十月の夢酔



 


二万五千の壁(2012/10/01)
私がハードを買う時に、だいたいこのくらいまでなら。と思うのが二万五千+α。それ以上だと、なんか費用 対効果というか、払った分だけ満足できない気がする貧乏性(実際に自分でハードル上げて満足しないのだが)。

と言うわけで、定期的にくる物欲刺激の品々

PS3
新型の250GBが二万五千。侍道4と三国エンパ6にかなり揺れる。つーか、PSPはゲームで向き不向きがはっきりするので、据え置きアーカイブマシンとしてちょっと引かれる。だけど、それだけなんだよねぇ。侍道4は微妙なのはっきりしてるし、三国無双もなぁ…これらのシリーズは、アクションエンジン作り直さない限り、ダメだと思う。知人宅でガンダム無双2をやった時に、棒立ち通り越して、ただのデクになってる雑魚に愕然…北斗無双もな…アキバズトリップのホーミングの歪さとカメラワークのダメさは発展中だったし。

ただまぁ、エンパは戦略フェイズのオマケにアクションがあると思えば、わりと許せたりする私であるよ。6は、計略がようやくマトモになったみたいだし、無双の仕官モードが加わった感じで、なんかよさげ。ついでに、婚姻による同盟まで言ってくれると良いがっても女キャラ限られてるしな(笑)。あとは、戦略が三国志3レベルになってると良いなぁ。

つか、別に新品でなくても良いんじゃね?。と言うことで脱落。160GBのが二万切っているので、新型が発売されれば一万五千を切るかも知れないので。

i5+MB
当初は、安くなってきたしSSD?とか思ってたんですが、MBがSATA2だしUSB2だし。土台を組み替える方が先ではないかと。で、調べていると、i7とi5って、大きく異なるのはHTの有無。これってどのくらいの差を生むのだろう。と4gamerとかPCwatchで、i7とi5の直接対決レビューでも見るか。と思ったら無い

コレはもしかしたら、HTって古いゲーム。DX9とかにはマイナス要素なんじゃ…そう言えば、わがのマシンでモンハンベンチ3絆を回した時、12000出てるのよね。画面サイズ同じでi7+560tiが9000台なの見て「うそーん」と理由を探し回った結果「HTが悪さしている」だったわけで。ちなみに、ウチのはC2Q-Q8400+GTX460。ボロ負けしてないとオカシイハズよね。

で、i7は除外すると、i5-3570+MB(Z77の下位)も予算内に収まるという…

しかし、i7とi5の直接対決がないのは、本当に怪しい。4gamerとか絶対に比べると思うのだが。i7の各バージョン対決はしてても、i5は一つも混じってないという。グラボだと、660tiと660と650は比較してるのにねぇ。67%ぐらいの確立で、HTはゲームには効かない。もしくは効果が薄い。のではないだろうか。とくにDX9世代とか。直接対決も見つけたんだけど、グラボ不使用なんで、HD4000内蔵のi7とHD2500のi5では、そりゃあ差が開くってもんよ。だいたいintelも雑誌に圧力かけた前科持ち…だ…し……。

とはいえ、性根入れて調べたわけではないので、そんこんとこ、よろしくご考慮いただきたく…(ツギハナイゾ…)…も、も、もちろんですとも…ハイ。

とか、ネタ書いてたらめっけ。ひと世代古い2600と2500だけど…まぁ、一万の価格差分の早さがあるとは思えない感じではある。と言うか、なぜに、モンハンやFFベンチ回してないんだろう?。内蔵グラでは回してるのに…ジャキン…ハイ、不思議はないです、ハイ。

GTX660
560tiをジッと我慢で耐えていたので、キターと織田裕二バリに叫びます(古いな)。問題は、tiと無印。悩む。さらにメーカーを加味するともっと悩む。つまり、palitoのtiと、MSIとかASUSの無印が、近似値の値段。悩む。

でもまぁ、無印の方が、クリスマスや正月戦線で二万切る予想を立てているので、その頃に無印を買うのが今のところの予想。460はいい加減、パワー不足だし。660は460の二倍とか言われちゃうとねぇ。

モニタ
いまの液晶。気がつけば5年前のもの。フルHD表示できないけど、応答速度は速い。当時三万で買ってます…一年か二年後に後継モデルが二万切ってて泣いたけど。

個人的なねらい目は、三菱の233WX。PSPが拡大表示できるんだ…キ子を綺麗に大写しに出来るんだ(ヤバ目)…ただ、価格.comでも、この拡大性能に触れたレビューが無くてさー。あと、三菱のモニターにはいい目にあって無くてねぇ…相性問題が起きそう(機械的でなく、私とメーカーとの)。いや、マジであるんだって。私の場合、生DVD買って、エラーでるのはとあるメーカーだけだし。世の中的には信頼されてるメーカーなのに。

まぁ、これはちょい予算オーバーなのでスルーかな。基本、うつればええんよ、うつれば。とか言うスタンスなんで。この液晶のバックライトがダメになるとかしないと買わないと思う。モニターは後継機でるペース速いしね。

でも、基本。ハード買うよりソフト買いたい人なんで、ソフト買ってるかもなぁ…良いトコ、めっきり安くなったSSDだろうか。クリスマス当たりには5.9kで128GB売ってそうな勢いだし。HDDも値下がりで泣いてる(2TBを約10kで買いました)訳ですが、SSDにしなくて良かったわ…

それにつけても、GAMELIFEに、洋ゲー情報を完全に依存していたことを痛感する。サマーセールすっかり忘れてたし!。つーか、steamにアクセスすらしてないし。


絶体絶命都市3(2012/10/03)
借りてた2をクリア諦めて返却したところ、3を渡された。なんでやねん。と突っ込んだ物の興味はあったのでプレイ…あー、うん…4は中止で正解。

