八月の夢酔


 


原音表記とカタカナ(2008/08/01)
久しぶりに愚痴っぽく。

リビアのカダフィ大佐をカッザーフィーと表記するほど、最近では、原語になるべく近づけようというのが主流になりつつある現在でも、未だに、「カタカナ表記で正確な表記も何もない」と言われるのは、結構むかっと来る。まぁ、こだわりすぎるのもどうかと思うんだけど、原語を無視して、自国語読みする事が良い事かと聞かれると、間違いなく悪い事だと言える。

そもそも、カタカナでは正確に表現できない。と言うのは、単なる居直りでしかなく、だいたい、こんな道具では上手くできない。とか言ってるヤツは、自分の無能を棚に上げているよね。なぜに、与えられたフィールドで最善を尽くす事がなぜ悪いのか、日本語というツールで、他国の言葉を正確に表記すると言う試みを阻害する意味があるのか。というか、だいたいにおいて、こういう難癖を付けるのは、反論、抵抗できなくなったが、相手の言いなりになるのは、プライドが許さない。と言う心理が働いている事が多い。私が遭遇した事例もだいたいそう。

要は、自分の無知を突きつけられて、反論できないけど、認めたくない。という場合に、カタカナじゃ正確には出来ない。と言い出すと。その逆も、多分同じで、従来の浸透している表記に固執するのも、自分のプライドを守るためだろう。先の例で言うなら、カダフィで浸透しているのだから、わざわざ買える必要はないじゃないか。とか言う人ね。

固有名詞、特に人名に限っては、その論は通じない。スズキ(鈴木)を勘違いである、スズミで広がってしまっているから、訂正しなくてイイ。とか言うと反論するはずだ。ちなみに、スズミは、ハインラインの宇宙の戦士で、主人公ジュリアンの同期訓練兵。ズイム軍曹に柔道を教えたスズミ大佐の息子。たぶん、ハインラインは、スズキと言いたかったのだろうと思う。

まぁ、事の流れは、アラーは間違いでアッラーなんだよね。と半端にうんちく語るヤツにいらっときたので、それを言うなら、アッラーフやろ。と言ったら、カタカナで正確な…というて来たわけです。流石に呆れましたが。同時にもの凄いイラっともしたわけですけど。まぁ、せっかくの自慢のうんちくタイムを潰した私が一番悪いのでしょうけども。


散弾哀歌(2008/08/03)
ショットガンブルースつーわけで、小ネタラッシュ。

モナー。ちょいと古めですが、二岡選手とのアレ。巨人の金看板が効いているのか、二岡さんへの攻撃は弱いですな。つーか、妻子持ちで、中心選手なのに低迷で二軍落ちしているのに、飲み歩いて女性をホテルに誘う。まぁ、拒絶せずに受けれちゃった女性も悪いですけど、根本的に、男が悪いやろ。なんで、女性の方をいじめ抜きますかね、マスコミ。やはし、金看板のご威光?。腰振る前にバット振れ。

拳闘。例の三兄弟ネタですが、いくら有名人だからって、リングの上に、ホイホイ上がれるもの?。警備とか、そんな問題で、事前に何かしてないと、無理だと思うんですけども。プロレスだって、本当にサプライズの時は、観客席からアピールだし。TBSは知らないといってるけど、ちょぃと無理がある釈明かなぁ。思ったより、心底嫌われててビックリしつつも、視聴率取れてニンマリと言ったところか。

オペレーショントロイ。XBOXのガンダムゲーム。やはしと言うべく、評価は低いですな。ネット対戦の方は評価が高いようですが、しかし、土台の出来が悪けりゃ、ゲームとしての評価は落とさざるを得ない。デザインは格好いいけど、燃費悪い、エンジンパワー無い、乗り心地悪い、そんな車は、ダメ扱いされるでしょ?。

ペルソナ4。気がつくと発売されてて、もうじき一ヶ月ですか。その割に、店舗での人気順位がやや低め。でも、発売から一ヶ月経ったらこんなモノなのかなぁ?。他に食指が動くゲームがなかったので買いそうになりましたが、スルー。

ブリー。箱の全寮制学園の悪童青春コメディゲーム。アマゾンのレビューでもGTA信者が妨害に走るゲーム。アメリカの青春映画では、この手のネタはベタネタ。そう言うのが好きな人は良いんじゃないかな。洋ゲーらしく、カワイイ女の子が居ないので、日本のティーンゲーマーには、たぶん、確実に不評。ミッションの解決法や、目的を自分で探せる人には向くと思う。でも、この手のゲームはさ、PC版買った方が良いんだよね…MODがあると、別ゲームになるから。つーわけで、PC版でねぇかなぁ。

無限航路。セガのDSゲーム。発売は未定。むかーし、PCゲームで、宇宙船を造ってAIで飛ばす。みたいなゲームがあって、それを思い出してます。あれは、戦闘艇とかがメインだったと思うのですが、これは、スペースオペラ的な、冒険あり、交易あり(と思う)ので期待しております。が、過度の期待すると反動が…

