三月の夢酔



 


仮想コインと自作カー(2014/03/01)
アゴラで仮想コインの原理とか読んでいて、ほへーと思ったら、仲介所の騒ぎがあって、おやおやと思っていたら、こんな記事

仮想コインの問題点が、投機対象になってしまったこと。と言う人もいる。中国の富裕層が逃亡用に換金したせいで、価値が千倍ぐらいになったんだとかなんとか。

んで記事の末にある

>>
投資など考えずに、ゲーム感覚でマイニングを楽しむ。自作PCユーザーとしては、マイニング効率と省電力性を考慮したパーツ選びがたまらない。
>>


これは、自作erとしてはアリだと私は思う。自作erのトライアルみたいなもんだし、この編成なら、このくらい掘れる。と言うのも、新たなスペック指標になりそうな気がする。

OCの競技世界は、電力効率なんかすっとばして、最低限(ベンチだったり、円周率計算だったり)の時間完走すればいいと言う、いわばF1なんだわ。

逆に、採掘は、ルマン24時間的な、長時間効率よく周回を稼ぐにはどうしたらよいか。と言う方向性なわけで、これは新しい方向性になると思う。

おまけに、採掘したコインは、パチンコの出玉感覚で、換金できるわけで自己満足の世界に終わらない。しかも、24時間常設で、OC大会のような期間限定でもない。

ただまぁ、先行者有利なんで、純粋に競う場合は、時間あたりの採掘率とかなにか公正な指標が居るだろうけど。

それと、こうした趣味的な参加者と、生活かかってる参加者では本気度が異なる。MMOをやったことがあれば分かると思うが、RMT業者の妨害行為はハンパ無い。それと同じような事態がすでに起こっていたようだ。当たり前だが。

どこかしらで、まだ性善説や人の善意に依存したシステムであるので、善意など欠片も持っていない人間はわりと居る。犯罪者の多くは大抵そうだ。その、最初から悪意を持って行動する人たちへの対処が 完全でない限り、仮想通貨の壁は崩れそうにない。と私は思う。 今回のマウントゴックスは過去にもハッキングされてコインを無くしているし…クラッカーだけでなく、安易な営利目的で仲介所を開く人も悪意ある人と言えるだろう。FXなんかで一山当てようなんて人は、そうなりやすい。悪意無き悪者。いや、自分だけ儲かるなら犯罪行為スレスレも厭わないのは悪意あるか。

ちなみに、私のi5 4570+GTX460では、掘るどころの話ではなく、砂場で二歳児がオモチャの熊手でガリガリやってるレベルでした(笑) 。指標化は無理やね。採掘体験ツールみたいなの作るなら、ベンチで良いし。

んで、PS3はあきらめたんだけどPSアーカイブ用のデバイスは欲しいんで「vitaで代用するか」つったら、友人が「じゃ、VitaTVは?」と言うので調べてみたら、VitaTVって、PSPソフトを1080i表示できることが判明。ぐぐっと吸い寄せられます。

ぶっちゃけ和製ゲームなんて。PS3とかps4のスペックなんて必要なく、Vitaで十分なワケですよ。値段も安いし、小さいし、ソフトはメモリカードなので静音間違いなし。アーカイバーとして最適ではないかっ。しかし…ソニーのメモリカード商法ひでぇ…64GBなんかvitaTVの本体価格やんか…そんなにメモステで負けたのが悔しいか…

ちなみに、買ったPS3ゲームは、侍道4+、パワプロ2013、三国無双6エンパの三本でした。2012/11ぐらいにニコイチ修理を終えたので、約1年の寿命。なんつーか…やっぱ、ゲーム機って終わってるのかもね。Steamerになってからホント国産買わなくなった。エロゲさえ積むし(もんむすフェスティバル、ディスクのシュリンクすら切ってないよ…)

今後の予定。awekenのレビュー。ダイスレスはゲームレス。ADVじゃなくAVGだった時代。の三本です。つーか、独善的ゲーム史も書いてないし、bloodlineの攻略もマダだし…この集中力と持続力の無さは病的ですな。



あー、ヤバ目(2014/03/02)
VitaTVに踏ん切り付けるべくいろいろ見てたら、エースコンバットの最新作が…これが、原点回帰してて面白そう。エースコンバットのおもしろさは、空を飛ぶことだったんで、AC5で(厳密には3で)ストーリー密度を上げたら受けたという快楽に取り憑かれていたのが、憑き物が落ちたよう。

プレイ動画見ても、ドッグファイトモードはあっさり切り捨てられてて、潔くて良い。AC04を思い出す画面だった。未だに人気の高い、AC2、AC04もストーリーはあって無きがごときだったし、人物のデモムービーなんか無かった。やはし、ゲームとして面白いことが優先なのか…

まぁ、ゲームとして最低ラインを超えていなければ、どんな面白い話も意味がない。逆に、話はつまらなくても、ゲームとして面白いとそこそこ遊べるんだよねぇ(オペレーションダークネスとか)

うーん、いまのとこPS3限定みたいなんで、VitaTVへの決意が揺らぐインパクトだったわ…だけど、PS4へも移すだろうし、たぶんVitaにも移すと思うんだけど…ぐぬぬぬぬ。

そう言えば、PS4は思ったより遙かにゲーム機だった模様。かなーり勘違いしてたわ(*ノノ)。いやぁ、動画サイトへの直接投稿とか売りにしてるから、当然のごとくレコーダー機能とか付与されてると思ったんだけど…無いのね。まぁ、PS3が詰め込みすぎて失敗したから、シンプルに戻ったんだろう。

PSNの機器認証でもテレビやスマホとリンクできるようになっているから、映画みたけりゃSONYのレコーダーかってーんって事なんだろう。PSNというリンクシステムにおけるゲームユニットがPS4と言うことなんだろうか。

まぁ、たぶん、今年のクリスマス商戦あたりには29800円ぐらいになってると思うので、そこらが狙いかも知らん、PS4。XBOXoneが苦戦してるらしいから、サマーセールで下げてくるだろうし。その対抗策として、PS4も下げざるを得ないしね。サマーセールで3.5ぐらいになるのではないかと。ソフト付けて実質かも知れないけど。

ちなみに、価格.comのPS4レビュー見たら、みんな画面綺麗しか言ってないライト層だった。まぁ、発売日に飛びつくのはパワーあるライト層だよなぁ…マジで「持ってると人気者になれます」とかあったし…画質へのこだわりがない私のようなタイプには、てんで魅力がない。

…ハズだったのだが、エースコンバットが刺さった。やばい、やばいよぉ…
F2Pなんで、たぶん課金システムもヤバイよぉ(笑)

