八月の夢酔


 


画面が汚いのか、絵が汚いのか(2012/08/01)
スゴイ今更ですが、画面が汚いと物議が起こった、大河ドラマの「清盛」ですが、私は画面は綺麗だと思います。ハイビジョンだけあって、セットの細かいところまでバッチリだし。

汚いのは、絵だと思います。って言うと、スタッフにはこっちの方がキツイかと思いますが。要は、画面から見える景色が嘘くさいというか、なんというか。汚れているのと、生活感があるのは違う。と言うべきなのか。

例えば、西部劇。土埃と、ボールのように転がる草を背景に二人のガンマンが対峙する。乾いた大地と乾いた人間関係を示すような綺麗な絵ですわな。色あせてすり切れそうな服を着て、土埃まみれた人々も清潔とは言えないが、風景としては美しい訳です。

対して清盛は、ドロを無理矢理、塗りたくったような濃いめのドーランべた塗りした人々。真新しさが見えるのに、泥まみれのような建物。プラモで言うと、ウェザリングもやり過ぎれば、リアリティを失い汚くなるだけのように、単に汚しただけで生活感を出した気になっている印象を受ける。

極端な例を挙げるなら、「真新しい、光沢の残る墓石にドロをぶちまけて、千年前の偉人の墓です」と言っているようなモノかと。それは、泥まみれの新品であって、歴史を刻んだ墓石ではない。焦げ茶のドーラン塗っただけで、長い航海による日焼けではない。

タイトルは忘れてしまったが、時代劇で真新しいセットの長屋に、泥まみれの子供を出して貧乏長屋と主張しているものがあったが、子供の服も汚れていたが、やはり、真新しいゴワついた質感が見え、汚れた新品であって、着古した感じは無かった。画面からは、滅菌処理された工場のような、無菌の宇宙船内のような感じがにじみ出ていて、画面はかなり浮いていた。

コレもまた、オタク度の低下なのかも知れません。筋肉の筋の入り方を調べるために、解剖を見学したダ・ヴィンチに代表されるように、フィギュア作りのため、イラストを描くために医学書で筋肉の付き方を調べる同人作家も少なくなかったし、ケープが自然にたなびくように研究を重ねたコープスブライドのアニメーターもそう。そんなオタク的探求力の欠如なのかも知れません。

違う見方をすれば、見せたくないところまで見えてしまう、ハイビジョンの弊害と言えるかも。細かいところまで手が抜けなくなった、と。なお、脚本、シナリオ含めたドラマ的なものは触れませんので悪しからず。察してね、と。


話はぶっ飛んで、現在グラボはGTX460なんだが、少々パワー不足を感じている。一年ぐらい、買い換え時かなぁとか思っていたのだが、560ti448版も品が切れたり、600シリーズが出たりで、完全にタイミングを失ってしまった。

steamやレゲーもわりとするので、GTX460より上位で、dx9に強く、そこそこのお値段のグラボで、最終的にはXPマシンに積んで、dx9ゲーマシンに。と物色して、HD6870かなぁと。元々ATIの人間だったし(9400とかHDになる前だが)。

GTX560Tiより6870のが、dx9に強い。と言うのは散見したのだが、4gamerのレビュー(一般のベンチスコアと違い、ゲーム内でFPS表示を出して集計しているので、より信憑性が高い。ベンチソフトは、それに特化したドライバがあったりするので、スコアはいいが、実プレイではカクカクなんてわりとある)を見ると、スコア差はあるが、実プレイでは誤差の範囲なんでは…と。スコア差で5%程度の差だと体感できないことが多いと言う経験則。

dx9で最高設定にすると6870が上回る場合がある。と言うぐらいで、平均設定だと、鼻の差でGTXが勝っているケースも多い。AMDはドライバの開発ペースが遅く、最適化も後手に回ると言うのを差し引いても、どっこいな性能と見ていいだろう。最適化でスコアが伸びるのは、nVIDIAも同じなんだし。

