三月の夢酔



社会派?(2007/3/4)
意外とゲームネタとかよりも、社会ネタの方が訪問者が多くなってきました。意外と社会派?、来訪者の平均年齢高め?。まぁ、時事ネタだから、検索される人が多いからかも知れませんが。

さて、おふくろさん騒動。川内康範先生と言えば、私にとってはレインボーマンの原作者。どっかで聞いた名前だなぁ。と思っていたら、レインボーマンでした。レインボーマン、コンドールマン、ダイヤモンドアイの川内三部作をみれば解るように、かなり社会正義にはこだわる方。

よほど、鬱積したモノがあるのかなぁとも思うけれど、グリコ森永事件の時に、私が金を出すから止めなさい。と呼びかけたが犯人から「あんなのはほっといて」と言われたりと、ちょっと奇行っぽいところもあるお方。年寄りのいちびりと言うか、年取ると頑迷になるからなぁ。どのくらいの改編があったのか私は分かりませんけど、悔しいけど変わって行くものなんですよね。

映画を例に取れば、原作>脚本>完成した映画、と三回は変わっていく。それは、原作者の意図。脚本家の意図、監督の意図(場合によっては役者の意図)が加算されていく。下手な料理人が、良い素材を台無しにするように、原作を潰してしまう事もあるし。良い素材に良い料理人のように、さらに良いモノに変わっていく事もある。

予算通過。もう恒例となった、民主党の審議不参加。そのくせ、強行採決だ。と騒ぐ、旧社会党の手法。もういい加減にして欲しい。もう、パフォーマンスにもなってない。子供じみた言いがかりだ。思い通りにならない児童が、教室から飛び出した間に、学級委員が決まってしまい、無効だと騒ぐようなもの。不参加を決め込んだお前が悪いんだろ。だから、民主党は受けが悪いのだ。当初の政策集団のイメージはもう全くない。

起立。総理を迎えるときに、起立しない事に立腹した中川さんはえらいと思う。やはり、見ている側からすれば、起立し、総理が座るまで待つ。それが礼儀だ。亀井さんが「立った事ネェよ」と言っていたが、それは自己の恥、自分の礼儀しらずを誇る匹夫の勇だと思う。

まぁ、私が最初に感じたのは、国の頂点たる国会議員のこれまたトップの大臣クラスがこれでは、学級崩壊はさもありなん。教師の話しを聞かない児童と、総理を無視する大臣。同じに見えました。


(2007/3/7)
ゲームの設定で、一番わりを喰っているのは、槍と言える。大抵の設定は、攻撃力は剣と同じか、やや弱く、命中率は少し良い。と言ったところ。実際は、剣よりも遥かに強力な武器なのだが。まぁ、ファンタジーという設定上、剣の方が見栄えが良く、槍というロングレンジウェポンを持っていると、どうしても少々卑怯に見えてしまうため、大抵の主人公は剣となるようだ。

威力という面から見ても、博物館で実物を見ても分かるように、槍の穂先は30センチはあり、厚みも刀の何倍もある。刀をみても、綺麗だなぁと美術品として見ることも出来るのだが、槍を見ると、あの肉厚の穂先をみると「痛そう」と思ってしまう。

そもそも、日本刀の打撃点というか力点というか、野球で言うバットの芯は、刃先から15センチほど。もちろん、刀の長さや、鍛冶や研ぎ師の加減でずらす事も出来るのだが、大抵は刃先から15センチぐらい。だから、剣道でも、竹刀での有効打となるポイントが設定されている。竹刀の中ほどにあるものは、弦を抑える為でなく、有効打の範囲を示すもの。

全体の長さが70−90センチあったとしても、実用の場所は15センチ程度。それに対して槍は30センチをフルで使える。くわえて、剣で組み伏せておいて、肉厚の短刀である鎧通しなどでトドメを刺していたので、刀の無力さはかなりのモノと言える。

重心が先端にあり、柄の長い事から遠心力も付きやすい。肉厚の刃は、貫通力に富む。実際は恐るべき兵器だ。だからこそ、江戸時代、刀の帯刀は許しても、槍は認めなかった。

槍は、柄が木なので折れやすい。と言うのも、勘違い甚だしい。巻きわらでさえ、そこそこの使い手でないとバッサリ行けない。それが、直径7−8センチ(んなわけねー、直径数センチありゃ太い方だ、寝ぼけていたのか私)の木。しかも堅めの木をバッサリ切ったり折ったり出来るだろうか。時代劇などでも、槍をバッサリ切るが、剣の鞘で相手の剣を受け止めたりする。コレはおかしい。鞘が木製だとしても、中は中空。厚みも槍の何分の一だ?。

良くあるローティーン向けのものでは、槍は懐に入れば!。と言うが、槍の使い手だって、相手がインレンジに入ろうとするは分かり切っているので、それを防ぐ事が槍術の基本であろう。やすやすと入れるなら、力量差があるだけの話だ。武器の差ではない。

