十月の夢酔

ワイは、わすれまへんで、清原和博というサムライがいたことを
−峠球四郎(アストロ球団/遠崎史朗/中島徳博/作中では「氏家慎次郎と言うサムライがいたことを」です。)
 


もう十月だった(2008/10/02)
もう十月入ってましたなぁ。特にネタもないのだけど、この記事。だいたい、投機マネーというか、証券会社自体が、公営ギャンブルみたいなもので、資金投入しちゃ利ザヤを得たら引き上げる。みたいな、生産性は皆無と言っていい事業。右から左へ現金を移して、その間のマージンを取るみたいなものと言うと、証券会社に怒られるかしら。

近年の世界経済の混乱も、投機マネーが原因と言われて久しく、そもそもの儲け方が、絞れるだけ絞ったら、次へ行く。残ったのは絞りかす。いわば、植樹をせずに、はげ山にしたら、次の山へ。とか、漁場から稚魚までさらい尽くして、次の漁場へ。みたいな事をしていたわけで、そんな事してりゃ、場所が無くなるのは自明なんだけど、金儲けが趣味とかしているような、世界規模の投機マネーを扱う会社は、もう錯乱しているとしか。

先頃の原油高騰も、投機マネーが買い占めたからだし。結果として、自分で自分の首を絞めたわけだけど。コイツらもう全体が見えなくなってる感じ、木を見て森見ず見たいな気がするなぁ。と思っていたら、リーマン倒産。投資とか、投機とか基本的には、損して得取れ。が基本と思うのね。今なら、緑化プロジェクトに資金投入するとか、漁場、農地回復とか、そう言うのに資金回すのが、真の投資ちゃうかと。

今の投機は、目先の金のために、血まで売ります。みたいな、先を全く見てない感じがするのよねぇ。まぁ、景気動向は見てるけど、将来は見てないって感じ?。本当に何がしたいか、目的のない金儲け。金儲けのための金儲け、みたいな。こういうスタンスは、遅かれ速かれ、自滅する。ライブドアとか、村上ファンドとか、食品偽装問題も、根っこは、何がしたい、例えば、いいものを売りたい、良い商品を作りたい。ではなく、金儲け。だけが目的になってるからと思うわけです。と言うか、偽装問題全般がそうだよね、欠陥住宅も、建築屋とか大工のプライドがあれば、そんな事をするわけがないだし。

物作りに対する誇りの消失が、根っこにあるのかねぇ。いやほら、バブル経済の頃、証券マンってモテモテ職種だったし、今でも、一流職種とか思われてる節あるけど、基本的には、右から左へ現金移してるだけの人たちだから。まぁ、その移す先を見切るのが大変な訳なんですが。

さて、政治。民主びいきの局も、あまり露骨な事をしなくなってる気がするのですが、私がテレビを見てないだけなんでしょうかね。とりあえず、麻生総理の所信表明演説で「こんな演説は聞いた事がない」とおじいちゃん連中が、不測の事態にパニクってるのを笑っていた訳なんですが。こんなのは初めだ。とか言ってましたけど、初めだったらアカンのかいとか。まぁ、野党さん大変よね。誉めるわけに行かないから、必死であら探しして、揚げ足とって。あー、ネットのアンチみたいな感じ。だから、共産社民嫌いなのか、私。大政党に噛みついてりゃカッコイイと思ってるのか。ネットのアンチが、大会社に噛みつくのがカッコイイみたいな感じ?。

それはそれとして、なんかもう、小沢さんと興石さんの演説を聴いていると、二党ある感じがしてきて仕方ないのですが。連立政党って感じ。


ブロガーさんへ(2008/10/03)
何回か前にギズモードで、セルフツッコミしてある記事には揚げ足取りがない。と言うのを書きましたが、ちょっと実験したくなったので、とある場所で試してみました。方や、セルフツッコミあり。方や、無し。見事に食い付いてきたのは、無しの方。同じ話題を二つ書くわけにも行かないので、ネタは違いますが、内容としては、セルフツッコミとして明言してないけど、言外の含みで、分かる…ハズ。言質は同質のハズ。

どうやら、アンチと言うか、厨というか、痛いヤツというか、小学生じみた揚げ足取りをする人というのは、言外の含みを読み取れない。それに伴って、緩やかな推量が認識できない。推量が出来ないので、白黒の二色しかない、灰色すらない世界にいると……こういう症例の発達障害あったような……。まぁ、ともかく、痛いコメントを避けるアドバイスになるか、どうか、分かりませんが、ちょっと列記。