2でも、わりとあざとかった演出に磨きがかかり、解決方法、演出タイミング、イベントすべて固定。ぶっちゃけると「動かせるムービー」もしくは「やらされるムービー」。ゲームではない。90年代初頭ぐらいのAVGレベル。クリックの代わりに、歩き回って調べるだけ。もしくは、自慰的演出に放り込まれるだけ。出来の悪いQTE連続…いや、まだQTEの方が良いな。 やるべき事が分かるから。むろん、ゲームは解法探しなんだけど、だからといって難解にすればいいって訳でもない。

物が落ち始めているのに、動けない(キー入力を受けてくれない)とか、カメラを回して、背後でこんな事がと演出するのは良いが、カメラを戻さないので、逆向きに走らされるとか。解決方法が一つで、1シーン1謎。だから、日本ゲーにありがちな、クリア後即ムービーで、ゲームの流れが細切れになり、プレイリズムが悪い。とか、様々にセンスが古い。さらに、ミンメイアタックに走る当たり、もうやめてー、80年代を最先端に扱うのはー。と目をふさぐレベル。災害マニュアルもあざとい(外部専門家が書いたらしいが、本当に入門マニュアルレベル…それは知ってますと言える私がおかしいのか?)。

やっていることも、ストーリーラインも1からの焼き直しなので、さすがに苦しい(詰まるところ、利益優先企業を悪役にしたもの。回が進むごとに悪役が露骨になってきているしね。歌が全て解決とかも含めて、 思想が寄ってそう、色々と寄ってそう)。

本当にゲームにしたいなら、きちんとローミングタイプにするべきで、自分の意志で歩き回り、ただ脱出に専念する、真相を暴くなど、プレイスタイルはプレイヤーに委ねるべき。解決方法も固定の押し付けでなく、幅を持たせないとダメだろう。最低でも、映画的演出と映画的解決(方法やタイミング含む)を強制しておいて「凄いでしょ」と自慢する思考から脱出しないと、もろもろダメだと感じる。 「プレイさせられるムービー」

白眉(悪い例に白眉はおかしいが)は、2のジェットスキー。鍵付きで、そこらに転がっているのも理不尽だが、何故遠回りした上で、看板でジャンプして垣根を跳び越えねばならないのか。橋を通過中に津波が来て、間一髪セーフなムービーを押し付けられ「どう?スリルでしょ、迫力でしょ」と、三流プロデューサーに迫られているように感じた物だ。ヤラセがひどくて、あざといです。

MAXPAYNEの「あなたのプレイがムービーになる」と言う方向性とは真逆で、絶体絶命都市は「我々が考えた すばらしいムービーをノーヒントで再現しろ!」という感じ。強制感がハンパ無い。

売り上げ的にも、どうだったんだろう?。ペルソナ3でさえ20万、ペルソナ4で30だったか。それを考えると、10万越してれば凄い方だと…7-8万ラインと見た。もっと少ないかも。多いかも?。

ウィキペディアによると、メインスタッフは独立して、絶対絶命都市とバンピートロットを復活させる…とか、うん、終わってるね。いや、創作センス的に。自慰的演出のイベント押し付けるのも理解できた。独立して始めて自信を打ち砕かれていると予想。組織にいると、何かと責任を転嫁できるからねぇ。独立すると逃げ場無いのだ。

ついでに、かまいたちの夜×3
1と2も入ってますか…新作じゃなくて、旧作再販がメインだったとは…つーワケで、新ネタはオマケレベル。選択肢による状況変化は相変わらず見事だが、複数主人公にしてしまったため、同じイベントを主人公を変えて見る。と言うのがもっとも効率の良い回収方法となる。そのため、主語が変わった程度の同じイベントを延々と見るハメになり、怠い。

ジョークのセンスも古い。まぁ、2の頃から、ジョークのセンスはそりが合わないわけだが。オマケレベルなので、もろもろコンパクト。ただ、同じ舞台で、同じ人脈で、ネタを続けられるのは凄いと思う。まぁ、それ故にこぢんまり感はハンパ無い。

完全新作はどげなもんですかいのぅ。と思ったら、ペディア情報で約7万4千(PS3、vitaの合計で)…たぶん、買ったのは1で感銘受けた人だろうなぁ…新規参入はどのくらいだろうか、一割もない気がする……で、真かまいたちのvitaで一万六千本ぐらいらしいので、絶命都市3、下手すると三万ぐらいちゃうか…

一度の成功体験に固執する。ゲーム界の「チーズの再出現を待ち続ける」人たちですな。「チーズはどこへ行った」も古い本だよねー。 しかし、満腹にはならないが、ほどほどにチーズが出てしまうのが困った物ですわ。


算数とゲームと(2012/10/06)
学習塾のCMで、「日本の算数の問題は『3+5=□』だが、イギリスでは『□+□=8』」と言うのがあったが、コレってまるまるゲームの作り方にも当てはまるなぁと。

日本のゲームは答え探しであり、洋ゲーは解法探し。つまり、閉じこめられた部屋から脱出するのに、扉に対して鍵を探せと言うのが日本ゲーだが、洋ゲーでは窓から出ても、ピッキングでこじ開けても、見張りを騙しても良い。まぁ、そう言うのじゃないのもあるが、それでも理不尽さや露骨さは無くそうと努力は見える。

一つの扉に一つの鍵。と言うスタイルから抜け出れないが故に、設定の矛楯が起きやすい。火焰聖母や九龍妖魔学園記のように、ボスは鍵のかかった部屋にいるが、鍵は部屋の外にあると言う理不尽が起こる。

答えに固執してしまったが為に、問題の解き方を無視している。それはすでにゲームではない。解決方法、すなわち、プレイスタイルは千差万別。不思議と面白いゲームは不思議とそうなっている。詰まらないゲームは、手順はおろか、キャラビルドも固定化されてしまうのだ。つまり、クリアするためには、死にスキルの少ないこのクラスの、このツリーを取るしかない 。見たいに。

さらに突き進めば、日本ゲーにありがちな、キャラビルドすらない物になる。勇者で、英雄で、剣と魔法の達人で。もっと進めば、人格までも有しており、誰がプレイしても同じ順路 をすすみ、同じセリフになる。それは、ひどい言い方をするならば、調子外れな自分の歌に寄っている酔っぱらいのような物だ。好みが合わなければ迷惑でしかない。

