五月の夢酔




 




ややアンダートーク(2015/05/05)
の前に、巨人−広島戦で、インフィールドフライを落球して、その隙に走者が生還。と言う珍事があったわけですが、これは単に、走者の野間選手を褒めるべき案件

インフィールドフライであろうと無かろうと、内野フライでも隙あらば!と臨戦態勢にあったからこその生還。内野フライだから、ややこしいが、浅めの外野 イージーフライで、ショートとレフトがお見合い落球に置き換えれば分かる話。

気の抜けた選手なら、打ち上げた瞬間に、ベースに戻ってリストバンドでもいじっているはずだ。だが、野間選手はそうせずに、隙をうかがっていたわけだ(試合を見てないので、すごかったのはコーチかも知れないが)。こうした、常に神経を尖らせている選手がいると、野球は面白くなるともう。

野球がつまらなくなった理由の一つに「紳士であれ」と言うモノが誤解されているからと思う。点差が開いていたら盗塁しない?、ノースリーから打つな?。そんなだらけたコトしてるから(メジャーのうわべだけ真似してるから)気の抜けた試合になって、ファンが離れるのだと。

真面目な話。卑怯な事をしないのと、手を抜く、無駄な情けをかけるのは全然違う。点差が開いて、気が抜けてるからノースリーとかになるんじゃろがい。100対0で勝っていても、101点めを取りに行って何が悪いのかと。同情から手抜きされる方が屈辱じゃい。
「作るんだ!世界最強のベースボールアニマルチームを!」(ばーいアストロ球団)


ちょい下ネタ
モンむす流行からか、同人でも結構増えてきたわけですが、スライムとか触手持ちが相手の場合「尿道から侵入して奥に入り、直接睾丸から精液を」みたいに表現がちょいちょいある。まぁ、大御所聖少女センセイも間違えている(starlessで、尿道に極細ストローさして直接精子を飲むシーンがあった)ので、やむを得ないのかも知れないけど。

単純に考えて、尿道の奥にあるのは膀胱で御座います。精通管だか精道管だか、から睾丸に行くのが正解。まぁ、途中で合流するとかだったかそんな気がするので、間違いじゃないんですけど。男性側の究極避妊手術にパイプカットというのがありますが、あれは、その管を切る(結ぶんだったか?)わけで。

あと、睾丸は作成能力しかなく、睾丸内部で備蓄するワケじゃない。ゆえに、溜まったとしても、睾丸が爆発する事はないし、精子は二週間ぐらいだっけ?で、分解吸収されます。かく言う私も、うろ覚えで書いているのでこういうの調べるのメンドイよね。何となく雰囲気分かればいい話だし。でも、ちょっとウィキペディアでサーチすれば分かる話なんでプロなら頑張れ。

補記:朝のワイドショーで落球シーン見ました。あれ、お見合いじゃなくて、ただのエラー。緊迫感のない走りをしているので、走者は理解してないな、こりゃ。「グラウンドは男の戦場。食うか食われるか。義理人情を挟む余地など無い」(アストロ1)。日本の野球にゃ覇気がねぇ。


恩師の話(2015/05/07)
恩師と呼べる人を持つ人は、わりと少ないと思います。ほとんどの学生は、大過なく過ごしますし(かなり派手なイベントがないと恩師と呼べるほど活躍はしようがないワケで)。私も、恩師と呼べる人はいないです。恩師の一歩手前は一人いて、高一のときの体育の先生で、網本先生が該当します。

いわゆる、おじいちゃん先生だったんですが(当時60手前)、変わった人で、保健の授業のために、外科手術の見学に行ったりしたそうな。そのせいで、高一の保健のテストに「シナプスについて説明せよ」とか言う 問題が…今思えば、生物の授業より高度なんちゃうかと。

ま、そんな先生だったので「男なら、無駄打ちせずに、一発で決めろ」と、排卵予定日から妊娠の可能性が高まる日を選べ。とか言う保健の授業だったので、睾丸の組織構造とか、パイプカットの話とか、未だに覚えてて、前回の話につながるわけです。他にも、不動産とスーパーのチラシは毎日見て、物価を把握しろとか。隠居する時は、福利厚生の良い都市を選べとか(大阪市の高齢者は市営地下鉄バス乗り放題とかその時に知った)。

経歴も面白くて、体育教師は大抵の場合、陸上とか球技とか出身かと思うんですが、網本先生は剣道出身。団体戦で、ちょろちょろ動き回って、時間切れ引き分けを狙うせこいヤツに腹が立ったので「胴!」と言いながら、スネを強打して、動けなくして勝った。とか。

