですし)だったのに対して、通してのゲームになりました。ファンの獲得、知名度、育成をどう配分するか戦略立てる必要性があるし、それプラスキャラ別ストーリーもある豪華仕立て。
美希のつかみ所がないように見せて「計算高っ」と言うところとか、いやぁ安定してるなぁと。リードライター女性なんですかねぇ?。下の名前が、恭代さんで…まぁ、女性名を筆名に使ってる男性もいますから何とも言えず。でも、何となく、女性ライターだと安定度が高い、大当たり無いけど外れも無いよねぇ。男のライターだと大ハズレか、マレに大当たりで、大穴狙いの競馬みたいだよねぇ(起承転結、伏線が理解できてない話は100%男だ)とか。ナニが影響してそう言う差が出るのかなぁ…
とか思ってましたら、千早シナリオで、ボロボロ涙を…いやぁ、よもやアイマスで、ファンタジックに泣かせに来るとは思ってなかったので、不意打ちを食らった…コメディノリか、そうでないなら生真面目な感じと思っていたのに。イベント発生タイミングは固定と思うんですけど、邪魔にならず話が冷めないペースで、イイ感じに挟んでくれます。後半は。
定番ちゃ定番なんですけどねぇ。年のせいか涙腺がもろく…個人的には、千早の肩に止まって、汚く鳴いてから、高空へ飛び上がって欲しかったのぅ。「あ…」「もう、行かせてあげようよ…」とか。 ゲームでボロボロいったのは、恋姫、キャプテンラブに続いて三つ目かも知らん。
アイマスってナニがすごいかって、普通に歌うのでも結構な才覚いりそうなものを、役を演じながら、つまりキャラを演じながら(声を作りながら)歌うって凄いよねぇ。声当てクイズも、響とか、声の幅広すぎるわって思ったんですけど…ふと、春香とか、やよいって、故意にベースの部位を残してるのかな?。春香が演技してる声、やよいが演技してる声を演じているのかなぁと。いや、声当てクイズに「ダレの演技でしょう」ってのがありましてね。響は、年齢の幅を見事に演じて分けてて正解率凄い低いんです私。春香とやよいは、ベースの部位(春香らしさ、やよいらしさ)が残っているのでわかりやすかったんですけど…故意に残したのか、否か。うぅむ、演劇って奥が深いね。テレビドラマがどんどん学芸会に見えてく……
千早もねー、大抵のゲーム・アニメで「歌の天才」とか肩書き付いてると、設定負けしてること多い(ミサイルより爆発力のあるサウンドを聴かせてやるぜ!…信管腐ってたの?とか)んだけど、千早は負けて無くてイイ。声楽やったひとがアイドルソング歌ったらこんな感じかも。と思えるところがイイ。
そんなわけで、四版D&D。タイルでナニするねん。とか言われたので、まぁ、詳しく書くと、いわゆる潜水艦ゲーム?ですな。「B−5」「外れ…D-7」「くっ、当たりで駆逐艦」みたいなのやらなかった?。要するに、タイルの位置に、財宝かくして置いて、プレイヤーがサーチするわけですな。まぁ、敵全滅させてから、漁ればいいじゃん。とか言う話なんですけど、ハズレの所はトラップがあって、引っかかると敵が出てくるとか。 いわゆるサーチ&デストロイ。
そう言う簡易ボードゲームチックなゲームにした方が良かったんじゃないか?と、フィギュアも何個か付けてさ。フィギュア6体ぐらいとタイルとルール二冊で5〜6千円なら、結構買う人いると思うのだが。コマとか凝ったボードゲームそんな値段だしね。トーキョーN◎VAなんかタロットついて2500円ぐらいだったのにねぇ(書籍だったけど)。ボードゲームとテーブルトークの心理的な壁って結構あるしねぇ。ボードゲームと思えば、神殿の廃墟にうろつくゾンビを避けながら宝物集めでも良いと思うし。テーブルトークでやると「戦闘シナリオ(話はなくて、戦闘成分が80%ぐらいのシナリオ)」とか言われちゃうし。
シナリオ成分乗せようと思えばいくらでも乗るしね。ゴブリン退治のハズが…とか定番だし。安物のハズが、アーティファクトの一部だったとかね。
まぁ、言われたとおり、旧版D&Dも戦闘指向ではあったんですけどね…だからこそ、日本では人気が今ひとつだった、と。戦闘指向のルールって日本じゃイマイチなのよね。トワイライト2000とか。
4GAMERで、体験記の二回目が掲載されてて、テーブルトークを体験してないと人生の五割は損。と結んでますけど、逆に私は、「テーブルトークをやらずに、ゲームを語る無かれ」とまで言いたいんですけどねぇ。野球知らずに、野球ゲーム語るようなモノかと。