そもそも、洋ゲーはnVIDIAベースで開発されていることが多いしなぁ。AMDはゲームに向かないとかも聞くし。

最終的に、dx9向けのレゲーボードにするなら460で十分か。と言う気持ちも沸いてきた。無理につながずとも、660を待つべきか。繋ぎのグラボ買うぐらいなら、SSDかソフト買った方が満足度は高いよなぁ。


悪の道(2012/08/06)
かつて通っていた予備校の講師に詩人が居て、テキスト配るついでに自作の詩も配布してたんだが、悪の道だか邪悪の道だかそんなタイトル(補記:思い出した。邪悪の海だ。ついでに、詩集出版費のために講師やってると言ってた気が。ちなみに英語講師だったが)で、なんかの佳作だか準入選だとか。その詩で「ぬるま湯ぐらいの暖かさ」の悪 の海に浸り、気がつくと善の陸地から遠く離れて、膝上まで浸かってしまった。立っているお婆さんを寝たふりで誤魔化しつつ、そんなことを考えている。見たいな詩だったか(超絶うろ覚え)。

たぶん、そのまま行くと、気がつけば腰ぐらいまで浸っていて、陸地も見えなくなり、それでもぬるま湯が心地よくて、破滅が分かっているのに抜け出せなくなるのだなと。今にして納得した。一言で言うと、悪魔は笑顔でやってくる。

いや、別に悪事を働いているわけではないです。ぬるい環境に浸ると、居心地がよくて抜け出せなくなるよね、と。良いことと分かっていても、変革を恐れるようになる。進歩無き維持は、停滞でなく衰退だしね。それでも、ぬるま湯からは抜け出せないのが困りものだ。

スンゴイ遠回りしてますが、GAMELIFEさんのブログ

>ここには「(私は)面白い(と感じた)」という言葉が省略されている。この点で誤解を生むような読者に対しは、そもそもネット上で意見を伝えること自体が困難だと感じるので、私は足切りの意味も込めてこう書いている。

とあるが、いわゆるおバカさんの襲撃は、おバカさんが考える以上(おバカさんは考えないか…)に、受ける側にはストレスを飛び越えてトラウマになる。サターンのエミュのSSFの作者とかもそう(よくある質問のところ 、キレる気持ち分かる、分かるよ)。大抵の人は、すっぱりとやめてしまうか、予防線を張るようになり、主張はおろか、文章がぼやけてしまう。私もそうだ…私の場合は、もとから主張はぼけているが…って書いちゃう訳ですよ。それを「足切り」と言い切れる胆力はスバラシイ。

予防線を張る。と言う行為も、一つの「ぬるま湯」なのかなぁと。

なお、私の文が死ぬほど読みにくいのは、例が多すぎる、長すぎるから。例というか、たとえ話が長い。P4とかP3のなんか、自分でも読む気失せるレベルだしねぇ。ただ、分かる人にはスゴイ壺な例え方らしい。唯一の問題は、ツボにはまる人は、そんな例えが無くても理解できる人だという事だ。

文をよりよく理解させるための例、たとえ話なのに、理解できた人へのご褒美になっている矛楯。まぁ、理詰めに見せて、実はインスピレーションマンだからなぁ、私。

あー、なんか色々書いてない事を思い出してしまった。ととものfinalと、東京鬼祓師は書いておくべきだなぁ。システムソフトの萌えシリーズは書く気しないけど、書いておくべきなんだろうなぁ…SGGGの「ゲームの出来は、肌色の量で決まる」ってまだ有効ってのが、泣けてくる。まあ、日本に限らない真理ではあるのだけど…海外のが、純粋なゲーム性についての探求がある分、いいよね。


話はぶっ飛んで、やや社会的な問題を。
中韓のいわゆる「抗日の暴走」と、日本の「放射能問題」は、似ていると思う。どちらも、行きすぎた煽り教育の反動だから。
原発事故に相当するインパクトとして、仮に、日本が先制攻撃を解禁し、空母や長距離ミサイルを配備したら、中韓の民衆は暴動に走るかも知れないなぁ。と。