むろん、「今やると一発で反則負けだけど、当時は良かった」と。他にも、突きで、防具の隙間を狙うとか、小手も、手首に近いところを狙うとか。つばぜり合いで、転倒するぐらいにはじき飛ばすとか。まぁ、ご本人の手も、小手を喰らいすぎて血行障害が起こってましたが。

で、私の高校は、冬の体育は五キロマラソンで固定されてまして、ウォーミングアップにグラウンドを走っていると、不意に呼び止められて「おまえは腰を痛めているのか」と聞かれたわけですわ。なんで分かったのか聞くと「足を引きずっている」と。

自覚すらしてなかったんですが、健常者と比べると、走る時に足が上がってないんだそうな。確かに、長距離走ると、息が切れるとか言う前に、足が上がらなくなる。たまに、疲れてなくてもつま先が地面をこする事もあった。

と言う事で、その瞬間から師匠扱いですよ。

本格的にスポーツをやった事ない人は分からないと思いますが、アスリートには「自分が隠している負傷を、看破されると師匠と思いこむ」習性があります(Ex:カープの前田健太投手は、ダルビッシュ投手を尊敬しているそうですが、その理由は、 監督やコーチにもバレてなかった負傷を指摘されたからと言う話)。

そこで「腰が悪いならマラソン免除」と言わないのが、さすがの網本先生。「ウォーミングアップ無しで良いから、先行スタートしてゆっくり走れ」でした。ただ、気温がかなり低いとか、体の何かを見て「今日は休め」とか言ってもらったりしました。ウォーミングアップいらない体質なのも分かってたんだろうなぁ。 私は、柔道の現役時代、着替えて即試合でも、即全力で動けるタイプ。ウォーミングアップって、無駄。単なる体力浪費と思ってた(常在戦場、即動けなくて何が格闘かとか。まぁ、だから腰壊したわけですが)。野球で言うと、ブルペンで肩作らなくても良く、マウンドの投球練習だけで済むタイプ。

そんな先生だったんですが、すでに腎臓病を患っていて、横になるとツライので、本を積み重ねて壁にして、体育座りで寝るのが一番楽とか言ってて、今ならそれかなりヤバイ。と思えるんですが、15-6才のガキには「ふーん」でしたわな。二年になった時の春の顔見せ(始業式)にいなかったので、アレ?と思った時はすでに遅かったという。

つーか、こんな事を思い出して、浸っている時点で私も歳だなぁ。



今だからこそ750Ti(2015/05/10)
結局、750Tiを買いました。960が760の省電力版の性能で、なんか気乗りしなかった所に、次世代GPUからメモリの規格一新とか聞きまして。いま、960を買うのは無駄だなと。

とはいえ、460であと二年はつらい(nVidiaはたぶん2年後のため)。ファンも乾いた音出してきたし。マザボのPCIe3.0も泣いてるし。

で、ゲーミングタイプを買うと、960と大差なくなる(750Tiゲーミングに+5千円ぐらいで960ゲーミング買える)ので、通常版を買いました。一番安いのがASUSだったので、ダストプルーフのヤツ。単価的にはパリットなんですが、ルピーポイントが結構たまっていたので。パリット、ドスパラ独占だからなぁ。

んで、定格の1085で、FF14キャラ編ベンチを回したところ、6660ぐらい。460では5300ぐらいだったので、1300の向上。さらに、OCツールで、クロックを1200まであげたら、スコア7000に到達。GTX660が、ドスパラの記事だと、i7+660ocで、7800ぐらい。私の環境、i5-4570+750Ti。なんで、結構なヘビーゲームでも それなりに戦えると思います。

4k環境でないなら、750Tiで十分。能力的には、すでに飽和なんかもしれんなぁと。

460も売却と、750の購入に誤差があったので、一週間近くオンボのHD4600で過ごしたんですが、ブラウジングや動画見るぐらいなら問題なかった。ゲームはジンコウガクエン2で、すでに重かったけど。

でも、750Ti差すと、ブラウザの画像表示が瞬間で終わるので、やっぱグラボは必要だなぁと。オンボだとややもっさり表示。

んで、skyrimのCTDはなくなりました。ロードエラーも無し。メモリ容量が二倍になった上に、メモリの速度も二倍になりましたからのぅ。PCIe3.0に対応してるし。そりゃ、データふん詰まらんわな。