マジで、プレイヤーとマスターを体験すると、多くのコンピューターゲームのシナリオが、いかにプレイヤーを無視しているか分かるというモノ。レベルデザインと演出のリンク(ダンジョンに、どこにどれだけの敵を配置し、シナリオのキーアイテムをどこにおいて、ボス戦の場所をどうするか。弱体化アイテムや演出は?)とか、基本中の基本を当たり前に学べるので、マジで。
地震と内閣(2011/04/11)
ニュース記事を読んでいて、そうだったっけ?と思ったのが、「阪神淡路大震災の時、村山政権下で官房副長官だった人から意見を聞いた」とあり、阪神淡路の時って村山政権だったっけ?と。もしそうなら、奇しくも左翼政権 時に、大震災が起きていることになる。
ただの偶然……と、言いたいところだが、戦後政権交代が数えるほどしかない(再三言うが、現民主党は「日本はこれまで政権交代がない」と喧伝していたが、大嘘だ。直近では、村山政権や細川政権があるのに、よくも「未だ政権交代がない」と嘘をつけたモノだ。信じた国民にも呆れるが)、この日本で、二度も大震災に直面したのが左翼政権というのは、何かしらの意味というか、見えざる何かの意図を勘ぐってしまう。国津神が、「目を覚ませ我が子らよ」とその身を震わせたのか?。
阪神淡路よりも、今回の震度が大きかったのも、村山政権よりも、菅政権の方が外国へのすり寄りが、売国行為が大きかったからかも知れないなぁ。とか言うと、エセ新興宗教の教祖みたいだけど。災害時とかは、団結心の高まりから政権支持率上がりそうなモノだけど、日本の場合、 なぜか失脚するのよねぇ。そう言えば、阪神の時も初動が鈍かったっけなぁ。
大化の改新の頃にも、大地震とかあったんですかねぇ?。まぁ、関東大震災は政治動勢とは無縁なハズですし。
ちょっと話は飛んで、僅かながら残っていた民主党擁護者も、岩戸にお籠もりになれた総理を見て完全に見限った模様ですな。で、その擁護者が、最近はけ口にしているのが、東電とマスコミのようで。
ちょっと考えてみると、民主党擁護の裏側には、自民党たたきがあったわけで(民主党擁護者の論には、自民たたきが確実に見えていた。右翼だからダメとか。なら左翼ならなぜ良いのかは触れてない表層ばっかりだった)、これってやっぱり、ネットで悪と認定されたものを、何でも良いから叩いていればカッコイイと勘違いしている残念な人だよねぇ。
で、往々にして、彼らにとってネット界とはイコールで某匿名巨大掲示板だったりする訳なんですが。さいきんみた一番ヒドイのはこの記事の引用ブログで「このマスゴミは東電の回し者だ」と言う趣旨のモノ…東電がらみの記述は二行ぐらい、しかも、 たんなる愚行の一例で重要視されてないよ、どう見ても…ある意味凄いわ、この記事で「回し者」と言う結論出せるのが。
こういう人が、魔女裁判とかやっちゃうんだろうなぁ。曲解、拡大解釈当たり前、我がの結論へどう足掻いても直結します!って感じよね…そしてたぶん、半年ぐらい前のブログ見たら、民主党礼賛で自民たたきしてると思うわ…。
東電の問題は…首脳に、経営のプロは沢山いるんだろうけど、危機管理のプロが一人もいなかったって事だろうねぇ。まぁ、大抵の会社はそうなんだよね。少なくとも、技術畑の人が発言力があるところにいたなら、もっと迅速だったと思うのだけど。いたのかな?。
個人的には、事故当初の世論に違和感があってさ。マンションが火事になったから、マンション管理会社に「お前ら消火しろ」って言ってるようなモンじゃないかなぁと思ってたわけで。そこは消防隊の出番だろうと。薬品工場や石油タンクで事故があったら、工場や石油会社に事故処理しろとは誰も言わないはずなのに。
要は、運営のプロだけでなく、事故処理のプロも必要なんではないかと。と言うか、原発事故時にどこが適任か決まってないのも失策だわな?。と言うか、自衛隊内にそう言う専門部隊あるのかと思ってたわ。対科学戦部隊とか…予算削られたか?。
ショットガンブルース(2011/04/13)
流行り神
超絶今更ながら、流行り神プレイ。しかもPSP体験版。公式サイトのショートストーリーとかは見てたんですけどね。んー…まぁ…悪くはないけどねぇ…って感じ。
流行り神1:詰まるところ、キャンプの夜の怪談。さして怖くない話で大声出して、怖がらせる系。音とインパクトある絵を突然出して来るのがそれ。ルートは結構広くて良い。
流行り神2:話は良くなったが、ルートが狭くなった。あんど、矛楯ではないが、科学ルートオカルトルートで都合良く無視される設定がニントモカントモ。
