六月の夢酔


 



CLIP STUDIO PAINT(2012/06/02)
セルシスの新ペイントツールなんですが、それまでのセルシス製ソフトを持っていたら、無料。と言う太っ腹が好き。まぁ、フォトショの牙城を崩すには、そのくらい顧客を抱きかかえる必要があるんでしょうなぁ。

が、残念なことに、当初の予定より一ヶ月遅れで公開したのに、まだ「とりあえず公開しましたのβバージョン」臭がキツイ。フォトショ形式のファイルが読み込めるのに、自社のイラストスタジオ、コミックスタジオのファイルが読み込める様になるのが夏以降(イラスタ形式で七月中旬)とか。ブラシやカラーパレットすら引き継げない。というか、移せないのも、βくさいよね(これも八月ぐらいの予定らしい)。パッケージ版の発売も七月予定だしねぇ。

ただ、素体自体はかなり良い。ペンの当たりが、すごく柔らかくて、線が滑らかに引ける。軽く触っただけなのに、もうイラスタには戻れない…と思えるぐらい、柔らかい。オープンβだと思えば、これからが楽しみとも言える。今後の課題は、設定の引き継ぎと、ツールのカスタマイズが、どれだけやりやすいか。あとツールウィンドーの配置の自由さ加減かなぁ。

それに、EXにするとコミスタ+イラスタ+αになるので、カラー原稿が描きにくく、イラスタに移し替えてたりする手間が省ける。つーか、コミスタの描画力は低いので描きにくい。ネーム(コミスタ)>下書き、ペン入れ(イラスタ)>トーン張り、セリフ入れ(コミスタ)とか、もーだるいダルイ。レイヤーフォルダーのスタイルとか微妙に違うしね。

現状の小技として、psd(フォトショ形式)で保存し直せば、レイヤー情報もそのまま読み込める。

ともあれ、イラスタとコミスタをニコイチに出来るのは、かなり嬉しい。


ただいま整理中(2012/06/04)
もうン年前に、ビデオキャプチャを友人から譲り受けて居たのだけれど、HDDの空きが無くて放置。で、先だって2TB買いまして、ビデオのデジタイズゥ(cキャプテンパワー)をやっております。ちなみに、HDD。私が買った時から、値が下がり始めてます。いまもう9k切ってますな、2TB。半年変動無いから諦めて買ったのに…買ったら下がる、買わないと上がる。こんなんばっかや…

ちゅーわけで、データならパパッと終わるのに、ビデオなんで録画時間まるまる喰うわけで、だいたい放置するんですが、マクロスプラスは引きつけられて、久々に見てしまいました。

バルキリーの高速変形戦闘は熱いなぁ。TMSもこのくらい変形に意味があれば良いのに。バルキリーは運用の基本が飛行機で、ついでに人型とガウォーク。MSは人型基本で、WRがオマケ。と言う違いかなぁ。とは言っても、あんなにバキバキ高速変形できたら、強いわな、そら。

作品としては、もう一巻ほしいよね。本来なら、物語ピークであるはずの、ゴースト戦やマクロスとの対決が、結構、ざっくりしてるし。イサムとガルドの直接対決で燃え尽きてる感じがねぇ。マージの目的も微妙に書ききれない気もするし。その辺が惜しいなぁと。いや、マージの目的が、全ての人を「シャロンに釘付け」にするだけなんかな?。その方が狂気の人っぽいけど、なんかパンチ足りない気もする。飛び降りのシーンも、シャロンの謀殺ってのを明確した方がいい気もする(それとも、単なる自殺なんだろうか?。私はシャロンがやったと思っているのだが、ヤンにしたように催眠で誘導したと)。

個人的には、ガルド対ゴーストは、背後をわざと取らせ、ミサイルの嵐を竜鳥飛びで回避して、人型でゴーストに抱きつき、ダウンフォースを発生させて地面にぶつける(イサムにやったのと同じ奴)とか。そのまま体当たりじゃなぁ。時間足りなかったんだろうなぁ。と言うことで、もう一巻ほしいよねと。

ミュンもきちんと、ミンメイアタック(と言うかシャロンと対決)して欲しかった気もするけど、それだと作風に合わない気もするし。VOICESで、シャロンを追い払ってたら「オレの歌を聴け!」なノリだしなぁと。でも、ミュンが歌い終わった後に、YF19のライトがスポットライトの代わりになって、聴衆の歓声 に包まれて夢を取り戻す(短い間だけど夢を叶える)とか、あっても良いんじゃないかとかネー。で、シャロンが「あなたが見たかった光景はこれでしょ」と、最後に勝ったのはシャロンなの?的な! 。もしくは、「私はあなたから引きはがされた歌。私はあなたへ戻る」とか?。

マクロスプラスみて思うのは、人間ドラマにロボ戦が付け加えられると本格になるけど、ロボ戦にドラマ入れると子供向けだよねと。まぁ、元が元なら、ロボ戦入れようが、超能力バトルにしようが、アレなんだけど。 さらに、きちんとマクロスしてるのが良いよね。戦闘種族のゼントラーディの血を引くガルド、バルキリー、歌、どれか欠けても成立しないもの。