消費電力は、660が200Wぐらいなのに対して、750Tiは75Wと半分以下。性能は同じぐらい。次世代GPUまでのつなぎと持ったけど、意外とメイン務められそうですわ。

補注:当初、OCでスコア8000突破。と書きましたが、ASUSのユーザー登録のポップアップで一瞬、ベンチソフトが最小化され負荷が抜けたせいだと思われます。そもそも660OCより良いスコアってあり得んよなぁ。と、やり直したら7000ちょい越えでしたので訂正。



P波と縦揺れ(2015/05/13)
阪神淡路地震以降、どうも大きめの地震があると、すぐに「突き上げるような揺れ」と言いたがる/言わせたがるテレビ番組が多い。さも、直下型で大地震です。みたいな恐怖を煽りたいのだろうか。

地震はP波とS波に分かれ、P波は縦揺れ、S波は横揺れ。と習ったろうがァァァァァァァァ(厳密には揺れ方は固定されないが、概ね、そう出る)。つまり、最初に縦揺れが来て、その後横に揺れるのは、地震としては当たり前の話。

最初に、ドンと来て、一拍おいてグラグラグラつーのは、震源から遠い証拠だ。一応、阪神淡路の経験者(藤井寺だったから、末席どころか部屋にも入れてもらえてないレベルだが。ちなみに帰省したら安芸灘にも遭遇)から言わせてもらえば、P波ごときで、突き上げるようなつーのは、子供用の電動機関車に乗って、ジェットコースターみたい。と言うに等しい。

安芸灘のときにも、テレビも一般市民も「縦揺れ」「突き上げるような」とか口々に言ってたが、阪神淡路から間がなかった私には、失笑レベルでしたわよ。ホントの直下は、最初のドンのあとにも、ドドドドで縦揺れが続く。紙相撲の人形気分。何とも形容できないのは、スキーマが用意されてないからだろうか。

天災時に、過剰な被害イメージを与えるような報道は、いかんと思うのだが。日本人はドMなのか、それとも、哀れを装って誰かに同情してもらいたい症候群なのか。慰安婦問題の詐話師とか、自国を貶めようとしている人とかいるしなぁ。
 



一発屋という誉(2015/05/15)
一発屋というと悪いイメージだ。私も悪口で使っていた。が、世の中、一発でも良いから当てようとして、かすることすらなく終わってしまう人の方が多い事を考えると、一発当てただけでも、大した才能ではないのかと。

さらに考えてみると、一発屋でないように見えて実は一発屋。と言う人も多い。最初に当てた一発を上手く引っ張った人たち。フィーバー、熱病から醒める隙を与えなかった人たち。

あの人の二枚目のシングルか、買おう>あれ?>三枚目は大丈夫だよね>ううん…>アルバムか…。と言った具合。あれ?が起きるまでが長いだけの、実は一発屋って、アイドルに多い。まぁ、50,60でもジャニーズの追っかけしているような一生熱から醒めない人もいるわけで。

オリコンチャート連続一位っても、曲が良いから買っているわけではなく、アイドルへのお布施なわけだし。振り返ると、名曲ってワケでもない(懐かしくはあるが)。

って、あんまりやり玉に挙げてると怖いので、ゲーム界に戻すと、Harflifeなんてのも、1が出来がすごかったので、2を買ってアレ?>エピソード1であれれ?。となった人は多い。

誰しもが認める、DOOMを作った、John Romeroも見方によっては一発屋だし。ウルフェンシュタイン3Dもよく売れた(と言っても、無名の小さな会社にしてはなんだが)ので、一発と言うには無理があるが、DOOMがピークであり、その後はしぼんでいく。Quakeも成功とは言えず、大刀は完全なズッコケだ。

それでも、Romeroはまごう事なき天才で、偉大なマイルストーンでもある。失敗例を含めてだが。DOOMという強烈な一発が無ければ、おそらくFPSは、いまほど隆盛していなかったろう。おそらく、ガンシューに毛が生えたようなゲームのままだと思う(ギャルがん見たいな)。

と、ここまで書いて気がついた。同じ一発でも、目を瞑って乱射したらラッキーヒットした一発と、当たるべくして当たった一発がある。のだと。

まぁ、残念な事に当たるべくして当たった一発は、ラッキーヒットに比べると、あまり日の目を見なかったりするわけだが。しかし、熱からはほとんどの人は醒める。そうして振り返った時に、真に評価されるのはねらい澄ました一発だ。