1、緩やかな推量でのぼかしを止める。
彼らは、ゆるやかな推量が認識できず、断定型と判断します。例えば、「〜と言う人は多いのかねぇ」とした場合、「〜の人は多い」と認識するようです。実体験で「多いのかねぇ」と書いたにもかかわらず、「多いって言い切ってるじゃないか」とか言われて、どういう脳内変換だ?と思ったものです。さらに、ぼかす。にごすという行為も、認識できないので、遠回しな表現は、まったくの空白行として扱う傾向にあるようです。

回避方法は、明確な推量にする。婉曲表現は避ける。……この二つを封じられたら、表現の幅はメチャ狭まりますけどね…文学的モノクローム…いや、ツートンカラーの世界とは、こういうものらしい。

2、とにかく明文化。
彼らは、言外の含み。と言う物をほぼ認識できません。さらには、明文化してない行為は、許諾行為という論理展開をしがちです。一時期、流行しましたが、巨大匿名掲示板の「あとは、言わなくても分かるな」が、それを体現していると言えるでしょう。本来なら、この一言は不必要で、「と言う事は…」とあれば、多くの人はそこで、言外の含みを察知していたわけです。が、「あとは言わなくても分かるな」と言う、言外の含みがあるよ。と言う事を明文化しないと、察知して貰え無くなっているという訳です。

ですから、セルフツッコミをする事で、これはシャレだよ。と明言する事になり、揚げ足取りが無くなるわけです。

3、反論に反論しない
コレがもっとも重要。彼らの脳内変換は、常人には想像も付かない変換を行います。それに反論すると、完全に話が四次元の世界に行ってしまいます。その上、彼らは、自分が最初に変換を歪めた事を認識していないので、反論に返答しているダケなのに、「話をそらすな」とか言い出します。

例:「文頭の1文字落としは、活版印刷の普及とともに広がった成形ルールで、それ以前の江戸の本や古事記などでは、一段落としはされていない。ならば、ネットにはネットの版組みルールがあって良いのではないか」と言ったら、痛い人は「古事記は、**本ですか、**本ですか」(**は、たしか、版みたいなヤツ、忘れちゃった。クトゥルフで言うところのフィリオ版とか、手写した人違いみたいな、そんな感じと思う)。

……論旨のポイント四次元に飛んでるでしょう?。古事記突き詰めてどうする気だ?。そもそもの質問は、「ネットの文章はなぜ文頭の1文字を落とさないのか」だったわけで…文章成形ルールなんざ、時代と共に変遷しているやん。と言うのを、穏やかに表現したわけですが…まぁ、トワイライトゾーンに迷い込んだ気分でした。

そもそもにおいて、彼らの発言そのものが意味不明である事が多く、それに反論する事は無意味と悟りましょう。上記の痛い人の第一論旨は「文頭の1文字を落としてないから、内容に信憑性がない」……脳味噌に蛆虫たかってるとかしか思えんでしょ。あまりに、バカバカしてから余計に腹が立つわけですけども、そこは我慢…が容易に出来れば、楽なんですけどねぇ。

こないだ見つけた例は「ゲーム性いらないから、抜けるゲーム作れ、イリュージョンゲーム止めた宣言したことあるじゃん」のレスが「ゲーム性のないムービー集作って業績悪化したから、宣言撤回したんじゃね。ゲーム性のないゲームって、ゲームと呼べるンか。ポリゴンのAVなんか見たくネェ」に反論して「宣言(したこと)あるじゃんって書いてるだろ。撤回したのは知ってるよ」

まぁ、他に反論する糸口が無かったにせよ…あまりに反論になってない反論。と言うか、「ゲーム止めた宣言したことあるのだから、ゲーム性のないのを作れ」と言う論旨は、宣言の撤回を知っていようがいまいが、全く影響しない。むしろ、撤回を知っているならば、大見得切った宣言を撤回せざるを得ない失敗であったと、常人なら考える。なのにまた、ゲーム性無いの作れって…まぁ、推察や推量出来ない種族はしょうがないか。

覚悟の上ならば、上記したとおり、彼らは、推量や婉曲表現が理解できない傾向にあります。一応、来訪者だからと、お客さん扱いして、緩やかな警告などせず、最初から、結論を述べて、一発KOを狙いましょう。そうすると、おそらく逆ギレして、暴徒と化すのでお勧めできませんが…とは言え、緩やかな警告をしても、意味不明な自論を延々と喋り続けるので、どっちにしても、はた迷惑なんですが。最初からスルーが一番の解決策かな。