あとは、フェイブル2とカルドセプトDSかね。


こわっ(2008/08/03)
親が差別的な所がある反動か、ほとんど社会的、外見的な差別はしない私ですが…共産主義は別として…それでも、こわっ。と思ってしまう人がいます。ヤのつく自由業とか、そうした暴力臭の怖さでなく、狂気臭の怖さですね。

ブックオフにふらりと寄って、かるーく立ち読みをしていると、隣の男の独り言がデカイ。まぁ、それは良いんです、良くある事です。ただ、通路幅いっぱい使って、身体を揺すって笑い、デカイ独り言を言い続けられると、正直怖いです。「こんな展開…ふひひひ」とか、「こ、このオチの付け方、しししし」とか。ページをめくる度にコメントと笑いが尽きます。そんでもって、ボリボリと音がするのでチラリと見ると、思いっきりズボンの中に手を突っ込んで、股間をかいてます。人目をはばかることなく。それはちょっと…せめてポケットからとかにして下さい…

まぁ、外見からして、そのまま、マニア系の人だったんですけど、もちょい服と髪に気を配れば、どちらかというと男前に入るぐらいの顔つきが、よけいに怖さを増します。恥という感覚が、一般理念と大きく反れているというのも、ある種の狂気と言えるのかな。と。

それはそれとして、ようやく箱用コンポーネントケーブルを購入し、液晶モニターにつないで、キレイキレイ。ブラウン管とは雲泥の差。とか言っていたのですが、箱本体の設定を、いじるのを忘れていたオチ。D4接続にしたところ…全てが別のゲームにっ。

グラがショボイと言った、オペレーションダークネスでさえ、結構綺麗じゃん。と思う始末。綺麗になった分、ポリゴンキャラの造形の甘さってのも見えるんだけど。特に、非戦闘NPC。主役級は良く出来てるし、天候エフェクトとかも良く出来てるし。グラがショボイと言う前に、スペックをキッチリ引き出せる環境が必要だぁね。知らない事とは言え、人のせいにしていた怖さ。

それでもまぁ、綺麗だねぇ。済んじゃう私の感覚。シナリオ偏重だから。つーわけで、オペレーションダークネス、ついでに、ルイス死亡ルートで行ってみようと。再プレイ。うん、やっぱシステムは良く出来てるね。やってて楽しい。けど、D4接続にしたら、移動のしにくさがさらに酷くなった。キャラがアップになるから、全体像が掴みにくくて。


帝国とクトゥルフ(2008/08/06)
今さらながらに購入。2005年12月に発行なので、もはや三年前か。さて、評価。ダメだこりゃ。

大正時代の文化資料としては、まぁまぁです。が、テーブルトークのサプリメントとしては、失格。なぜならば、これを読んでも、何一つシナリオのアイディア浮かんでこねぇ。文化風習の説明、資料性にこだわりすぎて、ゲームサブリメントとしてのプレイアビリティつーか、プレイサポート力が無さすぎる。その資料性も、概要集止まりですけど。

一応、シナリオソースになりそうな部分としては、興味深い人物。として虚実みだれて(加藤保憲て)ピックアップされているけれど、それなら、興味深い事件や出来事も、オカルト事件の年表からピックアップして、軽い解説を入れて欲しかった。一番のネタになりそうな、アジアの信仰や宗教、妖怪なんてのも概要だけ。二段組みで4ページ(宗教、結社、妖怪こみで)だけってナァ。職業にはやたらこだわってて、軍医と医師を分ける必要があるのかとか。だいたい、職業なんて、適当でええねん。ベース医者、設定で軍人にして軍医とか、大学教授にして医学部とか、なんか日本人って、入り口がコンピューターゲームだからか、妙にクラス(職種設定)には異常にこだわる人が多いなぁ。

実際の所、テーブルトークをやる上で、文化資料というのは、深みや懐の深さを出す事に役に立つけれど、実際にプレイする段階になっては、プレイヤー達は、ほとんど興味を示さない。プレイヤーにとっては、物価がどうで、収入がどう。と言う事は問題でなく、入手できるか否かダケが問題だったりする。

つまりは、いくらミルクバーだのカフェーだのこだわったところで、現代と少し扱いの違う、ファンタジーゲームの酒場的にしか認識しない。必要な情報が入るか否かでしかない。哀しい現実がある。プレイヤー目線になれば、変にこだわられても、ただのうんちくを聞かされている気分になる。微細な資料は、プレイヤーが各自集めれば済む話で、こうしたサプリメントでは、いかに雰囲気を醸し出せるか、時代背景を上手く使ったシナリオ構築の手助けが出来るか。が重要だと思うのだけど。