今頃、ラブプラスを評価する人がいないようなもの。ラブプラスに関しては、ホントに流行した理由が一切理解できん、私だ。一応プレイしたが、痛々しくて1時間でギブアップ。まだ人工無能エミーの方が面白かった。
 



箸が転んでもおかしい年頃(2015/05/22)
女子高生に人気の。と言うふれこみの芸人で長続き…というと語弊(知名度が一定以上あれば、露出は続くため)があるが、ちゃんとした芸に到達した人を見た事がない。三瓶にしろ、アンガールズにしろ、直近の例ではラッスンの人かな。最近では、フォローのコメントすら見なくなってきて、ちょっと可哀想だが。

この現象の説明は簡単で、女子高生、つまり十代半ばの女性は、はるか昔から「箸が転んでも笑う」と言うぐらいに、ハイテンションな年頃。アッパー系。何がおかしいのかサッパリ分からない事で大爆笑する年頃。そこに受けたところで、寿命は一年と無いのは当たり前。

そもそも、なんで女子高生受け。と言うのが重要な要素になったのかがサッパリ分からない。十代で最もテレビを視聴する層なんだろうか?。金払いの良い年頃なんだろうか?。

そもそも、今の(テレビに出ている)芸人さんには、芸、漫才やコントに対する拘りを感じない。ゴールは司会者だろうし。芸を極める事。よりも、テレビに出る事がメインになっている気がする。きちんを芸を極めようとする人は、舞台中心となってテレビに出てこなくなると言うスパイラル。

そうなれば、一発芸とか動き、変顔といったものしか武器に出来ないから、ますます沈んでいく。まぁ、関東人は、変な動き、変な格好、奇妙な言動とか大好きだからなぁ。テレビのコントも、妙な着ぐるみがなければ、寒い学芸会多いし。

テレビに出たい自分大好き人間がテレビ芸人になりつつあるわけですが、テレビの凋落が激しい昨今、「テレビに出れる」と言う事が、いつまで売りになるか見物ではある。遠からず、良質の芸、漫才やコントを動画配信して、劇場入場料の変わりに広告収入や有料配信で。と言うスタイルになる事(今でも動画配信から人気に火が付くわけだし)を考えるとテレビマンは革命を計画しておくべきではないかと思う。

少なくとも、今のひな壇トーク回しは、もう持たない。危険を冒して挑戦し、なおかつ成功を収める英雄が出てこない限り、テレビは暗かろう。かつて、ラジオを追い落としたように、ネットに追い落とされる日は近い。



デッドマンズクルス(2015/05/23)
★5がデフォルトのPSNの評価が、★3以下(2.86だったか)というので、逆に興味が沸いてやってみた。

まぁ、普通のスマホのカードゲームもどき。従来作なら、カードゲットをガチャでやり、受動かつ運任せだったところを、射的にした分、ゲーム性 能動性は増している。他は全く見るところがない、普通の課金ゲー。★3は妥当…いや、まだ高いな。

一番ダメなのは、プログラマ。と言うか、エディターというか。大したことやってないクセに、ロードがバカ長。そもそもが、重い。カード合成時に、所持カードが30枚もあると、プチフリしまくる。

スマホでやるともっと軽いのだろうか?。と言うか、スマホゲーをベタ移植したからか?。携帯ゲーム機で、初めてクラッシュを体験したですよ。よー落ちるんだわ(プレイして三日だが、ソニーへエラーレポート10回は送信している。vita自体がフリーズしたのも初めて)。まぁ、ホストと常に通信している様なので、回線状況が悪いのかも知れない…が、ガードのデータベース見ようとしたら、読み込み待ちで「わがままDIY」が4-5話読めるのはあかんわ。

評価の低さの半分は、プログラム的なヘボさ。UIデザインの悪さだと思う。 あと、運営も酷くて、チーム戦があるんだけど、ランダムで振り分けられたチームで、ミッションをこなすシステム…というと面白そうなんだけど、チーム19人いて、クエスト参加7人ぐらい。さらに実働4人ぐらいで、あとは完全なフリーライダー。チーム戦への参加は希望者のみの登録制なので、ハナから不労収入を狙っている。

チームに所属してればクリア報酬がもらえるシステムが、寄生虫を生んでいる。最低限の活動実績がないと報酬もらえないようにしないとダメだろう。

褒めるところは、課金への誘導というか吸い上げが上手い。ダンジョン一歩進むのに、体力5使うのだけど。上限が50固定。レベル上がっても増えない。つまり、10歩歩くと終わり。バカスカ回復薬飲め=買え。