ホントに、60年代は核戦争による人類滅亡が当たり前に予想される未来だったのだ。fallout3は、60年代に青春を送った人にとっては、実は笑えない設定だと思う。つか、ちょっと前までラドン温泉に嬉々として浸かり、温泉水すら飲んでいたのにねぇ…。
ちなみに、私の年代だと、ノストラダムスの大予言なんだけどねー、かなり末期だけど。その次は、米ソ冷戦が解凍しての世界戦争かな?。今の子供らにとって「滅亡のシナリオ」ってなんなんだろう。

ん〜、そういう危機感の無さが、いわゆる「ゆとり」につながっているのかもねぇ。良かれ悪しかれ、敵がいないと、だらけるのが生物だから


ラッシュラッシュパトラーッシュ(2012/08/09)
と言うわけで、グラボやめたお金で、ソフトに走りました。ダンガンロンパとアキバストリップとパワプロ2012。全部PSPかよっ。などとセルフツッコミしつつ

ダンガンロンパ
一番期待してたAVG。体験版もやってたしね。期待と絶望は表裏ですな。希望の高校と絶望の高校生だけにっ。

予想以上にギャルゲー、ゴア趣味の予想以上のミステリー度の薄さ。正味の話、こういう閉じこめられ系で、面白いと思ったのは私は二つだけで、映画のキューブと遺作のみ。キューブは、人間心理が密に描かれて良かった。遺作は、謎解きからストーリー展開まで非常に高レベル。黒幕の動機と手段もしっかりしてて良い。

反対に、慟哭は、黒幕の動機がスゴイ、フワフワしてるし、トリックもなんでそんなトコに隠してんだよ。ってのが多かった。例えば、洗面台の石けんに鍵を埋め込んでいたりとか。なんだっけ…「究極極限コロシアム」だっけ、メフィストの受賞作をドラマ化した奴。あれ、正味、閉じこめられ系を作る際の「べからず集」みたいでした。

で、ダンガンロンパ。画面をクリックしてコイン探して、アイテムに替えてプレゼントして好感度あーっぷ。なにこのギャルゲ成分…超高校級の○○というのも、 推理モノとしてはスレスレの逃げ方だし。ミステリー成分もさー、第二の殺人なんて、片側に重り4つ付いたダンベル(推定40s)で殴打って、出来る人間限られてるつーの。ゴア シーンも、ギャグ要素入れているんだけど、すべってて寒い(悪趣味感は上手く出ているが)。シリアスにやるか、弾けるか統一して欲しい。

まぁ、きっちりとした推理モノを、勝手に期待したのは私なんですがね…ここまで、ライトよりとは…でも、ゴア成分だけは高いというちぐはぐさ。視点もコロコロ変わるしさ。 無意味選択肢(選べない選択肢なら作るなよ)とか。

ラスオチが、すでに世界は滅亡してました系だったらポストトゥスカイを通り越して、太陽に投げ込んでやるこのUMD。 俺のストレートはハイパースペースを生むぜ!。セーブタイトルに「非日常編」とか出ている時点で、かなり焦げ臭い…外れてくれ、俺の予想!。つっても「雑誌の最新号を入れようにも、雑誌自体が…」とか…現実にはあり得ない写真とか、パラレル、タイムマシン系は間違いなさそう…ウォームアップしとこうかなぁ…とほほ。ちなみに、2回目の裁判終わったトコ

アキバストリップ
侍道エンジンの良さと悪さが噛みしめられるゲーム。

アキバとオタク媚びのしょっぱいモノかなと期待はしてなかったのだけど、吸血鬼ネタとしては、かなり良い。まぁ、共存派と支配派の対立ってありがちではあるが。ちなみに、ヴァンパイアマスカレードもサバトとカマリリャは基本そう。サバトの基本は「人間よりも優れている血族がなんでコソコソしなきゃなんねーんだ」な感じです。

問題は、侍道以上に、カメラアングルがアホかってなることと、追尾力が半端に高いので、意図しない敵を殴ると言う、アクションゲームとしての根幹に問題があること。侍道なら、多対一でも、実際は一対一を繰り返すんだけど、このアキバストリップでは、本当に多対一。割り込みまくられるし、敵の 自軍を無視した強引な攻撃とか、非常にイラッとする。追尾性能が半端に良いから、脱衣技、侍道3でいう、連殺モードなんだけど、上着はぎ取って、次はズボン…と思ったら、割り込まれて連殺ストップとか、別の敵をホーミングして、ダメージ入って無くて、脱がせないとか、もーヒドイ。30人退治とか拷問ですよ…