思い出したので追記。
価格のPS4レビューで「出ているゲームが難しすぎる。みんな途中で投げるのではないか」と言う、ヌルゲーマー全開の人が居て、ぐったり。なんかなー、総カジュアル化つーのか…なんつーのか…プレイヤー自身のスキルアップと言うゲーム性は、今のご時世、完全に受け入れられないのかねぇ…


ゲームとは、心を無にしてボタンを連打することなり。

……そんなんゲームちゃうわ。考えろ、なぜそこを突破できないのか?。何が悪いのか?。何を見落としているのか?。国産だと解決策はレベルが足りない以外に答えがなかったりするが、洋ゲーは大抵何かがある。

ゲームのあんまりなストーリーに辟易して始めたこのサイト。今ではゲームですらなくなったことを危惧しているという、なんだろうこの無間地獄。

影花さんも敢えて簡単に作ってるみたいだし。もんむすフェスティバルのバナートコにあるリンク先ツィート参照。エロゲの隙間産業Vandisには、カッチリとしたゲーム性をもつエロゲという隙間を突いてくれないだろうかと思う次第



同人ゲー三本(2014/03/03)
私なんで古いです。つーか、ダイスレスはゲームレスとかの三本ですつってといて、さっくりスルーするすばらしいアイアンフェイス!…しかも、アダルト紹介だぜ!。無駄にテンション高いので、ダウナー波動が迫ってきているのかも知れない。

ま、それはともかくとして、ホントに商業レベルというか、インディーズレーベルには、DL販売ルートってのは、すばらしき活路。まぁ、反面商業ルートは壊滅してますが…

あと、素でタイトル書くのが恥ずかしいのが多いわ、同人ゲー(笑)。


Lv1勇者が女神・邪神と♀モンスター繁殖計画始めました!
配信は去年の一月なんで、一年前っすな。コレも市販ツールっぽいんだけど、そのツールの機能を上手く利用した腕は見事。つっても、ミニゲーム差し込みレベルなんですが。ちょっとだけSLGっぽいのが、モンスターの繁殖要素。通り過ぎるだけのイベントにしないアイディアは見事。マジでMBSは爪の垢でも…(自主規制)

残念なところは、脚本がわりとダメ。主人公主観の情景描写とナレーションぽいのが入り交じって読みにくい。あと、文体が、意図的なのか、素なのかわかんないんだけど、中二的ラノベファンタジー 表現満載……

まぁ、全体がコメディータッチなので、それはそれで味なんですが。イベントそのものは面白いですし、ストーリープロットも、この先知りたいと思える。とりあえず、製品版を買って、ミノタウロスに仕返ししたいでス。
DMMだと割引中なんだけど、DLSのがアフターケア良さそう(追加イベント配信ってある)



犯されファンタジー〜淫乱モン娘と4つのクリスタル〜
こちらは2D見下ろしのRPG風。ぶっちゃけて、敵の出現ポイントにいってレベル上げするだけの、ファーミングゲー。ゲーム?いや、能動的シーンビューワー。なんだけど、商業ルートのクセにこれ以下とか多いよね…

タイトル通り、相手が満足する=相手のHPを削りきる、ターンベース。と言っていいのか?。プレイというか、責め方の幅はかなり広くて、面白い。受け身なんで、攻撃が抵抗するだったり、攻撃魔法が泣き叫ぶだったりして面白い。 だけどリアクションが薄いのが残念。

一応武器防具もあるのだが、攻めに耐えるんだから、厚手のゴムとか、はっちゃけたほうが良かったのではないか。テキスト的には蛋白、プロット的な盛り上がりも薄い。ゆえに能動的シーンビューワーと。にしても、もんむすバブルはいつまで保つだろうか…



つかまったら即、逆レイプ学園 〜死に物狂いで俺を犯しにくるオンナたち〜
もはや同人とは言えないディーゼルマインの。インディーズレーベルだよね、もはや。

テキスト力は、かなりこなれてて、読みやすい。メッセージウィンドーにどのくらいの文字数がベストか、とか、極力会話だけで進むとか、こなれた脚本はさすが。

なんだけど、ここのは、なぜか基本設定に大穴があるんだわ…イヤなら三日間登校拒否せぇよ。とか、快楽で支配すると言う条件はないので、「(唯一イベントを否定している)委員長のモノになります」と宣言すれば終わるとか 、逆レイプとモノにするは絶対に方向性が逆ベクトルとか。まぁ、ゲームだからつっこじゃだめラインなんでしょうけど。そこをスルーできれば面白いです。

個人的に、委員長はメガネでないとダメだと思うのでパス(酷い偏見)。



ロリリッピー殺人事件
AVG(not ADV)ゲーマーの心を見事に刺してくるトリニティセイバー。見て分かる(分かるか?)通り、元ネタはミシシッピー殺人事件。船なのに落とし穴かよ!のあれだ。こう言うのをオマージュって言うんだよって言うベストな例。 原作を生かした作りがたまりません。他にも、ポートピアやスナッチャーネタが御座います。そっちもお勧め。

ワタシ的には、デゼニランドとか、サラダの国のトマト姫とか、期待してるわぁ…ミステリーハウスでもいいな…


もう、エロゲは同人に限るね。雑多な中からハントする喜びもあるし。外れても安いし、同人と思えばまた違う。 つか、魔Zooと雷7買わないとイカンのだが…

追加1
もょもとクエスト〜勇者の息子と淫獄の宴に堕ちる女達〜
正統派のRPG。ツクール作品だしねー。誘導やマップデザインが上手い(良い頃合いに回復ポイントがあったりする)。アイテム売買を利用した、ミッションオファーとかスンゴイアイディアだ。つーか、マジで商業会社はなにしとんねん。って気分になるわぁ〜。

追加2
この記事。記事は問題ないんだけど、ツィートの中で、レーザーとビーム(ライフル)の区別がついて無い人がいて、いやーんな気分に。それはそれとして、イスラエルみたいな低湿度地域は良いけど、アジア圏の高湿度帯でも、出力を維持できるのだろうか。


さらに続く(2014/03/05)
同人ネタ
それはそれとして、東かりん出演作多いことに気がついた同人ゲー。もうそろそろ、ランク上がってみれ…聞けなくなっちゃうかしら?。深井さんも、ちょっと前は同人に出演してたんだよね。

元ヤンの奥さんは好きですか?
平安亭の。これはもう、わるきゅーれとかリリスとかのレベル。こなれた文体と、ほどよい主人公の人格主張の強度(あまりに強いと観客席に追いやられるし、一体化させると心理描写が出来なくなる)等々。良い意味で、同人じゃないよ、このレベル。