ちなみに、回復薬はゲーム内通貨で買えるのだが、ゲーム内通貨が、1コイン1円の均等レート。まとめて両替してもボーナス無し。コイン100枚100円。コイン3000枚3000円。射的は一回300円(ただし、レアカード以上が出るゾーンになる)。

VitaだとPSN経由なんで買いにくいが、スマホだとじゃぶじゃぶするわな。コレ。無課金貫く私ですら、課金したくなったぐらいだし。

肝心のゲームとして…は、酷い。射的の出来は、ときメモ4の夜店の射的レベルだし。PSPのミニゲームレベル。ホントに射的なんで連射できない。一発撃つとボルトアクション並にディレイがかかる。 常時スコープ視点だし、移動は加速と慣性がつくし。ダメージ下がるが連射が効くSMGとか、二発しか装填できないけど高威力のライフルとか。なんかあるだろうと思うんだけど。つかねー、ゾンビものなのにヘッドショット無い時点で、なめんなゴラァなんですが。

前々回のが伏線になってしまった。DOOMが無かったら、今でもシューターでなく射的で喜んでいたのだろう(ガンシューですらない)

そもそも、こう言うのをカードゲームって言うのは、ホント勘弁して欲しい。アナログのカードゲームって、もっと戦術性あるもんだし。単純な数値の強弱比べるだけの、ユニットの手間を省くために、カード化したものをカードゲームと呼ばないで欲しい。ホントに。こういう数字比べは、対象年齢五歳ぐらいのカードゲームだよ。ボードゲームならば

基本システムは、黎明期の怪盗ロワイヤル(と言うか、トキオがCMに出てたヤツの方。タイトル知らんの)とかの辺りから、ほとんど進化してないと思う。パワプロスタジアムも似たようなシステムだったし。

言うなれば、スーパーマリオのクローンが、うじゃうじゃ出ている時代みたいなもんかと。そろそろ、飽和と思います。この手のゲーム。まぁ、新しい鉱脈つーか油田だからねぇ。スマホゲーム。 ゲームをよく知らないけど、金払いは良いと言う油田を掘り当てたゴールドラッシュ。

パイプを差せば吹き出した時代はそろそろ過ぎて、少しずつ考えられているとは思うけど…まだまだだよなぁ。ゲーマーからすると。艦これ?モロにスマホゲームじゃないか。未だに、登録待ちとか言うらしいけど…あれ意図的に制限してるよ、絶対。人気があるように見せかけるために。

あと、設定もわりと酷い。デッドマンズクルス。銃で撃って倒したらペットに出来て、命令出来るほど完全支配できるなら、めちゃめちゃ管理できてるじゃないかゾンビ。ショーンオブザデッドのエンディング並に。終末感ゼロのゾンビものですよ。
つか、ゾンビでなくてただのクリーチャーでしかない。無機物に取り憑くとか、ウィルスとか以前の話だ。どこかで書いたけど、日本人にとってゾンビは動く死体でしかなく、ショッカーの怪人と同格。宗教観から来る背景を理解しとらん。まぁ、本場アメリカでもしてないけど。

元々ゾンビゲームが流行った背景は、死体だから倫理規定が緩い(生きてる人間の頭を吹き飛ばすのはアウトだが、死体ならセーフらしい)と言うだけで、ゾンビにかこつけた虐殺ゲームだったわけで。ゴア表現のないゾンビゲーが途端に詰まらなくなるのはそのせい。

ともあれ、映画のZアイランドもそうだけど、世界的にはゲップが出るほど飽きられている頃に、参入するセンスの悪さはどうにかならんものか。日本はつねに三週遅れか。90年末あたりまではトップランナーだったのになぁ…日本のゲーム…

それと、この手のゲームの肝でもあるはずの、カード解説がすごい雑。解説と言うより、適当な感想になっているのが情けない。 カード能力も雑。グリフォンが冷却系って…グリフォンどう考えても風属性だと思うんですけど?。ガチのスマホゲームは初めて(パワプロスタジアムはゲーム機限定)だったんだけど…予想以上に酷いな。スクエニが作ってコレなんだから、グリーとかモバゲーの、射的すらないカード比べゲームはもっと酷いのだろうなぁ