まぁ、学習方法はどちらが良いのか分からないが、少なくともゲームに関しては、答え探しより、解法探しの方が面白い。Orcs Must Dieでも、自分とは全く違うクリアパターンは見ているだけで楽しいし、発見がある。

ああ、そうか。日本ゲームがゲームプレイ動画に敏感なのは、「順路が一つしかないので、プレイを見られるとネタバレになる」からか?、出来ることも、やれることも少ないしね。AVGはやむを得ないとは思うが…つーか、AVGのプレイ動画ってのがすでにおかしいわけだが。

と言うことを、前回の「MAXPAYNE3は、バレットタイムでカットインを作る喜び」があるのに対して、絶体絶命都市は「作者の想定した動き(演出)を再現させられるゲー」と言うことから、つらつら考えてみた。 てか、ゲームジャンルがゴチャになってて、脊椎反射君が見たら、五文字でキレるだろうな(笑)。さらに混乱させちゃれ。MMORPGが受けたのも、やり方が多数あったからではないだろうか?。ギロとスピン、どっちが良いのか。サポを変えることで、新しいポジションは無いか。とか。

与えられた答えに意味はなく、自分で導き出した答えにしか価値はない。だから、我々は答えを与えない。ただ、考えさせるだけで良いのだ。みたいなことを、映画監督が言ってた気がする(脚色度120%)


軽い野球ネタ
日本ハムの優勝で「打率239、ホームラン23本」と四番として急成長。とか朝の番組でやってましたが、当人イヤだろうなぁ。と。それとも、最近は、このくらいの成績で四番として十分。なんだろうか。だとしたら、野球人気の低迷は、モロモロが小さくなったせいではないだろうか。原辰徳さんなんか、3割30本打っても、巨人の四番としては…とか言われ続けたのにねぇ。

変化球も高速系は見栄えしないしねぇ。マンガかっ?と思えるような、デカイ変化の方が見栄えはする。と思う。個性としてのキャラはともかく、野球人としてのキャラ、と言うか個性?が無くなったよねぇ。星野伸之さんとか、投球自体にキャラがあったし。こんにゃく打法の梨田さんとか。いまは、中村”おかわり君”ぐらいか。

なんとなく野球人気の低迷をぼーっと考えてみた。

で、久々に、DC版カルドセプト2をやってみたんですが…ストーリーラインは好きなんだけどなぁ。かつてのライバルと共闘とか。マップもなかなかに個性的だし。ただ、CPUのイカサマが…一角を完全占拠して、施設に止まる以外助かる術はない。と言う状況に持ち込んでも、狙ったように施設に止まります。まぁ、3回ぐらいならあるかなと思うんですが、10回近くすり抜けられると…そりゃ、モロモロ疑うわ。ようやく止まった。と思ったら、CPUが勝てるところに止まる。と言う。

たまーに、CPUもポカして止まりますが、純粋な確率考えたら、どう考えても発生率は逆だろう。公式サイトで「CPUにイカサマさせてません」と告知文が出たこともあったが、誰一人信じてないと言う。出目の操作はしてないかも知れない。しかし、ルーレットの目押し成功率が9割あるのは、やっぱりイカサマですよ、と。

それ考えると、箱○版のサーガは、ちゃんとしてたかも知れない。


ガンシューとFPS(2012/10/09)
これも、算数の違い(「日本では3+5=□。イギリスでは□+□=8」みたいな設問にすると言う奴)に当てはまる気がする。

とは言うモノの、CoD4MW当たりから、リニアなFPSがスタンダードになってきているんだけども。それでも、大通りの右端と左端のどちらを通るか程度の自由はあるFPSに対して、ガンシューはライドに乗ってるがごとく、進行ペースすら固定だから。

同じクリアにしても、複数のパターンがあるFPSに対して、ガンシューは、多少の差異はあれど異なるパターンと言える物は作れない。ルートが変更できる物もあるが、それは通過ステージの選択であって、クリアパターンの変更ではない。

定められた解法しか持たないガンシューと、様々な解法があるFPS。一つの答えしか認めない日本。多様性を認める海外?。とか、くくるとやっぱり民族性がゲーム作りにも、当然のごとく出ているのだなぁと。

さらに最近は、答えを間違えるのも許さないほど、差異を認められなくなっているのか、設問すらなくなっていますわな。設問、すなわち選択肢。分岐点。以降は、いつもの私の主張へ。

展開に関与できるからこそのゲームですよと。単純なプレイヤー敗北でのゲームオーバーだって、展開の関与である(理不尽気味ではあるが)。

オッオゥ(トゥイーティの発音で)
見た!?見た!?ねこたん…でなくて、エンパ6。婚姻ありましたか。トレイラー2に出てた。義兄弟は5にもあったけな。内政も兵士訓練とか軍議とかもあるようで。ようやく、ようやく待ち望んだ、三国志3の戦闘が 無双アクション化レベル?。ずっと待ってたんだけどねぇ、5までは国取りが出来る無双でしかなく、進路が自由なアクションだったわけで。 内政カードも、内政としては意味がなかったし。

ちょい揺れる。


恋という冒険と冒険の中の恋(2012/10/13)

どういうリンクをたどったのか、恋空?空恋?ケータイ小説の奴。のあらすじを始めて知りまして、あと、評価を巡って炎上してたのも始めて知った。

感想:ベタな少女漫画の原作をそのまま(小説のレベルに達しないまま)活字化したもの

地味目のヒロインが、ちょい悪で人気者の彼と恋仲になり、人気者の元カノが嫉妬が嫌がらせをしてくるが、最後にはわかり合う。そして、彼は不治の病。と言うプロットの少女漫画を上げろ。と言うと、詳しい人なら即座に10や20上げてくると思う。 キャンディキャンディとかも、こんな話だったような気が。ちょい悪じゃなかったと思うけど。愛と誠とかもこのラインよね?。たぶん、近年でも、年に数本は出回っている、王道中の王道だと思う。安易な生(性)と死も鉄板すぎる。