マトメとして、彼らは、推量が苦手。よって、言外の含みを推し量れない。その為、明文化されていない事は、許可行為と認識する。妄想レベルの思いこみと、歪な脳内変換によって、自分だけの世界を形成しており、その法則に従うように、他者にも求める。…病院行って欲しい気がしてきた…

…まぁ、ともかく、こうした種族と思いましょう。古典SFにあるじゃないですが、空想、想像がマッタクできない宇宙人がやってきて、特撮映画を見て、こんな超能力を持った地球人とは戦えない。とかってに去っていくみたいなヤツ。もしくはソラリスと出会ったと思うとか。さて、この、あげあしとり回避法は役に立つでしょうかねぇ(早速、緩やかな推量を使うヤツ)。とセルフツッコミして回避するわけですが…自分で消化するギャグほど空しいモノはない。つーか、ゲーム、映画のシナリオが平坦なのは、コイツらに合わせているせいちゃうか…と言う事は大多数で、ゾンビ囲まれてるのはオレの方なのかっ。

※エロゲメーカーのイリュージョンは、かつて「ゲームはもう作りません」と高らかに宣言し、フルポリゴン成人映画のような「エーガ」と言うソフトを発売。しかし、その後まもなく「やっぱりゲーム作ります」と宣言撤回した経緯がある。ゲームこそ、映画を越えるの存在。映画に逆戻りするなと、夢酔で取り上げた記憶があるなぁ。


敢えて踏んだ地雷ゲー(2008/10/07)
はこまるの二大地雷ソフトの一つと思っていたDOAX2が、思ったよりマトモだったこともあり…実績関連は、何という苦行要求と思いますが、ビーチバレーも細かい気配りがないだけで、挙動とかはマトモ。ジェットスキーは、なかなか無いジャンルで挙動も良い…もしかしたらと、ランブルXXにも、手を伸ばしてしまいました。

結果。こっちはホンマものの地雷。まず、ストーリーモードを完全に撤廃したため、目的が衣装とかの収集。開始早々、作業感いきなりサードギア。で、試合をしてみると、相変わらず、技が少ないので、効果的な技が数えるほどしかなく、同じ技の繰り返しになるので、作業感はトップギア。おまけに、追加衣装は、全キャラ共通(水着はまだ並ばないので不明)。そのくせ、使用キャラで金を貯めて購入しないと使えないという、理不尽さ。
マジで、せめて、各キャラごとの系統だった衣装設定ぐらいは…

で、セールスコピーだった「美しいだけでは、相手にならない」と、明らかに、DOA4の「世界一美しい戦い」に、直接ケンカ売ってたわけですが、戦闘システムとしては、明らかに惨敗。美しさでも、負けている。という、「科学しんぼ」状態(※)。

ムービーシーンでは、ひけをとらないのですが、罰ゲーム時になると、突如角が見える作りに。なおかつ、目が死んでいる…虚ろというか、人形の目というか、活力を感じない目つきなので、ゾンビのように感じる事も、しばし。入場ムービーが終わって、試合開始すると、背景とキャラが動く浮いて見える。ちなみに、景色も、DOA4のが綺麗。あー、実写取り込みの格闘ゲーム「ピットファイター」ってコナミだったっけ?。一瞬取り込みかと思うほど、浮いてる。

DOA4は、読み能力と反射速度の要求という、実際の格闘技にちかい展開(実際の格闘技の場合は、五感、アイコンタクト、呼吸、流れを感じるなどの皮膚感覚などで、先読みがしやすく、反射速度は補填しやすいのですが、ゲームだと動体視力のみですから)。また、CPUも、プレイヤーの手を学習してくるので、基本的にはハメパターンが存在しないという。

かたや、ランブルは開始早々から、作業感全開のくせに、衣装が全キャラ共通。キャラ愛もなくなったのか、Pよ。と思ったり。前作の感想のアドレスを、アンケートに乗せて、とりあえず読んでみて。としたせいか、影響あったか?と思わせるポイントは少しありますが…相変わらず、プロレス愛がないプロレスゲームだという。

投げ技のダメージが低すぎるかつ、派手な技選びすぎ。ホールドできるスープレックスが少ない等、ホントにプロレス好きなのか?と思う事しばし。零子だけは、みょーにレスラーしてますけど。他のキャラもその調子でお願いしますよ…と。期待してたエディットも、中途半端。マジで、技は、コットで登録させてよ…よしんばセットとしても、登録されたセットのリスト見せて…パワータイプ1とか言われても、技がなに持ってるか分からないから、試さないと行けない。そして、試そうにも、練習モードがないから、実戦に出すしかない。良き込み回数が多い割に長いので、だれてくる。そのうえ、実績取るためには、エディットキャラ30体必要…そこまでするほど、良いシステムじゃない。