流行り神3:オカルトルート、科学ルートで犯人変えるのは卑怯。そして、オカルトじゃねぇよ、コレ。
と言う、回を重ねるごとに出来が悪くなるシリーズ作というジンクスを見事に体現。スキャナーズとかハイランダー並。ハイランダーシリーズほど酷くないが。ハイランダー2は、ホントにゴミくずでしたからなぁ。流行り神の出来その物は悪くないので、ちょっと流行ったのは分かりました。でもまぁ、大人向け学校の怪談よね…と。そもそも都市伝説と怪談は同レベルだしね。新作怪談が都市伝説だし。江戸時代の都市伝説が番町更屋敷(ちなみに、日本中に皿屋敷伝説はあったそうだ)だし。
ただ、都市伝説となると宗教の力が弱まっているので、解決されないってところが特徴かと。説話としても、投げっぱなしだし。幽霊見て逃げ出して終わるとか、見たところでおしまいだったり。作家的には、オチがないのが怖い的なオチで…いや、出オチなのか?。
3でのダメだしを細かくすると、零話のオカルトルートで、手足をほしがる理由がない。むしろ欲しいのは、胴体のほうかと。科学ルートでは、そんな義手義足はSFだ。等々。ベースとなってる都市伝説とのリンクが今ひとつなのはシリーズ通してだけど
シナリオとレベルデザイン
エースコンバットアライドアサルトの発表の時にも書いたのだけど、エースコンバットって6とか0は、シナリオ外注だったらしい。それはそれで構わないんだけど、レベルデザインとのすりあわせは、どこまでやったのだろうか。たぶん、やってない。と言うのも、ストーリーと連動しているミッションはほぼゼロだからだ。こんな基本を忘れていては「エースコンバットは無用」とか言われるわな?。
FPSがメインの海外ではよく言われているそうだけど「ストーリーテラーは月に住み、レベルデザイナーはマリアナ海溝に住む」。シナリオ的な演出ピークと、ゲーム的な演出ピークがずれたら、それはどう考えてもつまらない。FF2が適例かな?。ラストダンジョンがもの凄いきつく、ボスまでたどり着けば、楽勝みたいなのは、どうやっても盛り上がらない。
特にFPSはそれが如実に表れると言える。さらに、エースコンバットは、航空機によるFPSとも言えるハズなので、シナリオデザインとレベルデザインは連動してないと盛り上がらない。そのため、ゼロや6はシリーズでも、かなりの不人気だ。
たとえば、エースコンバット的な世界で言うと、隣国が突然攻めてきたというストーリーの開始で、脈絡のない地上攻撃任務では盛り上がらない。やはり、基地防衛戦とか、進行阻止でないとつまらない…と思う。反攻作戦となれば、地上部隊支援とか、艦艇支援とか、直接的な要塞攻略戦でないとつまらないだろう。それと同時に、レベルデザインがなされるべきで、艦艇支援なら、5であったような、狭い海峡を通るための対地メインだったり、敵航空機阻止の空戦メインだったりというデザインが必須のハズ。地形に次いで、どこにどんな兵力を配置するかも重要なんだわね。
シナリオ的にはグダグダだけど、ゲームとして遊べるっていうのは、このレベルデザインがしっかりしてるから。エースコンバット6も遊べることは遊べるのは、レベルデザインはしっかりしているから。ただ、それだけだと、全体評価としては低くなる。TVドラマやアニメで言うなら、個々の話は面白いけど、全体通した話はクソ。みたいなことになるわけで、それはまぁ、ぶつちゃけ、キャラ萌え話と大差ない。だってドラマとしてはエンディングまで通して一本の話なのだから。
RPGとかだと、分かり難くなるんだけど、と言うのが、アクション性がないからボス戦で盛り上げるってかなり難しいのよね。大抵、レベル依存だから、レベル稼げば単純作業で勝てたりとか。まぁ、FPSでもボス戦は作業になったりすること多いんだけど。となると、やはり盛り上げるためには、シナリオ的な盛り上げが必要なんだけど…。
で、またかって言われると思うけど、本当に、シナリオとレベルデザインの関連を学ぶには、テーブルトーク一番なのよ、いや、マジで。テーブルトークの戦闘って一回やると小一時間かかるから、多くても3-4回が限度。作ったシナリオのどこに戦闘を挟むか。は重要になる。ダレ防止用戦闘なのか、盛り上げ用か、緊張感のある戦闘にするために、そしてシナリオに矛楯しないために、どんな敵をどれだけ配置するかってのはかなり出来に影響する(小さな集落を襲う山賊退治なのに、100人近い大規模山賊だったりとか、ドラゴンとかトロールが出てくるのはおかしい)。故に戦闘がやりにくいクトゥルフは難しいのだけども。