ストーリーラインは良いのになぁ…ITウィッチまりあの作り込みとか、気迫を感じるのに…肝心のアクションがダメって…前菜も、スープも絶品。でも、メインのステーキがゴムみてぇ…そんな絶望感。PSPのアナログスティックが絶望的ってのもあるけど。ちなみに、町娘の「うふふふ」「はい!」とか、チンピラの「ンダトゴラァ」とか侍道の流用っぽい音声が…

パワプロ2012
安く古い奴にしようかと思ったんだけど、ペナントモードがあるので奮発してみました。まぁ、アクションゲームなんで…残念でした。基本サクセスしかやってない状況なので、サクセス編だけ集めた奴のが良かったかなぁ。野球のアクションゲームは、ファミスタ以来。未だに、このジャレコスタイルは初めてなので、ヒットが上手く打てません(振り遅れる)…ジャレコはピッチャー後方からだったか。 あと、CPUがやたら強い時とそうでない時の落差が…強い時、もの凄いピンポイントでミートしてくるんだわ…

しかし、エディットの顔パーツ見ると、「もつく」思い出してしょうがない。「もっとプロ野球チームを作ろう」ね。アクションでなくて、球団運営SLGとしてのパワプロ作ってくれないモノか。ペナントモードをかっちり作り込んで欲しい。

ダメになった「やきゅつく」に目にもの見せて欲しい……そーいえば、2000年ぐらいにPS2大失敗シリーズだしてたやきゅつくですが、その理由がスタッフがパワプロに流れたから。だったら面白いなぁ。真面目に、急に等身大のリアル路線だし、試合よりも運営(金策)の方が重要になると言う、サカつく路線だったし。DSで元に戻ったけど、試合の面白さは、スンゴイ薄まってて面白くなかったしなぁ。

ああ、「もつく」がやりたくなってきた…ちなみに、私1200年はプレイしてます。セパ2球団ずつ300年。300*4で1200年。ドリキャスは実機壊れちゃったしなぁ…GDドライブとエミュセットを出さないものか…XBOXliveでもいい。コロニーが落ちた地で。と「もつく」と、SGGGさえあればいい…ゲットバスとかいいから…


ダンガンロンパ(2012/08/10)
うん、クリア。まぁ、クリア。コノ出だしで分かる通り、微妙。つまらない訳じゃないけど、面白い訳じゃない、良くできている訳じゃない。微妙。なんか「2」を出すらしいですが、やめておいた方が…でも2までなら、前作ファンは確実に釣られるので採算は捕れるかもね。

結局のところ、展開も進行も一方通行で、一方的な解決となりがちな推理を、アクションゲーム化することで、少しずらしただけ。カットボール…ほど変化しないな、ムービングファストボールかな。直接、提示すれば終わるモノをいちいち議論にしたり、アナグラムしたり、ミニゲームで誤魔化しているにすぎない。AVGの体裁をとったガンシュー。一言で言うと、これでしょうな。

AVGとしても結局、意味のある選択肢は一つだけで、話の展開に幅もない。選べない選択肢なんかを出している癖に、選択肢を揶揄するセリフがあるなど、定番ぷりもなんだかなぁ。って感じ。いや、大概、「こんな選択肢はつまらないでしょ」とか「こんなゲームはつまらないでしょ」とか作中で言ってるゲームに限ってやってるのよ、その詰まらないことを

あと、見過ごせない矛盾点もわりとあり「知識は共有してるけど、記憶は共有してない」とか。本から得た知識とはすなわち本の内容の記憶である。経験から得た知識とは、体験した記憶である。つまり、知識は記憶である。ラストのDVDも、霧切は全部見たのか否かとか。ポンコツノートでAIが動くのかとか。 空気濾過器が必須な外気って外は絶滅なんじゃ…とか、食い物はどこから調達?とか。