コレがウケたのは、ひとえに運。ケータイ小説という話題性のあった媒体で、ガラケーの液晶での文字数制限や読みやすさと、拙い文体がマッチした結果。ガラケーで読むには、あのくらいでないとすぐに疲れるだろうから。

加えて、主な支持層が20代女性だったらしく、推察するに少女漫画を卒業したが捨てきれない層と思う。つまり、社会人になって、いまさら少女漫画もないよねと思いつつも、捨てきれ無かった層が、ケータイ小説という絵なし少女漫画に飛びついた。と言う二重の幸運。このケータイ小説世代の女性が、ラノベにはまる三十代に今なってると思う。ただのスライドと推察。

スマフォやタブレットで、まともな技量の小説が読める今では、ケータイ小説が流行ることはないだろう。てか、まだケータイ小説って頑張ってるの?。アレはアレで、文芸の常設コミケ(コミックじゃないけど)なんで、存在は続けて欲しいと思う。文字界のpixivと言っても良い。 と書いて、ケータイ小説=投稿サイト小説でいいんだっけ?とwikiみたら、概ね同じ趣旨だった。上記の考察も。あらすじのみで、ここまで出来るってすごいぞ、オレ。

で、炎上理由に「オタク層と活発な女性の文化齟齬」が上げてあったのだが、それは正解と思う。ヒロインが処女でない。と言う理由で、揃えていたコミックを破り捨てる動画を流すような人たちである。性を扱っている非アダルトカテゴリーと言うだけで、拒絶するのも無理はない。

前にも書いたが、少女漫画の方が、恋愛の先にある性を避けない。少年漫画がキスで満腹動けません。なのに対して、行くトコまで行ってしまうのが少女漫画。セーラームーンの原作漫画も、大きいお友達は破り捨ててそうだが、少女漫画なのでセーフだったんだろうか。

で、本題。女性にとって「恋愛」そのものが冒険なんだなと。改めて痛感した。男の場合は、冒険の中に恋がある。敵を倒し、謎の古代遺跡を踏破する過程で、ヒロインと通じ合う訳で、ヒロインと恋仲になるのが目的ではない。あくまで副次目的。対して、少女漫画の場合は、恋を成就させるために冒険をする(夜の繁華街を出歩くとか、初めての化粧だったり と日常の中の冒険だが)。

恋愛SLGと言いながらも、主眼が別にあるの(学生生活とか)のが普通なわけで、ときメモも女性受けがほとんどない。と言うのも、目的が恋じゃない冒険は、冒険じゃない…のかなぁ?。ときメモガールズサイドとかって売り上げ的にどうなんだろうか。

ゲーム購買層の8割ぐらいは男性なので、恋を目的とすると(商業的には)転けると。キャプテンラヴとか……そういえば、キャプテンラヴには女性ファンがわりと多かった気がする。売り上げ的にはイマイチでマイナーでレアなゲームなのに…

いや、でもラブプラスは流行ったか……でもあれ、恋で止まるしな…恋愛の先どころか、恋で止まってるし。ラブプラスの女性版とかあったら、受けたのだろうか……あー、そう言えばケータイゲームでそれっぽいのあった気がするね…何年か前に、テレビCMしてた気が。

なんか本質では、同一な気がしてきた。所詮は人間か。背中合わせで雌雄同体だったわけだし 。恋空?の男女を入れ替えると世界の中心で〜になるわけだし。さらに行くと、カンイチ、オミヤなのか?。桜姫なのか…権助が改心してたらなぁ(笑)。考えてみれば、ギリシア神話なんてセックススキャンダルの話にあふれているわけで、進歩ないな人間。

ともあれ、「流行」と言う空気なので。本質論とかは無駄。基本的に、ケータイ小説は同人の延長なので、自分が読みたい物を書くわけで、読ませるために書く訳じゃない、中身がある訳じゃない…と思う。セカイ系?も基本、空気でしかない。その定義を定める意味も価値もない。この辺のは「書き手の読みたい物と読み手の読みたい物の偶発事故」みたいなもんだし、だから運と。

んでセカイ系の定義をダラダラ見てたら、その分け方だと、ダ・ガーンとか、ライジンオーとか、勇者ロボシリーズとか地球防衛組とか、セカイ系にはいる気がするんですが。 つか、マジンガーZとかもそうだよなぁ。なんか良く理解できない。まぁ、これらは主人公がきちんと責任取っているから違うっちゃ違うのだけど。サブカル評論家自体が空気だしなぁ (空気つーかマッチポンプ?自分で新語作って自分で解説するという)。ワタシ的には、"セカイ系とは「責任なんて取らなくても良いんだよ。私が守るから」と自分だけを愛してくれる都合の良い美少女に言って貰いたい系"だと思う。 もしくは「責任は取りたくないけど、物語の中心には居たい系」と思う。

ちなみに、セカイ系好きは絶対に妹派多数だろうなぁ…あー、それで近年、妹系ラノベ多いのか?。セカイ系改め妹系。世界は破滅しないけど、日常というボクの世界はかき乱されていると。よりインナースペースに、より完結した世界へと。

と言うか、セカイ系のケータイ小説化(=少女漫画化)なんじゃないだろうか、妹系。「俺の妹が〜」なんて特に。 オタクにとってはリアリティあるよね、エロゲのCGコンプに徹夜とかさ。


桜姫東文章(2012/10/17)
歌舞伎の演目な訳ですが、怪談でありつつ、 お家騒動、幽霊騒ぎに、殺陣も、濡れ場も有り。とまぁ、今で言うトレンディドラマ(歌舞伎自体が今、格式張ってるけど、元は大衆演芸だし)

あらすじは、まぁ、ペディアを見て貰うとして、BLあり、生まれ変わりあり、怪談話に、性の乱れ、大立ち回り。高貴な姫から女郎へと身を落とし、愛した男が実は全ての元凶の盗賊だったと言う悲劇性。オマケに、愛してくれた男と、愛したが裏切られた男は実の兄弟。そして、愛した男が家を潰した家族の敵。その敵の血を引く我が子(生き別れてようやく再会したところなのに)を殺す、結末。