ダンジョンを設定するなら、どこにどれだけの障害(敵だけでなく、罠や謎解き)を配置し、探索に緊張感を持続させられるか。と言うのも重要になる(長いと飽きる、短いと物足りない)。通路に、正面から敵がわらわら出てきたら、それはつまらない以外言いようがない。
んー、コレも独立記事として残すべきなのかなぁ…まぁ、私ごときが語る必要もないとは思うんだけど…
本領発揮
えー、ソ連しかり、中共しかり、左翼国家の本領は、火事場泥棒であります。今現在でも領空領海侵犯をするなど底の知れない鉄面皮を見せておりますが、すべからく、左翼は火事場泥なようで、民主党がこのゴタゴタの隙に、各種法案を滑り込ませております。振り返れば、村山政権時にも、色々と滑り込ませておりました(ゆとり教育の原案など)。
この時機に政治献金パーティーとか信じられない奴も居たり、コレって、このゴタゴタの時機だからダレも見てないって思ってたんだろうなぁ…見てるよ。こんな場末のサイトでも、見られてるんだもん。アホは見てないとか思いこむけどね、なぁ?。
テロだろうが、革命だろうが、暴力は暴力なんで認めないのですけど…でも、もう武力革命しかないのか?。あのアホウどもの得意げな顔を凍らせるにはやるしかないのか?。等という悪魔がささやきだして困る。まぁ、実行する組織もコネもないので、安心ですが。三島先生の御霊にすがるしかない俗物でござるよ。
レベル7
福島原発事故のレベルが7になったそうですが。この記事。まぁ、異論はあるかと思いますが、やや詭弁だと思うのは、レベルの基準はチェルノブイリではないので、チェルノブイリと比較することはおかしい。反面、8レベルしか分類がないのもおかしいわけですが。
つまりレベル基準から査定すれば7に入るのでしょう(政府を信じるならば(´_ゝ`))。チェルノブイリはもっと突き抜けてて、本当ならレベル15とか20とか行くのではないかと思う次第。スリーマイル以上チェルノブイリ以下って評価が一番正しい気がする。レベルの区分を再考すべきだろうなぁ。
レベル7算定はフランスロシアから異論も出てますが両方原子力大国なのがねぇ。思いつきと日和見の菅内閣発表だしねぇ。てゆーか、基準を作成したIAEAも懸念表明してるという…もう何を信じればいいのか…少なくとも、日本政府は信じられんな
ただ確実に言えるのは、このタイミングは最悪…日本食品の不買はかなり広がるぞ、コレ。下手すりゃ、工業製品まで不買が起こる。世界はチェルノブイリと同じ汚染度と思うだろうからなぁ。正直、こういう時こそ、中共みならって「いえ、レベル6ったら6です」と言い張って欲しいモノよ。
関東人の浅ましさ(2011/04/14)
この記事。川崎市民の浅ましさ…か。反共反左翼の私に言わせれば、調べてみたら、川崎の左翼度高いんじゃない?。子供をダシにする。きれい事を言ってても、いざ火の粉がかかると狂乱する。典型的な左翼的運動家の反応。英雄化=銅像って発想がすでに左より(左翼国家は銅像大好き)。でもまぁ、実際に地元で起これば、こういうパニック起こす連中はどこにでもいるわけだが。ゴミ処理場建設とかで、露呈するよね。それまで「どこかに作らないと仕方ないよね」とか言ってたクセに、近所に来ると分かったとたんに、鬼の形相で反対し出す奴ら。
我が身の保身に執着する醜悪な魔怪。総理官邸にも住んでるけど。
国内でコレなんだから、海外の反応はもっと過剰になるのも詮無いわなぁ。この記事のツィートなんて、人間の汚さがもろに出てる。流行り神的に、欲にねじ曲がった顔のアップがドドーンと出るトコだよね。こうやって、狂乱した人の皮をかぶった魔怪によって、魔女狩りが行われたのだろうな。コミックのデビルマンの 牧村家の最後を見るようだよ。
てゆーか、このツィートに出てる連中、絶対抗議の電話とかしてそう。このツィートに賛同した奴は、己を恥じるべき。無知を悔いるべき。汚染圏内では、ご遺体でさえ運び出せないのに。
10年か20年か(2011/04/18)
住めなくなると言う失言が問題視されてますが、頭の悪いブロガーの一部が「ホントのことを言われて怒るバカ住民」とか、したり顔の人もいましたが。問題はそう言うところではなく、わざわざ感情を逆撫でする言葉を、ようやく気力を取り戻した人に言う必要は全くない。と言う、「人として」どうよそれ?と言う事。