つーか、このくらいの製品になると、会社というリスクが取れない存在に反逆して、勤務時間外に作ってないか?と言う気分になる。つまりは、隠れプロちゃうんかと(ロメロやカーマックも会社の勤務時間が終わってから、コマンダーケーンを作ってたそうな)。

ゲーム的には、まぁ、最近のADVで数えるほどの選択肢のみの読み物系。でも元ヤンつうと、特攻服は赤でポニテだよね。と言う、分かってるねぇ感が嬉しい。性格設定もしっかりしているので、ベタなステレオタイプではなく、王道、鉄板キャラになっている事からも実力が分かる。

こういう作品を見ると、どこぞの美少女ゲームメーカーの社長のインタビューは、泣き言に思える。つーか泣き言だ。どの分野でも「志無き似非マニア」は害悪であり、志無きディベロッパは毒でしかない。と言うことを痛感する。


微妙なのも一つ

淫魔物語
テーブルトーク風と言っている時点で分かってねぇ感が漂う一品。%ロールをオープンにすればテーブルトークのつもりなのか?。ドラクエかて、内部で命中判定してるやろ……テーブルトーカーならば、ダイスロールの確率分布の歪みは知っているので、コンピューターには乱数振らせない。実際に、体験版をやると、70%以上のミス三連発(二連続ファンブル)とかのストレス仕様。

ソードワールドRPGですらそうなので、ツクールベースではなおのこと。目星、聞き耳チェックに精神分析、正気度、アイディアロールと言う単語からして、ルールだけは読んだことがあるようだけど。まぁ、ハンパに言葉だけ借りてる分、似非疑惑は高まるわけで。アイディアロールはどちらかというと受動的に使われるので、能動的に見極めようとする時こそ、目星ロールなわけですよ。このゲームのシステムならば、アイディアロールは、状態異常からの復帰か、(理性を保つと言うことで)回復に使うべき。

そもそも、テーブルトークの肝は展開の多様性です。システムは従です。まぁ、テーブルトークとは、もはや半ば伝説化してるだろうしなぁ…わからんのもやむを得ぬか。

ゲーム自体は、「シレン」そのまま。レビュワーが「斬新なシステム」とか言っているのが切ないです。植物系のモンスターに植物系攻撃アイテムを使うと回復するとか、細かい作りは良いです。ツクールベースにしては良くココまで作り込んだなぁと思う。


ついでに、DLで同人ゲームを買うなら、やっぱりDLsiteがいいかな。DMMは割引セールをわりと頻繁にするのだけど、クレカが無い人は、チャージしてしないと買えない。チャージ式だと絶対に端数が出るので。


Awakened短評(2014/03/06)
FrogwaresのSherlock HolmesシリーズのAwakenedのようやくな簡易レビュー。

ゲームとしては平凡
AVGらしい謎解きが主体なのは序盤から中盤にかけてまでで、だんだんと文字通りのパズル要素がメインになっていく。
 

こんな感じで鍵開け。まぁ、ミニゲームだよね。
なお、最初の鍵開けの答え。あとは順番通りに並べるだけ
このレベルの調査は全般にあるが…
ちなみに、親指の傷がスポット

鍵開けのモロな数字パズルや、数字暗号ときなど。それでもまぁ、あちこち駆け回って手がかりとアイテムを手に入れ、頭を捻って、アイテムを組み合わせていくのは、懐かし面白い反面、ああ、こんな小さいスポット気がつくかよとか、苛立ちもあったけど。ピタゴラスイッチ的なチェイスシーンも賛否割れそう。私は不要だった気がする。

まぁ、ビジュアルノベルや、スポットをクリックすれば自動で適合するアイテムを使ってくれるのになれていると、面倒なだけかも知れない。段階的なヒントも用意されているので、最終的には答えが見れるので解けないことはないと思う。が、答えを見ても難しいところがあるので、やろうと思う人はそれなりの覚悟で(地図のポイント指定は、半ば勘が当たったレベル)。

後半になると駆け足になるのは、洋ゲーの演出の基礎であり、話の盛り上がりを冷まさない程度の関門が設置してあるのも良い。私も気分が盛り上がっている内に、がつがつと進みたいクチなので。日本のRPGのように、ラスダンが、だだっ広くて敵が猛烈で、エンカウント率も高いとなると、突破する頃には「何しに来たんだっけ?」となることが多い(FF2とか本気でそうだった)。

ちなみに、当初は主視点のみだったが、リマスターでTPS視点が加えられたそうだ。強引な後付けなので、もの凄くぎこちなく動くし、ホットスポットも探しにくいので主視点推奨。でも、一部、TPSのが楽なシーンもある。


ホームズモノとしては良
原作らしさを上手く出している。日本だと、宮ア版ホームズ(犬キャラ)のせいか、ホームズ=いい人みたいな感じになっているが、原作はそれなりに人が悪いし。


シナリオは良、クトゥルフ神話モノとしては可
ベースラインは、もろに小説「クトゥルフの呼び声」であり、私が知る限り、唯一の「神話生物の出てこない」神話モノゲーム

 
唯一臭わせるモノが、この石像。もろっちゃモロなのだが  

小説の方も、叔父の遺産からクトゥルフ崇拝へたどり着くサスペンスタッチだったわけで、ホームズの場合は、召使い失踪事件が発端となり、謎の切れ端を集め、真相に至る。と言う個々のラインも良いし、それらがピースとなってはまっていく感じも良い。つまり、プロットとしての謎解きが楽しめる。

が、ただのカルト教祖の秘密儀式に留まっており、そこに超自然の恐怖という要素が欠けているので、神話モノと言うには雰囲気が弱い。べつに、謎のドルイド教でも、ブードゥカルトでもいいんじゃ?と言うのが残念。まぁ、クトゥルフの存在が実在するのか、それともカルトの妄想なのか分からない。と言うのも含みとして機能しているので、クトゥルフネタのホームズ話としては、良い落とし所なのかも知れない。人類には太刀打ちできない超自然の絶対存在に怯えるホームズとか見たくないし。

クトゥルフモノらしいと言えば、クトゥルフモノらしいシナリオではあった。テーブルトークのキャンペーン的なね。

少なくとも、怪人や大怪獣みたいに、神話生物をだせば良い。と言う姿勢ではないのは嬉しい限り。ケムール星人ばりに、消える空鬼(そいや空鬼も超訳だなぁ)を追うのも、なんか違うし。