まぁ、少女漫画というか、80年代昼メロというか、韓流ドラマというか。女性の好きそうな要素てんこ盛り。昼メロとか少女漫画も少し霞むぐらいの「運命の稲妻」 ラッシュモードよねぇ。出足の白菊丸との経過を少し長く書けば、結構受けると思うんですが、少女漫画として。

恋空?(未だに覚えられないタイトルw)も小説でなく、戯曲にカテゴライズしておけば良かったのに。と思う次第。

ちなみに、怪談要素は、清玄が、女郎をしている桜姫のところに化けて出るんですが「毎日のことで慣れっこになったよ」とか「稼ぎを邪魔するか」とか、逆にたんかを切られるあたり、ほんに男の幽霊は弱い。まぁ、それで客が付かなくなって解雇なんで、客の男も弱いっちゃ、弱い。 綺麗に言うなら、男は繊細。

セカイ系は、その定義がホント理解できなくて、マジンガーにしろ、ゲッターにしろ、社会との繋がりは希薄なまま、セカイの命運をかけた戦いに挑む高校生なんだよね。忘れがちだが、兜功児もゲッターチーム、ひびきあきらも高校生だ。ボスが番長って設定も忘れられている気がするわな。

ロボット物に限らず、ジュブナイルは、大抵がセカイ系。そもそも、日常に潜む危機が世界の危機へとリンクしていく、学内の危機が世界の破滅につながる。と言うのが、ジュブナイルであるわけで。異能者と出会った一般人の主人公が、実は世界を救うキーパーソンってのも、良くある話。

ただまぁ、セカイ系では、キーパーソンですらない、本当の一般人である事が多い(その割に、まわりに絶大な影響力を持っているが)。だからこそ、"責任は持ちたくないが、物語の中心にいたい系"(コレはイコールで、無責任に部外者として傍観したい願望とも言える。)と私は理解したのだが。

まぁ、学校というものが、独立社会の独立世界であるわけだし。外とつながっているようで、実は学校内で完結した世界。だからこそ、学校内で居場所が無くなった者は、住む世界を無くし、自殺へと走る確率が高い訳で。学生を主人公とした段階で、社会との接点は希薄にならざるを得ない。

むしろ、レインボーマンのように「一人の国民としてお願いします」と総理に事態解決をお願いするヒーローの方が希有だ。

なんというか、ジャイロボールにしろ、ステマにしろ、自分で新語を造って自分で解説とか、あんまり良くないよねぇ。江川さんのラビットボールも、現役絶好調の時に使っていたら、これが本になってたかもねぇ。


議論の中の快楽(2012/10/18)
ネットの議論好きは、実は議論をしていないことが多い。議論とは、議題を精錬し研ぎ上げるモノ。と思っているのだが、彼らのは「他人をやりこめる快楽」に浸っているに過ぎず、その言葉の先に目的を感じられない。だから、見ているだけで徒労感を覚え、直接やりとりすると、疲弊する。

そのため、「可能性は否定できない」「言い切ることは出来ない」という類の言葉を好む。小難しい言葉で煙に巻き、巧みに論点をすり替えていく。それでも、言い返すことが出来なくなると、逆ギレして、人格攻撃や罵倒を始め、あげく一方的に勝利を宣言してさっていく。

大手のコミュニティサイトや、某匿名掲示板。今ならツィッターやトゥギャッターなんかを覗けば、必ず出てくる。先に書いたが、彼らは絶対に負けを認めない。見かけたら、無視が一番良い。触らぬ神に祟り無し。悪霊は、自分が見える、感じられる人間に憑きまとう。見えても、見えないフリが一番良いのだ。

と、トゥギャッターのコメントバトルを見て、久々に思いました。山本弘氏のこの辺の被害とかから、全く進歩がないよね…同じ人だったりして…こわいこわい。

ただまぁ、広島弁と同じで、端から見ると罵倒に見えても、当事者は和気藹々とご歓談。だったりするのが、ややこしいんですが。その罵倒のようなご歓談を、外に持ち出した上に、世界共通のルールと気取るから、うわべの「ねら」が嫌いになり、そのものが嫌いになったんですよ、私。坊主にくけりゃ袈裟まで憎い?

平和とは無刺激であるので、刺激を求め始めている自分に気がついて、諫め中。ただ、刺激とか、外圧がないと人間成長しないのだが……あっても成長しない人もいるけどね。

それはそれとして、宇宙ステーションのある高度で宇宙とか言って欲しくないよねー。と言うのが、アレな人と同じ発想だったとわっorz。弁解するとね、宇宙ステーションって言うと、DS9とかみたく、なんにもないトコに、ドーナツ型のが(できればネオン付きで)浮いてて欲しいんですよ。人工衛星に毛が生えた高度じゃいやーって言うね…ハイ、虚しいです。

月まで地球の重力圏として、月まで約93万q?。300qぐらいじゃ玄関先で、門も越してないやん。ていうね…はい、虚しいです。


これはひどい(2012/10/22)
Gジェネスピリッツ。うん、GジェネはFで終わったと思った方が良い。
ガンダムでスーパーロボット大戦をやるという、最悪の判断をしたNEOはさておいて、本筋に戻ったと思ったんですが、色々とセンス的な面で、大幅劣化。

・ぶつ切り感がひどい
元々、Gジェネは各ガンダムのダイジェストみたいではあったんですが、それがさらにダイジェスト化されたような、ぶつ切り感。リーダーズダイジェストのあらすじ要約版を見ているような、粗筋の粗筋を読んでいるような…

あー、あれだ。東映マンガ祭りで、テレビシリーズのダイジェストシーンで一時間ぐらい持たせているような感じ。次から次へと敵の破壊シーンだけで進む感じ。 物語の流れというモノを全く感じない。

・単調さがひどい
ぶつ切り感がひどいと重なるんだけど、Gジェネと言えば、クエストデモ。あれによって、物語で一番盛り上がるところを自分の手で成し遂げた。と言う快楽があったのですが、今回無い。それが故に、話に盛り上がりがなく、ただ数で押してくる敵を捌くだけ。後述する歪な確率調整で、すごいイライラ。また、本拠地も、都市もなくなったので、戦術、戦略要素も壊滅的になく、た だただ単調。母艦もHP自動回復だし。