あと、やっぱりトムとジェリーは、ナレーションがないとダメだ。そして平成の肝付トムは、悪いけど、なんか違うんだ。と言うことで、広島県民なら一発で分かる「徳川アワーのトムとジェリー」は私の宝だ。

しかし、なんですな、DVDに慣れた後でビデオ見ると、画質粗いね…SVHSならなんとか見れるけど…慣れって怖いわ…マクロスプラスはDVD買うかなぁ 、ビデオ撮りでイイやって思ってたんだけど(しかも、カートゥーンネット撮り)…つーか、コルチャックも買ってないのに、フライングコップも買ってないのに、はれときどきぶたも…いや、全巻セットって新しいPC買える 金額だし…自炊もしたいんだよねぇ…宝くじでも当たらぬか…買わないと当たらんわな。


e3 2012(2012/06/06)
E3でのプレイ動画が色々と出てきていますが…CoD終わったなと思うのは私だけだろうか。ま、エースコンバットはとどめ刺された感じですが。VTOLのシーンは、ACかと思ったw。CoDやらBFで、あのくらいの空戦やられたら、そらぁACはそっぽ向かれるわ な。

ガジェット出し過ぎて、FPS、シューターでなく近未来3Dアクションになってる。まぁ、MWでなくてBlackopsだから、良いのかも知れないけど、どこに行きたいのか、ナニをしたいのかもう分からない(BFとの勝負しか見てないのかも知れない、ユーザーはもう見えてない感じがひしひしと)。演出過多でゲームじゃなくなってきているし(対空砲座(ミサイル?)のシーンとか、ゲーム性のためでなく演出のためにあるよね、アレ)。

まぁ、もうFPSも飽和してるから、そろそろ破裂というか自滅の時期なわけですが。2010ですでに飽和してたしねぇ。逆に言うと、来年ぐらいから熟成が始まると思う。GUN&RUNにシリアスサム、TPSにマックスペイン、FPSに「○○」が生まれると思う次第。

意外と、WW2流行時のシンプルなスタイルと銃器に戻ったモノから生まれる気がする。史実の作戦だから、色々と戦略、戦術オプション取りやすそうだし。Golden EYEかもしれないけど。 しかしまぁ、示し合わせたように弓が登場しますな。トゥームレイダーも、crysys3も弓。ランボー2で育った世代が作っているのかしら。

で、ZOEとAnubisがHDリマスターで復活するらしいだけど、それ(You Tube)のOP動画のコメント群がなんかねぇ…とりあえず否定しけみたいな、B層群になってる感じが、なんかショボン。たしかに、イイモノではないけど、悪いモノやダメなモノじゃないと思う。マクロスプラスの高速変形バトル見た後なんで、たしかに「もっさり」には同意するけど。サンライズは高速戦闘苦手なんだなぁ。高速高機動の位置取りが苦手というか、イメージできてない感じかも。

私が一番思ったのは、テイザームービー?宣伝用の動画かと思った。ゲームのOPじゃないなぁ、と。

マクロスプラス、もう一回見たけど…やっぱ、しっかりとしたゴースト戦と、シャロンとミュンの対決は欲しいなぁ。Voicesで「みぃつめの言葉は…」でイサムの「うぉぉぉぉぉぉ」と重ねるとか。竜鳥とかガルドとか、青空を突き抜けた先にシャロンがいて、「やっと私のモノに」みたいな顔してるシャロンを突き抜けてみたいなー。「限界を超えた先になにがあったの」「忘れちまった…覚えてるけど、忘れちまった…自分で見てこいよ、おまえも翼を取り戻したんだろ」とか?

メカ的には、量産機のガンポッドに銃剣がついていたり、分かってるねぇってのが良いよね、プラス。ガンダムに足りないのは、ライフルと銃剣なんだよねー。ジェネレーター出力下がってる量産機のビームライフルを小型化していくのはおかしいよねとか。これは後日語ろう。

飛べイサミとかも出てきて、いやぁ、やっぱ、イサミ面白いわなぁ。イイ感じのいい加減さが、楽しいよね。あの時間帯のNHKアニメらしさ全開感が。サムライ7とかも良いんだけど、適当な脱力感がある方が好きだわ、NHKアニメ。
 



ガンダムに足りないもの(2012/06/06)
それはライフルと銃剣。あるやんけ!と言う人も多いと思うけど、サイズ的にライフルと呼べるのはZとガブスレイのライフルぐらいなもので、他のは大型SMGかPDWと言ったところ。ビームスプレーガンに至っては、マシンピストルぐらいかと。

バレルが長いほど威力が上がるのは周知の事実。コレはエネルギー兵器でも同じ。切り詰めるカービンタイプが、取り回し安さと引き替えに、射程と威力と正確性を失っているわけですよ。