試合も、一度ダウンすると、リカバリがやりにくく、返し技が出来ないと、ほぼ攻められまくる。まぁ、逆に攻めている時は、連続して攻めていけるけど、CPUの返し技のタイミングは鬼なので。ダウンへの打撃は、起きあがったら不発にして下さい、マジで。立っているのに、エルボードロップ決まって、またダウンとか、もう…切り返しの攻防をベースにしたいのだとは思いますが…プロレスには不似合いなシステムと思うんですけども。

ホントに、報酬は完成したソフトで良いから、一枚噛ませて欲しいと思うプロレス好きは、いっぱいいると思う。ホントに、改案が、どばーと即座に思いつくゲームは、存在しないわ。ホントに噛ませて欲しい…エディット関連とか、パッド設定、技設定モロモロ。ストーリーモードの撤廃は、失策すぎ。

※科学しんぼ…ログインに連載されていた、オールザットウルトラ科学の挿絵兼コミック(と言っても、本文とは全く関係ない事も多い)で使われたネタ。美味しんぼの「オレが本当の***を喰わせてやる」を少々揶揄して、実際の場合には「相手が自分より下手と思ったら同レベル」「相手が自分と同じと思ったら、月とスッポンほどの違いで、相手が上」と言うネタ。


見られてる?(2008/10/09)
カルドセプトDSをどうしようかなぁと、考えていて、久々に公式サイトを覗いてみました。動画を見る、中々に高速でテンポのいい感じに仕上がっている反面、DSのせいか、画像だけは綺麗なサーガになれてしまったせいか、カードの絵が荒いなぁと。と言うか、エキスパンションのカードをそのまま流用している(新規に書き起こす予算がないのだろう…サーガで失敗してるし)ので、ちょっと懐かしかったり。まぁ、ネット配信の動画だから、どうしても画質は落ちるしね。

さて、本題。前に見た時は「PS版を知らない人にも知って欲しい」とか「原点に立ち返り、エキスパンションを選んだ」とか、横車をおしまくってた一文があって、そんなんいらんわ。と言うのを書いていたわけですが…その記述が無くなってまして、さらに今見ると、DSの2画面を生かしとか、通信の魅力とか…PSPでなく、DSを選んだのは良い選択だ。と言う理由に書いていた訳ですが…まぁ、誰しも、思いつく事ですしね。

マジで、ウチを見て修正したなら、最初から依頼してこないものか。報酬、完成したソフト(営業用サンプルで上等)で良いから。金銭面より、かかわった実績が欲しいこの頃でござる。と言うわけで、まぁ、久々に、見られてる?と思った出来事でした。他にもなんかあったけど(非ゲームネタ)、わすれちった。

さて、この記事。同じような事、私、ちょこまかと書いてます。やはし、オレってスゴい人?。発想を現金化する能力がまったくと言ってイイほど、欠如しているのが問題なんですが。現金化能力に長けてれば、詐欺寸前でも財貨をなせるしねぇ。

と言うマクラで、ノーベル賞が日本人から四人ですか。しかし、ウチ二人は、アメリカの大学に在籍。日本の大学が、研究機関として機能していない現状が見え隠れするような気がしますな。もう一つ思うのは、80歳ぐらいで評価されてもナァ。と言うところ、もう少し、若い頃に評価されていれば、研究資金とか、大学や企業が捻出してくれたろうに。物理学の方なんて、基礎研究は60年代とかいうし。

やはし、あれか。天才を凡才が理解するには、時間がかかるのか。プレイヤー視点とキャラクター視線の同一化。と言うのも、ようやく理解されてきたしなぁ。でも、たかが、五年で理解されるようじゃ、天才ではないよね。

まぁ、こうして自分で自分を誉めているのは、凹む事があったからで、なんかメンタリティを向上させようとしているからなんですけども…現金化にはトコトン向いてないと知るばかり。まぁ、ちょっと現金化してみようと、暗躍中。


魔人学園(2008/10/12)
DS版購入。実は、シグマハーモニクスと迷ってて、魔人は、往年のファンが買うから中古の流れは鈍いだろうし、スクエニ+有名声優だから、サクサク解いて、売れば、プラマイゼロに出来るのでは、とシグマにしたら、値下がりハヤシ。と言うわけだったんですが、ようやく、魔人買いました。と言うか、タイムセールで勢いで。

