三月の夢酔


 


アイマス(2008/03/05)
今さら感たっぷりですが、まぁ、X箱360を持っているなら、一度はやっとけ。なソフトの一つだとは思っていたので、やってみました。

ミニゲーム集としては良く出来てますね。ミニゲームの素体も、芸能レッスンぽくまとめていますし。さすがは、元アーケードゲームってところでしょうか。恋愛SLGを求めて買った人がいたなら、ちょっとガッカリかも知れませんが。

普通に、公式サイトなどを見れば、恋愛SLGっぽい要素は+αなのは分かるはず。「単純なミニゲームばかりで、キャラの魅力だけで保たせているゲームでは、という批評も見受けられますが」という意見もあるようなんですが、それを分かってて買ってる人がほとんどだと思いますけどねぇ。レースゲーム買って、車で走るだけでつまらん。と言うようなものかと。

というか、キャラの魅力だけで持たせているゲーム。と言う事を言ったら、7割ぐらいのゲームは、下を向くぞ(笑)。そう言う発言する人に限って、P3べた褒めとかしてそうだな。単調なダンジョンと安易なレベルアップによる作業RPGよか、割り切っている分、アイマスのミニゲームの方が面白い。

と言うか、キャラ魅力的か?。苦労して育てたからこその、愛着とか魅力と思うのだけどねぇ。グラフィック的にも、そんなに凝ったモノでもないし。ヘンに原画に凝ると、こけるからねぇ。センチとかサクラ大戦とかみたく。

で、まぁ、相変わらず、不満もありまして、オフラインモードにしているなら、オーディションのエントリー待ち時間はキャンセルできて良くないッスか?。一分近く、ボーと待つのが何とも…。

あと、オフライン限定ユーザーのために、明確なライバルがいたら面白かったかなぁ。と。同じ会社のライバルPで、選ばなかった娘の中からチョイスしてライバルに。なんやんかやと、ちょっかい、と言うかコメント出すだけで、だいぶ違うと思うんだけど。オーディション落ちたら「当然ですわ〜、自分の立場を知りなさーい」的なコメントとか。

なんか、張り合い無いんですよねぇ。まぁ、オンラインで対戦しなさい。と言う事なんだと思いますが。

プロジェクトシルフィードの体験版プレイ。うーん、エースコンバットシリーズの、HUDのうまさを知る。リアリティとゲーム性をバランス良く持たせているよね。エースコンバット。ただ、アイマスで味をしめたのか、ゲイツポイントであとのせサクサクで稼ごうという姿勢が…


リバースムーン(2008/03/07)
XBOXのソフトを探すときは、公式サイトで探す事が多いのですが、ディアーリオ リバースムーンレジェンドは、店頭デモを見て、なんか良さげと思ったソフトです。公式サイトで、ぜんぶ網羅できるのは、便利なんですが、網羅できるぐらいしか、ソフトがない。という事実でもあり、ちょっと切ない。

さて、ディアーリオなんですが、典型的な、プレイヤー傍観型RPG。正確には、シミュレーションRPGですが。一応の主人公はいるものの、形骸化。途中で、主人公にベタボレする仲間が「どうして、主人公がリーダーじゃないのー」と言うんですが、受けるクエストの選択。戦闘での指揮権。もう完全に主人公リーダーです。

便利に、観客視点を入れて、サスペンス感を煽ろうとしているんですが、安っぽい。ゲームという体裁上、敵側の陰謀を逐一、見せるというのは、どうなんですかねぇ。先が見えて、おもしろさが消えると思うんですが。

ついでに言うと、シナリオはまだ序盤なので何とも言えませんが、脚本が、興醒め一歩手前。ベタボレする仲間も、惚れポイントゼロに近いシュチュエーションなのに「惚れた」とか言うし。最悪、わがまま言うな。とほほを引っぱたくぐらいないとオカシイでしょ。それすらない。というかまぁ、ベッタベタな三角関係は、ちょっと見ていてイタイ。凄み効かすポイントもズレてるしなぁ。まぁ、このベタボレ娘、最後は振られる定番オチ。でしょうなぁ。このライターの能力から見て。もしくは、決着つかず、取り合いを続ける的な。