とすると、MS本体の出力が落ちているジムは、その威力を補うべく、ライフルにするべきだったはず。ガンダム世界だと低出力MSほど、携行武器が小型化する。ハイザックやマラサイのライフルも長くすべき。ライフルが大型化すれば、ストックに補助電源を仕込むなど、フォローも効きやすくなる。当然、有効射程距離も伸びるしね。

戦国時代の鉄砲隊のように、ロングライフル隊とマシンガン持った切り込み隊に役割分担すれば、なおヨシ。まぁ、鉄砲隊はボールがやってたと思うんだけど。

で、ビームサーベルって取り回しが良くない。連邦MSは、盾が標準装備なので、接近された時に、盾か銃を手放さないとビームサーベルが抜けない。捨てた銃を拾い直せる保証はないし、そもそも、切り込んでくる相手を認識してから、抜刀できたら居合いの達人だよねーと。

だったら、銃剣の方が良い。ビームサーベルをそのまま、ライフルにくっつければ槍か長巻きになる。持ち替える手間もないし、武器を捨てる心配もない。ロングライフル+ビーム銃剣は、ほぼ欠点がない訳ですよ。あるとすれば、地上、コロニー内とか要塞戦で取り回し難いって事ぐらい。Rジャジャが銃剣付きライフルだったけど、あのサイズに銃剣付けてもねぇ…MP5A1に銃剣付けたようなもんだし。無いよりは良いけど。

日本は銃剣術の大家だったのにねぇ…まぁ、日本の銃剣術は槍術からの転用なんで、日本の映像界が槍を上手く演出できないと言うことにつながるのかも知れない。

E3の続き。BO2が、ガジェット出し過ぎでアクションになっていると前回書いたけど、細かく書くと「FPS、シューターでなくアクションになっている」と言うこと。Farcry3も、ジャンプからナイフ突き刺したりしてたし…シューターと名乗る癖にアクション化しているのは流行なのか?。つか、Farcry3も弓あったね…談合?(笑)。

根底あるべきシューターとしての出来映え。を忘れてしまうと、ムービーとキャラ性だけをこんもりと盛り上げて倒壊した和製RPGと同じ末路をたどると思う。と言うか、すでに轍に乗っていると思う。最近、宗旨替えして、ストーリーよりもゲーム性を重視すべきと感じるように。まぁ、実際は変わってないんだけど、シナリオ語る前にゲームになってないんじゃ、しょうがないジャンと言う…。

ストーリーラインが良くても、ゲームとしてグズグズじゃどうしようもない。絶体絶命都市を私が評価しないのは、ストーリーラインは良くても、肝心のアクションシーンが面白くないんじゃねぇ。絶体絶命都市2で、ジェットスキーシーンとか、ドン引きで、橋通過後のムービーなんて失笑ぎみでした。ぷかぷかしてる障害物を避けただけでムービーに入り「どう?ハラハラしたでしょ、緊迫したでしょ」と言わんばかりの押し売り演出は勘弁だ。シューターも撃ちあいが楽しくなければ、意味がない。BO2もfarcry3も、バレットストームみたいな感じがしててねぇ。

ついでに、IGNのインタビュー記事は良質だが、プレイリポートは…何とも言えない提灯感が漂う…


看板抱きつき商法(2012/06/09)
って、よく考えると、映画やアニメなんかの映像業界では普通だよね。そもそも、映画の半数は原作を買い付ける形だと思うし。そのウチの何割かは、人気がでた原作を買うことでの安易な制作スタートであり、原作に惚れ込んでの映像化とは熱意が異なる。まぁ、商売なんで、売り上げが見込めるってのが大事ってのも分かるんですが。

振り返ってみると、テッカマンブレードなんてのも、テッカマンである理由はなかった。各種設定も、ほぼ新規設定だったし。同一なのは、テッカマンという名前ぐらい。『○年ぶりにテッカマンが甦る』ぐらいのキャッチコピーで、耳目を集めるだけの為。なんて口悪く言うことも出来る。

人気のある原作に抱きつき、その瞬間に人気のある芸能人に抱きつき、さらには、過去人気のあったドラマの再制作(リメイクですらない)で抱きつくとなると、もはや失笑でしかない。この手の抱きつき制作は、ほぼパーフェクトに失敗するので、おそらく再制作版GTOは、派手にすっころぶでしょう。

面倒だけれど、絶対に必要なのが背景設定とか世界設定。そのキャラクターや、街、国の成り立ちを作っておかないと、統一感が無くなる。登場人物の履歴書を作るって言うのも、その人物の来歴を作ることで、思想や行動に一貫性を持たせるためで、それをしないと、場面場面で、矛楯した行動を取ってしまう。

街や国、世界も同じ。今の情勢にどうして落ち着いたのか、それがなければただの板張りの風景でしかない。ダンジョンも同じで、来歴無きダンジョンは、迷路ですらなく、ただの壁が集まった入り組んだ通路でしかない。

