五月の夢酔
もちろんおまえも彼女に嫌悪を感じているかも知れないな。
それもいい。ムカつくってのも、バイブレーションだからな。
誰も震えずにはいられないのさ、彼女に触れたら。
−スーパーモデル(篠原ともえ)へのレビュー カムイST☆RアーバンアクションレビューU
余談
どうでもイイがきゃりーぱみゅぱみゅは、篠原のデッドコピーだよな…キャラ演技が見える分、劣化しているか。
パフォーマンス力も差を感じる。
ショットガンブルース(2012/05/02)
・夜行バスの事故
ワタシ的注目点は2つ。
京都の事故、忘れないであげて…東京を憎悪するモノとしては、また現場が関東に近いから、そっちに群がっているだろう。とか邪推しております。宮ア事件の轍をまた踏んで、立場がないと言うのもあるかもだが。
残留孤児の子だったらしく、変な人種差別につながらないと良いけど。つぃーとで「20年日本にいて日本語出来ないのか」とか言ってる人もいたが、日本人でも、ハワイやブラジルなどの移民一世は、片言の現地語の人も少なくない(堪能な人は成功者だ)。バイアスは、言い換えれば差別視線。注意したい。
・トラックボールとマウス
トラックボールに転向してからはやン年。M570がチャタリングするようになり、マウスを引っ張り出したのだが、一文字のドラッグとか出来ない体に…腕全体で動かすという感覚が残ってなかったし、バカみたいにめんどくさく感じる。
未だに残る都市伝説に「トラックボールは細かいポインティングが苦手」と言うのがあるが、これはお題目というか空念仏。
私としては、「マウスを自在に操れるようになった時間と同じだけの訓練を経てから、トラックボールをレビューしろ」と言いたい。トラックボールがダメだと言う人は「お箸は難しいのでフォークに戻ります」と言う外国人と同じだと考えている。
ちなみに、本当にトラックボールが苦手なのは、長距離移動。いいトラックボールだと慣性でボールがきちんと転がって苦にならないのだが、それでも移動幅はマウスより狭い。肩、肘の可動範囲と指の可動範囲の差は埋めがたいのだ。FPSやRTSで、画面の端から端をひっきりなしに動かすようなゲームだと、差は歴然。
・新トラックボール
ロジクールのM570は安いが、作りの安さに失望しているので買い直す気にはならない。まぁ、有線と同じ値段で無線化しているので、どこかにしわ寄せがある。とは思っていたが、よもやボールを手抜きにしているとは…トラックボールはボールが命ですよ。本当に、M570の青玉は、厚手のピン球か?って言うぐらい安っぽい。初トラックボールの人は、高評価のM570だが、このボールがスタンダートと思わないで欲しい。有線用の赤玉と比べてもダンチである。
と言うわけで、ケンジントン製にしてみた。懐的にorbitなのだが、ペンタブを挟んで場所を変動させるので、有線はもどかしい(諸々に引っかかる、ペットボトルやマグカップを転かしそうになる)ので無線にしてみた。
・orbit wireless mobile trackball
ボールは、M570より小玉なのに、ロジの赤玉より重く、密度を感じるのはさすがケンジントン。ネットのレビューではデカイ。と言うが私は小さいと思う。本家、ケンジントンのサイトにはスマートフォンと並べてある画像があるが、サイズはほぼスマートフォンサイズ。ただ、横幅が一回り、そして厚みがあるので、スマートフォンよりは大きく感じる。M570と比べると、全長は2センチ程度短い。横幅は互角。2まわりぐらい小さく感じる。
つまるところ、常用機としては小さく、モバイル用としては大きいという、微妙な結果。これなら、有線orbitをそのまま無線化して欲しかった。モバイルはモバイル用の小型機を作るべきだろう。
ボールの感触は良好。重量感もあるので、細かいポインティングでカタカタすることも、大きく回しても空転することもない。まぁ、M570の青玉が悪すぎたのだが。ただ、人差し指ボールが初なので、私はまだ指をプルプルさせているが。
クリックは、本体横にあり、癖がある。ドラッグ&ドロップ時など、親指でクリックをホールドして、人差し指でボールを転がすことになるので、意図しないところで親指がボタンから離れることも多々あり、もっと良い場所はなかったものかと思う。M570の戻る/進むはあまり使用しなかったが無いと、わりと不便。