こう言うのに走るのはユーザー側にも責任があって、ちゃんと正規購入しないから儲けが確保できないと言う事もある。まぁ、正規購入を躊躇させる出来のゲームが氾濫している責任も取って欲しいのだが。パッケージに書いてある要素が全く入ってないのは虚偽表示だよなぁMBSさんよ?。虚偽まで行かないまでも、不当表示は多いよなぁ。選択肢無いのにゲームとか平気で名乗るし。ダラダラ愚痴りそうなのでここで終わろう。すでにダラダラと長い愚痴文なのだが。



デッドマンズクルスその後(2015/05/26)
土曜だったか、あまりのクラッシュの多さに我慢できずに、「プレイ始めて五日、ソニーへのエラーレポート送信50回以上は尋常じゃねえだろ。プレイ中にvitaそのものがフリーズとかもあり得ないし」と言う、ご意見ご感想を送ったわけですが、月曜日に小パッチが当たりまして、以後、落ちなくなりました。

11ファイルぐらいDLさせられたんだが、説明はない。スマホの方にもパッチあったんだろうか?。ともあれ、これが、ようやくの修正(vita版のリリースは結構前みたいなので)なのか、迅速な修正なのかちょっと知りたい。

なので、現在チーム戦なんですが、これの運営も酷いので、クレームもとい、ご意見ご感想を送っておいた。

なにが酷いって、ランダムで振り分けられた20人で、協力してクエストクリアしていくってモノなんですが、まず、20人いて、実際にクエストに参加するのが半分ぐらい10人ぐらい。さらに、クエストクリアの進行に貢献するのがその半分の五人ぐらい。それも決まったメンバー(進行度の貢献度は表示されるので分かる)。15人フリーライダー……。

チームに参加していれば、貢献ゼロでも最終報酬はもらえる仕組みなので、そりゃあただ乗りするわな。酷いヤツは、レベル2のまま変動しないやつとかいるし(もうプレイしてないだろ、コレ)。強制参加ならともかく、チーム戦への参加は自己申請。したくないヤツは、やらなければいい。つまり、このフリーライダーは、ハナからただ乗りする気で乗り込んできているわけだ。

正直、今の状況で課金するのは、このただ乗り連中におごってやるようなモノで、絶対にしたくない。と、課金なんかサラサラする気がないクセに書いておいた。解決案も付けて。

次のチーム戦からルール変わったら、オレを恨め。フリーライダーども。オレは引退してると思うが。

てゆーか、この事態を想定できない、かつ、解決策、予防策を盛り込んでない時点で、デザインセンスに疑問符が付くわ。スクエニでこんなレベルだもんなぁ…スクエニだからか?。

あとTipsで気がついたんだけど、ハント場って管理されてるのな(チケットも便宜上でなくて、ゲーム内でもきちんとチケットとして存在するらしい)。それって、もう事態収束しとるやろ…ホンマに射的場やんか…これも、スタッフロールに名前が出ると公開処刑なみのはずかしさな気がする。スマホゲームってこんなモンなんだろうか?。

艦これもなんだけど、この手の(自称)カードゲームの正体って、イラスト集めなんだよね…って事を再確認しました。

追記:やっぱクラッシュしたわw。それでも頻度は激減したけど。
ついでに、バランス取りが投げてある感じがするのが、アリーナ。初心者アリーナ2に移ったんだけど、その段階で、レア度最高のカード4-5枚は最高レベルにしてないと歯が立たない。この段階で、大多数は投げると思う。レア度5のカードは、なかなか取れないわけで。まぁ、元々、カード比べゲームにバランスみ何もない気はするけど。

そもそも、このアリーナランク。プレイヤーレベルで振り分けるんだけど、課金すれば、低レベルのまま強いカード集められるんだよね。初心者相手に無双続けられるという。上のランクに行くより、下記ランクで最高報酬もらう方が良いわな。

スマホゲームって、実はリアルの経済力を競い合ってるんじゃないかという。

ちょっと思ったのが、このカード比べゲーム。メガテンが一番向いているんじゃないだろうか?。カードのレベル上げだけでなく、合体によって高レアへ変換できれば、ゴミカードの存在がなくなる。メガテン2で闘技場あったしね。真2のホークなんて、アリーナの闘士だし。

参入しないのは、ゲームメーカーとしての矜恃か、はたまた、思いつかないほど劣化しているのか。P4でダンスゲーム出すぐらいだしなぁ……摩擦係数0どころか、マイナスになってないか、アトラスよ…




相棒の劣化(2015/05/28)
刑事ドラマの相棒ね。再放送だったので、そこそこ古いヤツだと思うのだけど「米沢の上司が自分のミスを隠すために…」と言う粗筋のヤツ。