で、放射能汚染で10年20年とかよく言われますが、ヒロシマもナガサキも、事故ではなく、殺傷目的の爆弾化されたものを落とされ「30年は雑草も生えない」と言われた土地を、10年かからないぐらいで復興させました。この辺は、地元ゆえの平和学習で嫌と言うほどたたき込まれたので、よく覚えてます(そのわりに年数うろ覚えですが…)。東海村近辺がどうなっているかよく知らないのですが、おそらく常態化しているのではないかと。ヒステリックになっている連中が言うほど、影響はないのかも知れません。
「チェルノブイリは未だ封鎖している」と言うでしょうが、あの事故は「運転中に爆発」したのであって、全てに於いて桁が違います。交通事故で言うなら、全速力で衝突したチェルノブイリと、徐行運転中にぶつけたフクシマぐらい違います。さらに言うと、運転中の爆発は「人為ないし技術不足」ですが、フクシマは「天災による損傷」でもあります。いわば、欠陥車による事故と、火山弾が当たって壊れた車ぐらいの違いがあります。てゆーか、放射線ってそんなに怖いかなぁ?。人工添加物とか防腐剤とか、そっちのが怖いがなぁ、私は。
おそらく一番怖いのは、風評と、誤解と誤認と無知からくるパニックです。川崎市の住民のようなね。私の母が若かった頃は「広島出身」と言うと、県外の縁談が極端に減ったそうです。理由は「原爆病が移る」から。私が子供のころも、某男性アイドルが「原爆病が移るから、広島でコンサートしたくない」と言って「地元」では騒ぎになりました。全国区で報じられなかったのは、大手事務所の看板アイドルだったゆえか、当時の風潮のせいかは謎ですが。
まぁ、そう言うことを踏まえてですね、ヒロシマ商工会とか、反核団体の方々は、復興のノウハウを伝えてあげては如何なものかと。ついぞ思うわけです。原子力はんたーいをシュプレヒコールするのも良いですが、復興へ手をさしのべる方が先かと存じます。
ニュークリアヒステリック(2011/04/22)
母乳から放射性ヨウ素が出たというこの記事。過剰反応では無いかと思う次第。引用ブログも、とにかく出た出たばかり。まぁ、親、特に初子の親なら仕方ないかも知れないが。というか、会見の報道見たんですけど…市民団体の顔つきが…外見で判断しちゃ行けないとは思うんですけど…社会党関連の女性団体みたいな空気が…厚生労働省で会見っていうのも、陳情慣れしている感じが…
でまぁ、この検査が役に立たないのは、サンプル数が極端に少ない。9人という総数でも役に立たない数な上、地域別でみるとほぼ各エリア一人か二人。この程度で、騒ぐのは完全なる煽りと言っても良いと私は思う。福島、宮城の人からは検出されず、千葉茨城で検出されたことからも、原発との因果関係はきわめて低いと見て良いと思うのだが。宮城はともかく、福島からは出るだろ、原発が原因ならば。
その人の基準値というか、平常値と比べて上がっているならまだしも、平常値をとっていた気配はない。会見で言わなかっただけか、マスコミがカットしたのかは不明だが。こういうモノは、平常値との差が肝心で、熱で言うなら、平熱を知らないのに「36.9分、熱があります!」と騒いでいるようなモノだ。平熱が36.8分ならなんてことはない数値な訳だし、35.9分が平熱ならエライ熱があることになる。
そもそも、どんな食品(と言うか、動植物はすべからく)放射線の影響を受けているので、検査すりゃ出るだろう。と思うのだが。個人差はもちろん、摂取食品(特に郷土料理)などでも、放射線含有量の大小はあるはずなので、地域差も考慮しないと、役に立たない。前日にナニ喰ったかもあるだろうしなぁ。検査条件を均一化した上でやってるのかなぁ?。検査に出して、出たから騒いでる疑似科学団体みたいな状態になっている気がしますわ。
私なら、原発よりも食品を怪しむ。それが、福島県産のほうれん草とかだったりするかもだが。出荷規制した奴が出回ってたらしいし。まぁ、続報は出ないと思います。隠匿とかでなくても。
ちょっと関連して、自然エネルギーがブームになりつつありますが、関連の学者が「やっと俺たちのターン!」みたいな感じになっているのが、ほほえましい。30年ぐらい前、原発は「排気ガスを出さず、燃料が循環する夢の無限クリーンエネルギー」とか言ってた気がする。で、30年経っても、もんじゅは実験段階だったりするわけですよ。風力なんか、原発よりも長いよねぇ。まぁ、予算の差があるとはいえ。