ホイールは、物理リングでなくてタッチ式。これがくせ者で、感度がイマイチ。そのくせ、下へコスって指を上に戻す時に、僅かに上にコスった時は敏感に反応して、画面がカクカクする。ポッチもざらつきもないので、感覚が麻痺しやすいのも個人的にマイナス要素。センサーの設置場所にポッチとかざらつき素材とか、なにか置いてあればなぁと。また、すぐに休眠状態になるので、記事を熟読してて、読んだからホイールで画面をめくろうとしても反応しない、ボールに触ってからホイール回すと動き出すと言った感じで、かなりストレスが…
ツールは、ボタンやホイールの設定カスタムが行えるが、他のソフトとの相性があり、クリックが鈍くなることがあるので、外してしまった。なお、ツールで初期化すると、ホイールの速度は3になる(初めて接続した時は0)なので、ゲームをしない人は、インストしてデフォに戻してみると、ホイールへのストレスが減るかも。
無線感度は、悪くはないが良くもない。M570では、受信機とは逆方向に向けても拾ってくれたが、ケンジントンでは、受信角度が狭めで、外れると感度が悪くなる。
・総評
正直お勧めしない。私のように、無線でないと困る。と言う人以外は、同価格ならorbit、奮発するならエキスパート、スリムブレードの方が良いと思われる。エキスパートやブレードは、大きさがなぁ…モバイル用途の場合は、通常サイズの携行用トラックボールが欲しいなら、これしかないが…本当に携行するなら、手のひらサイズを探すべきでは?
ちなみに、ゲーム使用は意外と問題ない。STALKER SoCでも、きちんと狙撃できたし。ただ、マウント&ブレードでは、反応鈍化が起きたり、ツールをアンインストしてもホイールの反応が悪かったり(街で山賊の待ち伏せされたとき、武器がなかなか抜けなくて死にかけたり)と問題が。シリアスサムのミニガンも打ち続けたまま、移動すると言うのもわりキツイ。
あと、少し真面目に、ゲームへのコンセンサスってのも書いてみた。夢酔に書き散らした奴のまとめですが
神は死んだ(2012/05/04)
こういうゲームが出てきて、高評価を得るとなると完全に神は死んでしまったことを確信する。銃弾とグレネードが通用するただの目新しいクリーチャーに落ちてしまった。テーブルトークにおいて、もっとも始末の悪いプレイヤー。ゲーム開始と同時に銃砲店に向かい、45口径と12ゲージショットガンとダイナマイトを掻き集める。そんなプレイヤーには至福の時間かも知れないが。
絶対的恐怖、理解どころか認識さえも出来ない存在。その存在を知るだけで、正気を保つのが難しい。そばにいるだけで、アイデンティティを揺さぶる存在。そんな最後の神は、射的のマトへ身をやつしてしまった。
神から妖怪、クローゼットの怪物へと身をやつす瞬間を目の当たりに出来たことは、希有な体験だが、哀しい体験でもある。そして、我々は「ベルリンの壁」をまた一つ失ってしまった。冷戦が消え、ソ連が消え、スパイ小説が小さくなってしまったように。まぁ、もともとコズミックホラーなんて、ラブクラフト以降ほとんど居ないわけだが(ムアコックぐらい?)。
もっとも、YHVHも、サタンも、ハルマゲドンも、アンゴルモアの大王も、ゼウスも、オーディンも、ドラゴンも、元々は、名をかたることも忌避されるべき絶対的存在だったものが、戦隊ヒーローショーの悪役に落ちてしまっているわけだが。
せめて、バリバリ撃ったり、魔法でドカンでなくて、アーカムホラーのような復活を阻止するタイプにして欲しかったなぁ。なんのための超次元生物かと。それもこれも、ダーレスが単純な二元論に持ち込むからだ(八つ当たり)。
本当に、おそらくは、最後の「絶対的な恐怖」を人は、ぬいぐるみに変えてしまった。近年のメガテン(特にストレンジジャーニー)が嫌いなのは、絶対的存在である神や悪魔を、ただの経験値の元、ないし仲間ユニットにしかしてないからで、おそらくニャルラトホテプも、ヨグ・ソトースも、ロケラン15連発で退治できる世界がやってくるのでしょうな。なんたるマッチョワールド。
まぁ、格闘技でクトゥルフをしめる世界とか、クトゥルフのために料理人が覇を競う世界は、すでに有るわけですけども。