で、先人が築き上げた世界設定を横からかっさらうような真似が、盗作。さらに、先人(他人)が築き上げた知名度を盾に取るのが抱きつき商法。看板に抱きつくのは、有名人の名前を勝手に出して商売するようなモノで、ほとんど詐欺だと私は思う。窃盗と詐欺どっちが悪いと聞かれたら、窃盗は一部だが、看板を利用した詐欺は丸ごとの強奪だと私は思う。

決して表に出ない世界設定をきちんと一から構築できないと、まともなストーリーメイク出来ないと思うんですけど。目先の売り上げのみに固執した結果、ガンダムとギャルゲーならぬギャルアニメしか残ってない現状は、どこかで聞いたようなつぎはぎのセリフ、どの作品でも見るキャラクターたちは、創作力の低下にあるのではないかと思う次第。

ゲームですら、抱きつく始末だもんなぁ。MSNだかサンケイだかのエンタメコーナーでのロングインタビューで、安彦良和氏が「ガンダム30周年ですね」と言う質問に対して
「いいかげん、解放して欲しいですね」
と答えていたのは、「いーかげんに、いつまでも古い御輿担いでないで、自分たちで新しいの作れ」と受け取ったのですが。


傑作オカルトサスペンス(2012/06/11)
の前に、飲食業も看板抱きつき激しいよね。如実なのがコレ。運営への関与否定。って、名前貸しただけ 、と。つまり、名義貸し。芸能人との関連性で来店した人にとっては詐欺も同然だよね。他にも、○○プロデュースの食べ物。とかも、最終候補商品の味見しただけとかも多い。 詰まるところ、名義貸し、看板の貸与。

ただまぁ、これらは名前を貸す契約が発生しているから、貸してる側に利があるからまだマシ。抱きつきは、無断で看板持ち去るような感じだからねぇ。まぁ、HPLには管理財団とか無いし、完全な自由素材だから、仕方ないんだけどさ。だからといって、好き放題して良い訳じゃない。と私は思うわけです。MS少女ガンダムちゃん、ゼータちゃんが、謎のMSギラズールからアムロを守る…って、同人ネタだよなぁ…やっぱ。

まぁ、そんな愚痴はさておいて(例のアレのDVD発売日が近づいて、再び目にするようになったので…ちょっと…)

私が、オカルトサスペンスの傑作ドラマだと思うのが「事件記者コルチャック ナイトストラングラー」。ただし、本編の方じゃなくて、セカンドパイロットの方。本編の方は、もの凄い大なた振るわれてて、凡作以下の出来。

セカンドパイロットのナニが出来が良いかというと、ホラーの見せ方。コルチャック自身、「まさかそんなこと無いよね」と内心思っているような奇天烈な推論を調査していくと、徐々に現実味が増していき、そして、自分のあり得ない推理が現実になっていく恐怖感。調査過程で、これほどドキドキというか、ホラー感があるものは他にない。

それもそのはず、ライターがリチャードマシスンでしたー。ファーストパイロットもリチャードマシスン脚本なんだけど、原作は別の人がやってるんだよねぇ。1stパイロットは、よくある現代の吸血鬼モノ。パルプマガジンにゴロゴロしてる感じ。よく1stパイロットで企画が没にならなかったなぁと思うぐらい。その危機感が2ndパイロットに出たのかも知れないけど。

で、TRPGのクトゥルフをやる上で、これ以上の手本は無いと思うわけですよ。調査過程で、サスペンス、恐怖感を出せる。調査のために呪われた屋敷や、いわく付きの洞窟に閉じこめる必要はない。普通に調査にするだけで、恐怖感を出せるのだと。ただ、さじ加減がかなり難しくて、推論段階で情報与えすぎると単なる答え合わせだし、出さなすぎると、結局、乗り込んで「いつもの調査」だし。

そもそも、「現実にはあり得ない推論だけど、否定しきれない」と言うのをプレイヤー自身に導き出させるのが難問。それを上手く作れれば「僅かな可能性を潰すため、否定する為の調査だったのに、その仮説に現実味が増していく」と言うラインに乗せるのは、割と簡単。

メガテンなんかにはデーモン・ナイトがお勧め。初めての悪魔遭遇事件としても使いやすい。デーモンハンターのが悪党に見えて一般人が混乱する導入部とか、謀略を張り巡らす悪魔が、策士策におぼれる当たりとか、悪魔とのやりとりを直接描けるメガテン向き。シリーズのボーデロオブブラッドは、パルプ感丸出し。そう言うノリなら良いけど、見るべきところはなかったなぁ。

ビデオ整理中に出てきて、ついつい見てしまった二本(というかボーデロ入れて三本)です。


専門家ぶる素人と素人ぶる専門家(2012/06/16)
コレも短く言うと「無知の知」なんですが。素人ほど専門家ぶりたがり、専門家ほど素人ぶる。要するに専門家は「自分よりも優れたモノがある。知らないことがある」事をしてっている。職人が「一生修行」とか「まだまだ至らない」とか言うのも、自分がモノを知らないことを知っている。と言うことなんだろうと。