槍が疎外される一番の理由は、剣は適当に振り回しても、様になって見えるのだが、槍を格好良く似振り回すのは、なかなかに難しいのだ。時代劇でも、始まる前に頭の上でくるくる回して見得を切って、いざ始まると細かく突く。ぐらいしかやっていない。長柄武器は太刀筋が限定されるために、達人かそうでないかは一目瞭然。棒術と槍術は姉妹関係なのでもっと出来ると思うのだけどなぁ。

まー、一番わり喰ってるのは、ハンマー系なんだけどね。D&Dのおかげで、鈍器=聖職者の武器。みたいなのが定着しちゃったし。ハンマーメイス系は実はおっとろしい兵器で、刃があるモノは鎧でかなり止められるのだが、鈍器の衝撃は鎧では止まらない。その上、組織を押し潰して破壊するので、マトモに肩口にくらったら、もう腕は使い物にならない。槍や剣なら治癒の可能性はある。切断されれたらダメだけど。


ぐっどえもーしょん(2007/3/9)
久々に、ビデオ屋にいくと、アストロ球団(実写)が入荷されているぅ。と言うので早速借りる。

いやぁ、この無駄なほどの熱さがいいなぁ。んなアホなーと突っ込む前に引き込まれる熱さ。役者さんの熱演。中でも、デビット伊藤さんの怪演は、もー、二代目大月ウルフを勝手に上げたい。狂気の麗人のよーなバロン森もよかったなぁ。原作は本当に旅立ってしまうのだが、こちらでは、WBCの開催を受けて、ちょつとひねったエンディングを用意してあるのもグッド!。

二巻見終わる頃には「超人ガッツでやってみなぁぁぁっ」とシャウトする事請け合い。と言っても、この濃さが心地よいと思えないと、なんじゃこりゃ?となってしまうことも請け合い。

冷めたというか、しらけた空気の平成には、70年代の熱さが必要だぁぁぁぁ。と言う訳で、キャシャーンに続き、テッカマンむろん、古い方。をカートゥーンネットが放送中。当時は、公害が社会問題だったとはいえ、公害で地球の寿命があと三年。と言う設定をよく考えたものだ。

今西監督のリメイクの鉄人28号とか、ハカイダージアニメーションとか、出来が良かったので、キャシャーンとかテッカマン、ポリマー当たりを、今西監督にお願いしたいところ〜。


しょっとがんぶるーす(2007/3/14)
 久々の小ネタ列挙。

 光熱費。完全なるうっかりだった厚生労働大臣とはちがい、この問題は致命的だ。まぁ、一応かばいましたけど、世論をうけて辞めて貰います。と言う形になるのだろう。辞めなかったら、それこそ支持が揺らぐ。 設置してもいない浄水器?の代金を請求する事と、存在しない秘書の給与を請求する事の違いを教えて欲しいものだ。と言う事ぐらいのツッコミを見せてくれんか。民主党。

 都知事選。丸山さんが取りやめという事で、石原さんの再選濃厚かなぁ。建築家の人は、ちょっとどうかと思うし、共産党は、いつものにぎやかしだし、元宮城県知事というのも…縁もゆかりも無い人が、ひょっこりやってきて知事になります。と言うのはどういうモノなんだろうか。

 石原都政にあきあきしている人が、丸山さんに流れ、石原さんの組織票を越えれば、十分に勝機があると思ったのだが。知事も二期か三期までとした方がいいかもねー。

 任期と言えば天皇陛下。譲位してもええんちゃうやろか?。死ぬまで働けと言うのも酷な気が。上皇復活させるとか。

 少々、便乗して。文章フォーマットにルールはない。マナーがあるだけ。コレが基本のフォーマットだ。と言う物は、各書き手や編集者が、デザイン、レイアウト込みで考えるもの。コレが既存だから。と言うのは正義の押し売りに近い。

 まぁ、最終的に残るのは、読みやすい、読みにくい。と言う物だけなんですけどね。
 暴論を言えば、良い内容なら、句読点すらなくても、読んで貰えるもの。とさえ思う。
 句読点や、段落分け。と言うのも、誤解無く読んで貰う為、読み手に読みやすくする為のモノ。
 こう言うふうに、一段落ちが続くのも意外と読みにくいモノです。ライター系の人に多い書き方ですが。
 こう言うと、アレだが、成形ルールとは書き手の媚び。と言えなくもない。とは言え、内容がとげとげしい分、心地よく読んで貰う為の努力はしているつもり。改行段組の調整、語感の揃え。語尾の整え過ぎ(小学生に多い、全ての文末が「だった」とかも意外と読みにくい)。文頭の文字が同じが続くのも誤読の元なので避けたり。結構考えてやってるんですけどね。

 ただ、最終形を指定出来る紙媒体と違い、CRTサイズや、IEのサイズ、フォントサイズなど、末端のスタイルが不特定なので、環境によっては、異常に読みにくくなっているんだよなぁ。


ズレ(2007/3/15)
 プロ野球ドラフトの希望枠を撤廃が正義のように叫ばれているが…まぁ、確かにテレビ局とつながっている某球団の陰謀とも言えるシステムなんだけれども。子供の頃から憧れたあの球団でプレイしたい。と言う純粋な気持ちを、札束でほっぺた引っぱたく、汚れた大人がいる限り、この問題は無くならないだろう。