でもやっぱり、最後の最後で片鱗を見たかったかな。あの巨大な影は幻覚なのか、真実なのか、良く分からない的なオチで良いので。と言うのが素直な心境でしょうかね。

まとめとしては、怪獣が出てこないと落ち着かない日本の神話ファンは不満を感じると思いますが、そうで無い人はそこそこ楽しめると思います。メタスコア平均72点というのは的確だと思います。

……大怪獣が出てこないと、落ち着かないのは、円谷プロの負の遺産かも知れないなぁ……


ダメだこりゃ(2014/03/07)
JBpressを見ていたら、WOWOW社長だかなんだかのコラムがあったのだが、これが酷かった。コンテンツクリエイターからの搾取を防ぐ方法と言いながら、中身は別物だし(つか、youtubeはすでに、在野クリエイターには収入源となり得ているよね?、そのための広告システムだし、そこからスターも生まれているし)。関連コラムを見ると、オタク後輩が「ゲームはもうマルチエンディングになってきてます」…いつ書いてんだ…と見たら2013年とかありえへんやろ…時間止まった世界に生きてるわ、この人。

そのオタク後輩は、いつからオタクやってんだろう?、と言うか本当にオタクなのか?、ただ単に自分のまわりに居る中ではゲームに詳しいライトゲーマー以下じゃないのか。1990年代にはすでにマルチエンド大盛況だゴラ。まぁ、90年代ぐらいだと、主人公死亡もマルチエンドの一つみたいなのもあったが。

こういう人が、トップにて「映像コンテンツとは」とか言っているから、ダメなんだろうなぁ。と言うか、文章力にも問題があるし、分析力もない…週刊誌がダメになるわけだ。まぁ、雑誌界隈には、こういう似非文化人、似非ジャーナリストはうぞうぞ居るし、そんな中からまともな人を探すことも、探知力として必要なわけなんだけども。それにしても、酷いわ…

本当に、したり顔で意味不明な文なので、このなのを読むぐらいならGAMELIFEの記事読んだ方がイイです。風ノ旅人の記事とか秀逸ですよ。ブログも良いネタ多いしね。


一応言っておくと、ゲームはすべからくマルチエンドであり(私は好まないが、広義に取ればゲームオーバーも、主人公が力尽きるというエンディングパターンではあり、アクションゲームですらマルチエンドと言える)、だからこそ、私は「ゲームが映画を超える可能性を秘めているのは、展開に関与できるから」と言い続けているわけで。

つーか、ゲームは、エンディングだけでなく、展開すらもマルチなのだ。得意げに、このドラマは結末が複数用意してあります。とか言われても、ゲームはその上にいる。つーか、エンディングだけ選べても意味がない。だいいち、展開を伴わないマルチエンディングは、制作者の責任放棄でしかない。登場人物、物語に対して、私たちの考えに責任持てよ。


結末に至るまでの、判断、決断の積み重ねがあればこそ、たどり着いた結末に意味がある。結末だけ複数用意しても、脈絡のない理不尽な終わり方があるだけだ

まぁ、その辺が全く理解できてないから、意味不明なコラムになってた。

小説にしろ、映画にしろ、これらは作り手の理想像を「どうだ」と押しつける芸術であり、分かんないなら帰ってくれな世界で、客も「こんなマズイの食えるか」と言える世界。好き嫌いで片付けられる世界でもある。絵画も水墨画もそうで、自分が最も良いと思うモノを世界に問う芸術で、自分でもどれが良いか分からないから全部展示しますってのは、責任を回避しているだけだ。

ゲーム…ひいてはマルチエンドは、客に体験を提供するのが主であり、客の「こうしたい」と言う願望をくみ取る世界で、全く別の存在だ。だから、映画みたいなゲームは、うまく行かない。まぁ、技術面(主に容量)の問題で完全にくみ取ることが出来ないから、選択肢を選ぶといういわばBTOを行っているわけだ。良い体験があったかどうか重要となる。

ゲームの体をした読み物が多いのも、この差が分からないのかな?。基本「オレの考えたこの話、面白いだろ!」と言うのは、読み物であり、「オレが想定したこの世界で、君らはどう動くかな」と言うのがゲームではないかと。結局、読み聞かせるのか、遊んで貰うかの差なんだと思う。


VitaTV その2(2014/03/08)
まだ若干悩んでて買ってないのだけど、その悩みの原因が、意外とvitaとPS3のマルチプラットソフトって少ないと言う。オマケに、Vitaソフトで正式対応謳っているものも、驚くほど少ない。

そんで、UMDパスポートで、割り引かれるつっても、高いんだよPSPソフト(東京鬼祓師はパスポート割引でも1000円、ととものfinalも1000円。ときめも4は500円。さすがコナミ)。ほんでまた、PSPのセーブデータをvitaTVに持って行けるか、よう分からんと言う。

まぁ、PS3で名残惜しいソフトは特にないし(現状、エースの新作ぐらいだが、PS4でも出すだろうしなぁ)、vitaソフトで欲しいモノもあまりない。

vitaがPS4リンクで、PS4そのものがプレイできるので、VITATVは完全な中継器として買うのが一番正しいのかなぁ。つっても、PS4ソフトで欲しいってのは全くない。 つか、別にPS4をリビングに置くつもりもないしなぁ。と言う…パワスタも二週間離れたらどうでも良くなったし。

ソシャゲは、やっぱりフィーバー(熱病)で、少し離れて冷静になると、興味を失う。一度離れると帰ってこない。と言うのがソシャゲの欠点かなと思う。ちなみに、もう春なんですが、艦これ人気は続いているようで、私の予言は外れた模様。つっても、早くて春、夏までかな。と言っているのでまだ望みはっ(←未練がましい)。

VitaTVって、税金アップ後に価格改定があるかなぁ…うーん。デュアルショック4セットとか出るかもだしなぁ…ぐぬぬぬ。

完全なるPSPアップスキャンツールになりそうなのだ…だったら、他のもアップスキャンできるコンバータ買った方が…いや、でも、PSPのバッテリーを無視できるとか、操作性の悪さ(ケーブルつなぎまくった携帯機ほど扱いにくいモノはない)をカバーできるとかあるしなぁ。うぬれー。

専用メモカで64GB上限つーのがなぁ…せめて、SATAのSSDがつながれば…いや、メモカスロットが二個あれば…


光学ドライブに未来はあるか(2014/03/11)
私はないと思う。

と言うところに、ソニーとパナソニックが手を組んで1TBの光学メディアを目指します……ソニーとパナ…CRTにこだわって液晶に出遅れたソニーと、プラズマを引っ張って泥沼にはまったパナソニックである。これはもう「この任務が終わったら結婚するんだ」レベルのフラグだろう。