帝都の解説も、概要に留まってて、もう少し微細な建物とか、土地の説明があっても良いと思うんだけどなぁ。場所柄とかから、シナリオ思いつく事もあるし。付属シナリオで、浅草十二階が震災で破壊されたのを利用してシナリオ組んでいるのだけど、そうして出来事や建物を、抽出しないとダメなんじゃないかと。自分がシナリオ組んだから秘匿ですかね?。下手すると、御神楽とかライドウの方が、ソースになる設定になってる気も。

N◎VA系の様に、浅草なら浅草の土地概要を枕に、代表的な建物の解説、立地、当時の目立つイベント(事件事故の舞台になったとか)そう言う書き方は必須と思うんだけどねぇ。。本当に、ただの概要集で、文化風習の概要を知るには良いけれど、それをどうすればいいのやらと言う。
クトゥルフ・バイ・ガスライト(1890年イギリス舞台のサプリメント。ホームズ先生の時代っすな)は、入手し損なっているから、比較できないのだけど、どうなんかなぁ。

上海や満州といった、活劇に向く舞台はほとんど触れられてないし、こここそ、市街図とかいるだろうに。大陸横断鉄道も、さわってるだけ。東京ロンドン間の切符が買えると言うならば、そこは、大陸横断鉄道の資料はいるだろうと。RPGマガジン健在の頃に、発表された「帝国と〜」では、上海とかメインになるかもと言う事で、「エー」とか思ったんだけど、こうしてみると、活劇は絶対に上海のがやりやすいな。スンマセンでした。あの頃の草稿とこの出版されたモノは、近似にあるのか別物なのか知りたい。

とにかく、単に私のシナリオアイディアが、枯れちゃってるだけなら良いんですけど、キーパーの心得のページに、「時代性を持たせる」として、いろいろとシナリオソースになりそうな事、書いてあるんですけど…だったら、そこを掘り下げて記事にせんかっ。興味深い出来事とかなんとかで。なんか勘違いしてるよ…絶対に…まぁ、日本でテーブルトークは、もう無理っぽいかな…MMOで似た体験できるしね…作り手の方も、本当にプレイさせようとしているのか、疑問だ…。

牧山先生…日本のテーブルトーク界に夜明けは来るでしょうか?


帝国とクトゥルフ追記(2008/08/07)
何が一番ダメって言うと、はじめにの所で「プレイヤーが近々起こる事を知っている(関東)大震災を自分たちのキャンペーンで扱うのが難しいだろうと言う判断」とあるのですが、この発言が意味するところを、当人は本当に理解して発言しているのか。

そもそも、ホラーTRPGの場合、プレイヤーは分かっていても、キャラクターは分からない。と言う、知らないフリのプレイが、必ず必要になる。特に、クトゥルフのような、派手な戦闘で撃退できない場合、如実で、この先に何が居るか分かっていても、何が起こるか分かっていても、行かなくてはならない。ここから先は、警察に任せようではゲームにならない。

ならば、大震災が起こる事を分かっていても、知らないフリでプレイできるはずである。それを出来ないという判断を下したならば、お前らニャ、クトゥルフは無理だよ。と言われているようなものだ。メガテン的に言ってしまえば、大破壊を扱うキャンペーンは、プレイヤーには無理だから、大破壊後だけの設定にしました。と言っているようなもの。プレイヤーを完全に見下しているというか、なんというか。自分の思いこみで、生徒の可能性を否定する教師は、失格教師だが、ユーザーの発想力を否定する人間が、執筆してイイモノなのかと、出版元にに問いたい。

どういう経緯で、執筆に至ったのか知らないが、本当にテーブルトークをプレイした事があるのかさえ、疑ってしまう。本の内容も、シナリオソースに向く構成になってないしね。そもそも、エンターブレインのテーブルトーク部門の人が、テーブルトーク関心があるのか疑問に思うような、内容のズレが多い。

コンシューマーゲームだと、セーブ&ロードが出来るおかげで、知らないフリの必要性はかなり低い。その為、完全に知らせないで進行させた方が、ドキドキ感が強くなる…のだが、コンシューマーの方が、一報その頃で内幕を全て見せ、テーブルトークの方で、内幕を秘匿するってズレてるよなぁ。セーブの出来ないテーブルトークは、ロスト感が高く、また、シナリオの再挑戦という事は基本的に出来ない一発勝負だし。

まぁ、そうした事を差し引いて、単純なシナリオソースとして考えても、大規模天災は、それだけでネタの宝庫だ。オチとして、発端として、これほど有益なモノはない。単純に考えても、実は関東大震災は、実はドールが引き起こした。とか、加藤保憲クラスの魔術師が、画策した。とか、断層ではなく、ヨグソトース当たりを召喚しようとして起きた、次元振動が原因とか。そこをオチにしても、そこを発端にしても、便利に使えるわけだ。