一言で言うと、懐かしい。ハマったゲームだけに、感慨は深い。PS版では、粗めの水彩画のようで、独特の雰囲気があったのですが、DS版では、普通のCG塗り。色合いとしては、綺麗だけど、味は薄くなったなぁ。まぁ、PS版が濃すぎるのかも知れませんが。戦闘アニメ(カットイン)が細かくなっていたり、AVGパートで軽いアニメ(いわゆる目パチ)が入っていたり、ふと思うのは、DSってPS1より高性能なんだなと。

実際には、目パチでなくて、手を動かすとか、首を振るとか、振り返るとか、結構な動きなんだけど、女性キャラの乳をゆらす必要はあるのかと…と、思ってPS版の資料見たら…アン子バスト89…美里88…それは、揺れる…つっても、アン子は揺れすぎで、ノーブラ疑惑。あと、1話終わるごとに、EDソングとスタッフロールが流れるのも邪魔くさい。まぁ、カットできるけど…今井監督の枯渇ぶりがよく分かる。テレビアニメならともかく、ゲームで一話ごとにスタッフロールなんて、邪魔くさくてしょうがない。剣風帖以外、パッとしないのも、才能的な物を色々と使い切ったのでしょうな。

鬼道衆以降、とたんに、演出等々の作り込み不足が目立つようになるPS版ですが、DS版だとどうなってますかね?。無変更かしら?。小角までは、シナリオとかも、おお深い。とか思っていたんですが、それ以降は、さらっと流れていく感じで。六道とか、ホントに流され気味だったし。

相変わらず、兵庫とアランを仲間にするのが下手ですわ。PS版でもここで詰まって、攻略本買ったし。比良坂は、なにも見ないで仲間になったんだけどなぁ。ま、ミサちゃんと芙蓉いれば無問題なんですけども。

そうそう、ペルソナ3の魔術の授業で、エライ感銘受けた人がいたみたいなんですけど…あんなオカルトの入門書丸写しみたいなもんで感動してたら、ミサちゃんの発言には、土下座するハメに…いや、理解できないか。シーンに適合した発言をさせられるという事は、本人が知識として吸収できているという事。しかも、セリフのやり取りの中に違和感なく収められているわけだし。授業・講義形態で、ほんとに丸写し的なペルソナ3とは、ダンチさん。

つーか、保険医がオカルト学の授業するという設定そのものが、最近乱読して得た知識を自慢したいみたいに感じてしまう。オカルト学にするぐらいなら、心理学上のペルソナ、シャドウを解説して、深みを……ダメか、それを語ったら、ショボイのがバレてしまう。


小ネタラッシュ(2008/10/17)
ショットガンブルース。散弾>小ネタ。ブルース>哀歌>嘆き。と言う事なんですが、元々は、REYSさんか、Gヒコロウさんのゲーム系4コマタイトルです。

ジェットコースター相場。
まぁ、ここらが底値と買って、釣られて買い出した素人さんを見計らって、高値で売って、さしあたりの儲けを出す。と言うのは、良くやる手。私は素人ですけど、もう、素人は株から手を引いた方が良いと思うわ。一日中、動向を精査できる集中力と、読みとマウスさばきに自信があれば、かなり儲けられるけど、そうでないと、確実に損だけする。そもそも、株で儲けているのは、パチンコでプロが儲けているようなもので、素人は、エサというか、カモにしかなってない気がする。

魔人学園DS。
てひどいバグがあるようで、朧綺譚螺旋洞、詰め将棋ならぬ詰めバトルで、クリアできない問題があるようでス。例えるならば、クイズゲームで、出題されたクイズの選択肢に、正解が入ってないようなもの。普通なら、回収モノだけどねぇ。最近では、分業化、と言うよりも、複数の企業に依頼して、ゲームを製作するようですが、たしかに、専属スタッフを抱えない分、コストは下がる。けど、いざ問題が発生すると、責任の所在が宙に浮くのは困りもの。横の連携が余程緊密でないと上手くいかないよね。

えーとまぁ、螺旋洞がクリアできないと、霊研が使えず、霊研は好感度パラメーターを変更するところなので、全員のエンディングが見れないという困った事に。DS版はセーブが4カ所しかなく、エンディングフラグを立てるのに、二択、三択となるキャラが沢山いるので、4つでは、普通のプレイではまず無理。まぁ、一度見れば、良いという人なら、キャラ分ゲームを周回すればいいわけですが…普通は無理。回収交換して欲しいものです。