ただし、必要期間中では劣化しづらいメディアだし、安価なので、パッケージ販売用のメディアとしては今後も続くと思う。が、記録用メディアとしての未来は限りなく暗い。

理由としては、大容量は高い。BDXLなど一枚で七千円は軽くするはずだ。120のSSDが一万円で買えること考えると、わざわざ書き込みの遅い、しかも一度きりの光学ドライブを選択する理由は全くない。オマケに、SSDの劣化は読み書きすることなので、それを最低限に抑えれば、光学メディアより省スペースで保全できる。書き込みも早いしね。

かく言う私も、ブルーレイのRE(再書き込み可)で、こまめなバックアップと思ったんだけど、REはすべからく書き込み2倍速。18GBの書き込みに5時間しかやってられんわ。

本当に、50GBのブルーレイRを買うよりも、64GBのSDカードの方が絶対にお得な現状。この延長線上に光明が差すとは思えない。オマケに書き込み速度を高速にすればするほど、焼きミスが発生する光学メディアは、消えゆくのみだろうと思うのだが。

日本もSteamクラスのまともなDL販売網が浸透すれば、パッケージ販売も下火になり、ますます光学メディアは消えていくだろう。まぁ、コレクターアイテムとしての価値があるので、リテール(パッケージ)ソフトが消えることはないと思うが。

まぁ、1TBの光学メディアが千円ぐらいで買えるならば、話は別だが…その頃には、10TBのSSDとか、もはやメインメモリがストレージ化している様な時代になっていると思う。本当に1TBの光学メディアを研究するぐらいなら、高耐久のSSDの方が光明があると思う。


うでた(2014/03/13)
茹でたの訛りではない。Wolf RPGエディター。これがフリーソフトのクセに、RPGツクール並というか、勝るとも劣らない機能。たぶん、劣っているのは、素材量だけだと思う。正直、たまらんと思うわ、エンターブレイン。

すでにver2.10で、コンテストも五回行われているので、5周遅れの情報なれど、フリーで公開する気概に、ちょっと感動した。コピーレフトは生きているのかも知れない。つーか、インターネット時代だからこその、コピーレフトなのかもねぇ。

ちなみに、私は片道勇者から逆進してたどり着いた。

ただまぁ、エディターとしては多機能ゆえにクセが強い。エディターは何でも慣れるまで大変なモノなんだけど。ベセスダのクリエイションキットとかも、扱いやすいとは言えないし。その辺の回避策としてのフリー公開かも知れぬ。シェアウェアだとしても、代金取ったら客だからねぇ。

作者は、エディター作りが目的ではなく、ゲーム作りが目的みたいだし。客からのエディターの問い合わせに時間取られたくない。と妄想。

そんでもって、ほったらかしてた7thドラゴン2020-2をちょっとやってみると…うでたコンテスト作品の方が面白い気が…3Dキャラで、2Dターンベースって完全に目先の誤魔化しだもんなぁ…、3Dポリゴンドールの動きしか、プロと同人の差がつけれるところは無いのだろうか?。つか、スキルを後出ししてくるの は、作り方がヘタだ。前作からやってると、違うのかネェ。
なんにしても、新スキルが出ると旧スキルがゴミとは言わないが霞んでしまう設定は、ヘタとしか言いようがない。

2は全体の作りか追加ミッションパック的な雰囲気 だなー、変に大事にしない分、テンポが良くていいなーとか、言いつつダラダラとやっている現状です。ちょっと見直した。

と言うのを書いていたら、地震が。久しいなぁ。阪神淡路、安芸灘、今回で三発目やな。震度5越え。私の住んでるところは震度4だった様だが。

それはそれとして、気象庁の地震速報より、Yahoo!の方が速いってどゆこと??

HPはざくざく更新していただきたいです、気象庁。まぁ、関係官庁への連絡とかが先なんだろうけどさ。こう言う時だけは、テレビがないのがきついな。


ターンベースRPGの細い道(2014/03/15)
ターンベース、いわゆるドラクエ型の生き残る道はどんなモノがあるだろうか。と言うのを7thドラゴン2020Uをやっていて思った。

1、ストーリー依存
2、システム強化
3、エロ


3は分かりやすい。同人ゲームでもDQ1のコピーにエロ要素を足したモノは山ほどあり、そして売れている。成人向けに出来ないコンソールの場合は、ヒロインがほぼ裸やろ見たいな衣装だったり、ミニスカをチラチラさせることで、条件を満たしているゲームも多い。無意味に揺らすとかさ。グラビアアイドルのDVDとAVの差みたいなもん。

1は、今のメインストリームだが、鑑賞型ストーリーは袋小路に入っていると思う。この場合のストーリーは、演出も含まれる。すなわち、長大で華美なムービーだ。結局今のRPGは、イベントを見るためのミニゲームとしてのターンベース戦闘に陥っている。FPSの方でも、ラストはQTEで。とか言うのも同じ袋小路だろう。7thドラゴン2020Uもこのパターン。

昔は、シナリオどころかストーリーとして成立していないゲームも多く、いわゆる「頭がない」状態だったのだが、今では「頭でっかち」になってしまった。それでも、いい話が増えていればいいのだが、所詮「頭でっかち」なので、「くぅぅぅ、オレの考えた話、サイコー」と叫びながらも、矛楯だらけだったりする始末(Ex:ペルソナ3。ダンガンロンパ)、一番恥ずかしいパターン。

2は、キャラクタービルドに特性を持たせることしかできない。ゲーム性を捨ててハック&スラッシュに特化するか、アクションに寄るしかない。アクションに寄ると、ターンベースで無くなる。そして、このビルドシステムを作るのが、日本人はとんでもなくヘタだ。海外だと、同じ戦士でも、手数型、一発型、遠隔型とビルドにパターンが出るのだが、日本だと一直線でしかない。

そもそも、ターンベースは簡略化戦闘であり、スキップモードとかオートに近い、戦術オプションがほとんどない戦闘を採択した時点で、システム面はサブに回る。そして、お仕着せの物語を読むための、壁としては酷く単調なわりに、ハードルは高い。なにより、お仕着せの物語そのものが、単調で安易であると言う、デフレの二重螺旋。7thドラゴン2020Uは、未だに犠牲死でお涙ちょうだいをやってて、違う意味で泣いた。ヤマトから進歩してないのか?と。蘇生アイテムが投げ売りされている世界で死で感動を呼ぼうというのはなんだかなぁ…

と言うところで、私が考える打開策は「体験性」にシフトするしかない。skyrimやfalloutがもてはやされる理由の一つに、解決策が一つではない事と、決定の責任をプレイヤーが負う。と言うことにある。と思っている。