逆に素人は、入り口から見渡しただけで全てを知った気になると。付け焼き刃や受け売りの知識を振りかざすと。

このメモリ自作キットに見られる反応もそうだろう。と思った次第。ぽつぽつと「誰得」とか「組んでも使い道無い」とかいう人がいるが、趣味の工作に、基本実用性など無い。プラモデルやフィギュアなんかも、綺麗に彩色して、衣装自作しても眺めるだけだ。作ることそのものが、楽しみなのだから。

ちゃんと通電できて、綺麗に半田をつけれた基板と言うのは、パーツのクリアランスを維持しつつ、綺麗に塗装が出来たプラモであり、可動フィギュアでありながら、関節を上手く隠せたフィギュアのようなモノ

簡単に言うと、ガンプラ素組みして「オレ、モデラー」って吹聴する人と、造形が気に入らない部分を自作する(セミスクラッチ?)する人が「自分なんて、まだまだです」といっているようなモノかと。

補記:自分の認識を絶対視している愚かさっての?。それを短く、分かりやすく、ぶっちゃけて言うと「実用品を自作している」と「趣味の工作をしている」と言う認識の違いを考えてもいないってこと。コレで分からないと知らん。UFOキャッチャーで言うと「ぬいぐるみだけ欲しい人」と「取るまでが楽しい人」の違いでも可

で、素組み吹聴するレベルの人に限って、自信満々に素っ頓狂な事言うんだよね。伝説の「この原形師には塗装して欲しくないね」とか。完成フィギュアに対して述べたモノらしいけど…困ったことに、あらゆるジャンルに未だに発生するのが困りもの。たとえば「トーンの使用量が少ないから下手」ってりもそうだし「(ゲーム)システムが同じで詰まらない」とか「シナリオなんて不要」とか。

一番困るのが、少なくとも一定水準の知識を持っていないと行けないハズの記者や編集者が、素組み吹聴レベルだったりすることなんですが…まぁ、そう言うのは遅かれ速かれ淘汰されていきますけどね。ロケットニュースがあとどのくらい持つだろうか。

全然関係ないけど、なんでゼクシリーズとかネロとか出るのに、なんでMkXは出ないんですか( ゚д゚)ノ。もっともガンダムじゃないガンダムであるMkX好きなんだけどなぁ。MSinActionとかでさえ出ないんだもんなぁ。


脱法ハーブ(2012/06/19)
よくわからんのですが、ハーブにデザイナードラッグを混ぜたシロモノと認識しているのですが?。医療関係者以外が、幻覚成分等を持つものを販売してはならない。つー事にすれば、済むのでは?などと素人考えしておる次第。

私からすると、世界中で認められている薬物、合法ドラッグは「アルコール」と思う次第。

酒ってある種、興奮剤な訳だし、オーバードースすると幻覚作用もあるし、副作用に、内臓の破壊や、依存度が上がるわけだし。酔っぱらって暴走運転するのと、ドラッグでラリって暴走運転する違いは何だというのか

醸造や蒸留は、立派な化学反応。コカの葉からモルヒネ、コカインを生成するのと、ケシの実からアヘン作るのと、穀物を蒸留してアルコールを造る違いは何だ?。生成物が違う…って子供か!。

そんな訳で、アルコールを飲む時は「合法ドラッグをやっているのだ」と思うと良いんじゃないかな。悪酔いというか、理性無くさずに飲めると思う。つーか、酩酊とラリってるの違いってなによ?。

だいたいさ、ノンアルコールビール、アルコール分のないビールって、ただの黄色い炭酸水でしょ?。そこまでしてビール飲みたいって、依存症じゃないのかと。タバコは世界的に禁煙になっているのに、アルコールは推奨されてる。タバコ会社は恨めしいだろうねぇ。

まぁ、こんなことを言っても、飲み助からもの凄い突き上げ喰らうだけなんだが、それもまた、中毒患者の狂乱に見えてしまう。

「サイバーパンク2020」と言う、その名の通りのサイバーパンクのテーブルトークがあるのだが、これに「スマッシュ」と言う薬物が登場する。

スマッシュ
種類:恍惚剤  効力:1  難易度:2 値段:100eb(6個パック)
解説:スマッシュはアルコールに対する2020年の回答だ。黄色く、泡立っており缶ごと売られている。

実はこれ、何のことはない「合成ビール」の事なのだ。ノンアルコールとかより、もう麦もホップも無しで、化学的に作った方が良いんじゃない?。

追記:ふと本当に「スマッシュ」が発売されたらどうなるんだろう?と。アルコール検知器で計れない以上、飲酒運転じゃなくなるのかなぁ。まぁ、ビールメーカー以外が作ったら、ロビー活動で違法薬物指定だよねぇ?。


HalflifeはFPSか(2012/06/23)
副題はMafiaはTPSか。source版halflifeを昨年末に買って、すっかり忘れていたのを、ちみちみやってみて、新たに気がついたことが。

これってFPSなんだろうか。たしかに銃撃シーン、戦闘シーンは多々ある。だが、インパクトのあるシーンは、イベントで倒すテンタクルだったり、ガルガンチュアだったりする。そして、難関は戦闘ではなく、ジャンプシーンである。