ダメだ、コリャ。と思ったのが、散々「金のニオイがしない」「傭兵は報酬がないと動かん」とかごねていたのに、「いいじゃないか、困ってるみたいだし」とか言うのですよ、主人公。ほしたら、最初から、ゴネるなや。せめて「最初から、誠意を持って言えば受けたよ。」とかなんとか、フォローを。

システム的にも、アナログ移動のヘックスなし。なんだけど、それがまたイラっとするのね。ZOCは無いけど、キャラクターのサイズ領域がちょっと大きめで、確実に1ユニット分の空きがあるだろう。と思っても、ユニット間で停止できなかったりする。範囲攻撃は、味方に当たり判定あり。なのは良いけど、範囲のチェックがやりづらく、巻き込む事多々。

なんとなく、ブラックマトリクスを思い出したのだけど、ブラックマトリクスのメーカーどこだったか。プレイバランスも良いとは言えず、メインクエストだけをやっていたら、確実にレベル差で勝てない。それが序盤に起こるのはニントモカントモ。さらに、ショップが使用できるのが、三章からと遅い。味方出撃ユニット5と言うのも、なんだかなぁ。スポット参戦のNPCが居ても、5限定なので、実質4だし。ダメージバランスもおかしい。

スキルシフトや、武器の強化とかは、いいアイディアで、面白いのですけどねぇ。しょっぱめの脚本と、先を見せられて、ドキドキ感のないシナリオがー。ただ、空を飛ぶ。と言う目的で、エースコンバットの方が良かったかしら…ディアーリオでレビュー書いたら…かいたらキツイ事言いそう。これも、P3みたく、信者が居るのだろうな。


脚本とシナリオと台本と(2008/03/20)
存外に、日付があいてしまいました。

さて、ゲームの演出は、映画などの映像作品のテクニックを真似て作られている事が多いわけですが、なぜか、真似られない物に、脚本家。と言う物があります。

総じて、ゲームの場合は、原作に相当する発案から、直で、ゲーム化するらしく、些細な事で回避できる、違和感がそのまま残っている事が多いです。

例えば、良くあるものに「主人公は、コレまでの事を全て話した」とか、システムメッセージ入れちゃう事ですね。コレを、舞台や映画に置き換えると、ナレーションで「全てを話した」と入れているように物で、せっかくの流れや高揚感を、ぶった切り、冷水をかけるようで、非常に興醒めです。学芸会や文化祭で、演劇をやる際に、不慣れなライターが良くやる、過剰なナレーションでの設定説明みたいな感じ。

ゲームは、映画と小説の中間点にあり、双方の演出(映像と文字による演出)を同時使用できるという利点が、マイナスに働いている結果と言えましょう。

その為、映像付きの状態で小説並みの解説、メッセージ付きの状態で映画並みの表現をすれば、二重説明でくどくなる。心理や情景描写をシステムメッセージとして、つい書いてしまう気持ちは分かる。直近では、ディアーリオ リバースムーンレジェンドが、そのオンパレード。代表的な例では、ペルソナ3で、美鶴との和解シーンの翌日に出る「>二人の間に何かあったようだ」とか。

そも、映画においても、脚本家次第で、原作より面白くも、つまらなくもなる。日本では、黒澤明を理想像とするせいか、一人で、監督、脚本、編集をこなすことが理想像となっている気がするが、神の真似が出来る人間がどれだけいるものかと。

編集も重要な要素で、例えば、役者のアップのシーンを、何秒にするか。で、印象が大きく異なる。一人の感性で、全て統一する方がよいのか、複数人の感性でミックスアップした方がよいのか。ワタシ的には、スタッフ人数が少なければ、一人で。多ければ、ミックスアップと思う。映画は、役者の存在がある以上、ミックスアップした方が効果的だと。

例えば、役者の思う主人公像。監督の思う像。原作者の像。脚本家の像。読者の像。それぞれ、微妙に異なるわけで、上手くまとまれば跳ね上がるし、手を抜けば、万人受けする薄い味付けの平べったい物になる。と思う。

