四月の夢酔



 



デフラグのチカラ(2015/04/01)
カタストロフだったメガテン4と魔都紅色のおかげで、skyrim熱がぶり返し、よく考えるとDLC未クリアだったのでドーンガード進めております。まぁ、DLCはどうしても、本編と比べて見劣りするので単体で買う価値は 薄いわけですが。

で、やたらとCTDするし、ロードエラーもでるしで、グラボがGTX460の1Gのクセに、HDmod入れまくっているから、そのせいだろうと思ってたんです。

ふとしたきっかけで、デフラグツール変更したら、がっつり減りました。CTD。HDDからの読み込みエラーやったんか?。

入れたのが、Auslogicsのヤツなんですがね。これのデフラグ進行を見ていたら、データファイルごとにデフラグしているっぽい。今までのデフラグツールは、隙間なく詰めようとするので、データを細切れにしてたわけですが、これはデータファイル優先。たしかに、読み込み効率はそっちの方が良い。目から鱗。

ただまぁ、ドライブマップはすごい汚くなりますが。隙間出来まくり。



言葉の裏側
最近のはやり文句なのか「シリーズ累計○○万本突破」と言うのをよく見る。これは、新作が思いの外、売れてませんと、幟をあげているようなモノなんだが、気がついてないのだろうか?。

単品で売れていれば、単品の売上本数を誇るだろう。シリーズ累計と前作の看板を稼ぎ出している時点で、続編は、単体で誇れるほど売れてません。と言っているようなモノなんだが……そもそも売れた本数が多ければイイモノ。と言うのも、もう流行らないと思う。というか、コピーライター凡庸よの。

映画で言うなら「週間全米興業収益第1位」とかいう文句と同じ。ちなみに、この売り文句で、面白かった試しがないというのも、哀しい現実。数が捌けると言うのは、万人に受けるという事で、幅広い人が、ほどほどにそこそこ面白い。と言う作品になりがちだしね。skyrimとか、スターウォーズみたいに、どの層が見てもすごく面白いものもマレに生まれるけど。

で、skyrimやり直してもて、アクションゲームとしては、まだまだだなぁと。まぁ、RPGなんであまり突っ込むべきではないんですが…フォロワーの挙動が酷い。振りかぶった瞬間に飛び出てくる。矢を放つ瞬間に押しのけてくるとか、ホント酷い。

オブリビオンから変わってない悪さ。つーか、もう64bitOSが一般化したので、エンジンのパワーアップ(パッチ前はメモリ使用量2GB限界のオブリビオンそのままだったし)と共に、AI挙動強化しないとダメだと思う。


降板劇
なんだか、とあるコメンテーターの降板劇で、大騒ぎですが。そのこと自体はどうでも良いんですが。つーか、テレビ出演にこだわっている時点で、不満はギャラが貰えなくなるからだけだろう。情報発信は他でも出来るわけだし。

あと、陰謀論者は、過大評価しすぎだよなぁと。そんなにあんたは重要人物なんかと。ホントに権力者が排斥しようとしたら、交通事故とか、階段から転落させられてるだろうと。 角棒かついでた人は良く分かると思うのだが。

そんな事よりも、降板したコメンテーターを擁護しない、左翼側言論人を攻撃しているサヨクメディアもあって、内ゲバ始まったのね。と思いましたヨ。

つか、あのコメンテーターがサヨク最後の砦みたいな論調が多いのも不思議。嘘か誠か、安倍政権打倒が社是とか言う話の朝日新聞系列が安倍政権との関係回復を願っている。と言う話も聞きましたので、そこなんですかね。徹底抗戦しているのは。つまり、コメンテーター降板>社内のサヨク冷遇開始>主軸たる朝日のサヨク離れ>壊滅の危機?

