2.使えそうなモノを探す。
見るからに怪しいものは避けつつ、物色する。見つけだしたファイル、今時珍しい紙のファイルだ、と睨めっこしながら、アタリをつける。見つけたのは次のモノだ。
90o高速弾、100o高速弾、180o榴散弾、ロングビームサーベル、プロトビームライフル。
中型シールド、GSシールド、ビームクロー。
ここの研究所は装備の開発もしていたのだろうか?。ラーナの話では、無人MSの開発とバイオドールの研究をしていたはずだが・・・当初はMS開発施設だったと言うから、その名残だろうか?。なににしても、補給にも戻れない状況では、渡りに船の状況ではある。有り難く使わせてもらおう。
高速弾は、それぞれの口径のマシンガンに対応している。弾の重量と炸薬量を増やし、初速と回転をあげたものだ。180o榴散弾は、対機動兵器用の炸薬で、目標付近で弾が破裂し、その破片で敵にダメージを与える。まぁ、MS用榴弾と思って間違いない。
ロングビームサーベルは、その名の通り、ビームの刃が通常よりも長い。と言うことは当然出力も高いわけで、安定させるために、使用回数が制限されている。
プロトビームライフルは、ジムクラスのジェネレーターでも、ガンダム用のビームライフルが撃てるようにと、ビームライフルに補助ジェネレーターや、冷却器がついたまさにプロトタイプモデル。見てくれも悪く、外部ジェネレーターのおかげで、銃のバランスも悪い。が、威力はお墨付きだ。
ただ、補助ジェネレーターのバッテリーもエネルギーCAPも空だ。持っていけばどこかで手に入れられるかも知れないし、ただのガラクタかも知れない。
中型シールド*1は、小型シールドに半分に切った大型シールドをマウントした様なもの。ただ、乗せただけではなく、接合部にダンパーが仕組んであり、衝撃を吸収しやすくなっている。小型シールドのクローも残っているので、格闘にも使える。
GSシールドは、RGM79GSジムコマンドシリーズに、正式採用されたシールド。曲面になっていて、弾を弾きやすくなっている。曲面処理と特殊コーティングにより大型シールドより軽量ながら、高い防御力を有している。
ビームクロー*2。小型シールドにビームサーベルを埋め込んだようなもの。小型シールドでは、ただの鉄の爪だったのを、ビームを抜刀できるようにした。これによりビームサーベルを抜刀することなく、格闘戦が行える。ただし、常時ビームクローをアイドリングするシステムのため、他のビーム兵器との併用は出来ない。
新型弾薬は、90o、100oがマガジン2個、180oがマガジン1個、シールドは一つずつ存在する。携行制限に留意し、シートに記入すること。当然、シールドは持ち替えとなる。
高速弾を使用中は、マシンガンのデータを下記に変更すること
100oマシンガン:射程2 命中5 ダメージ修正+2 装弾数9
90oマシンガン:射程2 命中4 ダメージ修正+1 装弾数14
180o榴散弾使用時の変更は下記
180oキャノン:射程3 命中7 ダメージ+4 装弾数6
ロングビームサーベル 射程1 命中5 ダメージ+4
5回しか使用できない。標準装備のビームサーベルと取り替えるため、ロングビームサーベルを使い終わったならば、以降の格闘は素手で行うこと。
プロトビームライフルは現時点ではただの飾りだ。
中型シールドは、装甲+2、白兵(素手)攻撃のダメージ+1
GSシールド、装甲+3、回避−1、予備弾倉が2個持てる。
ビームクロー、装甲+1、準備無しで命中6、ダメージ+3の格闘攻撃が出来る。ただし、他のビーム兵器は使用できない(スプレーガンはもちろん、ビームサーベルも不可)。
1,この場を立ち去る。
*1):ドリームキャストの「コロニーが落ちた地で」以降のコンシューマーゲームに出てくる、ジムスナイパー2が装備しているシールド。ダンパーがついているのは、ここでのオリジナル設定。
*2):詳細は異なるが、ドラッツェのビームサーベルを思い浮かべるのが一番近いかも。
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