別に、震災前と震災後を同時に記載したって問題は無いはずだし、その違いから、何かを閃く人もいるだろう。だいたいさー、当時の風俗とか言いながら、一般的な服装とかのイラストがほとんど無いし、土地概要だけで、建物紹介はほとんど無い。付属シナリオで、浅草十二階の詳細をコラムで記載していたが、それを本編でやらんかいと。本当に流す程度に、文化風習語られても、そこからどうシナリオを作れと。もしくはアレか、シナリオ集出すからそっち買えみたいな?。

黎明期があれば、繁栄があり、そして大暗黒時代も必ず来る訳ですが、今がその暗黒時代なんですかねぇ。作り手も、受け手も、真っ暗闇で…と言いたいけど、そりゃあんたらが目を閉じてるだけだ。


人の弱さと業の深さ(2008/08/08)
と、仰々しいタイトルですが、そんな深い話はしません。アトラスのゲームは買わないと誓ったのに、予約してしまいました。ライドウ対アバドン王。金子さん帰ってくると言うしぃ。悪魔との交渉をちゃんとやると言うしぃ。副島さんの絵も嫌いじゃない、むしろ好き。なんですけど、やはり、悪魔絵師と、普通の絵師の差と言いますか、悪魔考証に関しては差があるなぁと。

と言うか、ペルソナ1、ペルソナ2と金子さんがやっていたとは、ペルソナデザイン、全部一からやり直してるじゃないですか。ペルソナであって悪魔じゃないからと言うので、仮面をモチーフにしてましたし。メガテンシリーズでも、一部使い回しがあるけれど、基本的には、全部書き直してるじゃないですか。そこに熱意というか、愛というか、意欲の差を感じなくもないわけで。ペルソナ3も4も、結局、これまでの金子悪魔をそのまま流用でしょ?。ちゃんと、自分のモノにしたかったら、ペルソナデザインを1から全部やリオすべきだったのではないかと。

まぁ、ペルソナ3から、なんか場つなぎ的に開発してる気がするよ。副島のカワイイ女子だしときゃ、一定数売れるだろうから、あとは使い回して、安く安く!。みたいな!。

まぁ、私の狙いは、ノクターンマニアクスなんですけどね。ダンテどうでもいいし、バランス調整と追加用要素が見たいわけです。ダンテのマニアクス、中古でも15kぐらいだから、それより安くて、ライドウの新作が付いてくるならお得じゃないですか。って考え方。デビルメイクライをやった事がなく、ダンテに思い入れが一ミリもない私にしてみれば、これ以上の選択はないと言う。

オペレーションダークネス。HD接続でやり直してみた。システムは面白いけどなぁ、敵のAIが今ひとつなのと、やっぱ、シナリオと脚本かな、問題は。何に気を使っているのか、ナチをもの凄い悪党にしようという意図が見えすぎて、薄っぺらく見える。

帝国とクトゥルフ。この人、自分のイメージを押しつけるタイプだったわ。共同執筆なんで誰が書いたか知らないけど、回避に関して「フリーポイントを回避に入れられないようにすると、虚弱なキャラクターが、軽快に回避するという非現実的な」とかいっているのですよ。この人のイメージでは、回避は、ボクシングのスウェーとか、武道の見切りのような、流麗なイメージだけのようです。

例えば、転げ回り、しゃがみ込み、泣きながらかろうじて攻撃をかわす。と言うのも、回避ですよね?。殴られそうになった瞬間、頭を抑えてしゃがみ込む。これも回避。虚弱だけど回避が高い。ってのは、こうしたなりふり構わない避け方が上手い。と言う味付けも出来ますよね?。と言うかですね、回避に成功したら、マスターが情景描写しませんでした?。怪物の一撃を、這々の体でかわした君は、泥だらけになりながらも、なんとか洞窟へ転がり込んだ。とか。著者のイメージだと、ルパン三世並みと言うか、アニメ的な華麗な回避と決めつけてるようですなぁ。

想像力で遊ぶゲームなのに想像力がないって困ったもんだなぁ。つーか、同級生にいなかったのかな。力も弱いし脚も遅いけど、逃げるのだけは速いヤツとか、かわすのだけは上手いヤツとか。まぁ、読むほどに、同人ルール並の出来と思ってしまうのですが。これで、38は高すぎるよなぁ。


気付いちゃった(2008/08/11)
しつこく帝国とクトゥルフ。気がついてしまいました。クリティカルにダメなところに。

よくよく考えてみれば、テーブルトークなワケですから、フィクションな空間なワケですよ。だったらデスね、関東大震災が、回避された事にしても、なんの問題もないわけですよ。帝都破壊をもくろむ、加藤保憲クラスの魔道師が、ドールを使ってもくろんだ大破壊が、関東大震災。そして、対決の上、回避された。関東大震災もなく、世界大戦もなく、それこそ、ライドウみたいに、大正20年まで大正時代が続いていたって良い。そう言うシナリオなんだって言えばそれ以上追及は出来ない。