もう一つ気になるのは、なぜに安倍政権をここまで敵視する人が居るのか?。と言う事。さしたる業績もないのに。小泉政権とかの、こんな事無かったよなぁ。思い返すと、安倍氏再任か。と言う時に、やたら、中国と北朝鮮が反発してた記憶があるのだが……やっぱ、本国からの命令なんかねぇ…と、陰謀論で 〆てみた。

※上二つは四月馬鹿ではないです。三つ目は…個々の判断で、ひとつ。


ひさびさに(2015/04/02)
メガテン4と言うカタストロフに、いつまでも呆然としても居られないので、汎用性の高いところから、エンディング分類というか、トゥルーとバッド、マルチエンドの違いというモノを、つらつらと書いてみた。

つまるところ、ゲームならではの話の落とし方が考えられていないのではないか。と言う事に帰結してしまった。フリロスタイルで、色々出来るように見えて、実は何も出来ない(プレイヤーが決断、選択できてない)ゲームとかって、基礎デザインが考慮されてないんじゃ無かろうかと。

メインストーリーがあるように見せかけて、実はエピソードの羅列でしかないというのもそうだよなぁ(近年のエロADVとか)。

だから、クリアランク的なエンディング分類と、マルチエンドの区別がないから、そう言うゲームになるのか、そう言うゲーム発想しかないから、区別できないのか。

書いてて、サウンドノベル・ビジュアルノベルの「周回ごとに選択肢が増えていく」システムは、ADVとして完成型だったんだなぁと認識した次第。初作が完成型だと、歪むよね。表面模倣の勘違いした偽物が、数のチカラでメインストリームになって、評価基準さえ歪めてしまう。誤用が、正規の意味にすり替わるみたいな?。

このテーマは、まだまだ深化できそうだ。ちなみに、書きかけの記事のリンクが残った状態であげてた、はずかしーーーー



ががーん(2015/04/06)
日本では、もうすっかり忘れられてしまったISではあるが、あの脅迫画像、合成じゃなかったようだ。うぬぅ。砂漠は輝度が高く出るのかねぇ。つか、砂漠で素人が撮ると、浮いて見えるのね。NHKとかの旅番組で砂漠映像 がしっかり映っているのは、カメラマンの腕なんだなぁ。ふぬぅ、良い勉強になったわ。

と言うわけで、遠近法。考えてみれば、子供は遠近、と言うか奥行きのない絵を描く(絵のあまり上手くない人もだけど)。と言う事は、生まれ持った能力ではなく、技術として習得していく。

と言う事は、絵を描く能力。と言う事自体が、生物としてのGiftedと言う事になるんでしょうかね?。チンパンジーやゴリラで、絵や図形を使うグループはいるのかな?。蜂は、八の字の動きの大きさで、場所を伝達するそうだが…これは身振りレベルだよなぁ。

動物園で、絵を描く動物がいるけど、あれは絵でなくて、ハケでベタベタ塗るのを楽しんでいるだけ(もしくは、その後のご褒美目当て)で、風景を写しているわけではない(何かを表現しているのかは意思疎通できないので不明)。

でも、子供は放って置いても絵を描く。両親だったり、アンパンマンだったりするが。

つか、人類にとって、絵を描く必然性って何だったんだろう。意思伝達なら言葉で足りるし、継承なら文字で足りる(←間違い。文字の発明はだいぶ後。口伝とするべきですな)。いや、言葉(音声通話…吠え声での伝達レベルね)と絵はどちらが先だったんだろうか。 洞窟壁画を描いていた頃、すでに言語は存在していたのか。

絵を描くってすごい当たり前に思っているけど、じつはもの凄い事なのかも知れない。

※:今見たら、NHK放送分の脅迫映像だけしっかり映ってるように読めた…というか、明らかに語彙不足なので、斜体部分で補正



私がFPSを辞めたわけ(2015/04/08)
厳密には、辞めてないんですが。COD4の1ステージぐらいなら、気分転換に丁度良いし。サムは、面白いけど疲れるからなぁ…気分転換にならん。

で、話を戻すと、理由は単純で、撃ってて楽しくないから。最近のはカットインムービーの間に射撃があるようなモノだし、撃ち合いがやりたいのであって、QTEのようなタイミングゲーがやりたいワケじゃないし、タクティカルに戦いたいのであって、B級ハリウッド映画みたいな、ファンタジックな取っ組み合いを再現したいワケじゃない。

CODが良かったのは、ほどほどのシューティング性と、ほどほどのタクティカル性と、ほどほどのアクション性、ほどほどのドラマ性、と言った、全てがほどほどでバランスの良さにあったと思う。初心者も手を出しやすく、ベテランもそれなりに楽しめる。ファミリーレストラン的な汎用性の高さだったと思う。まぁ、5年も続ければ、クセのない味は、どちらにも飽きられてしまうワケだが。