 特に社会人からプロに入る場合、選手寿命は数年が良いところ。とてもじゃないが、FA権までたどり着けない。完全ウェーバーにするならば、FA権の緩和も考えないと。

 都知事選…あの建築家の人のズレっぷりは…というか、スベリっぷりは…なんとかならんものか…


タミフル(2007/3/22)
異常行動の発生率が、小数点以下がン桁になるほど低い。と言う報道を見て、どーみたって、異常行動起こしているのは、ティーンばかりなので、十代に限って率出したら、高いんちゃんか。と思ったら、さっくり十代への投薬禁止ですか。こうなってくると、審査機関だった某大学の人と、奨学金(研究補助費だっけ?)の関係の色が濃さを増してきますなぁ。

政治。かつて、お笑いマンガ道場で司会をしていた柏村氏が広島市長立候補。私、個人的にどうしてもこの人好きになれなくて。政治家になる前から。政治家になったあとは、もっと嫌いに。無所属で出馬して、当選したら、自民党へ。大樹であった亀井派が崩壊すると、市長選へ。なんか、コウモリも恥じるほどの転身ぶりな気がして。

最近、こーなんか無意味にイライラするのは、更年期かしらー。と言うのも笑えない。なんか、こうスカっとするものないかしら。映画もゲームも当たりに出会わんしなぁ。アストロ球団はよかったけど。

ときに、一段落とし、やめてみたんだけど…別に、問題ない気がしてきた。まぁ、あっても問題ないんだけど。


ニューロマンサーは何処へ去りぬ(2007/2/27)
 最近の携帯電話は、もはや、ポケットロンを越えてしまった。N◎VAでのポケットロンは、通話機能のある電子手帳レベルだったが、現在の携帯電話は、ネット接続も出来る、正味でのポケットトロンになってしまった。

 そこへ来て、イコカ/スイカが、運賃だけでなく、通常店舗での買い物にも対応出来るようになると、ますます、トーキョーN◎VAの世界が現実になってきたなぁ。と実感する。ひいては、サイバーパンクの世界が現実になったと。これはもう、N◎VAで言うキャッシュだよなぁ。限度額に応じて、カッパー、シルバー、ゴールドなどと呼ばれていた訳ですが。

 で、実際のところ、子供には限度額の低いカードを持たせたいと親は思うもの。まぁ、カードに振り込ませなきゃ良いのでしょうけども、限度額ごとのカードがあってもいい気がしますな。昔のオレンジカードのように、贈答品にしたりとか。

 そうなると、N◎VAをプレイしたことある人ならば、ポケットロンでキャッシュの残高をチェックする。と言うのは良くやったと思います。そこで、イコカの開発か、携帯電話の制作会社の人に言いたい。携帯電話に、イコカスイカ等のICカードマネーのの残高チェック機能を付けてはどうかと。

 何はともあれ、サイバーアームや、サイバーアイまで実用化されては、サイバーパンクというジャンルは死に体ですなぁ。


やっぱりか(2007/3/29)
 ここを定期的に訪れている方なら、私の朝日、TBS嫌いは、すでにご存じかと思いますが、そこでコレ

 TBS側の解答も非常に苦しい。と言うのも、元工場の社員ならば、製作工程を知らないと言うのは、ちょっとおかしくないですか?。「牛乳のようなもの」って、社員に謎の物体を投入させていたのかと。この段階で、この元社員という人物は灰色だ。そもそも、本当に社員だったのかも、疑問に感じてしまう。

 くどいようですが、なんで嫌いになったかというと、イラク戦争のおり「アメリカ軍の死傷者の35%はマイノリティで、新たな人種問題に発展すると思われます」と言う発言を、昼の5分ぐらいのニュースとは言えしたのね。その頃はあまり局を重視してなかったから、TBSか朝日か忘れたのだけど。

 根本からして、マイノリティの比率35%。残り65%は、メジャーという事は白人種でしょ?。過半数以上を占めてるじゃん。逆だったら問題だけど。原稿書いた人も、コレにゴゥサイン出した奴も、脳味噌溶けてると思うわ。

 同時期に、フジ(もしくは、朝日。記憶あやふや)は、アフガンの国境の村で「村を挙げての反米デモ行進が起きています!!」とレポーターが興奮しながら言っていたのだが、どう見ても20人ぐらい。しかも、カメラの端々に、デモを物珍しそうに、かつ、冷めた目線で見つめる村人が写ってました。絶対、ヤラセです。だいたい、政治運動ってのは、都会のモノ。国境付近だと、逆に冷静になるものなんだよねぇ。デモ行進する暇があったら、荷物まとめて、備えとかなきゃだし。

 健康情報番組のねつ造よりも、ニュース報道のねつ造の方が罪が重いと私は思う。関テレがあの厳罰だ。TBSはどうなるかなぁ。アングラとは言え、放送権の剥奪の名簿活動まであったTBSだ。どうでる放送協会。



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