地熱もさ、30年後ぐらいに、事故で、マグマが飛び出しちゃって「自然を征服しようとした愚かな人間への警鐘」とか、したり顔で語ってるブロガーがわき出ると思う。30年後にブログがあるかどうか知らんが。学者、特に研究者の未来予測なんてのは「こうなってないと、俺たち予算もらえないんだよ」と言う願望も結構、入っているので鵜呑みにしちゃダメ。
まぁ、でも放射線より、マグマの方が後腐れ無くてイイよね。どっちの直接被害が甚大か想像できないけど。てゆーか、マグマが出てこねーよ。と思っているあなた。事故は常に予想を超えるのですよ。
現代の妖怪(2011/04/25)
放射線に対する過剰な恐怖感を伝え聞くに付け、つまるところ、無知と思いこみと自己保身の三重苦に陥っている民衆と思うわけですが、なぜ、放射線がこうも嫌悪されるのか。
実際の所、放射線への嫌悪は今に始まったことではない。すでに90年代には、猛毒のようなイメージを持たれていた。スリーマイルとチェルノブイリの影響だろう。しかし、放射線そのものは、自然界に当たり前に存在し、毎日被爆しているし、この微量な被爆こそが生物の進化をもたらした。と言う説もある。あと、こっそりと映画「黒い雨」の悪影響だと思う。
映画その物に罪はなくて、やっぱり、表層理解とインパクトだけ記憶している人が多く、誤解の元と言えるのかも知れない。認知度が上がる=誤解と曲解も増える。だからどうしようもないんだけど。今回の放射線に対する過剰反応も、リアルタイムに「黒い雨」を見た年代が核ではないかと、根拠レス推理してみる。
放射線は、殺菌消毒にも使われているし、放射線治療とか言うぐらい医学に貢献しているわけで、レントゲンだってそうだし。歯医者のレントゲン撮影だってそうだし。鉛のエプロンさせられるけど。日本人が大好きな温泉のラドン温泉のラドンも放射性同位元素だ。ラドンの上位がウランだっけ?。ウランちゃあ、プルトニウムの原料ですよ。日々の生活にとけ込んでいるのに、切り出されると恐怖の対象になるのはなぜか。
やっぱり、見えないからなんだろうか。見えないと言うことは、未知その物であり、見えない上に、なんだかよく分からないけど体に悪いらしい。と言う、短絡から来る恐怖。かなぁ?。体に悪いっていうのは、死の臭いを連想させるからであろうな。それは詰まるところ、暗闇に怯えた古代人からついぞ進歩していない。とも言える。
見えない、正体が分からない、命に関わる。まさしく、妖怪の基本条項と言えよう。姿無くしのびより、命を嘗めとり、讒言の疑心を射し込んでいく妖怪、放射線。石燕ならどう描いたろうか、水木しげる先生とか、金子一馬兄貴とかでもどう書くだろうか。悪意だけのその存在に筆が動かないかも知れないなぁ。妖怪ってどこかしら自戒と警鐘をはらんでるからこそ、愛されるわけで。
電気によって、暗闇は退けられたけど、心の闇は深くなったのかねぇ?。うーん、安っぽいまとめだこと。
ラジオフォビア(2011/04/27)
ラジオ放送でなくて、ラジオアイソトープ放射線ね。んで、フォビアは恐怖症。ラッドフォビアのがいいかもなぁ。まぁ、妖怪と大差なんですが、病的な怯えと拒絶をする人がいるしねぇ、と。
別に日本に限らず、チェルノブイリ事故後、ヨーロッパだったか、少なくとも、チェルノブイリ周辺ではなく、ソ連在住ですらない人で、少々の被曝をしてしまった妊婦が堕胎した例が結構あるそうだ。おそるべし、思いこみ。わずかな被曝で、自分の子供がローズマリーの赤ちゃんになったとでも思ったのだろうか。
放射線が「穢れ」の象徴となった理由は、なんだろうか。前回分でも書いたが、ラドン温泉ラジウム温泉とか放射線の影響受けた温泉な訳だし。
突き詰めれば、被曝による健康被害は、発症リスクの増加程度だと思っている。そりゃ、確実に影響が出るぐらい大量に浴びれば別だが、そんな被曝は、復旧作業員 が作業中に事故に遭うか、長期活動する以外あり得ないし。つまりは、リスクはリスクでしかなく、ヘヴィスモーカーでも肺ガンにならない人もいるし、深酒をする人でも肝臓を壊さない人もいる。現状の体外被曝量でのリスク増加より、食品添加物だの、タバコだの、アルコールだのの方が遙かにリスクを引き上げている気がするのだが。 とか思ったらこんな記事が。 さらにこんな記事も。中国怖いって言う表層で止まらず、日本でも偽装は山ほどあったわけですし。ここまで酷くはないだろうけど。
それでもまぁ、普通の人は少しでも発症リスクは上げたくないのが本音だろう。しかし、タバコをバカスカ吸いながら、ウィスキーのストレートをあおっているような人が「放射線怖い から、ガレキ処理反対」とか言うのは、滑稽だと思う次第です。