そんなCODは完全迷走してて、BO2のゾンビモードの謎解きなんて、DOOM時代に戻ったかのようだ。アイテム探しとシークレット探し。WAVE性でなく、配置が考えられた作りになっていれば、DOOM3だろう。

アドバンスドウォーフェアを「延命措置」と評価した海外の雑誌レビューが一番的確かも知れない。まぁ、ワタシ的には、CODシリーズは、COD3で完全に見限ったわけだが。演出という料理で言うソースにこだわりすぎて、肉はパサパサで、野菜サラダは茶けててしなびているステーキセットだった。自慢のソースも、油ギトギトだしね。

次のCODは、スポーツ系マルチに割り切ってそうな気がするよね。ロケランジャンプとか復活しそう。BO2で地面撃つと飛び上がれる武器あった気がするし。

バトルフィールドハードラインは、過去回帰かな。オブジェクト達成と言うルート強制を見る度に、COD2とかメダルオブオナーとか思い出してしまう。 未プレイで動画のみだから、単なる感想だけど。

マルチの方は、もうスポーツシューターの頃に戻っていて、現代物でやる理由なんて何もない。BO2のマルチ動画を見ても、バニーホップしていたり、スプリントで高速で動き回るその風景(しかもFPSなんで他プレイヤーの動きはぎこちない。マックスペイン3見た後だとなおさら、カクい)は、QUAKEだ。アドバンスドウォーフェアで、未来化したのは賢いと思った。ナノスーツばりの機能は、スポーツ系シューターへの復帰を思わせる。

2、3年前に海外のゲーム誌が予見(「オマージュ・パロディが通じるのは、皆が思うスタンダートが出来上がったからで、それは固定化、停滞を意味する」みたいな話だった)していたように、FPSは停滞期に入ったようだ。JRPGが飽和したみたいにね。FPSに変わる何かを今の日本に作れるだろうか…ブラウザゲーレベルなら何とかなりそうだけど。萌え絵コレクタブルにすれば、それなりに集まるし。

何にしても、CODやメダルオブオナーが登場した時のような、強烈なモノが誕生しないと、活性化は難しいと思う。PAYDAYは、犯罪をテーマにしたLeft4dead……killing floorかなぁ…で、ゾンビに飽きた人向けの亜種でしかない。

それをなすのは、CroteamかRaven Softwareの生き残りだと思う。と言うか、そこしか思いつかない。Ravenは色々言われるけど、シューターとしての根幹部分をしくじる事はない(変なローミング要素入れちゃったりする事はあっても)。Croteamはサムから離れられないだろうしなぁ…従来のFPSと言う形にこだわらなければ、Robot Entertainmentかも。

Flying Wild Hogはダメだと思う。PainkillerもHard ResetもShadow Warriorも、上手く言語化できないが「分かっているようで一番大事な部分が抜け落ちている印象のゲーム」だった。さながら、DS用のメガテンや、超力兵団のごとく。「A SO!」


ネタなし(2015/04/23)
まぁ、毎年この時期は体調が悪い。特にGWが近づくと悪くなるのは、たぶん黄砂のせい。熱はないが、頭が重く、ぽやーッとしてしまう。身体は重怠いし。ってんで、放置ししてたら、4/8から書いてないか。まぁ、無理にネタをひりだしても、ろくな事はないのは学習したので、ok(なにがだ?)。

まぁ、ネタがない。と言うのも大きい。やっているのは、気分転換のエスコンinfとソウルキャリバーLSだし。ACはともかく、ソウルキャリバーはF2Pである事以外、見るところはないわぁ。まぁ、スマホゲームも99%はそうだけど。9000円で追加キャラアンロックする感覚が理解できんわ、課金精兵。

9000円あったら、stteamで、1ディベロッパの発売しているゲーム丸ごとセット買える気がする。

まぁ、エースもソウルもセミリタイア気味。ソウルは完全に空き時間に5分ぐらいの気分転換用。エースの方は、グリペンLv15が見えてきたんで、かなりペースダウン。XFA27買うんじゃなかった…あれがなければ、もう終わっているのに…よもや、Lv1からLv2の強化費用が240万かかるとは…50万ぐらいは覚悟してたんだけどなぁ…買って二ヶ月、出番無し(Lv1XFA27より、lv10のF15Eとかのがよほど強い)。