おかしいのは、三件のミス自体は米沢のミスだったので、その引責をしていない。普通に考えれば、テレビ報道までされたミスをそのままにしておけるはずがなく、そのまま退職。その影で、上司もこっそりと免職。と言うのが組織を護るためのシナリオだろう。

ただ、便乗してミスをなすりつける。と言うのも奥行きがない。

ここは、ABC殺人事件に則って、ミス一件を隠すために、他の三件も捏造した事にしないと成り立たない(と言うか、米沢の免職は免れない)と思う。理由は、かつての部下の成長に嫉妬、自分を差し置いて高評価を得ているのに嫉妬してで良いと思う。

良質のディテクティブストーリーだっただけに、劣化は残念だなぁ。日本では珍しいトリック特化型ではない、かといって人情モノでないミステリーだったのに残念。と言うか、日本の悪癖として、辞め時を見失うと言うのがあると思う。ここで終わっておけば良かったのに、ダラダラ続けて晩節を汚すと言う。水戸黄門とか寅さんみたいに、黄金のパターンを繰り返すだけの、 ネバーエンディングストーリーなら何とかなるが。

それでもまぁ、2時間サスペンスみたいな、そんなん成立するかぁ!とか、手がかりが向こうから飛んでくるような、ミステリーもどきよりは、はるかに良質ではあるのだけど。アレでも、原作あるんだもんなぁ…本気のミステリー小説として存在していると言う…海外物でもEQ一つ星級は多いのだけど。

実はワタシ的には、金田一も結構微妙。「事件の鍵は○○(地名)にあると思うんです」と一人旅に出て、帰ってきたら「この戸籍を見てください」みたいなパターン多いが、コレも手がかりが降って沸いてきていると言えるわけだし。時刻表トリックよりゃマシだけど。

コミカルミステリーツアーで「いしいひさいち」が揶揄していたのは
「2分停車するので走れば乗り換えできますよね?」
「ここらは年寄りばかりでノンビリしとるで、駅で走ったら二ヶ月は噂になるでよ」
そらそうだ。


eスポーツ以前の問題(2015/05/28)
この記事。相手のミスを期待するのは、戦術としては下の下。

と言うか
>>
  「Dragonを確保しようとしている間にRPGがBaronを始めるかもしれない」と思ったはずだ。そこでRFは育ったGnarとCassiopeirをBaron近くに送り込めばRPGの動きを止められると考えた。それがRPGの狙いだった。
>>補注:ここでの「RPG」「RF」は、それぞれチーム名。

コレは陽動作戦が成功したのであって、相手にミスがあったわけではない。相手のミスという不確定要素に期待したわけでもない。相手の意識を引きつける立派な戦術。野球で言うなら、インハイへのストレートの布石として投じられた、アウトコースへボールになるカーブ。 外角に意識を向けるための一投。

陽動を見抜けなかったのがミスだと言われりゃそうだが。フェイントを「ミスを誘う技術」って言うか?

日本人がアクション系(格ゲー、バトルメックとか)以外のeスポーツで勝てない理由が、良く分かった。目先の戦闘には強いのだが、戦略視点が全くない。だから、 先の大戦でも日本軍は、場当たり的に戦線を広げては、戦力を分散していったわけで。

陽動なんて初歩戦術に感動しているようでは、世界は遠いなぁ。選手ではなく、メディアの。

何年か前も、インプレスでeスポーツが流行。みたいな記事があったが、当分追いつく事はないだろう。そもそも、ようやくプロチームが出来たレベルで、サッカーの「ワールドカップ予選参加が生涯の夢」レベル。でもまぁ、eスポーツの進歩は爆速なので、遠からず追いつけるかも知れないが、選手寿命が極端に短いのもeスポーツ(二十代前半がほぼピーク)。海外はともかく、ドロップアウトしたモノに厳しい日本では、選手のアフターケアも充足して欲しいものだ。

何はともあれ、まともな批評家無くして、育たないのは、あらゆるジャンルで共通事項だと思う。ロクに解説も出来ない記者レベルで、まともな環境が構築できるかと言えば、否だ。

あと、こっちの記事で、専門学校にプロゲーマー養成コースが設立。と嬉しそうに書いているが、この手の専門学校は、「バカが釣れる」と思っているからやっているので、これはBADNews。声優学校にしろ、ゲームデザイナー養成学校にしろ、そこを卒業してあぶれている人の数の方が遙かに多い、無責任コース。 ユースチームみたいな感じなら話は別だが、正味、詐欺に荷担しているような記事だ。まぁ、インプレスは提灯持ちだからなぁ。