とか言う話を知人にしたら「おまえは死にたがりだから」と言われまして…ああ、そうかもと。別に自殺願望があったり、リスクジャンキーな訳でもないですが、最近は脱しましたが、ちょっと前まで「朝になったら死んでないかな、オレ」とか「このまま闇に溶けていきたい」とか思いながら寝てました。この思考、通院するような鬱病患者の典型だったらしいんですが、テレビインタビューでも、患者となっている人は大概言ってて「ワシ、そんなん毎日やがな!」と画面に突っ込んでいたなぁ。
ま、それがあったからかどうか分かりませんが、確実に「生への執着」は薄めですわ。かっこよく言えば禅僧なみの悟り。有り体に言えば「人生への諦め」。今回の事で言えば「しゃーないやん、被曝で発症発ガンリスクが10%20%上がったから、どないやっちゅーねん」。現在コレを言うと100%で場が凍ります、お試しアレ(ちなみに、100oシーベルトの被曝で発ガンリスク0.5%UPらしい)。
ラッドフォビアの固定観念を突き崩した?ところで、安心派の観念も崩そう。上の話は、体外被曝での話。これが体内被曝となると、かなり話は変わる。セシウムは半減期30年。吸着しやすいんだっけか?。要は、骨だか臓器に残って体外排出はほとんどされない。半減期30年だから、30代40代の人が摂取しちゃうと、ほぼ寿命までフル稼働してくれちゃうと言う。土壌に落ちた分は計測できるから、まだ良いんだけど、海に排出した分にどれだけ含まれていたか不明。
植物プランクトンに吸着>動物プランクトン>小魚>大魚と、地上で言うところの鉛被害のような濃縮図式になりかねない。そりゃ、海に流せば希釈はされるが、セシウム自体は存在を続ける訳で、ご丁寧に海洋生物が、体内で集積する確率は結構ある。地上でも、ミミズから小動物、という連鎖は当然あるし、地下水の汚染もあり得る。
だが、人から人への感染は無いから安心しろ。てゆーか、どういう発想なんだろう、感染するって…うーん、やはし、あれか?「原爆病がうつる」か?。やっぱ、アレの影響なのか…
私が一番怖いのは、無知層が甘言に踊らされる事なんですけどね。前回の衆議院選でものの見事に甘言に乗せられたあげく、いま、反核・反原発をお題目に当選しちゃった社会党系区長とか出ちゃう始末。そして、マスゴミと言えば頭が良く見えると思っている人たちが、今は「反核・反原発」と言えばカッコイイと思っている始末。
忘れられているが、アメリカで大規模な石油漏れで、深刻な海洋汚染が発生して一年?。石油を止めようという人は、誰もいなかった。当たり前?。なぜ?。石油による汚染は看過できて、放射線は看過できないのか。石油海洋汚染では、相当数の水鳥、魚、人間にも直接被害が出ている。ガソリンは代替がない?バイオディーゼルがある。まだ、 バイオ燃料は本格供給出来ない?。なら、地熱発電や風力も本格供給出来ないのに、転換を求めるのはなぜ?。
Radiation-phobia。放射線恐怖症。見えざる恐怖への拒絶反応。と言えるのではないか。
地熱にしろ風力にしろ、現在の消費電力を賄えるほど進化するまでは、原子力に頼らざるを得ない現状がある。代替電源も、消費電力の軽減の目途もないのに、原発停止を求めていくと言う世田谷区長は、典型的な、出来もしない甘言と讒言を労する左翼議員だ。子供手当や高校無償化、高速道路無料など何も出来なかった民主党、ひいては左翼政治家の実態をもう忘れたのだろうか?。
この記事でも、引用ブログの半数は感情論だ。つぃったーのとある発言が端的に現状を表している「くやしいな、何かできないかな」。つまり、何も出来ることがないのだ。今の電力消費量を続ける限りは。
微弱な抵抗として、全ての建築物に太陽光発電パネルの設置を法的に義務づけるとか。すべての家屋に設置すりゃ、全体消費量の一割ぐらいは賄えるだろう。一般家庭なら電気売れるぐらい余るらしいし、もっと賄えるかも。
魔女狩りの恐怖(2011/04/29)
この記事。というかブログ。前回分でチェルノブイリ事故に際し、欧州で微弱な被曝をした人が堕胎した例も。と書いたのですが、それが今、日本で、福島で起こっているのか、起こりかけているのか?。