で、そろそろPCのパーツ類が定期交換の時期にさしかかっていて、つーか、グラボは老朽化しているのだけど(未だGTX460)、次世代からメモリが新規格(高速化)になるそうで、じゃあ960もパスした方がイイヨなぁ…とか。SSDも、そろそろ三年が経過で交換を視野に入れる頃…つっても、一日20〜30GBも読み書きしないから、10年は保つと思うけど。

最新の話題。一応、SF者として、自律しない機体をドローンと呼ぶのはなんか抵抗感が拭えません…官邸のアレは、ただのローターヘリラジコンだよなぁ…このままだと、ヘリラジコン=ドローンになる気がする。アマゾンだっけ?配達に使おうとしているのは。アレは自動で配達する。操縦者はいないから、ドローンなわけで。

そもそも、空飛ばなくても、自律可動するのはドローンだしね。ロボタクシーもドローンだし。人型になるとアンドロイドだし。

まぁ、認知度が高い方が正解になるのが世の常ですが。数個って言うと、もう2-3個だよね。1982年刊行の旺文社国語辞典では『数』の意味では「Aいくつかの。五、六の。十に満たない数。」と二番目に紹介されてます。モラルハザードも、日本では倫理崩壊の意味と思っている人が多いし。

そのうち、ドローンも、日本では複数ローターのラジコンヘリで定義されるんでしょうかね?。まぁ、UAVもドローンで定着しちゃってるしねぇ。


未来の小説(2015/04/27)
ノベルウェアを見ると、未来の小説はどうなっているかなと、考える事がある。ちなみに、もはやノベルゲームは死んだ。ゲーム性は微塵もなく、選択肢もないものはゲームではなく、ただの読み物だ。例え選択肢があっても、展開に関与できなかったり、意味のない選択肢だったりするわけで。固定化された筋道をなぞるしかなく、インタラクティヴ性もないモノは、どう転んでもゲームとは呼べない。そんなのをゲームと認識している若い世代は多く、オールドゲーマーにはツライ未来しか見えてこない(私は国産を見限って長いが…希望を信じて買っては絶望を繰り返しているけどね)。

さて、単純に未来の小説を考えると、今のまま文字だけで提供されているのか、ノベルウェアとか、ビジュアルノベルとして提供されているか。と言う事。

最近のラノベは全く見てないので、分からないのだが、挿絵の比重は年々増しているように思う。500ページぐらいある「宇宙の戦士」で3-4枚の挿絵だったと思うのだが、その半分以下のページ数である「黄金拍車」でも3-4枚はあったように思う。

挿絵の比重を究極に高めると、ビジュアルノベルになると思う次第。なので、未来はどちらのスタイルが主流になっているだろうか。

そもそも、小説は、「文章によって読み手の脳内に、書き手の脳内イメージを再生させる」と思っていた。文章というデータを読み込む事で、脳内というディスプレイで再生するものだと。昔のPCが、パンチカードでデータを読み込むが如く。

ビジュアルデータありきのノベルウェア、サウンドノベル(厳密には「もどき」レベルだが)では、画像がないと、情景描写が全く表現できてないライターはわりと居る。地の文を書きながらも、描写できてないのは、ライター失格だろうと思っている次第。

同人でもなんでも、書いた事がある人は分かると思うけど、絵なら一発で説明できるけど、文字だけで説明するのは非常に困難なシーンが出てくる。そこをどう 乗り越えるかで、技量が高まるのだが、ビジュアルで手抜きすると全く成長しないわな。

なので、ビジュアルノベルは、個々を見るとすべてに劣る事が多い。ビジュアル面では、映画はおろか、マンガにも劣る演出しかできないし、文章表現は上に書いたとおり(上手い人が書けば別だが)。テキストだけを抜き出して、読むに耐えうるものは、わりかし少ない。一枚絵があっても、位置関係が書き切れてないものもあったなぁ。

個々の技量を、誤魔化しやすい作品なんだな、ビジュアルノベル。

メッセージウィンドーでやるゲームは、脚本なんで、映像ありきの組み立てて良いんだけどね。メッセージウィンドー内は基本、セリフだから。

ちなみに「文章によって読み手の脳内に、書き手の脳内イメージを再生させる」と思っていた。と過去形なのは、世の中には、絶望的に読解力のない人間が、結構多数を占めていて、文章を読み込んで、脳内でイメージとして再生できるのは、わりと特殊能力なんだと自覚したから。文章どころか、文字としてしか認識できない人も多いよね。ベースロード電源とか、モラルハザードとか。文字通りに取りすぎだよ、あんたら…。