他にも細かいバグがあるのですが、私としては、クリア不可以外は、嚥下できるレベルと思っています。剣風帖は問題なくプレイできるので、朧を最初から無いものと思えば…思えないけど。

プチ自慢。
なにも考えず、ライドウの店頭メッセージ募集に、勢いで投稿したら、採用されてました。投稿名を書かなかったので、もの凄い適当な名前を付けられてます(笑)。どれか分かった人には、なにか考えます。なにも考えないで、投稿すると、なぜか採用されて、採用されようと練って出すと落ちるのはナゼなんでしょうなぁ。

あなたと私のナムコ伝も採用されたし、中国電力の商品名募集(火力発電の燃えかすを利用した土壌改良材だったか)も採用されたし、根拠はないけど、出した瞬間、これは採用されたな。ってのは、ナゼか、分かるモノなんですよねぇ。不思議不思議。


たれ込み情報(2008/10/18)
頂いた情報によりますと、東京魔神学園剣風帖DSのクリア不可能バグは、一度問い合わせてから、マーベラスに送ると、クリア済みにして返してくれるそうです。今のとこ、公式発表は無し。一度ゴネないと、だんまり決め込む気ですかと。不具合なんだから、告知しなさいよ。誠意がないなぁ。

私は、極端にクレーム付けない人間なので、基準にならないのですが、平均を取ると、どのくらいの人が自発的に問い合わせているのでしょうかねぇ。悪質クレーマーと同じぐらい、私のようにクレームほとんど、つけない人間がいるとは思いますが。

ともあれ、うちの閲覧者の数は知れますけど、買った人が泣き寝入りしないように、一応告知しときます。購入者は、マーベラスの公式から、問い合わせのフォームから連絡いれるように。この手順から察するに、螺旋の43問目に到達した状態でないとダメっぽい感じがします。意外と、知らない人は多いんじゃないかという気が…私も、もちろん知りませんでした。

カルドセプトサーガを回収交換した、バンナムに後光が見える気がしてきました。ゲーム自体がアレだった事はさておきますけど。まぁ、カルドセプトも、回収決定まで、一騒ぎあったらしいですけども。

和みの小ネタをすこし。
立ち転け…じゃないな、駐輪場所が悪く、バイクが一人で転けました。まぁ、それは良くある事なんですが、ステップが微妙に曲がっていて、脚を乗せにくかったので、蹴って直そうとしたら、手応えと共に足が突き抜けました。なにぃぃぃぃぃと思ってみると、ステップがありませーん。信号待ちの時にやったので、折良く青に。さらば、ステップ。

軸が折れたぐらいに思っていたんですが、帰ってみると、土台からポッキリ。ゼルビスは、土台がタンデムステップと共用なので、専用のしか付きそうにない。しかもマイナー車種だからバイク屋に在庫があるわけ無い。しちめんどくせぇ。ステップ拾っておけば、アロンアルファでなんとかなったかも知らんが…無理だっつーの。

17年目に突入したゼルビス。私を持っていたかのように、運良く売れてなかったこのバイク(他の色は売り切れになっていた)。三度盗まれ、三度生還。一度は、クラッチが溶けるほど曲引きをやられ、それでも、現役。車検もネェのに良く保ってるよなぁ。買い換えと言う物が頭をよぎりますが、ココまで来ると、守護物の様な気がして、手放すのが怖いのです。田中角栄が、庭の池を潰して鯉を手放すと同時に没落したかのように。コルチャックが、鳥の巣と言われるほど、ボロボロの帽子を手放さないように。誰しも、小さなラッキーアイテムを持ってるハズなんですよねぇ。メンフィスベルのクルーの一人が、ただの輪ゴムをお守りにしていたように。

まぁ、逆に、私の運を吸い取って、長持ちしているのかも知れませんが…手放したら、幸運が舞い込むか、今以上の奈落へたたき落とされるか。まぁ、相棒なんで、このままぬるーい血の池地獄で共にもがくのが一番かなぁ。


野球が好き(2008/10/23)
と、その前に、魔人学園剣風帖DS、朧の螺旋洞43問目は、システム的にクリア不能です。販売元の公式サイトから、トラブル申告をして指示を仰ぎましょう。

さて、野球が好きです。もっと言うと、超人野球のが好きです。なので、野球漫画やアニメ、ゲームが好きです。哀しい事に、めっきりと超人野球は廃れてしまいました。魔球に理屈はいりません。リアルじゃない?現実には無理?そんなのが見たければ、スタジアムへどうぞ。真の超人野球は、そんな理屈を吹っ飛ばす情念のドラマにあるわけですし。