それを、これから起こる関東大震災という広域災害を知らないフリは出来ないだろうから、扱いませんでした。と正面切って語れる無知の怖さ。テーブルトークという、各マスターが自由に発想し、世界をクリエイトすると言う、根幹のスタイルを無視し、自分のイメージを押しつける自己陶酔。そりゃ、ダメになるわ。牧山さーん、夜明け来ますかねぇ?、テーブルトーク業界。とりあえず、アフィリエイトは外そう。これは、ダメだ。宣伝しちゃダメだ。

ついでご執心のスキル絡みも、ちょっと…かなりおかしい。大正時代の日本と言う事で、フェンシングは0%でも良いはずだ。逆に、日本刀は20%のハズ。本の中では、フェンシング20%、日本刀15%。たしか、日本人で、アメリカのフェンシングチャンピオンになった人の話で、初めてフェンシングを見た時、フェンシングの剣の持ち方が分からず、日本刀のように両手で持って笑われた。と言うのがあったはず。そのくらい浸透していない時代のハズだ。まぁ、武器固有の命中値がBRPにはあるとしても、フェンシングの剣は、刺突専用で、特殊なのでかなり低くて良いと思う。

興味深い人物のところも、シナリオネタになりそうな、オカルト系の人物は短く、文化・芸術方面は長い尺を取っていたり…ほんとに、テーブルトーク経験者なのか…出口なおとかあっても良いじゃないか。結社・団体の所に、大本教もないな。植芝盛平とかいてもいいんじゃ…というか、格闘技・スポーツ系の有名人はゼロだなぁ。ちなみに、合気道のフルネームは、天之叢雲九鬼武産合気道という説もあったり、まぁ、当人も九鬼神伝の武道と言ったとかなんとか。

まぁ、それにしても、帝国とクトゥルフを買った途端に、ライドウの新作の報が目に入ったりと、いわゆるシンクロニシティ?。大正浪漫が、私を求めている?。私自体は、大正に特に思い入れとか無いんですけど。まぁ、日本人が、一番のびのびしてた時代じゃないかな。とは思う。江戸も意外と統制厳しかったし、明治は、維新で殺伐としてたし。日本文化と西洋文化が程良く混じり合って、でも溶け合ってない。羽織袴に西洋帽子。和服の女給が居るカフェー。和服も、肩まではだけているいなせな姐さんがいたとかなんとか。そんなカオスだけど、パワフルな時代。華やかだけど、その影に見える軍事政権の暗緑色。喧噪と軍靴の音が入り乱れる。ってのは、冒険活劇にはもってこいの舞台だよね。


屍の花嫁(2008/08/19)
コープスブライド。劇場公開が2005年と言う事で、もう三年前。劇場に行きたかったけど、一人でパペットアニメに行く根性もなく、レンタルが始まっても、これ一枚だけ借りるのもナァ。と放置してたら、もう三年。五本で千円というレンタルショップなので、もう一本無いかなぁと思っていたら、サックリ思い出して、ようやく視聴。

一言で言うと、スゴいわ。パペットでこれだけ表情出せるのも、動きが滑らかなのもスゴいけど、シナリオがスゴく良い。ストーリーだけでなく、シナリオ。伏線の張り方、展開の仕方。ストーリーギミックと私が言う、物語の流れによる、物語への仕掛け。例を書くとネタバレになるからなぁ。ミュージカルがイマイチ好きじゃないのだけど、まぁ、死者の世界だし。

特典映像で、これは低予算だから。と言ってたんだけど、まぁ、売れっ子のティム・バートンにとっての低予算だから、どのくらいか分からないけど、正直ディズニーのフルCG系よりは、出来は随分と良い。まぁ、ディズニーのは、完全に子供向けで、シナリオも何もない事が多いのだけど。そう言う意味では、宮崎アニメとディズニーは近いモノがあるのかもねー。

コープスブライドは、謎解きとか、盛り上がるシーンも、登場人物の心の成長が見えるシーンとかもしっかりしてて、なおかつ、伏線処理が上手いという。もーたまらんです。ポップスコッチもなんか意味があるのかなぁ。パペットも魅力的で、人外娘好きとしては、ブライドがカワイくて。外見だけでなく、性格も可愛くて、生者のビクトリアにヤキモチを焼いたり、ビクターと一緒にピアノを弾くシーンでは、拗ねつつも、来てくれて嬉しい。でも、ビクターと目が合うと許さないから。みたいな表情が、ストップモーションのパペットで出しているというスゴさ。

正直、パペット人形で、生きた表情見せるコープスブライドと、フルCGでどことなく感情の出せない人形劇をやっちゃった、映画版ファイナルファンタジーとは真逆にあるかなぁと。