また、ゲスト部隊のポジションが不明瞭なので、そこにいるだけになっているのもキツイ。歴代では一応、主役が居る側の一部隊としてのスタンスが貫いてあったのだが。故に、ゲームとしても、ストーリー的にも単調。

本拠地がないから、サポートユニットも購入できないので、戦術に幅が全くないのも、単調さを増す。地上適正Dでもドダイに載せるとか、幅があったのになぁ…

・中途半端さがひどい
今回、戦艦ユニットが巨大化し、母艦らしさ。を出したつもりなんだろうけど、ただ邪魔。しかも、サイズが設定無視。グワジンがムサイより小さいのには目眩を覚えた…どうせやるなら、小型で取り回し易いが、MS積載量が少ない。大型で扱いにくいが、MS搭載量が多いとか、即座に思いつきそうなモノだが…

しかも90度回頭、向きを変えるだけで1行動。ご丁寧に向きによって移動力が変わるので、無駄なターンが必要になってイライラ。 MS発進のポイントが、艦の中央に設定してあるので、巨大MSとかMAのみ、地形に引っかって発進できないポイントがある。そこまでこだわるなら、カタパルト位置こだわれよ…発進ポイントが艦中央なので、艦の半分はあるカタパルトゆえに、艦の3マス先にしか発進できないと言う理不尽。 万能戦艦なのに地形影響受けて、移動力落ちるとかどうなのよ?

さらに艦船が巨大化したせいで、母艦登場数が極端に少なくなり、敵ユニットを捕獲できない。ユニット補えない、解体でキャピタル溜められない。ユニット増えても、パイロットが足りない。パイロット買うにはキャピタルが…という悪循環。

・確率調整がひどい
歴代でも、プレイヤー不利の確率はひどかったのだが、たぶん、最悪最凶。なにしろ、グワジンの艦砲、アムロのガンダムへの命中率13%。5回撃たれて、3回命中。命中率13%じゃねぇよ。敵の命中率32%。こちら、84%。当たったのはたぶん、10回中、4-5回。喰らったのは、7-8回。逆だろう、絶対逆だろう、回避と命中の数値。

こちらの74%前後の攻撃、援護による三回攻撃。マゼラアタック全部回避して、32%の反撃を喰らう。10回に一回ぐらいなら、珍しいモノ見た。だが、この三回フル回避反撃命中は五回に…いや、三回に一回ぐらいは見れるのだ。地形効果やミノフスキー粒子濃度も無視するこの調整によって、祈ることしかできない。シャクティ、シャクティを呼べ!。

97%の格闘攻撃をかわす戦艦ってなんだよ…

・ユニット設定がひどい
ザクF型のHP6800ぐらい。ドップのHP6080。ドップが頑丈すぎるのか、ザクが脆すぎるのか…
初期ユニットやら、初期キャピタル。それから志願兵の補充とか、モロモロのセンスが悪いとしか言いようがない。今回キャピタルで志願兵を買うんだけど、一万、二万軽く飛ぶ。その実、キャピタル稼ぎにくくて、 同じマップで延々とファーミング…今回、ガンダム系にコアブロックシステムがないので、やられると即死です、RXシリーズ。そのくせ、コアファイターシリーズは単独で存在するし、センス悪っとしか言いようがない。

しかも、今回水中マップ無いから、水陸両用タイプは、初期登録されているアッグから育てろと言いたいらしい……

・キャラ設定がひどい
オリジナルキャラの成長がランダムっぽい。何度かやり直した(アムロ撃破敗北条件だけど、グワジンの艦砲当たるしよ…)時に、成長したステータスはマチマチだったし (上限は固定なのかも知れないが)。これは、完全にキャラの個性殺し。 射撃は上手いが、格闘と回避ベタ。とか、NTレベルバカ高いけど、ステータス最低値とか。良い個性が付いていたのに。ンコ長期戦になるGジェネで、望むステータスが上がらなかったからリセットとかやらせたいのだろうか。

図鑑の登録率が上がると、(シナリオのない話の)NPCが登場するのもなぁ…マップクリアポイントで、志願兵を貰って、登録で歴代キャラ解放にすべきだ。初代ガンダムクリア中にカイやハヤト解放されても、使えないんだもん、意味ねぇヨ。

イベントのタイミングがひどい
元々、Gジェネのイベントは、強制発動なんだが、クエストデモ(=デモ発動のボーナスキャピタル)というご褒美で還元されていた。が、スピリッツになると、何もないのに、突然の強制発動 (ミッション敵の撃破→実際は、攻撃するとイベント進行とか)。ガンキャノン登録まであと少しだったのに……イグルー編に入ると、もう時限イベントというか、ヤラセレベル。原作に忠実という見方も出来るか、それならゲームじゃなくて、イグルーそのものを見るつーの。

歪な確率調整で祈ることしか出来ず、ひたすら数で押してくる敵を相手にし、ファーミングを繰り返すのは、ただひたすらストレスが溜まる。スコアアタック要素はあるモノのゲーム内の会話イベントはスキップできないしで、考えているとは到底思えない。 しかも、作品やユニットのチョイスが、イマイチ。Gジェネで、ユニットの網羅性が無くなったら、ただのマゾゲー。プローバーの登録で四苦八苦したいんでス!。

一言で言い表すならば、たぶんこうだ。「GジェネFのダイジェストを、PS2で作ってみました」

バンナムだめだね…とくに、バンダイのゲーム。どこに発注してるか知らないけど…ナムコのエースコンバットも落ちて、バンダイのガンダムもダメ、アイマスとテイルズと鉄拳ぐらい?。昔の名前で生きてます…か。たぶん、アイマスもアニメ化したので、ゲームとしては終わった。アニメという公式な歴史が出来た以上、パラレルを許さない人が多い オタク界と思うので。 L4U的な方向なら、何とかなる…かな。