古くは、アストロ球団、新しいところではイッキマンぐらい?…剛球超人イッキマンもいい加減古いよなぁ。人間外ならアイアンリーガーもありますが。メジャーもジャイロボールを魔球的に扱ってますけど、あれは、水島型リアル超野球と、あだち充型スタイリッシュ野球の中間点。魔球漫画も、巨人の星とか侍ジャイアンツ辺りがピークで、消えちまいましたなぁ。

ちなみに、魔球漫画と超人野球の違いは、魔球漫画は、根幹として、投手対打者のみ。三振かホームランかで勝負が決し、野球としての試合はあまりやっていない傾向にある。対して、超人野球は、守備でも超人守備をみせて、魔球は打たれたが、野手が取ってアウト。みたいな展開。チーム全体でやっているかどうかと言うのが違いかな。

超人サッカーは、DSのイナズマイレブンが近頃発売されましたけど、超人野球が再興しないのは、やはり、そのシステムにある。魔球と秘打以外に、超人技を考えにくい。サッカーなら、超人シュートの他に、キーパーの超人ブロック、DFのディフェンス技(スライディングタックルとか、ゾーンプレスとか、マンマークとか)、色々思いつきますが、野球での守備技となると…球七、球八のホームラン清掃人以上のモノは存在しない。走塁には、飛雄馬の殺人スライディングとかもありますけど。

超人野球モノが見たいんだけどなぁ。ドラベース買う?。タッチペンでコマンドいれて魔球投げじゃなければ買ってたかもなぁ。ドキドキプリティリーグの野球システムがマトモだったら、傑作だったのになぁ。能力設定がボロボロだから、ライト前はライトゴロになるのに、サードゴロは内野安打になるという。ショートゴロもね。セカンドと走者の能力次第では、セカンドゴロもセーフになったり。投げても、直球、速球、スロー球、変化球、入魂球と、なんか良く分からん分類。直球と速球なにがちゃうねん。スロー球はチェンジアップで変化球やろとか。

まぁ、野球ゲームもプログラム的な事を考えると、サッカーゲームより遥かに難しそうだよね。


アバドン王(2008/10/24)
葛葉ライドウ対アバドン王。昨日届きまして、ちょまちょまプレイ中。MAGスケジューリングバトルが、予想外に白熱するシステムで、単純な斬り合いだった前作からは、格段の進歩。仲魔の成長システムも真3に近く、育てがいがあります。合体も、精霊、御霊復活の上、空きスロットも豊富で、先が楽しみです。思い出スキルシステムも中々に面白いかと。前作の段階で、調査スキルとかのダンジョンギミックは良く出来ていたので、合体と戦闘システムの拡充となれば、面白くないわけがない。

シナリオも、今のところ引き込まれる勢い。とは言え、前作も、中盤までは、おおっ。と思ったけど、中盤すぎた辺りから、?マークが飛び交いだしたわけで。気は抜けません。現状で気になっているのは、デビルサマナーで、しかも四天王の名を継ぐものが、「神との婚姻」の意味するところが分からないのと言うのは、私の予測のカテゴリーには入ってないセオリーです。ゲイリンのしゃべり方、ねらでウケそうだよね。

まぁ、この辺は、演出として引っ張る必要があるためでしょうから、目をつぶりたいんですけど、しつこいぐらいに謎として強調してくるので、うーん、と。アトラスの公式見ると、「ペルソナ3や4から入った人には、デビルサマナーを知らないかも」とあり、低年齢対策なのかねぇとか。で、民俗学的には、神との婚姻というのは……発売二日でネタバレ書いたらあかんわな。

代わりに、動物婚、もしくは妖怪婚というのは、何らかの対立で引き離されたカップルという見方が有力。山中他界観が原則にあるので、山の民ってのは、里人から見れば、妖怪や神に物の怪に等しく(それ故、境界線上に神を祭り結界を張っているわけで)、それと通じて子をなしたとあっては、村八分は必須。だから、何らかのきっかけで、正体がバレて、子供を残して去っていくわけ。この手の話は、山で助けた動物が娘の姿で恩返しに来る話ばかりでしょ?。

ちなみに、逆に、里の娘が、山の男に通じた場合、山の男は、悪神とか悪の妖怪として、退治される運命にある。この辺は、男系血統の優先が脈々と続いている証拠だよね。つまり、父親が里の人間なら、子も里の人間だけど、父親が山の人間だと、子も山の人間と見なしているという。