久々に、ぐっと来る物語に出会えました。ちなみに、他に借りたのはショーン・オブ・デッドとGガンと、X指定のヤツ。オリジナルのエロアニメは、意味がありそうで全くないシナリオと、男性主観の安っぽい脚本で腹が立ったり、実写はやはり暴力的なのが多かったり。克己心の無い奴らが、こんなのばっか見てたら、犯罪に走るのが分かる気がする。

さて、コープスブライドが割り込む前のネタ。オリンピックは 日程的には、もう後半かしらね。さて、水泳男子がメダル五個で好成績。かたや、柔道は低迷で、斉藤監督辞任。って、柔道も同じぐらい取ってなかったっけ?。桝添大臣の酔っぱらいオヤジのような放言「俺にやらせろ」とか 。優勝者、二人出したら立派ちゃうんかと。

他のスポーツがかつてお家芸とまで名乗ったのにもかかわらず、低迷を続ける…というか、マスコミが勝手に「お家芸」とか言い出したダケの気もしますが…そんな、中で柔道頑張ったと思うけどなぁ。女子マラソンなんか、リタイア二名出す上に、補欠登録をしてないという失態。辞任すべきは、陸連のマラソン担当やろ。というか、補欠登録をしない理由なんて見あたらない。補欠選手の渡航料や滞在費をピンハネしてるのかとさえ考えてしまう。まぁ、ピンハネはともかく、補欠選手の維持費をケチった。ぐらいしか理由が想像できない。

寝技の攻防短縮から始まっている 柔道のJUDO化は、もう十年以上は前から言われてたわけで、対応策をとってないのは、まぁ、責任問題かも知れない。いっそ、五輪種目から外す運動をしても良いかも知れないなぁ。嘉納先生は、向こう側からどんな目で、この勝つだけが目的となったJUDOを見ているのだろうか。 まぁ、JUDOに対応すべく、アマレスの練習も取り入れるか、あえて、柔道をつづけて、嘉納先生が「術でなく道」と名付けたのかを問い続けるのか。分岐点かな。まぁ、極真も、スポーツとしての空手選手と、武道家としての空手家を分けて考えてるらしいから、柔道もそれで良いのかもね。スポーツ向きのメンタリティと、道を極めんとする者のメンタリティは違うし。


どっちだ(2008/08/20)
19日のアクセスログが普段の倍。コープスブライドへの反応か、オリンピックへネタへの反応か。ま、時事ネタなんでオリンピックかな。とは言え、映画をネタにする人も意外と少なかったりで。いや、ネタにしてる人はいますけど、アレを観てきました。ぐらいで、真っ当なレビュアーはゲーム以上に少ない感じが。ま、超大作なんかは、レビューしようがなかったりするんですけどね。

さて、本当に、最近ようやく、プレイヤーとキャラクター視点の同一化。と言うのが浸透してきたようで、ドラクエ\なぞ、アバター形式のようで。やはし、ゲームの本筋は、物語の体験であって、物語への追従ではない。と言うのも言葉が違うなぁ。まぁ、要するに、自己の選択の積み重ねが、物語りとなるべきであって、物語を追いかけるのは本末転倒かなと。手段と目的の混交と言うヤツ?。

と言うのをサイト設置当初から、切々と訴えていた身としては、今の風潮はとても喜ばしい。けど、こうした考える物語をしていると、無思考になりたいという人も出てくるわけで、映画やアニメを見るように、ぼーっと進めたいというのがまた流行るかも知れないんだなぁ。まぁ、ともあれ、主人公とユーザー視点の同一化と言う事に、そんな設定はねぇ。と吶喊してきた子、意味が分かったかな?。

まぁ、往々にして、凡俗が天才の言質を理解するには時間が必要という事ですか。ダ・ヴィンチとか300年かかってようやく理解されかけているしなぁ。死後評価される芸術家というのも、そうだろうしねぇ。飛べないペンギンがいた高地が、時間と共に海になったという事ですかねぇ。でも、生きてるうちに泳ぎたいものです。あ、私は、もちろん天才でなくて、紙一重の方です。

まぁ、一番の理由はMMOが浸透してきたせいだろうね。特別な存在でなくても、ゲームの中なら冒険できるってコトで。昔は…今でもかな…テーブルトークでも、特別な存在、いわゆる勇者になりたがる人は沢山いたわけですけども。設定からして、暴走気味のプレイヤーってヤツ。まぁ、誰しも通る道なんだけどさ。


女はつよし?(2008/08/23)
オリンピックの度に、得意げに「女はつよし。女性の活躍が目立った大会」と語る人をみると、何となく論破したくなるのは、ネット界の住人だからだろうか。前回大会でも同じ事言ってるよね、マスコミ。

さて、分析するに、理由は二つ。一つは、男子選手は、欧米人との筋力量の差が、技術で補えなくなっているのではないか。かろうじて、組み手系格闘技である、レスリングとジュードーはなんとかなっているが、サッカー、バスケットなど、コンタクトのあるスポーツは、てんでダメな状況は、当たらずしも遠からじではないかと。