プロゲーマー養成つっても、確固たる就職先があるワケじゃない。そもそも、教鞭を執る人間がいるとは思えない(記事を書くような最先端の人が、陽動に感動するレベルなんだよ?。一時期話題になった、アフリカの手話出来ない手話通訳みたいなもんだ)。 完全に人生を棒に振る詐欺コースと断言しても良い。絵に描いたように、開設するのがアニメ声優学校というオチ。

専門学校なんで18才ぐらいからでしょ、入学。そもそも、18で始めて間に合うわけがないじゃないか。遅くともローティーンから、英才教育を始める必要がある。 野球だって、プロになれるのはリトルリーグから野球漬けの人だ。 つか、学校で教える戦術なんて、もう現場では時代遅れも甚だしく返し技が極められている可能性が大。基礎の基礎なら学んで役に立つカモだが、それくらい独学できないと、プロとしてやっていける才能はないと思う。

やはり世界は遠い。何年か前に、GAMELIFEの人が「そんな簡単にプロレベルに到達するわけネーだろ」と言うブログを書いていたので、トラバしようとしたが記事が見つからなかった。

プロチーム作った人や選手はさておき、メディア側はなんら進歩していないように思える。見る事に特化したeスポーツWatch を開設したそうだが、どうなんだろう。日本のプロチームもよく潰れたが、インプレスのeスポーツ企画もよく潰れているが。記者もレベルあげるべきだわな。

スポーツでもそうなんだが、見て面白くなるには、ある程度の知識がいる。eスポーツはその敷居が高い。身体を動かすヤツは、原始的な興奮からルールを知らずともそこそこ楽しめるが、eスポーツは、ルールの熟知はもちろん、自分自身がある程度プレイできるレベルにないと、単なる紹介プレイ動画。

観戦を楽しめるレベルに、客のレベルを上げる意味でも、各ゲームの基礎解説から始めるべきではなかろうか。 あと、主婦の記事にもあるのだが…ゲーム観戦でなくて、選手観戦やがな…まぁ、それも楽しみ方だから良いけどさ。
 


あまりに露骨(2015/05/31)
実はまだやってる「デッドマンズクルス」。次のチーム戦までは、やるかな。

なにが露骨かというと、クエスト。射的で「鳥シルエットのハトのカード3枚集めてこい」とかなんだけど、クエストを受けた時点で、パッタリ出なくなる。あまりに露骨。クリアすると、ボロボロ出るとか、露骨すぎて失笑モノ。

最近は、逆手に取ってわざと鳥系のクエストを受けて、鳥が出ない様にしている。どうも、一度に出る敵の数は上限があるので、鳥がフラフラ飛んでいると時間のロスにつながるモンで。

あと、照準(と言うかヒットボックス)も、いい加減で困る。クロスヘア(照準の十字)があっているだけでは意味がなく、そこにロックマーカーが固定されてないと、目の前のドアップ状態でも外れる。逆に、ロックがかかっていれば、クロスヘアは外してても問題ない。人型シルエットだと、肩の上とか、脇の間、股の間なんかは、空間を撃っても当たる。

そのロックがかかるのに0.5秒ぐらいラグあるので余計にイラつく。まぁ、射的としても、ときメモ4の夜店以下と評価したのはその辺なんだけど。

クロスヘアが重なった瞬間に撃ちたいシューター上がりにはキツイ仕様。

エースコンバットインフィニティは、Lv15に到達した日に、lv20が解放されまして、やる気ダウン。550万とかだし。レベル15で十分やれてるし。

ソウルキャリバーロストソードも、キャラ強化が始まりまして、やる気失せた。つーか、なんの目標もなく苦行レベルのアイテム集め。ホントに、このゲームの重課金者は、すごい根性だと思う(二重の意味で。課金する根性と、苦行レベルの作業を黙々とこなす根性)。

ホントに、最近は、新作を買うのが怖くなった。中古で買うのも。内容を知ってるゲームのリマスターやら、プラットフォームチェンジを買うのが安定してきて怖い。

実例を挙げると、Akiba'strip2よりも、Akiba'strip+のDL版を買ってVitaでプレイする方が良いと思う。3DSなら、真メガテン4よりも、ソウルハッカーズをDL購入した方が絶対に良い。デビサバオーバークロックもDL販売してくれないモノか。中古、高騰しすぎ。



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