全体的に、出オチインパクト系なので、第2球を投げたところで、その見た目インパクトは、威力を失っている。アストロ1の集大成!と見得を切ったのに、打たれまくるファントム魔球の様なモノになると思われます。 魔人学園の2作目みたいにね。

結局、世界崩壊の謎も語られず(ホントにしてるかも不明)、オーバーテクノロジーも多々あり、結構、作劇として卑怯な方法が多々あります (狙った記憶だけ消去できるって、ルパン三世の変装並みのズル)。知らない間に世界が滅亡したのは閉じた時間系かなぁとか思ったんですが、記憶を消されたからって、芯で捉えたバットを折るアストロ剛速球ですよ。だからこそ、ルール無用のアストロに例えているわけですが。つか、ジェノサイダーと黒幕のキャラかぶってる時点でダメだよな。

見てないムービーが一つ、しかもリストの 一番最後にあるので、トゥルーエンドがあるのかも知れませんが…って、今見たら追加されてた、なんだこの意味のないおまけムービーは。 イベントビューワーもフルオープンなので、クリア特典は無しか。おまけで、平和な学園生活送る編とかあるかと思ったのに。完全解明も無しか。2への伏線だけはきっちり張ってるか。あざといわ。オレ様のFTLシュートが炸裂しそう。 ヤフオクという名の太陽にワープアウトさせてやる。

やはり、自分の意志でやってる。と思えるか、やらされている。と感じるかが、分かれ目だと思います。ゲームと名乗るためには。遺作は展開が多岐にわたるし、全員を助けることがトゥルーエンド (つまり、ミスをすると仲間が減る)だったし、謎解きも自分で解いてる感じがあった。ダンガンロンパはやらされてる感が強いのは、適宜、 強制移動されるのと現場の調べが強制なんだよね。全部調べるまで動けないとか。必要な捜査が足りないて、ブレイク出来ないとか無いしねぇ。まぁ、あったらあったで面倒と言われそうだけど。

今時のゲームとしてはしょうがないのかもなぁ。たぶん、遺作も今やると、難しすぎるわボケェみたいな声がわき起こりそうだし。解くのが面倒っていうなら、ゲーム、特にAVGするなって言いたいんですけどね。扉が開けられず三日悩むとかやってたAVG世代としては。そいや、AVG史も書いてないな…。

もう一度言いますが、お仕置きと学級裁判のインパクトがメインの目くらまし魔球(お仕置きとシューティングシーンが無い状態を想像すれば分かる)なので、連投すると痛打される危険がかなり高いと思います。ハイジャンプ魔球が、えびぞりハイジャンプ魔球になっても、さして延命できなかったように。逆に言えば、2までは何とかなるとは思います。2作目までは付き合ってくれるしね。


アキバストリップ(2012/08/11)
くりあー。うん、面白かった。とりあえず、平和主義者(瑠衣ルート)でクリア。侍道エンジンなんで、カゲヤシエンドとNIROエンドもあるんだろうな。てな感じで、リプレイしたくなる出来映えです(心情的に瑠衣を裏切りにくいのでNIROルート探しは、きついなぁ)。ダンガンロンパは、リプレイでなくて、ただのスコアアタックで、繰り返したくない(故にガンシューであると)。

ただ、残念なのがラスボス戦がショボイ(瑠衣ルート)。まぁ、侍道シリーズもボス戦はあっさり目ではあったけど、主膳とか、戸とかだと、ようやく追い詰めたぜ。みたいな感慨があったのだけど、それがないから、凄くあっさりしてる。あー、それで侍道3、評価しないのかも。3も、もの凄くあっさりしてて、盛り上がりに欠けるのよねぇ。

シナリオ的にも、ラスボスが勝手に内情を喋りまくるので、謎解きも、追い詰めも無しに犯人が自白しまくっている様な感じで、なんだかもの悲しいのも残念。据え置き機で、フルサイズで作れたら、また実情は違ったのかなぁ。侍道4でなく、アキバストリップを据え置き機で作っていたら、面白かったかも知れない。劇場版みたいな感じで、やってくれないモノか。