そして、大きな理由は、たぶんこっち。マスコミが、華がある女子選手ばかりを報道するので目につく。たとえば、卓球は、男女とも同じような成績のハズだが、報道されるのは女子ばかり。と言うか、福原選手のみ。レスリングも、男子も銀を取ったはずだが、マスコミの扱いは、雲泥の差だ。自分たちで女子ばかり取り上げて、女性の活躍が目立つ大会でしたってマトメはいいのかなぁ。

いいのかと言えば、ケータイ小説のコイソラ(字失念)、テレビコマーシャルぐらいしか知らないのだけど、これをドラマ化した時点で、テレビドラマ脚本家は、顔から出た火を消すべく、レーテ河に顔を突っ込むべきだ。涙を誤魔化すためでも良い。コバルト文庫並のケータイ小説を原案にした時点で、色々、考えた方が良いのではないかと。マンガ原作のうえに、ダメすぎる脚本で冷笑集めるのがせいぜいのくせに、メッチャスゴい事しましたと自慢するテレビ屋はなんとかすべきじゃないかと。

と言うかですね、「優&魅衣」で、主人公、優がモテる理由を、少女漫画家の小倉杏がこう評す「少し不良っぽくて、くらい影があるけど、実は優しい」。と言ったあと「これが少年誌で良かったよ、少女マンガだったら、さらにリードギターかドラムスをやらされているところだ」

優&魅衣は90年代前半に連載されたマンガで、その時点で、少女マンガの主演男性像の狭さをネタにされているわけですが…2008年コイソラ。不良っぽい金髪少年が、バンドでギター弾いてます。進化度ゼロ。まぁ、男の方のヒロイン像も、進化してない…いや、深窓の令嬢型から、ツンデレに変遷しているか。っても、ツンデレも、まとめる言葉が最近出ただけで、キャラクターとしては古いからなぁ。広義分類では、勝ち気だけどやきもち焼きというのも、ツンデレに入るわけで、このタイプは、古いマンガの活発系ヒロインがほとんど当たる。マジンガーZのさやかとか。

まぁ、あと突っ込みたいのは、恋人が居ると分かっている男性と肉体関係を持つ、ヒロインって貞操感覚ひくい。つーか、かなりの悪女?。くわえて、恋人が居るのに、他の女に手を出す男なんで、確実に、いずれ、他の女に手を出して、今度は自分が捨てられる番が来ますなぁ。まぁ、番組宣伝レベルの情報なんで、詳細違ってると思うけど…違ってて欲しいけど。ケータイ小説って、コバルト文庫に物足りなくなった、そっち系女子のたまり場だろうから、そうなるんだろうけどねぇ。ジュノーでも観てきなさーい。

ちょっとライトに「やきゅつくDS」…あかん。これ、あかん。システム面とかは別に良いんだけど、試合の処理がアカン。やきゅつくに限った話じゃないんだけど、DSのゲームって、乱数の幅が狭い。というか、乱数発生させるのに、トリガーがいる場合が多い。やきゅつくの場合は、オーダーを組み替えたりしないと、ロードを何度繰り返しても、同じ点差の結果が出てくる。これはちょっと酷い。さらに、育成が全く見えてこなくて、全選手のほとんどステータスがA前後と言う、ほぼ完璧なオーダー(ドリキャス版ならほっといても、優勝に絡める能力)で挑んでも、10連敗とか当たり前。あと、ステータスダウンが始まった選手をトレードで放出したんだけど、自軍にいた時は、盗塁失敗しまくってるのに、敵になったら成功しまくりて。なんか、おかしいよ、これ。

育成に意味があるのかと思ってしまう…なんか、楽しくない。育成ゲームで、育成に疑問持たれた時点でクソゲーだよなぁ。あと作戦のチョイスも変。攻撃時、バント、盗塁、エンドラン…なんか微妙。作戦にならない作戦では、いかんともしがたく。

ちょっとした操作ミスで、シグマハーモニクスも買ってるんだけど、未開封のまま。さぁて、そろそろパラリンピックですな。チェアバスケットは放送してくれるんだろうか。車いすバスケットボールね。タクティカルな目で観ると、面白いんだこれが。いずれまた語ります。


直感とデータ(2008/08/27)
星野監督は、意外にも、直感型の監督。緻密さも見える時期があったが、それは島野さんのおかげだったりする。情け深い親分肌の選手起用は、ペナントレースなどの長期戦には向く。ミスをしても、挽回のチャンスをくれる管理職が居る事は、選手は非常に有り難い。けれど、短期決戦で、それをすると、情に溺れて瓦解する。また、直感による采配も、ハマれば強いが、ハマるためには、実は何回か対戦して、相手の特性をある程度認識してないと、勘も働かない。おなじ、直感型の長嶋監督も、短期決戦型の五輪大会では、成績を残せていない。