さて、未来の小説はどうなっているだろうか?。
まぁ、電子書籍が主体になっている事は間違いないと思うのだが。紙派も相当数居るとは思うが、ゲームのリテール版と同じで、紙は、ハードカバーつーか豪華装丁版基本で、なんやかんやオマケが付いている気がしなくもない。インプレスみたいに、紙版買ったら、電子版無料とか。

確認してから死にたいものだが…50年やそこらで変動はないだろうなぁ…

オマケ
寄生獣(映画)。
CMで「人間こそが地球に寄生している」と言うシーンを見て悶絶。6周は遅れているそれをやれてしまう胆力には驚くが。原作マンガはかなり古いので、マンガの設定がそうなのか、映画監督 、特に「意識高い系(笑)の無名監督」に多い「安くてアホ丸出し左巻き」に毒された結果なのか分からんけども。

Gガンダム(マスターアジアの目的は、人類追放で、地球環境の自然回復。そして、ドモンに「人間も自然の一部だ」と論破される)の頃ですら、すでに周回遅れ甚だしいわけだが、3周ぐらいならかえって新鮮に見える。が、今が一番痛々しい時期。

大鉄人17ですら、地球環境を回復する一番の方法を人間抹殺と結論づけて、ブレインが襲ってくるワケなんだが。キャシャーンもそうだよね。これらは、一番安易な方法をとった敵 と対峙するなわけだが、寄生獣のは、追い詰められて適当に難癖付けた感が拭えないシーンだった。デビルマンで言う「ジンメン」ばりの屁理屈。 いや、正確には「お前らも寄生しとるやんけ」と言う「○○くんもやってるもん」と言う子供の理屈。

ラッスンの人
事務所力と言うべきなのか、大御所や先輩にダメだしと言う「いじり」をして貰っているがゆえに、話題性をとどめている感じが痛々しい。クマムシはすでにフェードアウト。エレキテルもか?。週刊誌なんかでも、若手を潰そうとする大御所みたいな論調で記事を書く人が多かったが、そこしか話題性がないという裏返しだわな。

秋の学園祭営業を境に、フェードアウトしていくと思われる。こっそり解散して、ネタ書いてる方が放送作家になってるパターンか…つっても、新作の警察ネタの酷さを考えると…見習い期間長そう…



そもそもビジュアルノベルとはなんだろう(2015/04/30)
前回書いて、そもそもどうなんや。と言う疑問。えらく長くなった。わりと重要な考察かも知れないので、コラム化するか?。

ビジュアルノベルは、拙い文章、臨場感のない絵、そして音楽を組み合わせる事で、相互フォロー、ドラムロかハンブラビの三位一体攻撃がごとく、能力補完を狙ったのか。

はたまた、完成された文章を引き立てるために、絵と音楽を用意したのか。

どちらを考慮して作られたのかで、評価は変わってくる。相互補完を狙ったのならば、まともな情景描写も出来ない筆力をうまく補う方法を見つけた。と言える。


ともあれ、作っている人が「自分はヘボだ」と思う事は皆無だと思うけど。実際の所、ゲームのシナリオライターと、小説家では、越えられない壁がある事が多い。近年は、その壁が低くなってるけど。

ゲームのノベライズというか、ゲームの小説化をしたものが一時期流行ったのだが、そこでは、シナリオライターが直接書いて、出版されたものがいくつかあった。 まともに読めたのは、佐野一馬さんだけだった(私が読んだ中では)。むろん、低レベルの 小説家と高レベルのゲームシナリオライターでは、ライターが勝つので、最終的には個々の才能と言う事になってしまうのだけど。

そもそも、小説とゲームシナリオは、似て非なるもの。小説家の書いたゲームシナリオに面白いモノが一つもない(どこまでの関与したかは分からないので何とも言えないが)。シナリオライターの書いた小説に面白いもの無し。と言うのは、職分が異なるという事ではないかと思う。ちなみに、洋ゲーでも、映画、TVドラマのライターが書いたゲーム用シナリオで、面白いモノに出会った事はない。 ライターの小説より、小説家のゲームシナリオの方が酷い事が多いけどさ。