ちょっとずれたが、先ほどの「主人公は、コレまでの事を全て話した」と言う、興醒めテロップは、なんとかして欲しい。ムービーにこだわる前に、こうした事にこだわって欲しい物なんだけど、目に見える演出しか興味がないようで。

ちなみに、会話での解決はしごく簡単で、相手役「いきさつを話してくれないか」、主人公「わかった(主人公喋らせないなら・・・・・でも可)」、相手役「なるほど、それで奴らは君を狙っていたのか」。コンだけで済むねん。

ちなみに、良作の引き合いに毎度出して悪いのだが、デビルサマナーソウルハッカーズは、この辺の処理も上手い。主人公の代わりに、パートナーのヒトミがやり取りするので、喋らない主人公でも違和感なく進む。似たシュチュエーションでは、シックスがホラーハウスからの復帰後のランチが「色々あったんだ、教えてやるから、こっち来い」と言うシーンかな。

下手を撃つと「>主人公は、シックスにコレまでの事を話した」とか描きそうなシーン。つーか、P3の人なら、確実にやってそう。

そんなわけで、エクスのとこでも書いたんだけど、そろそろゲーム業界も…もう遅いとは思うけど…原作、原案と、脚本(メッセージ書きとでも言うべきか)を別作業とすべきではないかと。学芸会のようなナレーション過多のはもう耐えられないや。


時の止まった国(2008/03/21)
この一連の記事をみると、共産圏は時間が止まった世界に生きているのではないだろうか。ロシアでさえ、プーチンが動き出した時間を再び止めようとしている節がある。

さてまあ、チベット暴動なんですが、そもそも事の起こりは、中国のチベット侵攻というか侵略に…とか言うと、ブラックリストに載りそうですが、まぁ、零細サイトですし、ここまでチェックはしてないでしょ。ま、武力侵攻にあるわけです。

本題はそこではなくて、チベット暴動の中国共産党の脚色の仕方。1の出来事を、千にも万にもしてしまうやり方。どこかで見たことありません?。そう、南京大虐殺です。戦後であり、東西対立が甚だしたかった当時の戦略が、いまも通じると思っている当たりに、時間が止まった思考と言わざるを得ない。南京事変で、中国を擁護している人たちは、この脚色ぶりをどう見ているのだろうか。

そもそも五輪開催目的も、ナチスがしたように、国威を見せつけるために呼び寄せたと言っていい。残念ながら、その目論見は、開催前にもかかわらず、ほぼ失敗したと言える状況だが。

本当に時間が止まった世界に生きている。それは、イコールで、緩やかな腐食の中で生きているようなもので、変化を恐れるを通り越して、変化を憎み始める。それは、やがて狂気となるだろう。第三次世界大戦の勃発は、中国の武力侵攻に始まる。と予言した預言者もいるし、ネットネタなのか分からないが、未来からの時間旅行者も、そんな事を言ってた。

アンゴルモアをアナグラムして、モンゴル。とした70年代のペーパーバッグ作家がいたが、あの時代では、中国と日本の差も分からない時代なので、アンゴルモアの大王は、中国なのかもねぇ。


ふんわかプワプワ(2008/03/25)
ちょっと軽い話をば。最近、如実に、腹回りがプヨって来たので、こらマズイなぁ。と言うので、思い立った瞬間に、ジャックナイフとツッコミをするようにしました。

…べつに、なんでやねん。とかするわけでなく、足を開いて、高い位置から地面をはうようにする腕立て伏せを、現役時代ツッコミ。と呼んでいたもので。頭を突っ込むから、多分、ツッコミ。ジャックナイフは、いわゆるV字腹筋ってヤツです。微妙に違うけど。ジャックナイフは、上半身を起こした状態で固定し、反動が付けにくくなってます。

で、まぁ、思い立った瞬間にするようにしようと。現役の頃の習性で、自然と20回をワンセットにしていることに気がつき、ふと、思い返すと、現役時代は、腕立てとツッコミ、腹筋の上半身と下半身、それぞれ3セットを、準備運動と整理運動にやっていたので、20×3を二種で、腕立て240、腹筋240を毎日やってたのかっ。そら、喰っても太らんわっ。