元々、星野監督は、トンでも采配をポツポツとやっちゃう人で、確か、九回裏ツーアウト、ツーストライクでピッチャーを交代。逆転負けを喫すると言う事もやってたはず。「たしかに、訳わからん采配だったけど、なんで1球が決まらないかなぁ」と言ってたのが印象的。フツーに考えて、九回ツーアウトツーストライク、ブルペンの選手はみんな帰り支度始めてるって…終わったと思った精神をもう一度戦闘モードには切り替えられないって。

短期決戦には、データ派の方が向くんだけど、日本人は、データ派の監督は嫌いらしく、なぜか敬遠される。野村監督、広岡さん、藤田さん、受けの良い人はあまりなく、どちらかというと憎まれ役というか、ヒール的な立ち位置の人ばかりの中で、実は、王監督も、データよりの人。

まぁ、なにより、スポーツに限っては、人を見る目がゼロに近いナベツネさんが、星野君しかいないだろう。と言った時点でダメだなと。まぁ、なんにしても、直感もデータもどっちも必要なわけなんですけどね。

話は変わって、テレビ番組で、日本王国について、やってたんだけど、ようやく、大和王朝以外の国が存在する事を認める気になってきたか。と言うのが実感。でも、それなら、東北の荒吐も取り上げて欲しかったなぁ。東北の方が、独立国としては長く、何度も書くけど、平安時代に、制圧されるまで、朝廷の地図には東北は載ってなく、外国だったことは、消せない事実なわけですし。

そもそも、大和朝廷こそが、渡来系の侵略軍なわけで、その人たちが書いた古事記を真書とするのも、どーかと思うわけですよ。外三郡誌を偽書とわめく人たちは、その辺どうなのよ、と。東征を逃れた人が、関東で、東北で、再建を目指しても不思議はない。そもそも、弥生人は渡来系、渡来系って言う事は半島か大陸の人な訳で。


シグマ(2008/08/29)
って、いわれると、ゴッドシグマを思い浮かべるんですが、DSのシグマハーモニクスの簡易レビュー。スクエアのコンシューマーゲーム購入は、たぶん、FF2以来という、アンチスクェアというか、アンチムービーゲーの私です。

良くも悪くもスクエアのゲームでした。全体のとしての出来は悪くない。と言うよりむしろ良い。神降ろしによって人格が変わったヒロインのセリフも丹念に作ってあり、イベントシーンでは、すべて3パターン用意してあるようです。

ただし、各部位を見ると、ちょっとなぁ。と言うところが、多々。その一つが、DSというハードなのに、ムービーゲーのような演出を使用とするあまり、重いゲームになってます。ま、ムービーっぽい演出と言っても、一枚絵をスクロールさせて、ムービーっぽく見せるという、スーファミ時代の伝統技法なんですけども。

不必要な一枚絵のスクロールが、そこかしこにあるので、重くて重くて。たとえば、タッチペンでの調査モードにはいると、非タッチ画面は、シグマの一枚絵がスクロールして現れます。正直不要。そんなヒマがあったら、調査モードへの高速移行してくれた方が千倍嬉しい。

肝心の殺人事件も、事件単体を見ると、動機のない殺人がほとんどで、いくら魔物によって魔が刺された状態とはいえ、というが、魔が刺した犯行は、衝動的であるべきで。と言う根幹の矛盾…設定的にはしてないのだけど、事件だけ見ると矛盾しているという不思議。動機が魔が刺したから。で済ますので、動機のないトリック犯罪というのは、探偵モノにとっては、反則行為ではないかと。

あとは脚本の弱さねー。まぁ、普通の人は何とも思わないだろうけど、せっかくの前フリを自分でしたのに、使わないのかっと思うシーンがいくつか。

あとは、そうそう、用語集をつけて、用語の解説をするのは良いんだけど、その用語集で裏設定を語って、始めて真相が理解できる。って言うのは、何回も言うけど、表現者としては失格ちゃうかと。たしかに、本文中に解説入れると、説明臭くなってシーンが台無しになる事もあるのだけど、それをいかに、説明臭くなく説明するかってのは、作家の腕の見せ所じゃないのかな?。

用語集を付けて、そこで、真意を自己解説するるってのは、まぁ、ぶっちゃけ、攻略本付きでゲーム売る様なもの…って、現状そうか。ゲームメーカーとしては、当たり前の感覚なのかなぁ。

まぁ、ともあれ、時空ネタとしては、私がやった中では、一番矛盾がなく、良く出来てて、面白い。ラストも、スクエアだけに、マジでムービーもどき演出でラスボス倒してしまうんかと思ったけど、もう一山…と言っても、タイプ的には、NPCが「はい、伝説の剣」とぽんと投げ出す、エクス2や、ペルソナ3型なんですけど、あそこまで苛立たせないのは、演出がまともだから。かな。

ともあれ、久々にレビューをまともに書く予定。レビューを書きたくなるゲームではあるので、間違いなく良作ではあると思います。



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