正味の話、侍道のアクション(特に、敵へのホーミング関係)やカメラ追従のエンジンは、新しく組み直した方が良いと思います。侍道じゃないな、侍の頃から、カメラの追従は出来が悪かった(勝手にカメラが動きだし、最悪、壁を大写しにしたり、木や灯籠のドアップになったりする)のは、さんざん言われてきたわけで、さらに出来の良い洋ゲー等も広まってきている現状、このままのアクション性では、見向きもされなくなるでしょう。PSPとはいえ、ポリゴンキャラも、一昔前な感じだしね。

仮にもアクションゲームなんで、アクションという根幹部位の改善、改良無しで、企画やシナリオで誤魔化すのも、もう限界だと思います。第三世代戦闘機の電子装備改良を続けても、第四、第五世代にはかなわない見たいな?。

追記:カゲヤシルート(称号:受験生)でクリア…うーん、ラストの盛り上げ方が下手すぎるなぁ…最後の最後でNPCに全部丸投げって、ショボい。これたぶん、全ルートこんな感じだろうな…現場のボス倒したら、後はNPC任せ。こんなのスッキリしないにも程がある。つか「さあ、決戦だ!」で終わる打ち切りマンガですがな。それとも、ベストエンドがどこかにあるのか。

さらに追記この記事。なるほど「快楽原理による即時報酬」か。ゲームの読み物化も、即時報酬なのだろうか。「報酬の遅延化とは人間的成長、あるいは教育のプロセスに他ならない」。目的のシーンにたどり着くまで、徹底した簡略化が行われると言うのも、即時報酬だろう。雑多で難解な選択や謎解きの果てに得られる物は、遅延報酬だろう。

ニュースに限らず、あらゆるメディアで即時報酬化すなわち、幼稚化が進んでいるのかも知れない。


よばれて飛び出て(2012/08/14)
じぇのさいだ〜
ダンガンロンパのキャラ造形は好きだ。基本、萌え絵はあまり好きでないので、こういうタッチの方が好きだし。と言うか、腐川冬子が気に入っただけとも言う。

で、設定画見ると、キャラ造形って絵描きさん主導なのか?。太ももにキルマークとか、芸が細かいなと。シリアルキラーがよくやるよね、自傷行為。マスエフェクトの奴みたいに、一人殺すたびに入れ墨入れるとかさ。ただ、あそこまで人格が分化したら、たぶん、自分の名前持ってる 気がする。あと、ジェノサイドというより、シリアルキラーやよね。

王道なら生き残るであろう人から死んでいくとか、死ぬはずの人が生きるとか、そう言う外し方も上手い。が、中途半端なオタクギャグはやめて…。

で、冬子の声優が、沢城みゆきさんなんですが、なにか覚えが…と思ったら、東京鬼祓師の「白」じゃないですかと。芸風ひろいなぁ。パラノイアの文学少女から、大人の女性まで…スゴイわぁ。

ダンガンロンパも、鬼祓師も、魔人学園と同じく、要所音声タイプなんですが、魔人学園の手柄はこれだと思う。口悪く言うと、「平時はキャラを特徴付ける短いセリフを使い回す」なんだけど、実際のメッセージはどうあれ、登場時の音声は全部「よう!」とかね。フルボイス化するよりも、ゲーム容量に優しいし、メッセージ速度が歪にならなくて済むと言うのは、かなりの利点かと。

アキバズトリップたど「ナナシがそう言うなら」と言うのを「・・がそう言うなら」と発声させているのが、どうにもマヌケで…助詞取るか、適当な人称いれとけよと。上の例を使い回すならば「君がそう言うなら」で済む。もしくは「そう言うなら」。

古くは、エタメロでもやって居るんだけど、わざわざ助詞を発音させる理由が分からない。声優もやりにくいし、聞いてる方もむずがゆい。誰も良いこと無いだろと。あ、アキバでも、Mobとの会話は、要所音声だ。

あと、アキバズトリップはラストバトルが、追い詰めたり、真相を暴いて問い詰めたりがなく、何となく、なし崩し的に倒して、後始末はNPCに丸投げ。と言う展開なのでなんか納得いかないと言う。