和製RPGは、選択肢はあっても、あるだけで意味が無く、ストーリー展開に影響がない事が多い(7thドラゴン2020は二択で、どっち選んでも同じ展開だし)。結局いつもの結論に落ち着くことになる。

酷く安易なシナリオでも、テーブルトークが面白いと思うのは、自分の物語体験となっているから。選択肢の分だけ文量が増えてライターが死ぬわけだが、私は活路は、「体験性」「展開性」の強化しか無いと考える

ちなみに、スラッシュ&ハックがメインのクセに、システムが残念賞であり、ストーリーは形にもなっていなかった頑張りま賞が迷宮Xブラッドだったわけだが。EXPはなんや会社のゴタゴタで、新作が危ういそうですな。あと、今井秋芳さんが復帰されるそうで。一周回って、何も知らない若者を欺せるかどうか。だろうなぁ。たぶん、欺せる。P3やダンガンロンパが傑作扱いされるぐらいだしねぇ。ジュヴナイルものは、それだけでズキューンってなる年代が確実に存在するんですよね。通過儀礼なみに。


的確すぎた(2014/03/19)
いやぁ、前回で、ターンベースRPGの生き残る道で「エロ」と書いて、その後7thドラゴン2020Uを進めたら、その通りのラインで盛大に噴いた。デートルームってオイ…コンソールでかつ、日本だと、露骨なエロは嫌われるので、恋愛に置き換わるってのは再三言っているのだけど、そのままスギだよ…

映画でも、B級…昔のB級ね、今の映画はB級がA級になってるし…ともかく、ポップコーンムービーでは、血とエロだけで出来ているモノが多い。ホラーの怪人が、シャワー室が大好きなのは、撮る側の事情なのだ。

本編で勝負できないモノほど、こうしたトッピングで勝負する。と言うか、作っている側はトッピングと思ってないんだよねぇ。ゲームにおけるムービーも、本質的な役割としては、シャワーシーンと大差ない。女優の入浴シーンと、人気絵師の絵が動くってのは同じこった。見る側も気がついてないことが多く、未だに週刊誌などでは「あの女優が濡れ場に挑戦」とか見出しになる。

やっぱ、ターンベースRPGの道は、ほっそいなぁ……

ちなみに、バカ安だったのでシャイニングアーク(PSP)をやってみたんですが、開始5分で投げた。敵の遠隔タイプは、コマンド選んでいる間にもリアルタイムで延々攻撃してくるって…だったから、こっちもリアルタイムで攻撃させんかい。つーか、もうアクションゲームにすればいいじゃないか。何がしたいんだこのシステム……SLG?アクション?どこを向いているの、コレ?。

作っている側が、タクティカルの意味を分かってないのか、プレイする側のレベルに合わせているのか謎だけど。ぶっちゃけ、ガンパレードオーケストラの方が面白いっていう戦闘システムってだけで、「クソだパペェ」と言われてもしかたあるまい。

シナリオラインは腐ってるし…何回目だよ…謎のヒロインが漂着して、それと世界を天秤にかけますみたいなラインは…いや、世界と天秤にかけるかどうかは知らないけど…大抵、こういう始まりだとそう言うオチだし。つか、ヒロインはいきなり、濡れてスケスケだし…話のテンポも悪いし。 何かというと村に野良モンスが…って、ストーリープロット考えろや。初代シャイニングフォースや2は、流れと必然性のある戦いだったぞ。

メガドラ時代のSFのがよっぽとキャッチーだわ。GBA版はマックス喋りすぎで、浮いててヤダ。一方その頃も邪魔くさいしね。セガは、シャイニングチームは、GBA版のあたりから、もう落ち目だったのかも知れぬ


話は飛ぶけど、キックボクシングでトリッキーな構えの選手が話題らしい。手を上下に大きく開いた構えで「天上天下」とか……実際の構えを見てないから分かんないけど、それって空手の「天地上下の構え」よね?。KOFのリョウもやるし。あと、居合いみたいな構えからとかなんとか。

こういう話で思い出すのが、西洋の哲学者が、インドの古代哲学に触れた時に「なんと二千年前に我々と同じ境地にたどり着くとは」みたいなことを言ったらしい(真偽不明)。 まぁ、独力で聖人や達人の域まで達したことはすばらしい。

虚拳とか奇策とかは、通常技の中に紛れ込ますから活きてくる(蛙跳びアッパーとか)ので、それまでの流れをぶった切って、奇抜な構えをしても、そこからの展開は限られ、逆に見極められやすい。まぁ、おちょくり技なんだろうけど(居合いの構えは写真があったが、腰の位置が高くポーズだけだろう 。さらにホントの居合いなり、正拳打ちなら、出す足逆だし。腰がひねれないので、腰が乗らない)。

私個人が虚拳で思い出すのは、柔道の試合で、相手選手が座り込む(と言うか完全に尻を付いていた)体落としをかけてきたこと。いきなりぺたんと足下で尻を付いたので、え?と思うと同時に投げられ…というか、躓いて転んだのが一本と言われて、待てコラ。と思ったモノだが。思い出しても恥ずかしい負け方だった。団体戦だったし…

体落としのかけ方の基本から逸脱というか、技にもなってないというか、かけ方の基本を知らない、素人同然の相手に負けたせいで、今でも覚えているわ、あの屈辱感。

ちなみに、個人戦で、再選したのだが、相手が「コイツなら楽ショー」みたいなニヤつき笑顔をかましてくれやがりまして。案の定、一つ覚えのぺたん座りの体落とし(モドキ)かけてきたので、完全に受けきった上に、強引に立ち上がらせて、高内股で跳ね飛ばしてやりましたわ、おーほっほっほっほっ。

素質の無い人は、彼我の力量差が分かんないんだなぁと言うのを感じた日でもありましたな。そんな奴に足下をすくわれている私はもっとダメですが。別件でもあって、中学で退部した奴が、高校では部長やってて、格技の時間で、投げられてあげたのにガッツポーズされて、ドン引きしたのも(イヤな)思い出だ。今思えば、ちゃんと全力で潰すべきだったかのぅ…

でもさぁ、サッカー部が体育の時間のサッカーで全力でプレイしないよねぇ…あー、それでもボール取られちゃダメなのかな…つか、柔道の場合はわざと投げられてあげて、投げる時のタイミングを掴ませて上げるって大事なんだ。フリーバッティングに登板したら、相手に気持ちよく打って貰うように投げるみたいなもん。それすらも感じ取れない、あいつがアホということで。余談の方が長くなってしまった。