しかしまぁ、新生黙示録のウケが悪く、メガテン3TRPGのウケがそこそこな事からも、神や悪魔がたただの怪物にしてしまった方が一般には受けるって事なんだと思います。地獄の門番であり、人は棺桶に蜂蜜ケーキを入れるほど恐れたケルベロスも、いまや、ケルちゃんで、ペット扱いで、逆に犬の名前がケルベロスだと「寒い」と思うぐらい浸透してしまった(ナカジマとさくらのせいだ)。
遊びと食事に掛けては、人の欲望と消化力は際限なし。と言うことを痛感しますな。
もうワタシ的鎮魂歌として「クトゥルフ・パワープレイ」でも作ろうかしら。セブンフォートレス並みに、特殊能力や必殺技バリバリで、ガグやらショゴスを打ち払い、ニャルラトホテプが「次は負けないからなー」(ヤな感じー…でも可)と吹き飛んでいく世界。
……ごめん、無理。一般受けはしそうだけど……
神は死んだと書いた後だったので目についた記事が面白かったので追加。
この記事。もっとつぃーとは荒れているかと思ったのだが、わりと平静で意外だった。日本も捨てたモノではないかも知れない。
で、B層と即分かる人々の反応が面白い。B層は「賢者」と言うところに食いついているのだが、このタイトル「賢者に学ぶ」の賢者は、記事を書いている適菜氏ではなく、引き合いに出しているニーチェ等の有名哲学者だろう。そもそも、この賢者が筆者を指すとしたら、「オレに学べ」と言う意味のタイトルになる。心の中では思っているかも知れないが、ずばりタイトルにする人は居ないだろう。まさに、真っ当な価値判断が出来ない人々。
>>畜群はまさに《B層》である。真っ当な価値判断ができない人々だ。彼ら《B層》は、圧倒的な自信の下、自分たちの浅薄な価値観を社会に押し付けようとする。そして、無知であることに恥じらいをもたず、素人であることに誇りをもつ。>>
まさにこの言い分通りの行動で、笑ってしまったわけ。ツィートにある「解決策に触れていない」とか言うのも、紋切り型で中身のないクレーム。思想的問題に、解決策など無いし、書いてしまえば、珍奇な自己啓発本にしかならないだろう。池の鯉のように、答えが投げ込まれるのを、待ってるだけだから畜群と呼ばれてしまう事に気がついてない。トドメは「フジサンケイなんてこの手の最右翼」であるが、記事内容と版元は関係ない。まさに「浅薄な価値観の押し付け」 。ついでに言っておくと「予想以上に詰まらない」とか「煽り文としては50点」とかは、良かれ悪しかれ感銘を受けた自分を誤魔化そうしている言葉。ナニも感じなければ、スルーすればいい。でも敢えて否定し、それを形にしなければならない何かを感じているのだ。
小泉政権下では、テレビがまだまだ主流だったけど、今のB層は、主にツィッターの常用者なんだろうなぁ。Pcwatchとかでみたヒドイ連中も、B層とすれば合点がいく。
ただ、私からすると、素人であることに誇りを持つ事は、そんなに悪くないと思う。外側からしか見えないことも多々ある。ただ、無知であることを恥じない素人は、素人以下だ。素人であることを自覚し、知識を吸収し続ける素人なら、誇りを持つべきだ。変に専門家ぶって、勉強しなくなるより、知ったかぶりするより、遙かに良い。
そして、コレを短くまとめると「無知の知」となるわけですな。
私は「自分がモノを知らない」ことを知っている。だから、学び続けるのだ。
這いよれニャル子さんを全否定する(2012/05/08)
「ラヴクラフトサークルとファンの違い」を改訂中に、やっぱり許せないと言う結論に
一つ問いたいのは
他人が作った世界観、世界設定を無視しながらも、その固有名詞やキャラ設定だけ横取りすることは、恥ずかしくないのか。
苦労して構築した世界設定を、根底から覆されて、名前だけ利用される。それに憤慨しない作家は居ないでしょう。
クトゥルフ神話の持つ強みの一つは、その世界へ自由に「参加」できること。しかし、あくまで「参加」であって「改変」までしてはならないのではないか。
私たちが、行えるのは「拡張」と「増補」であって、改竄ではない。