話は大きく脱線しましたが、アバドン王、久々にハマれるRPGになってます。中盤すぎて失速しない事を願うばかりですが。微妙に、ペルソナ3のレビューのトコに書いた「アトラスに思い出して欲しい事」が軒並み復活してて、見られてる?。とか思ったり、思わなかったり。

余談。アバドン王の店頭応援メッセージに応募して、採用された事は書きましたが、公開された画像を見ると、私の応募作は、台紙がピクシーでした。アトラス公式の悪魔占いに登録したところ、守護悪魔が、ピクシーでした。たしかに、メガテンやってて、なぜか一番最初に出会う悪魔はピクシーなんですよねぇ。他にも、ノッカーとか出るはずなのに、なぜかピクシー。ゴウトにならって奇縁と言うべきか。はたまた、宿星と言うべきなのか。今作でも、メギコ作りますかねぇ。ナギの仲間の和服ピクシーが、からうい。


ライドウ2(2008/10/27)
しばらくは、ライドウネタになりそうなぐらい。そして更新が面倒になるほど、ライ様にウキウキしております。

アバドン王のシナリオ書いた人って、真3の人なんですかね?。マネカタと先人が微妙にタブって見える。居住地とかね。水路を挟んで二階建ての通路って、ギンザ大地下道を思い出したワァ。

それはさておき、ライトなノリで進んだ超力兵団と比べると、因習のこる山陰など、ダークな雰囲気が、オッカルト探偵ってぽくていい。超力兵団とはどれだけ人員の入れ替えがあったか分かりませんが、少なくともペルソナチームとはダンチさん。ペルソナ3が少年少女ぼうけんしょうせつ。としたら、本格怪奇浪漫小説ってぐらい違うと思う。というか、私好みに仕上がってます。

失礼ながら、所詮ライドウだから、選択肢があっても情勢にゃ意味ねぇんだろーなー。と直近でセーブして、選択肢全部試すようなプレイしていたら、二章終盤ぐらいから、明かな変化が見えだし、五章開幕で、明らかな属性変化の存在がっ。コントローラーが振動する選択肢は、何かしら、影響及ぼしますよ。と言う合図と思いまス。

これは、本気でプレイせねば。キャラクターの問いかけに、真摯に答えねば。一周目だからこそ。そして、そう思いたくなるほど、熱意を感じる物語となっております。すべからく、良作の芸術とは、答えを与えるものではなく、問いかけるものである。と映画監督が言っていた。ブラックホークダウンの監督だったかな。傍観型ゲーム(と言うか、安っぽいテレビドラマとか小説も)には、押しつけがましい、そして当たり障りのない一般的な感動ゼリフの羅列よりも、どちらの行動にも賛同できる、だが、納得できない。そんな正解のない問題に、あなたはどう答えを出すのか。と言う方が、より深い。

そして、自意識過剰と思われようとも、そこかしこで、我のサイトで書いたコラムチックなものを読んだかのような取り組みがチラホラ。例えば、「ライドウの目を通して、これを見ている君たち」とか、プレイヤーを指す辺り、キャラクター視点とプレイヤー視点について、延々書いたわけだし(と言っても、漫画のデビルマンのが近いスタイル)。そもそも、選択肢によって、物語は展開せねばならないとか。ゲーム中だと「君の何気ない会話でさえ、一つのきっかけになりうる」とか言ってた気が。鉄の技術は魔術のように思われていたとか(ゆるーく書いてるけど、オーパーツとしての鉄ね。)。ペルソナ3のトコで書いた、思い出して欲しい事とかも。

金髪の青年の様に言うならば、これも一つのきっかけ。書き続けた事は無駄ではなかったか。ムービー閲覧プレイヤー傍観型ゲームに負けないぐらい、プレイヤー主観型ゲームも増えてきてるしね。主に洋ゲーだけど(オブリビオン、フェイブル、フォールアウトとか)。そう思うと、こみ上げてくるモノが…まぁ、実際に見られたかどうかは、不明なんですけどもね。

ペルソナネタあるんだけどなぁ。シャドウでなくて、悪魔がちゃんと出せる設定の。興味があれば、アトラスさんコールミー。個人的に聞きたいでも良いっスよ。監督さん。行きたいね、イスタンブール。

しかし、これだけ、アバドン王誉めといて、失速したらどうしよう。アトラスは、ペルソナ2とか、超力兵団とか…中盤までは、抜群の盛り上がりを見せておいて、いわき東の緒方のフォークのような落差を見せてくれるので、最後の最後まで気が抜けない。違う意味で。



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