FPSすなわちシューター、射撃ゲームではなく、アクションアドベンチャーではないだろうか。射撃テクニックよりも、謎解きや位置取りが重視される(AIのせいもあるが)、アクションの中に銃撃が含まれているに過ぎず、比重はジャンプアクションの方が大きくないだろうか?。CoDで、1ブロックの足場をジャンプで渡っていくシーンがあったら、大ひんしゅくと思うし、BFでもそうだろう。

HALF LIFEにおける銃撃戦は、ジャンプシーンや謎解きと同様の臨場感を高める1カットに過ぎない。そう感じた。Valveが最初からアクションアドベンチャーと想定しているのならば、Halflife2以降、銃撃戦が縮小していったのも理解できる。 つまり、前半でパズル要素を強めて、じっくり進めてもらい、後半は、パズルの代わりに銃撃戦を持ってくることで、ストーリーの勢いを殺すことなく、突き進んで貰う。という趣向ではなかったかと。特にEP1はモロにそうなっていると思う。

1998年製のHalfLife。FPSとかAAVGとか、まだ未分化で当時の面白い要素を全て詰め込んだら、FPSっぽくなりました。というのが真相かも知れない。 あと、やっぱMP5のままがええわ。XM177っぽいと、ハンドガンと弾共用というのを忘れてしまう…

Mafia
これも2002年と古いわけですが、これもTPS、シューターだろうかと。実際に、主要シーンはドライブシーンで、最難関はレースシーンである。未だにレースをクリアできなくて困っているわけだが。銃撃シーンは割と適当でも、クリアできるのだが、ドライブシーンは、少し気を抜くと失敗してしまう。そう言う意味では、レースの次に難しいのは、オープニングシーンと思う。

私は、どう考えてもドライブゲームと思っている。ドライブ、レースゲームが、車の挙動の正確さ、レース場の再現、という方向性しか持ち合わせていない現代で、ストーリー重視のドライブゲームも作れる。という可能性がここにある(あった)。

mafiaでは、交通法規と時間を守りつつ、客のわがまま(「橋を通ってくれ」とか)を叶えつつ目的地へ走るタクシードライバー時代が一番好きだ。交通法規を守りながら、というのがポイントで、無視してしまったらクレイジータクシーになってしまう。そもそも、街を流していて楽しいドライブゲームってかにり貴重だと思う。

初代GTAも、ドライブ要素が強かったよね。銀行ギャングをやった仲間をアジトに運ぶとか、映画「スピード」ばりの「減速したら起爆する爆弾付きのバスで、法定速度を守ってる一般車の中を疾走する」とか。

レースシミュレーターとしての方向性以外もあり得るのではないかと。ただまぁ、日本のメーカーはこうしたクエスト作り下手なので、海外で作って欲しいもの。映画のトランスポーターとか、そのままでも行けるよね。トランスポーターだと、クレイジータクシーになるか…

乗り物シミュレーションは、骨に当たると思っている。リアルな車の挙動は、FPSなんかでの物理エンジンでのビルの崩れ方の様なモノ。そこにどういう肉を、ゲーム性を盛り上げていくかで、ゲームの善し悪しになると思う。レースゲームの作成チームには、シミュレーター作りから、ゲーム作りへ踏み出して貰いたいモノ。レーサーを育てるとか、改造パーツが買えるとか、そんなオマケ要素ではなく、ストーリーでドライブしてみて欲しい。



エースは二度死ぬ(2012/06/26)
私にとって、エースコンバット(ナムコ)は5で止まっている。ほとんどの人がそうだと思う。私はギリギリ0ベルカンウォーまでは許せるのだが、6に至っては、もはや見たくもない存在になってしまった。

私にとって、エースコンバットは「航空機のFPS」だった。遠距離戦が多いからスナイパーライフルを持つように、対地攻撃がメインだからA10だよね。室内戦になるからショットガンを、と考えるように、制空戦だから、ミサイル数が多くてステルス能力がある奴を。といった具合。

だからこそ、カットシーンは自分の置かれた立場をさらに盛り上げるために存在していると思っていた。だが、エースコンバット0以降、無意味なムービークリップと化している。そして、それがスタイリッシュでカッコイイと考えている節が制作側に見て取れた。

考えてみて欲しい、ソープやローチが、銃弾をくぐり抜け爆弾を設置して起爆したら、作戦指令本部でエライさんの含み笑いムービーに切り替わる。マックス・ペインが、銃弾をかいくぐり、飛び込みながらDEを連射して敵の包囲網を突破したら、元同僚がマックスを探すムービーが入る。おまけにそれは、本編とは何の関係もないシーンなのだ。それは、ただ邪魔だけだ。テレビに割り込むCMと大差ない。

そしてアサルトホライズンの機体分解エンジンを見せびらかすためのドッグファイトモード。破片が飛び散る事に誰も感動などしない。AC2の様な、ポリゴンの欠片が飛び散れば十分なのだ。そんなことよりも、被弾すると不自然なコブラ機動をするのをやめ、自然な落下を見せるべきだった。