いや、現役時代は、階級上げるために、太れ。と言われて全然ダメで、辞めた瞬間ドーンと来る典型パターンに陥ったわけですが。73s超級がメインだったんですが、私のベストウェイト72sやねん。ホントだったら、上限ギリギリで丁度いいハズなんだけど、66−72ぐらいって一番人数が多かったので、お前は上いけと。

めちゃめちゃ喰って、ようやく75ぐらいキープ。この階級だと、上は86ぐらいのハズなんで、体重差十キロ。よー勝ってたな、私。今なら、85ぐらいなんだけどなぁ。脂肪で増えてるから意味ないけど。

ま、話戻して、一日200回超の腕立て、腹筋をしても、学区内でもっとも練習量が少ない部として有名でした。強いとこは、準備に200。整理に200とかやってたしなぁ。さらに夜の練習(建前は、スポーツ少年団の活動)でも、同量やるので、計400だったとか。そんな環境だったので、友達に、身体鍛えるために、一日20回「も」腕立て腹筋やってんだ。と自慢げに言われて、どーしたものかと、思ったものですが。

ぷよった現在、その20回の重みを知る。ツッコミが20もできねぇぇぇぇ。速度おせえぇぇぇ。深刻だ。もっと深刻なのは、スピード感は現役最盛期のを覚えているから、オーバーワークにナリそうなとこ。昔、トップ選手だった人が、心不全なんかになるときは、ちょっとした軽い運動のつもりなのに、昔の感覚で、いきなりトップギアに入れるからなんで注意せねば。


久々に(2008/03/31)
エロゲ買いました。と言う報告よりも、15CRTから、22ワイド液晶に切り替えた方が、報告優先度高い?。LG電子のL226WA-BN。新型の2252にしようか思ったんだけど、HDMIは、あった方がいい。と言うのと、セールで値下げかつポイントアップで清水の舞台からドーン。

DVI接続だと、オーバーシュート?、肌の色が虹色になる現象らしいのですが、それがヒドイ。と価格.comなんかで、散々言われていたのですが、私の環境では、全く発生せず。アダルトアニメまで借り出したと言うのにっ。ただ、DVDとか見ると、残像がちょっと気になる。まぁ、PCではめったに見ないので。

で、22Wにして、自サイト見たら、15CRTだと5−6行の段落が、ワイドだと2行ちょっとだったりする。ま、環境の差は、こんなモノよね。wikiとかでも、環境によって、表示行数は変わるので云々と編集の注意が書かれていたりするので、やはし、書式マニアというか書式偏執は、一定数存在するのだなぁと。

で、本体のパーツとか液晶とかで、ポイントががっつり溜まったので、まぁ、久々に買ってみるかと、ちょっと気になってた、低価格で頑張っているメーカーのリリスものをいくつか買ってみました。

アレだね、D3パブリッシャー(シンプルシリーズの販売元)と同じく、ディレクターとかスタッフで、もの凄い差があるんですけど。もろに、同人のデジタルコミック(ノベル)レベルから、ちゃんとしたゲームレベルまで。

想ファクトリーが酷く…ヒドイというと言い過ぎですが…MBStruthの方でも、想ファクトリー絡んでるのは、正直、平坦なシナリオで、だらだらっとした感じ。90年ぐらいのアイデスとかっぽい感じ?。主人公は、完全に犯罪者なんだけど、コミカルタッチの文体のせいで、なんとなく和やかというか、和姦成立みたいな。いわゆる、やまなし、オチなし、意味なし。の真の意味のやおい。もう一つ言うならゲームになってナシ。

宇宙海賊サラは、ちゃんとゲームっぽくなってまして、ああ、ゲームプレイしたなぁと実感が持てるのですが、新妻×新妻×新妻の方は、デジタルコミックというか、なんというか。2100円なのに損した感さえ。

サラは、若干、説明臭い箇所があるところと、存外にストレートなシナリオなのが、残念ですが、通常価格でも、遜色ない出来です。まぁ、そのままで、通常価格だとすると、ちょっとボリュームにかけると思いますが。



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