だからこそ、ラヴクラフトサークルの面々は、ラヴクラフトが作った世界設定を踏まえながら、自分独自の神。ガタソノアやチャウグナーフォーン、ダオロス、と言う新しい存在の物語を描いたのだと。彼らは、ラヴクラフトの作った神々の名前をほのめかすことはあっても、改変はもとより、覆すことはあり得ない。それを私は、ラヴクラフトへの敬意と、自身の作家としてのプライドだと思う。
「ニャル子さん」は<<神殺し>>だけでなく、<<作家殺し>>も行っているのではないか。デモンベインもですが。
だから、私は「這いよれニャル子さん」とその作者を全否定する。作家にとって、世界設定は一つの財産と言えると思う。これはその財産の強奪だ。許されるべきでも、許すべきでもないと思う。
いえーしゅぶにぐらす あいあい にょぐるぅた ふぃー のぐるん いあーいあー のぐるぅ ふぃー にょぐたぁ
あまり言いたくないが、クトゥルフの要素を取り払ってしまえば、後に残るのは「天地無用」系統の、平凡な地球人と強力な宇宙人の織りなすベタコメディでしかない。故に、ニャントロ人とエルバッキー、ナイトゴーントの代わりにモスマンとしても、全く影響がない。むしろ据わりが良いのではないか。
作劇やキャラ造形に関しては何も言うこと無いが、作家の姿勢としてどうなのかと。
バカパロディにムキになるよ。とは言われるのですが…「その通り」と思いつつも、デモンベインという嵐の恐怖が、未だぬぐい去れないのです。
ストーリーラインはそのままに、キャラ名だけ変えた作品は、大抵裁判で負けます(荒野の用心棒とか)が、名前だけ同一な場合は…商標登録でもしてないと勝てそうにないですね…固有名詞盗用の方が(創作としての)罪は重い気がしますが…着ぐるみかぶって、独創性詠うのってタチ悪くないですか?。看板の威光ですし。肩書きの借用ですし。盗用ですし。
プロとアマのレベル差がなくなったと言うのは通説ですが、姿勢とかプライドとか、下げちゃ行けないものまで下がっている気がします。 そもそもパロディって原作踏まえているからこそ機能するはずで、原作を無視したパロディなど無い。
勝手ながら、再び、いしいひさいち先生の藤原ひとみとアシスタントの会話で締めさせていただく
「最近肩が凝るのよねぇ」
「姿勢が悪いんじゃないですか」
「ワープロ打ってると、前のめりになるから」
「トリック一つで短編二本書こうとしたり、作家としての姿勢が」
「どつくわよ…」
もう少し引っ張る(2012/05/18)
まじめに、ニャル子って同人でやるような、単なる擬人(擬美少女?)化でしかないよなぁ。それが大手を振って表を歩いてるってのが……そして、それを受け入れている市場にも幻滅だ。
アレでしょ?、ゼウスとポセイドンを美少女化して、ハデスの手下を撃退する。主人公は、ペルセポネーの生まれ変わり。とか、これでも、まだちゃんと則しているか。「三倍!REDコメットさん」で、「見てもらうわよ、あなたの性能とやらを」「えーん、完全な作戦にならないなんてー」とか?……意外に難しいな…名前以外を完全に無視できるのも才能かも知らん……嫌味だからね?。
とにかく、HPLの考えた根本的な設定を無視しておいて、クトゥルー神話とか、堂々と名乗るのは勘弁していただきたい。なーにがラブ(クラフト)コメディなんだか。こうまで、プライドを捨て恥を捨てねば、やっていけないのかなあ、活字業。つか、売文屋。 売文は止めて、作家に戻って欲しいと思います。市場側も、もう絵が、かわいけりゃ何でも良いのかとまで言いたくなる。コテコテの少女漫画家が挿絵だったら、どうなってたかぁとか、考えたりするわけですよ。
まぁ、この看板抱きつき商法の本丸は、ガンダムで、SDとか武者、騎士なんてのは完全にそう。近年やってたCG使ってのSDガンダムなんてのは、完全に看板頼みで、ガンダムである理由はナニもないし、ガンダムを知らない想定視聴者層には単なる新作だし、ガンダムに思い入れのある父親層には、逆なででしかないと思うのだが…何度も言うけど、「AGE」もガンダムである理由は何一つない。マジンガーAGEのが絶対に合うって!。
武者ガンダムにしても、こー、せめて、永遠の反逆児シャアと幸村リンクとか、策士ギレンと家康?なら本多はドズル?とんぼ切りは、ビグザムなのか?。「こんな槍一本より、足軽の百人でも…戦争は数だよ、家康!」とか、なんか史実とリンクさせていれば、まだ良いけど。オリジナル世界なのになんでガンダム?。そりゃ、楽だから。に帰結する。絶対に褒められたモノじゃない。