これを陸戦FPSに置き換えると、至近距離でショットガンを撃った時、敵の手足や内臓の飛び散り方をリアルにしました。その飛び散り方を見て欲しいので、白兵距離に入るとバレットタイムが発動します。存分にまき散らしてくださいって感じ。遠距離で撃つと、ブリキのおもちゃが倒れるような、倒れ方をする。そんなFPSは誰がやりたいモノか。

さらに言うと、ドッグファイトモードは要するに、洋ゲーにおけるQTE。それをやたら長く執拗にした感じだろうか。真似しなくて良いところを、真似するのは正直、センスがない。

技術的には、HAWXには勝っていたものの、BF3やCoDBOなどには、すでに並ばれている。これらが陸戦のオマケであることを考えると、負けている。と考えてもいい。

もう一度、空を目指す気概があるならば、エースコンバット2、04、5をやって、ナニが喜ばれたのか、もう一度見つめ直すべきだ。顔も名前もなく、ただコールサインだけがある。だけれども、存在感は誰よりもあった。スカーフェイス、メビウス1、ブービー。名前も階級も必要ない、経歴も。ただ、空と翼と獲物があればいい。

そう思えるのは、AC2と04だ。個人的には3も嫌いではないのだけどね。5はイベントがしつこい。レーダーがうじゃうじゃしているところで、ガンカメラのレクチャー始めるなよ…いま!、いま、ベストアングルだったのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃ


てな感じで決めたところで、「俺の妹がこんなに可愛いわけがないぽーたぶる」をセットしてみた。小説やら読んでいるわけがないので、内容に関して初めて知った。開始一秒で悶絶死(悪い意味で)

妹派オタクの男夢の妄想か…エロのないエロリズムは、童貞エロ師たちの大好物と。おまけに、ちりばめられるオタクキーワードに、「知ってる知ってる、オレも知ってる」と得意げになる…と。ラノベって、エライ事になってるなぁ…そりゃ、本が売れなくなるだろうなぁ…オマケに、こんなモンにミザリー的恐喝事件起こす30代 。書き手、売り手、読み手、いろいろ大丈夫か日本。ニャル子がイイモノに見える不思議……というか、そう思い始めた俺を誰か止めてくれ!、人でなくなる前に、人間でいるうちに殺してくれ!。そんなゾンビに噛まれてしまった脇役の気分。

一応、解題しておくと、自分のオタク趣味を理解してくれる。黙っていても、異性に囲まれる。最後は、無茶な要求に振り回されるor/and一途に愛してくれるとなる(補:主人公でなく読み手の話な)。詰まるところ、天地無用にたどり着くんだよなぁ…分化コピーが未だ受ける現実。そして、受けを取るために、あざとくなっていく訳よ。ヲタ属性をピンポイントで抜いていくとこうなったと。

しかし、オタワードが、散見されるだけで「イイモノ!」とか言うオタクの心情は何なんだろう。単語並べただけで、パロディにもなってない、ネタにすらなってない。と川野口ノブのレビューで書いたのだが。未だにそれが受ける。これは、オタクキーワードが、著者と読者の二人だけの秘密。みたいな秘密の共有みたいなものだと推察するのだが。なぜ、各世代で引き継がれるのか…オタクに覚醒する時、絶対に目覚める遺伝子コードなのか?。まぁ、かくいう私も中学ぐらいにそんな時期があったわけで、誰もが通る道…だと思うけど、十代も後半になったら、目を覚まして欲しいものだ。

大学生ぐらいまでが入れあげるのは、まぁ良いけど…いい年の大人が入れあげちゃダメだろ…中学レベルのシロモノに…AKBもそうだけど…ネオ中二病。中学生が好むレベルのコンテンツに入れあげる、ダメな大人たち。とか定義してみよう。 フィギュアを裸にして喜ぶとか、格ゲーの服を消して興奮するとかもな…


政治ネタも少し。小沢氏が離党しない理由のいくつかの推測。
いま、新党作ると、確実に身銭を切ることになります(事務所とかモロモロ経費)。しかし、小沢氏は69才で、次は何とかなっても、その次はもう無い。となると、新党立ち上げで、失った金を取り戻すことは出来ない。取り巻きは、自分がいないと何も出来ないことが分かっているので、新党だけ残しても、金食い虫になるだけの可能性が高い。

よって、民主党に残って、身銭は切らずに、最後の蓄財に走るのではないか。という見立て。まぁ、一連の行動を見ても、出て行くぞ!と脅して、止めて貰おうって魂胆が見え見えですわな。新生党とか自由党の頃なら、ずばっと出て行ってるだろうし。で、迷いの原因は上記と。

で、演説見たけど、小沢さんってほんとーーーーーーーーーに、下手だねぇ。原稿見過ぎ。見ても良いけど、言葉を止めちゃ行けない。ヒトラーみたいに、3時間一度も原稿を見ないで演説しろ。とは言わないが、えー、あー(原稿ガン見)、棒読み、 では威厳ゼロ。