これの理由は、他で書いたけど、物語の 盛り上がりピークとゲームの盛り上がりピークを同調させられないからだと思う(悪い例:いよいよ宿敵と最終決戦>ムービー、QTEで決着。良い例:要塞爆破等の最終決定ボタンを敢えてプレイヤーに操作させるもの。ムービーでやると他人の決定だが、敢えてプレイヤーに押させる事で、プレイヤーの決断になる)。 作家が書くと、やっぱ自己完結しててプレイヤーの存在が無視されるんだよね。

そうは言っても、ゲーム出身で作家として成功している人が作ったゲームは、実はゲームではなく読み物である事が多い。私が再三言う、選択肢無し、展開に関与できない、一方的に押しつけられる物語。インタラクティブ性無し。それは、つまるところ、小説なわけで。

ギリギリ、PILの「仏蘭西少女」が、展開性をキープしつつ、読み物として成立してはいるのだが、やっぱ読み物なんだよね。プレイヤーとは別個の主人公がいて、プレイヤーは彼らの行動を俯瞰してい て、物語に参加している感じがない。インタラクティブと言うよりも、ルートの選択権をプレイヤーが持っているだけ、それは選択肢として、ギリギリの効能 (例えるならば、鉄道模型で、電車の操作はしているが、線路の切り換えスイッチを他人が握っている感じ。運転操作も停止か巡航だけだったりするが)。vanadisのもんむす学園もそう。雫とかもそうだな。あの辺が、ノベルゲームのゲーム性の限界なんだろうか。

ちょっと、話がそれたけど、結局の所、小説家になれなかった人のセカンドチャンスなのかも知れない。ノベルウェア。ビジュアルノベル。書き手は、自覚はしてないだろうが、文字だけでは売れないから、絵と音を足して、抱き合わせで何とか。なのかも知れない。 ぶっちゃけて、酷いレベル作家の小説はどうしようもないが、酷いレベルのシナリオライターでも、ゲームは何とか形になるわけで(なぁ、MBSよ)。

2000年初頭のゲームは、映像作家のなり損ねの吹きだまりだったワケだけど、今は、小説家なり損ねのトライアウトなのかねぇ、和製ゲーム界。「ゲームとはなんぞや」と言う意識を持ったゲーム作家が出てくれることを祈るばかり。

それ以前に、受け手の側に「読み物」と「ゲーム」の区別がつくようになって欲しいものではあるが。「インタラクティブななにか」と「ゲーム」を見分けられないならまだしも、 「読み物」と「ゲーム」は区別付けようよ

オマケ
CoD:BO3…どこへ行こうとしているのだ…

補記
文章ベースでなくて、絵をベースに考えると、マンガは無理、だからイラストと短文の組み合わせで。と言うのもあるのか。
、トニーたけざきの岸和田博士の巻末オマケ「ハイテクしてはいけない十箇条」の「アニメ絵のエロゲを初めてやってみて、あまりのしょーもなさにビックリしちゃダメ」を見て思った。

まぁ、そもそも、酷いレベルが多いわけだが、さらにMacに移植されたエロゲは、特に腐ってるの多かったしのぅ。その酷いレベルが、いまや標準レベルというHell on Erath。

んで、マンガは1ページ6コマとして、10ページだと60コマ。違いはあれど、イラスト1枚と1コマ書くのは、どっこいな労力が必要だったりする(イラストは精密さが必要だが、マンガの場合は、構図やコマの流れ、ストーリー考案、尺合わせなど演出面の労力がいる)。

DLsiteの同人は、イラストに短文貼り付けがメインになって来つつある(サイトも薦めている手法だったり)。さんざぇるまん猿のWP選手権手法ってヤツやね。ぶっちゃけ、この手法をデジタルでやると、htmlでめくれるビジュアルノベルなんだよね

そうなると、ビジュアルノベルは、小説とマンガ。どちらを父親に生まれたのだろうか。もしくは、どちらを目指したのだろうか。プレイ体験から直感的に見ると、出来のイイモノは小説を、不出来なのはマンガをだと思う。絵しか見るとこない、エロゲノベルは、過分にイラストの連続体だったなぁ。

とりあえず、作ろうとしている人は、どっちを、どこ目指すのか、意識付けをしっかりしておいた方が良いと思う。ゲームカテゴリーにして、選択肢もない、物語の参加感もない!とか言われないためにも。








 



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