つーか、いっそ、ボーカロイドにしてはどうか、アイマス。文字通り、ナムコプロでアイドルプロデュース。

でも、ガンダムだからついついやってしまう…己が矛楯…重力の井戸に引かれているのは、我々なのか…とりあえず、MKVは作ったから、残りは確実に惰性。

追加
・マップデザインがひどい
戦慄のブルー。ただの平地にトーチカ2個。とスポーンする敵…ひでぇ…しかも、超狭い。こんなの基地じゃなくて、スーパーの駐車場だ。トーチカなのに全周射界だし…なら、戦艦の主砲も全周にすべきだろう…なぜかゲスト部隊不可なので、しかたないから 、ユウで飛び込んだら、34%で2発喰らう(トーチカは一射二発)。クリティカル…こっちのビームガン、空振り(%忘れた)…続く敵ターンで、回避選択したのに、さらにヒット。ゲームオーバー。クソだ…

ビームサーベル避けたのは、61式だった。サマナとフィリップのビームガンとユウのビームサーベル、全部避けたわけだが。


ゲルググM(2012/10/23)
毎度、バンダイのゲームで思うわけだが、ゲルググMが90oマシンガンとナックルシールドが、スタンダード兵装って設定はどうなんよ?。

あれは、シーマ艦隊が、ろくに補給も受けられないから、やむなくやっている措置で、本来ゲルググはビームライフルを標準装備していることが売りな機体だし。

私が持っているニュータイプ100%コレクションの83設定本でも「経済的な理由からシーマ機以外は装備していない」。ビームライフルの説明にも「M型ゲルググ用ビームライフル」とあり、 ビームライフルは本来は全てのゲルググM用の標準装備となっているハズだ。

つまるところ、マシンガンにナックルシールド装着しているゲルググMは、シーマ艦隊のみといえる。ゲームなんかで、生産するときは、標準タイプ (ビームライフルに木の葉型のゲルググシールド付き)にすべきだろうと思うのだが。 ちなみに、スピリッツでのゲルググMの解説では、マシンガンとナックルシールドが標準装備になっている。

キンバライト基地のザクバズーカもったドムトローペンとか、無視してやるなよう。つーか、06F2型完全無視だしなぁ。 ロケットパック付きで、キンバライトのF2とか出すべきだろう。つか、初代ガンタムに出てきたザク装備(マシンガンやバズーカ、ヒートホーク)を持ったグフ(A型?)とか、完全無視だしな。それでもまぁ、Gジェネにおいて、ゲルググMはナックルシールドで2マスへ攻撃できるという特徴があったのだが、スピリッツでは1マスへ変更されててアホかと。

EXAMの設定が二転三転したバンダイのゲーム用ガンダム設定解釈は、元々あまりよろしくない。そして、設定の正当性は、ゲームの出来に比例する不思議。というか、作り手の情熱の差なんだろうな。たぶん、GジェネFまでは、ガンダムがちゃんと好きで、ゲームを作っていたと思うのだが、NEO(もしくはIF)からは、仕事だからとあまり乗り気でない気がする。

セガ系のブルーやコロニーが落ちた地で。はすごい情熱と愛情を感じるよね、あれ。Fまでも、プローバーとか知らんわってモノまで入っているし。スピリッツのMSチョイスが微妙なのは、愛情が無く「この辺が主力&人気だよね」で選んでいるからだろう。ゼク・アインにHPS無いとか信じらねぇ…コアブロックシステム無しとかな…そのくせ、ヘイゼルにはアーマー離脱とかあるという…クゥエルからMk2に発展しないとか、ありえへんよ、スピリッツ。

逆襲のシャアで、αアジールが登場した次のターンで、勝手にイベントでやられるとか、ありえへん。ハサウェイをかばって、と言うか、避けたらハサウェイに当たるから避けなかったと言う屈指のシーンも再現せず。テキトーに撃たれて終わる。ありえへん。

ランブルローズもそうだったんだけど、愛情があるように見せて、愛なく作ると分かるよね、何となく。ランブルも、プロレス愛のないプロレスだったなぁ…愛のない魂に価値はあるか?。無いに決まってる。つーか、魂なんぞ感じないよ、抜け殻だ。Gジェネスピリッツ。
 


ハサウェイの罪状(2012/10/25)
Gジェネで、逆襲のシャアをやるたびに思うのだが、ハサウェイはどうやったら死刑を回避できるだろうか。

軍艦への密航、MSの強奪、味方の故意の殺害。ハサウェイの罪状は大きくこの三つ。現代に置き換えるなら、空母へ密航したあげく、戦闘機を奪い、味方機を故意に撃墜。しかも、落としたのが、リガズィとその当時の最新鋭量産機(量産っていれないと、νガンダムはとか言う奴いるしなぁ。一点物を数えるのはバ…もとい、考慮外だ)と、なるとF35をF18で落とした感じ?。まぁ、F35まだできてないけど…もぅ、コレだけでかなり大罪。

陸軍なら、小銃にガンカメラ付いてるわけ無いので、いくらでも誤魔化せるのだが(ついてても誤魔化せるが、とっさに撃ってしまったとか暴発したとか言えばいい)。しかし、MSの場合、敵味方の識別コードがあるし、撃墜スコア用の記録装置や、コンピュータの解析で意図的にロックオンして攻撃したことは、すぐにバレる。

まぁ、父親が、あの英雄であるブライト(0079で十分に英雄だったし、その後、エゥーゴでの活躍、ZZの頃には組織の中枢に食い込んでいたし、エゥーゴ=連邦軍になっていったし)だし、母親は、連邦軍に強い影響力を持つヤシマ家の人間だし。その辺の組織力で、罪をもみ消すしかないよなぁ。

で、まぁ、罪をもみ消して甘やかすから、マフティとか名乗って、ブライトとヤシマ家にドロを塗るわけだが。真面目に、マフティがハサウェイと分かった時点で、ブライトにかなりの圧力がかかるよね。よくて、即時退職(不名誉除隊かも。軍高官は機密を扱うので、交友関係どころか、近親者にテロリストが居た時点でアウト)だろうなぁ。で、連邦の中枢から、まともな軍人が消えて(ブライト派やヤシマに与していたモノは、まとめて排除されるはずだ)腐敗していく(F91の時の連邦軍のような、民間人を盾にする軍人が生まれるのだ)…ハサウェイ、いらんことしかしてないぞ…