FPSとフリロ(2014/03/20)
FARCRY3をHDDから抹消した。だって10GBくってんだもん。二週目をプレイするとも思えないし。

そこで、つらつらと考えたのが、FPSはオープンワールドに向くのか。と言う問題。まぁ、FARCRY3は、そこはかとなくRPGに近いが。FARCRY3は、AIの脆さを強引な縛りプレイでカバーするなど粗さも目立ったよなぁ(発見されるとミッション失敗になるシーンが何回かある)。

オープンなFPSの利点は、プレイヤーの自由度が増す。という点にある。ロケランかついで正面突破しようが、サイレンサー付きのピストルだけで、ステルスしようがプレイヤーの発想次第。と言うのは大きい。

反面、敵もフリーなので、クリア難度は敵AIに依存し、お馬鹿なAIだと、ただの作業になってしまう。また、AIの行動や出現などがランダムになりがちで、クリアまで煮詰めていくと言うことも出来ない。

さらに、移動そのものが手間で、移動中に敵に出会うとさらに面倒になる。ゆえに、一通り満足した後に再プレイするかと言うと、ほぼしなくなる。STALKERでも、移動が面倒で面倒で(SoCはともかく、CoPはミュータントがランダムで沸くし、ブロウアウトも面倒)。

GTAのように、街を破壊し、暴虐の限りを尽くす喜び(と言うと誤解されそうだが)もない、FARCRYやSTALKERは、やはり弱い。TESにしても、法秩序の安定した世界で悪になるから楽しいわけで。 さらには、オープンワールドとは言っても、結局、ミッションの開始タイミングが自由なだけで、詰まるところ、ミッション開始場所まで自分で歩いていき、固定化された解決方法を強要されるとなれば、意味不明だ(Farcry3、RDD、GTAはその傾向がある)。飾り物の世界、通り過ぎるだけの風景があるにすぎないことも多い。

やはり、オープンワールドの場合、ある程度、ストーリー展開に関与できないと意味がない気がする。

閉ざされた物語の中にいるのに、世界は開かれている必要があるのだろうかと疑問に感じるときもある。おそらくは、その答えの一つが、7thドラゴン2020や迷宮クロスブラッドのような、フィールドのないフィールド型ターンベースRPGなんだと思う。どっちも落第だが。

レベルクリア型の場合は、 話の展開が完全にコントロールされているので、ストーリードリブンに持って行きやすい。クリア型なので、凝った話にする必要はない(CoDはゲーム性よりストーリー性を取ったことが失敗だと思ってる。エースコンバットも同じ)。クリア後も、息抜きに自分の好きなレベルをプレイできるので、リプレイ性は高いし、敵や自分のパターンを煮詰めていくという楽しみもある。 レースゲームで好きなレース場で延々タイムアタックする様な感じ?。

ゆえに、私はcrysysはリプレイしないが、warheadはたまにプレイする。のだが、他の人はどうなんだろう?。

クリアで確実に寿命を迎えるオープンワールド。気に入ればリプレイ性が高いレベルクリア型。と言えるのかも知れない。 まぁ、オープンワールドはどちらかと言えば、世界観というか雰囲気を楽しむためのツールであり、ガチガチのゲームであるシューターとは相性が悪いのかも知れない。

理想としては、レベルクリア型でありつつ、攻略法に幅がある。と言うのがベストなのだろうか。ビルドに幅がある。と言うのも攻略の幅なのかも知れない。と言うことを考えると、Systemshock2が一番用件を満たしているのかなぁ。

でも、systemshock2は撃ってて楽しいモノじゃないんだよなぁ。ワタシ的にはRPG要素のが強い。同じくBioshockも撃ってて楽しくない。サムはアクションだしなぁ…サムは、撃つことよりも、大量の敵を捌く要素の方が重要なので、ワタシ的にはアクションだ。マックスペイン3か?…いや、マックスは攻略に幅は無いし。うーん。

やはし、パターン構築と攻略の多様性は反比例なのだろうか?逆に、フリーローミングでレベルクリアステージがあるのは…単なるミニゲームになっちゃうんだよね。FARCRY3だとラクヤットトライアルとかになる。CoDだとスペシャルOPSとか。


ターンベースの抜け道(2014/03/22)
フィールド型RPGは、別な言い方をすれば、ある意味オープンワールドなわけなんですけども、コレの生きる道は、前に書いた様に、ストーリードリブンで体験性を前面に出すしかない。固定イベントを閲覧しに行くのを喜ぶのは初心者ぐらいだろう。

7thドラゴン2020や迷宮クロスブラッドがつまらないのは、ダンジョンが、戦闘というミニゲームの付いたイベントビューワー化しているせい。移動だけのフィールドを切り捨てたのは英断かも知れないが、方向性を間違えているので何とも言えない。

んで、思い出したのが、ハック&スラッシュ方向にシフトし、レベルでなく血統でビルドを行う「俺の屍を越えていけ」は、一つの回答例かなと思う。ただ、残念なのは99年だっけPS版。1999年に解答が出されてから、2014年までそれを超える答えが出ていないと言う現状に、ズガーン!。

あと、ハック&スラッシュとみた場合、ビルドらしいビルドが出来ない日本製の典型例なのと、スロット式でオープンにしているのも不満かな。スロット式だと、外れた場合にスゴイイライラすんのね。箱明けランダムでいいじゃん。その方が、巡回の楽しみがあるよ…スロットもイカサマレベルに揃うの避けるし。

だから、「俺屍2」は期待…は、全然してなくて、むしろスルー予定。きつとが出る時点で、執着心が見えた気がするし、ライターの経歴があれなんで、逆に90年代的剛球勝負してくる予感(1もストレートすぎてて、きつとと、まかないのねーちゃんの正体すぐ分かったし)。システムもハック&スラッシュの改良ではなく、ビジュアル面の強化に走っている印象で、二周遅れな気がする。

俺屍には、攻撃技の奥義だけでなく、探索用の秘伝が必要に思う。ダッシュによる健康度の低下軽減とか、時間進行を遅くできるとか、ドロップが良くなるとか。罠回避とか。寿命によってレベルが制限されるシステムなので、装備で補う必要があり、探索にも比重があるはず…なんだけどなぁ…

なんでか、和製は探索スキルって、すっぽぬかすんだよね。探索が一番のゲーム要素なのに

だから探索がつまらないのに、ダンジョンしかない7thドラゴン2020や迷宮クロスブラッドは面白くない。 だもんで、探索がつまらないと、レベル上げという作業が重圧として猛烈にのしかかってくる。