そして、上記ブログのコメント13の人に特に言いたい。私は広島県人で、両親とも広島から出たことはない。終戦も広島で迎えた。そしたら、私は遺伝子異常持ちで、その子供にも遺伝子異常が出る。と言うのか。ヒバクシャの子は畸形率が高いというのか。自身の不安から、ヒステリックになるのは勝手だが、その無責任なわめきで、どれだけの人を傷つけるかは考えて欲しい。そして、こんな奴ばっかりなんだよな…反原発とか今騒いでる奴。自分のことしか見てないのな。
魔女狩りが再びおころうとしている。原水協とか被団協とか、本気で差別的な風評被害対策に動いた方が良いのではないだろうか。まさか、今頃になって、しかももの凄い遠回りで差別視線を送られるとは思わなかったなぁ。左翼団体嫌いなんだけど、真面目に動くかなぁ。ホントに、第二のヒロシマ・ナガサキ作っちゃダメだ。てゆーか、反原発の左翼の煽りが原因な気がするのだが…13のコメントをした人がどこの出身か分からないけれど、本当に、関東大震災が、関東以外でおこっていたら…朝鮮人の虐殺は無かったかも知れないなぁ。起こってたかなぁ?。
うーむ、ポジティヴに考えれば、嫁に行けなくなった福島美人をゲットするチャンスなのか?!。というが、向こうの方が「お断りヨ」と言われるオチだよな…空気を軽くしようとして、猛烈にすべった気がする…っていうか、滑ったよな、大滑走だよな…
で、池田氏がどういう人か、私は知らないわけだが、こういう事も言っているので、左よりの人は「こいつ、右翼だ!」と言うのだろうな。自分(左派)と意見が違うのは、全部敵=右派。という詭弁にも程がある論理。レッテルを貼り、自分が盲信している根拠の薄いもの(客観性がないのに、自分の資料は絶対で、相手の資料はねつ造とかよく言うよね。そして大概、自分のがねつ造だったりするのだが)を絶対とゴリ押す。ホントに左よりの人間は議論が下手というか、議論できない人が多い。
上のブログのコメントでも、反論している人間は、胎内被曝と遺伝的な障碍を混濁しているし。「自然な考えだ」と言うか、そりゃおまえの脳内だけで自然なだけだろうと。そもそも、この自然な考えという思想が一番怖く、魔女狩り、ユダヤ人狩り、日本帝国の開戦、すべて歪んだ一部の人間の「自然な考え」が浸透した結果と言える。ハンセン病にしたって、ヒバクシャへの差別だってそうだ。
放射線恐怖症だよなぁ。都知事じゃないけど「特殊なセンチメント」は世界的なものだよねぇ。本当に「穢れ」の象徴になってしまったのはなぜだろうか。うーん、池田氏の弁に寄れば「核は反自然的エネルギー」と言う思想があるかららしい。反自然的というのも不可思議で、かつ、独善的な思いこみだよなぁ。池田氏も言ってるけど、太陽って核融合炉だよねぇ?。なぜそれを信じ込んだ人たちがいるのだろうか…となると、やはり、「理解できないもの」を拒絶する理由として飛びついた。なのかなぁ。
池田氏の論をみて、根っこの部分がかなり近い(基礎知識に差があるので並べない)ので、反原発のヒステリー英雄症候群(直近の悪者認定されたものを叩いてヒーロー気取り)に、目を付けられるかもと、ちょっとビクついていたがやや安心。無学無教養の私が、池田氏に近い考察が出来たことは胸を張って良いだろう。でも、池田氏が何物か知らないのだが(笑)。でも、私が読んで心地よい。と思ったからには、世間的には右翼だ!と言われるんでしょうなぁ。
あ、ふと思ったんだけど…意味も分からず、マスゴミとメディアを叩いて喜んでる人とか、よく分からないけど反原発とか言ってる人たちの心理って…「いじめ」の心理に近いのかも知れないなぁ。反撃されず、自分も非難されない相手、つまり、みんなが攻撃しているところに便乗する。いじめだよなぁ。
いや、もちろん、非難されるべきところを指摘するのは正しい行為なんだけど、もの凄い曲解とか誤認で鼻息荒い人見るとさ。坊主にくけりゃ袈裟まで憎い。みたいな暴論まかり通ってるし。そう言う人ほど、評価がひっくり返ると、恥も外聞もなく手のひら返すのよね。
同じく池田氏のブログコメントにあった「左翼の救世主願望」というのは、真理かも知れない。自分が上に行くのではなく、他人を下に落として、優越感に浸る。可哀想と言いながらも、実は他人の不幸に浸っているのかも知れない。
余談
小沢氏が、総理候補トップらしいのだが…もし、総理になったら、これほどの火事場泥棒はあるまい。裁判が始まるまでに、就任すれば、おそらく裁判はうやむやになるだろう。地震にかこつけた火事場泥棒としか言えない。正直、地下牢へ追いやった小沢氏しか駒がない。と言うのではあれば、民主党は潔くその椅子から降りるべきである。