野田総理の会見が頼もしく見える不思議。野田総理はちょっと尊敬するのが、政権維持や選挙目的なら、美辞麗句のみ、耳障りの良いこと並べておけばいいのに、あえて増税を貫いたところはスゴイと思う。ドロを被るというか、石さえ投げられる覚悟で増税をやるのは立派だ。増税無しで何とか出来るというのは、負けてるのに勝ってると言い続ける大本営発表みたいなモノだし。 ただまぁ、増税分をバラまいて票集めとか止めてね。

目先十pしか見えない人が、色々罵詈雑言はきかけて騒いでいるけど、小泉総理に続いて、後世に再評価される人かも知れない。いや、名前を残す人って言おうと思ったんだけど、前二代が悪名を残しているので、同じように見えちゃ可哀想だなと。


脚本(2012/06/28)
「俺の妹が〜」を二秒で取りだしてしまったので、続いて「萌え萌え大戦争げんだいばーんぷらす」をセットしてみた。貰ったのこんなんばっかりやでー。


うん、まぁ、大戦略だね。この味気ないSLGは。大戦略88から、全然進歩してねぇのね…Beep音のピリリリと鳴らしながら、A10で歩兵を爆撃してた頃の単純な判定から進歩が見えないわ。戦車砲に落とされるなら、戦闘機なんかやめちまえ! ネコ!。考えてみると、システムソフトって、技術が高いってイメージもないんだよね。プログラムもだけど、マップデザインとかさ。と言うか、地形効果ある分、大戦略98とかのが出来よくないか?。

手早く本題。逐一、情景描写や心理描写、いわゆる地の文をいれるのはノベル形式なら良いんだけど、メッセージウィンドーでやっちゃダメ。それは、映画で言うと「逐一ナレーションで、心理描写する」ようなもの、うざったくてしょうがない。故に、会話のリズムが悪いし、 くどいし無駄に長いから、セリフ送り大変。ハザードたぁーいむって言いたくなるよ。

まぁ、チームムラマサとかもやってるんで、下手を打つところは、確実にこの轍にはまる。この轍を踏むかどうかで、シナリオ力の有無が分かるというモノ。

メッセージウィンドーでやる以上、ウィンドー内はセリフの表記。きちんと脚本を作らないと行けない。セリフでそれとなーく、説明して行かなきゃ行けない。見え見えな説明は興ざめでしょ、映画でも。さらに、ナレーションで説明なんて恥の上塗り。 テンポの良いゲームは、会話だけで進んで、心理や情景描写はほとんど無い。

文章書きとしての素養も疑問で、鋼の乙女は出血するんか?。血が出るのか?。という、設定の不統一にはじまり「時は金なりという東洋のことわざがあるだろう」。残念、時は金なりは西洋のことわざ。ルーズベルトだっけ?。そんで、なんでアメリカ人同士なのに、英語なまりでセリフ言わしてるかな?。なんかの伏線?。

ゲームとしても、SLGとは呼べない。ただ、力押ししてくるCPU。シナリオと連動してない勝利ポイント、くわえて、一本道な進行と自慰演出(完全に殲滅戦に入ってたのに、突然クリアーって出て、イベントで「多国籍軍の乙女達の形勢はきわめて不利だ」…いや、めっちゃ優勢でしたのに…せめて分岐せえよ)。擬人(美女)化して喜んでるだけやん。

ぶっちゃけ、兵器擬人化したサクラ大戦の劣化コピー。そして、ダメージ受けると破れる服(チラリズム程度)、無意味なちょいエロセリフ 、そしてほっといてもモテモテハーレム…ネオ中二病患者ねらい撃ちか…ってか、ネオ中二病。中学生が好むレベルのコンテンツ(ちょいエロ臭とか、オタクキーワードの羅列とか)に入れあげる、ダメな大人たちとか定義しても流行らないから止めなさい、オレ。

てか、兵器ネタってまさに、キーワード羅列で受ける世界だよなぁ。そして「これは違う」と語り出すのね(語ってる内容が間違ってる事も多かったりするわけだが)。すほーい全機種いえんくせに。みたいな?。

しかし、なんで日本のSLGって装備パッケージ化するんだろう。まぁ、弾薬無限のSLGモドキだからなぁ…パイロンごとに武装設定させてくれよぅ。システムソフトならば!。装備重量と弾数の兼ね合いに悩みたかったわ。萌えに走ったけど、コアな部分では硬派のままだぜっての見せて欲しかったなぁ。 パワードール見たく、見た目ギャルゲだけと、中身ハード!的な。まあ、飛行機でソレすると、すぐ弾切れでゲームにならんか…。

とは言え、パワードールがコアなファンしかいない事を考えると、緩くするのもしかないのだろう。これ、SLGというよりCG集めゲーだものなぁ。SLGっぽいミニゲームのついたAVG。それってつまり、サクラ大戦。 異性に囲まれてもてまくるのもサクラ大戦。機体改造と必殺技ごり押しはロボット大戦。人ごとながら凹んできた。寄せ集めか…



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