ちなみに、0083のシナプス大佐(アルビオンの艦長)は、デラーズ紛争終了後、艦を私物化したという罪状で銃殺されている。たしかに、命令違反を犯して、デンドロビウムを 持っていくのだが、この独断専行は、結果として褒められるべきシロモノ。まぁ、バスクの私怨というのもデカイのだろうけど。

ハサウェイがチェーンのことをほとんど引きずってないのも、なんかハサウェイを許せない一因だなぁ。そう言えば、なぜか、Gジェネスピリッツで、チェーンの声が弥生さんじゃないという。サラ・ザビアロフも水谷さんじゃないし…このサラは映画版の人なんかな?。なんか、ホント色々微妙です、スピリッツ。

ついでに言うと、ガンダムのメカデザイナーは盾にギミック仕込むの好きだよね。ギャンにはじまり、ジェガンやドーガ系、果てはヘイズルのブースター付き。武器を仕込むのはまだ良いとして、ブースターとか仕込むのはアニメ脳*だよなぁ。本体性能とか機動に影響するモノを、被弾を前提とする場所に仕込むかぁ?と。

盾を構えた時に視認性が落ちるのを防ぐために、モノアイ相当のカメラ付きシールドとか、対ビーム防御の為に、ビームコート発生器がついたシールドなら分かるが。

まぁ、連載開始前の意気込みで「ティターンズの正当性を…」とかインタビューに答えてて、その段階から勘違いだなと思ってたんだけど、蓋を開けると「実験小隊によるオリジナルモビルスーツの羅列」と言う、イグルーもどきに留まっていたという。ロゼッタ?ロゼット?も、マラサイの試作機をティターンズの実験小隊に送ってたら、端からエゥーゴに回す気ないじゃねぇか。と言う。

センチネルの夢をもう一度。と言う企画からして、すでにきな臭かったわけだが…ヘイズルの頭、Z+系だしねぇ…

*アニメ脳:アニメ、映画、ゲームの中のファンタジックな設定をリアルに思う思考。ハリウッド式弾薬無限リボルバーとか、十数人切っても切れ味が落ちない日本刀とか。無住心剣流の針ヶ谷夕雲の太刀は、刃引きしてあったという。

ひどいのは、老猟師が、釣り人を誤射した事件で「二発も撃って、釣り人が死んでないのは下手すぎる。老害」とか、鼻息粗いのが居たのだが、日本の猟銃は大多数は散弾銃。二発と言うことからも、一番普及している上下二連タイプだろう。そもそも事故は200メートル(だったと思うが)先の釣り人に当たったモノで、ライフルでも200メートル先の人に当てられたら、マークスマン貰えますがな。100メートルでも上手い方に入る。散弾で100メートルなら、ただの事故だろう。

誤射ですらなく、流れ弾が当たった不運な事故だと私は思っている。つか、猟場に、のこのこ入り込む釣り人のマナー無視も咎められるべき。ちなみに、クレー射撃の円盤の射出機は、射手から15メートル先に設置されている。散弾の有効射程は30〜50メートルだったかな。100メートルともなれば、やっぱ不運な事故だよね。


ふと振り返ると(2012/10/28)
最近めっきり本を読まなくなった。ネットで簡単に似たような情報が手にはいるからだ。と思っていたのだが、どうもそうではなく、本を読むこと自体が億劫になっているようだ。田舎の新興住宅地にいるもんで、まともな本屋は遙か彼方。スポーツバカの脳筋県(野球とサッカーとバレーボールと三つ持ってる地方県は中々無い)にいるから、図書館に行っても、流行の文庫か新書か、原爆関係しか無い。図書館じゃなくて図書室…読書室だよ。 ちなみに、体育館はスゲー立派なのがあちこちに……

と言うわけで、最近知った、国会図書館の電子化。ビバ、デジタル!、グレートIT!。地方民も国会図書館が気軽に使える日が来ようとは!。

実際に行くと閉架書庫なんで借りるのも面倒だし、そもそも、目的の本が定まっているなら良いが、関連で良い本無いかな。と言うハンティング主体だと、閉架は全く役に立たない。麻雀で積み込みを鍛錬したのに、全自動ォ!みたいな?。

電子図書館も似たような情勢だけど、家から検索できるので、端末やカードを占拠してしまうこともないので気分が楽。まぁ、その分、人との出会いもないけど。古典文学のとこにいつもいるおっちゃんとか、歴史のとこにいたあの子は、今も元気に通っているのだろうか。

図書館は好きなんだけど、衣擦れ音さえも禁止みたいな張り詰めた空気は苦手だ。図書館司書資格も、もってんだけどねぇ。参考業務演習は成績上位だったんだぜ(自慢)…他の成績は聞いちゃダメ。

ただし、地方からだと複写ぐらいしか利用できないんだよねぇ…複写箇所指定って、指定できるなら借りようとおもわねぇつーの。版違いの差を調べるとか、大正版と明治版を比べるとかするなら別だが、そこまで研究者じゃないしなぁ…ロックのかかったPDFとかで普通に閲覧出来るようにならないかねぇ…そしたら、間違いなくタブレット買うな。

少なくとも、戦前、戦中ぐらいまで解放されないかなぁ…大本教がらみのとか、故人で買うのはシンドイ+探すのもアレだし。絶版多いしね。ようこさんの霊界探検とかねー…だが、いまさら、戦前戦中の本を読めるだろうか……

それはそれとして、コレ。流行に乗るのは、昔から変わらないみたいだ、日本人。古層なんすかねぇ?。てゆーか、パロディ?。模倣便乗な気がする…フロックコートまで行くと、笑っちゃうけど…子猫とか鼠とかは…今時だったら、訴えられてる気がする。
 



九月の夢酔へ】【戻る