勢いという名の散財(2012/08/19)
安かったので、サクレジェ買っちゃいました。パワフルプロ野球のサクセスレジェンド。一言、失敗した。やはし、この手の物は、新しい物をやった後に、古い物は出来ないですな。別な言い方をすると、きちんと改良、進化を続けていると。古い物でも納得できる出来映えなら、新作の意味がない。

で、98年と99年のサクセスモードなんですが、この頃、顔エディット無いのね…そして、2000年か2001年に、救いがたい出来の「やきゅつく」、しかも(SDでなく)リアルタイプのが発売されている。ホントに、やきゅつくからパワプロに移籍したんじゃね?。とか思ってしまいました。球団運営重視のパワプロでないかなぁ…

で、本題。色々PSPソフト買ってしまったので、メモリースティック16GBがキツキツに。不意にやりたくなるのが、携帯ゲーム機なので、インストしたゲームも消したくない(売ったのは消すが)。だが、メモステの32はバカ高い。

と言うわけで、マイクロSDをメモステに変換するアダプター買いました。その際に懸念があって

1、アダプターが速度のボトルネックにならないか
2、そもそも私のPSPでは認識しないかも知れない

ボトルネックを調べるためには、class10買わなきゃ行けないんだけど、外した時が困る。とか色々チキンに悩んでいたわけです。
で、16GBのclass10なら千円ちょいなので、まぁミスっても我慢できると購入。

結果、速度は9.9と、class10の速度を維持。10出てないのは、PSP+usb2.0接続だから…と思いたい。
ちなみに純正メモステは7.8(使用率96%)。中身詰まっているハンデがあるとはいえ、9を超すことはあるまいと。
メモステはclass8って感じですな。高速タイプのメモステだと、どのくらい出ているのかなぁ。

SS取ったので、珍しくハードネタで記事書くかもねー。32*2まで対応のアダプタなんで、もはや憂いはない。
とりあえず、32のclass10をも散財したので32+16でまぁ、当分不満に思うことはないだろう。ただ、32は上海問屋で、1980円ってのを買ったので至極不安。バカ安すぎるだろう…でも、交換保証とかあるし…

で、ようやく出ましたGTX660。つーか出るの速いわ。散財した後に出ても困るゥ。と言っても、まだご祝儀価格の三万超なんで、コレが二万前半ぐらいなったら買う予定。まぁ、そこまで下がる頃には7シリーズ出てそうだけど。

660は使用条件を限定してきた局地戦モデルで、この発想は面白い。使用域を指定することで、価格を低く、性能を高く出来るのなら、良いビジネスモデルとなるだろう。実際のところ、1920×1080以外でプレイしている人は少ないだろうし、そう言う人は、問答無用で最上位のグラボを買う人が大多数と思う。

まぁ、今までがオールラウンド、汎用に作りすぎてたと思う次第。

追記:ダンガンロンパ2って、もう先月に出てたのね。まぁ、うん、概ね予想通りの反響だったようで。 さらに、ジャンルがハイスピード論破アクションとかなんとか。前作AVG部門で週間か月間三位だかなんだかで喜んでいたのに。やっぱAVGじゃないって、みんな思ったのだなぁ、と。

で、やっぱ、あの悪趣味を「俺ってセンス良い!」と思ってたっぽいわ、うん、それ勘違いだね。あと、なんか絵のクォリティが落ちてる気が…塗りが甘くなってない?。


GIGASTONE(2012/08/21)
って上げてなかった…

私が注文した時の上海問屋セレクトの1949円、32GBclass10マイクロSDカードは、Gigastone製でした。聞いたことのないメーカーだったので、やっちまったかなぁ。と思う反面、ブリスターパッケージが日本語なので、一縷の希望を残しつつ、チェック。英語とか中文で記載されていたら、終わった感に打ちひしがれていたと思う(笑)

認識は問題なし。クリスタルマーク…読み速度8.9。あー、やっぱ無名メーカー製だなぁ。それでもメモステHGより速いけど(価格.comのレビューによると、メモステHGの速度8.8)。パナソニック製より1は遅い(パナ製は9.9)。