どうでもイイが、茶器と自爆した松永は、やっぱ、マ・クベ?。
久々の当たり(2012/05/21)
友人から「剣と魔法と学園モノ。FINAL」を貰いまして、ちょうど、WizXTHやクロスブラッドと比べるために、一本買わなきゃなぁ。と思ってたところなので、非常にタイムリー。まぁ、録画したニャル子も送ってくれまして、そっちでもタイムリーでしたが。
で、ひさびさに当たりです。大当たりとは言えませんが、当たりです。
ひさびさに、まともなシナリオ…って言うとまだ理解されないので、クエスト作りが出来ているものをプレイしました。きちんと、各イベントに連続性があって、その連続性がきちんと伏線になってて、ちゃんと物語になってる。本当に、久々に話を追うのが面白い。と思いながらプレイしました。
やはり、物語の展開をみたいから、先へ進みたい、ダンジョンをクリアしたい。と言うのが第一欲求なんだなと。なんの物語性もなく「あのダンジョンにいる手配異形倒してこい」では、やる気は出ない。クリア後のやり込み要素や追加クエストの塩梅も良い。 本当に久しぶりに「クリア後もこの世界に浸りたい」と思える国産ゲームでした。ダンジョンも歩いていて楽しいしね (暗闇+ターンテーブル敷き詰めるのは勘弁だけど)。
他だと、賑やかしや、コメディリリーフで終わってしまいそうなキャラ(同級生や教師)、それぞれにきちんと見せ場が用意してあるのも、やるなぁ。と思いましたし、虚弱体質の戦士科教師なんて、コメディリリーフでキャラ立てて満足するのでなく、その虚弱体質を利用して、問題を解決するなんて、もーサイコー。虚弱体質になった理由も泣けるしねぇ。
ただ、ゲームとしてはかなりおおざっぱで、適正レベルの敵と戦っていて、敵の複数回攻撃技が発動すると、前衛でも良くて瀕死、大抵即死だし、敵が大量に出た時も、全体攻撃魔法を3-4体が使うと全滅確定だったり。敵のAIが執拗に同じキャラを狙ったりと、 クロスブラッドと似た情勢なので基本ソース同じだわな、コレと妙に納得したり。
魔法が猛烈なのは、こちらも同じなので、最上位魔法が使えると、大抵の敵は即死させられるし、パーティースキル使えば、押しつぶせるので、戦闘そのものはかなり楽で、低ストレス。探索とアイテム集めに専念できて良い。パーティスキルがQTEのように、コマンド入力させるのでわりとアクセントになって、だらけなくて良い。闇雲に押してくるor殴り合うしか脳がないクロスブラッドとはダンチさん。
「とともの」をやってみて、正直な感想は、「チームムラマサは、シナリオ作りが壊滅的に下手」おそらく救いがたいレベルで下手。と言う事実が判明。どうしてそう、各イベントをぶつ切りにしてしまうのか、盛り上がりをそらすのか、と言う気持ちが吹き出るクロスブラッドに対して、ちゃんと盛り上げ、NPCを活躍させるのではなく、見せ場を作っている「とともの」では、雲泥の差。
活躍はPCがするべきで、NPCはPCが活躍するための見せ場作りで一番生きる。コレが分かってないと、PCが勝ったのにイベントで全滅>NPCが登場してラスボス倒すみたいな、ハァ?みたいなことを自信満々でやっちゃう(P3とかね。厳密にはアイテム授与だけど、NPCが倒しているに等しい)。
クロスブラッド投げたのに、「とともの」クリアしてしまった事からも、ゲーム運営の旨さ、プレイヤーのモチベーション管理、と言う、テーブルトークで言うところの「マスタリングの上手さ」は比べようがない。クロスブラッドが初心者マスターのルール厳密運用のガチガチ戦闘オンリーシナリオの連続体だとしたら、「とともの」はアドリブを上手く効かせた柔軟な運用の戦闘有りシティアドベンチャー。ってトコかな。
一言で言うと「譲渡して正解」と言うか「ムラマサに渡さないで正解」と言うか。色々と黒い噂がありますが、本当に火事場ドロとか盗用したなら、オリジナル種族名は変えると思う。何らかの契約、負債の肩代わり代金とか、退職金代わりとか、なにかしら、正式な譲渡契約があったのだと私は推察する。
黒い噂のせいで、毛嫌いしてたんだけど、一言「すんませんでしたっ」と。きちんと学園モノできているし、話の筋も、流れも、落着のしかたも上手い。と言うか、ムラマサが下手すぎ……