出汁つくるのに、昆布もかつおも入れないってどういう事よ?レベルの話なんだけどなぁ…天ぷらとか、油揚げにやたらこだわっているのに、 肝心の出汁つゆは、醤油のお湯わりみたいな、うどんなのよ。探索を手抜きするダンジョンゲーなんて。


増税前のお買い物(2014/03/25)
駆け込み需要とかなってますが、増税つったって3%で、105円が108円になるだけなんで、実は駆け込みで買う方が損をすると言う。実際には、増税後に購買意欲刺激のために、新型出して、旧型は一気に型落ち値下がりとか良くあるパターン。不必要なモノまで買い漁っているおばちゃんを見ると、踊らされちゃダメって言う感じ。

値段が固定の消費財を買いだめするのはアリだと思うけど。例えば、百均のウェットティッシュとか、粘着ローラーとか。

とか言いつつ、駆け込みでHDD買いました。現状2TBを二つに割っているのですが、空きが残り少ない。まぁ、少ないつっても、250GBぐらい空いているんですが。一昔前なら大容量だったよねぅ300GB…

でまぁ、使用率が8割ぐらいな上に、パーティション割っているのいうのもあって、速度低下が著しい。ヘッドの移動も引っかかりが出だして危険兆候だし。 ラグるのよ。なにより、時期が遅くなるほどに、引っ越しが手間になる(サイズが肥大すると転送に時間がかかる)と言うことに気がついて、買いましたわ。

IBM>日立ときて、東芝に挑戦してみた。海門は、どうも相性が悪い。手持ちのHDDで唯一、健康状態が悪化しているのが海門の500GBで、今の2TBもヘッドが怪しいし。 ホントは3TBぐらいが良かったのだが、いずれ、XPマシンに流れる可能性が高いので、2TBで止めておいた。

VitaTVは、DS4セットが出るのは確実だろうし、もしかすると、ストレージまわりが強化されたのが出るかなぁと。PS4が、どうも録画機能はオミットされたままになると予想したので、PS3亡き後は、VitaTVがトルネマシンになるはずで、ストレージデバイスが何か付くのではないかと。SSDの120でも、メモカの二倍だしねぇ。

まぁ、Vitaでやりたいソフトが皆無というのと、パワスタの熱が冷めたというのがデカイ。PSPソフトも、なんかなぁ。って感じだし。もはや、PSPソフトは投げ売り気味なので、UMD買ってパスポート作成した方が安いという。ととものfinalなんて、アマゾンでUMD780円っすよ。DL版普通に買ったら4000円…アホかと。


引っ越し完了(2014/03/28)
HDDの引っ越しが一段落。さすがに、約900GBの引っ越しは時間かかるわ。HDD二台になったので、パーティションなしでベタ置きを志したモンで余計に面倒に。結局、フリーの引っ越しツールでパーティションコピーして、パーティション連結するという荒技に。

んで、ベンチ回したら、やたら遅いので、みたらアライメントがずれてて、それもツールで補正。AOMEIステキすぎる。バックアッパーと組み合わせるとなお良し。パラゴンの体験版は何も出来ないし。

東芝のHDDなんですが、これが実に日立くさい。シーク時のガリガリガリというか、ブブブブブみたいな、音がまぁ、良くも悪くも日立そのもの(笑)。旧日立派は東芝に流れると思うわ。

ベンチ速度的には、シーゲイトの方が速いんですが、私のシーゲイトはヘッドの動きが少々わるく、派手な引っ掻き音を出すんですね。そのせいかどうか、サイト閲覧時に画像が表示しきれなかったり、体裁が読み込めなかったりして、リロードを良くしていたんですが、コレが無くなりました。

ルータの速度的な問題かと思ってたんですが、どうも読み込みタイミングが悪かったようで。実用での速度は東芝製のがあるように思いますわ。ただ、シーゲイトになれてきていたので、ブブブ音がちょっと耳に触る。まぁ、コレも慣れと思いますが。アイドル時はほぼ無音なんですけどねぇ。でもまぁ、心臓に悪いシーゲイトの引っ掻き音よりは良いかな。

んで、アライメント調整がン時間かかったので、再び押しつけられたウィングポスト7-2013をやってました。なぜ再び?と思ったら、8が出てたんスね。追加データレベルの変更しかしてないのにフルプライスを取り続けた詐欺作と言ったのが効いたか(とか書くと真に受ける人が出るんだよなぁネット…)

血統をあーだこーだする人には、たまらんのでしょうな。私には、年一回子馬作ってレースするだけの単調な育成ゲーなんですが。ウィニングポストの不出来…というか、気持ち悪さの一つに、登場人物が没個性を通り過ぎて、キレイすぎて人形つーのがあります。力士の昇進口上みたいなバカ丁寧な挨拶を繰り返されるので、有効が上がっても他人行儀で、気味が悪い。セリフも大多数が共通だし、喋るマネキンがウロウロしている世界で気味が悪い。

で、引っ越しがうまく行ったか、fallout:NVをちょこってやってみたら、はまった。おもにModに。ただ、引っ越し時に体型Modが定着してしまったようだ。要するにローダーで管理できないデータになってしまった。厳密には、HDDの引っ越しではなくローダー(FOMM)のVerUPのときだと思うのだが。体型は個別にメッシュ書き換えれば良いんだけど…防具関連がなぁ…数多すぎてやる気無くすわ

まぁ、HDDどころか、CPU換えたところでもクラッシュしまくるんだけど。Falloutは撃ってて楽しくないのが致命的だよなぁ。まぁ、元がTESエンジンなんでしょうがないんだけど。つまり、FPSでなくRPGだから。でも照準のズレ と、腰ためでフルオート射撃するとリコイルと発射タイミングがずれるのは頑張って直して欲しいぞ(MODのせいかもしれないが)。

そう言えばFALLOUT4も本格化したようなので、そろそろDLCをクリアせねば…いやぁ、オブリビオンのときもそうだったんだけど、Modに走ると、そっちがメインになってしまうよね。お気に入りの武器防具探して導入とか、美人化させると不安定になって原因追及とか。オブリビオンもメインクリアとSIクリアは、買って一年以上後だったわ…

まぁ、なんにしても、NVはバギーつーか、クラッシュしすぎなデリケートさだったし、本家よりもベセスダ製のFO3のが良かった気もするので、4は、ベセスダが作ってくれないかなぁ。やっぱ、FOは穴ぐらから飛び出して、PCとともに新鮮な発見を味わいたいよね。NVの運び屋って世界を最も熟知してるハズだもんなぁ…定職無視してネバダを走り回るし。







 



二月の夢酔へ】【戻る