と思ってたんですが、書き速度が、特に4k writeが1.168。は?4k書き込みで1出てる?。ここは普通、0.015とかよね?。donyaオリジナルとか0.006とかですよ。512k書き込みも、4.4とバナ製の4倍近い。パナ製は1.6程度。書きに強いタイプか…

メモステの使用率が96%で、50MBで無いと速度計れなかったのでそれで統一してたんですが、1000MBで計ると、Gigastone製も読み速度9.8に書き速度8.4とか出てますわ。あー、ブログなら画像上げるの楽なのになぁ。

結論出すのは速いけど、gigastone良いメーカーと思う。特に書きに強いので、書き込みがメインであろうカメラとかに向いているんじゃないかな?

補記:50MBと1000MBでこんなに差があるのはオカシイと、50で再計測したら9.8出てました。でも、書きは7.5のまま。不安定は不安定化も知れない。

で、もんむす学園到着。
「世界に男は〜」以来のエロゲ。まぁ、選択肢ねぇ〜、読み物だぁ〜とか後日吠えると思いますが、性癖ダダ漏れの趣味丸出しで、読み物上等!と思って買っているので、ダメージは覚悟ずみィィィィ。きちんと選択肢あって、キャラごとにエンディングがあれば、褒めちゃうかも知れない…

…って、よくよく考えるとさ…個別エンドって実に当たり前な気がしてたんだけど…実はかなり贅沢な物になってる?。90年代後半のゲームは、どんなクソゲーでも、2-3キャラの個別エンド(つまりはマルチエンド)はあったんだよね……なんか、イワシとかサンマを捕りすぎて個体数が減り、希少な高級魚になっちゃったような気分。


涙はしょっぱい(2012/08/29)
もんむす学園…開けると、ペライチマニュアルすらない、割り切り具合。まぁ、見ないしさ、あったとしても、インストールのしかたぐらいしか書いてないわけで、いらないと言えばいらないわけだけど…なんか…哀しいよね…。

こー、なんつーかさ、カードの裏にマニュアルみたいな感じで、マニュアルじゃなくてイラストカードって方策はダメだろうか…いやね、初回封入特典がマイクロファイバーウェスなんだけど…それよりかは、マニュアル兼イラストカードの方が良いのではないかと

で、オンラインマニュアルつーか、豪勢なreadmeを見ていると、操作方法のトコの「左クリック 次の文章へ送ります」…だけ?…選択肢を選びますとかは?…ああ、99%選択肢ないな…読み物か…それなのに「もんむす学園エンジン、設定方法」とか、笑わせる!。つか、読み物に「シナリオ」って書かないで欲しいわ…「ストーリー」とか「物語構成」とかにして欲しい。

なんかこのままHDDの肥やしになってしまいそう…

ちなみに、ソフマップで予約したので、特典はオリジナルCDドラマなんですけど、他の店だとテレカなんですよ。テレカとCDドラマって、制作費ダンチな気が…テレカって思ったより高額なのか、それとも、CDドラマって安く作れるのか…謎だ。

しかし、販売店で、CDドラマとテレカに別れるってケンカにならないのだろうか…ショップ特典の代金ってショップも負担してるとかあるのかなぁ?。協賛金みたいな?、私立学園の寄付金的な?。

はふーん。
涙がしょっぱいのは、アザラシと人間だけとか何かで読んだな…トドだっけ?。まぁ、なんか海獣だった。

全然関係ないけど、最近気がついた、たぶん真理の一つ
バカは理解力がないからバカなのではなく、理解しようとする気がない、理解しようと努力しないからバカなのだ

あと。こっそりとマイクロSDをメモステ化するアダプタの速度検証もこっそり上げました。gigastone製マイクロSDの検証でもあるけど。いやぁ、DLコンテンツ入れまくれるのがいい。いままで、カツカツだったから、気を遣ってたけど、これからは本能の赴くままに、体験版とかDLとか、音楽データとか、壁紙とか、入れまくれる。

パワプロで無駄に力が入るので、アナログスティックの挙動がヤバ目…修理は出したくないなぁ。



七月の夢酔】【戻る