あ、オリジナル種族で思い出したけど、虚弱体質戦士科教師の見せ場は、この世界のノームの設定を活かしたモノでもある。WizXTHとかでは、種族特性を活かした見せ場とか無かったよなぁ。と。この辺りからも、ムラマサのシナリオ作りが下手さ加減が、うかがい知れるよね。
ちなみに、一押しは、ツンデレ出来ないツンデレ科のシスルです。クリア後クエストもいいわぁ。アネモネのドレスへの一言も、ドSへの伏線だったのね。と。
停滞という平穏(2012/05/30)
ありがちですが、更新がない時は、忙しいか、何かにハマってるか、ダウン(精神的か、肉体的か)してるかなんですが、普通はどれか一つに振り切れるのに、今回は、それぞれがちょっとずつと言う微妙な感じに。
ととものfinalは、全クエクリアで興味を失いました。ターンベースでボス戦がわりと面白いと言うか、熱が入ったのも、調整が上手いんでしょうねぇ。MP回復アイテムと蘇生アイテムがないのが、熱い原因かも知れませんが。全くないわけでなくて、MP回復は一個あたり50だし、蘇生アイテムは店売りが有限で、再入荷無しで、蘇生失敗率わりと高いと言う。
この前フリだと、こう展開させるよね。と言うのが、ほぼ予想通りだったのも、心地よい。出来れば、良い方向に裏切って欲しいが、斜め下というか、垂直降下多いしねぇ(クロスブラッドの言葉の拷問とかさー)。
で、投げてたゲームも、ちょいちょい再開しまして。クロスブラッド以外で。
ドリームクラブでようやく隠れキャラをアンロックして、魔璃を出したら、なんかイメージと声が乖離〜。と思ったら、酔った時とか、地が出た時の声の差(つまり演技力)に惚れる。酔った時の歌のアドリブの入れ方で、歌の上手い下手というか、センス?が分かるなぁとかも思ったり。るいの人は、歌のリズムは維持しつつ、酔っぱらいが歌うとこうだよね。とか、崩し方がうまいなぁ、とか。魔璃にOh mama歌わせると、セリフのところで、呪うように「おかえり…」とか惚れる。魔璃のためにゼロ買っても良いかもしれない。ぐらい惚れる。
まぁ、私、音楽センス無いので、頓珍漢な事言ってると思いますが。音楽、10段階で4とか5でしたもの。なんにしても、雪が水橋かおりさんで、ルイルイだったとわっ。元々、雪のような妹系の人だったのかなぁとか。まぁ、なんしても、声優頼みのゲームよのぅ。つか、DLCで追加曲買った人は、ゼロをPost to SKY!!!!!とかやってそうだが。売り抜きは上手いなtamsoft。
絶体絶命都市2もちょいちょいと進行中。1もそうなんだけど、これを名作と言う人の気持ちがイマイチわからない。アクションシーンも強引…というか、その手順以外認めないというか、それしか道がない一本道だし。ファミコン時代のシビアなジャンプゲーに、ストーリー乗せました。って感じなんスよ。ストーリーラインはともかく、ゲームとしてどうなのよ。と。
1も、サーカスか雑伎団か、体操選手?みたいな、すさまじい身体能力見せてくれるしねぇ。サバイバルじゃないよね。謎解きとか、アイディアで解決でなくて、体力(タイミングゲー)で解決と言う。タイミングゲー>イベント>ムービーで、ゲームの流れを、細かくぶった切る、典型的一本道オレ様のルート以外認めない日本ゲーだしねぇ。
ローミングまで言わないけど、複数ルートでの解決方法があるとゲームとして良いのに。とは思う。ストーリーも、特にナニもなく。分岐がある分マシではあるけどねぇ。と言うか、3まで出てて、4が中止になってることを最近知った。4本もパニックモノ書けるたぁ大したもんだ。中身はともかく。パニックモノ特化ライターというのも珍しい。
そんでもって、ソウルハッカーズPS版をやり始めたら、DS版が出るそうですな。移植で誤魔化してる時のアトラスは、ネタ切れでアップアップしてる時。最近はリメイクするようになった(P3で女主人公とか)から、微妙に期待するが…でも、仲魔の成長はいじらんよなぁ…そんな細かい調整できるなら、ストレンジジャーニーはもっと面白かったはずだ。ベタ移植かのぅ。せめて、業魔殿で、登録させてほしいなぁ。計算し尽くして特技継承した仲魔は登録したいでス。