第133特務大隊は、司令部と司令部中隊、4つの特殊部隊中隊から編成される予定。
特務大隊司令:最高責任者。ヘンドリック・マーカス大佐
司令部中隊:展開後の特殊部隊に、指揮、参謀、作戦計画などの助言。兵站業務、長距離通信。
特殊部隊中隊編成
Cチーム:中佐を頂点とする、上級作戦単位。特殊部隊の作戦を指揮し、下部チームの指揮し、戦術を行う。
Bチーム:少佐を頂点とする支援部隊。下位チームの連携と戦術支援。
Aチーム:大尉を頂点とする実行部隊。
通常一個特殊部隊には、1つのCチーム。3つのBチーム。12のAチームで編成される。
1個Bチームが、4個Aチームを統括する。
第133特務大隊は、従来の特殊部隊とは異なり、基地や地区での配備、駐留ではなく、ペガサス級強襲揚陸艦を拠点とする文字通りの遊撃部隊として機能する。つまりは、レビル将軍の命令で、地球全土、全サイドを戦闘エリアとする。
しかし、ながら編成間もない部隊で、人員が不足しており、通常、前線に出るはずのないCチームリーダーが、部隊司令として直接指揮を執っている。また、特殊部隊Aチームは通常、大尉を頂点として、副官の中尉、軍曹クラスの下士官10名で構成されるが、人員、特に士官が大幅に欠如しており、また、MS運用を踏まえた編成は過渡期でもあるため、現状では、通常部隊と同じ編成をしている。
Cチームリーダー:イアン・ウォルターズ中佐。
Aチームリーダー:ジュナス・リコ大尉。
第133特務大隊母艦:ペガサス級強襲揚陸艦第四番艦『バイコーン』
バイ。すなわち数字の「2」。つまり二本角。ユニコーン(一本角)が、純潔を現すのに対し、バイコーンは、邪悪な存在として、姦淫を象徴する。
ペガサス級にしては、珍しい紺色と赤を基軸に塗装されており、これが部隊カラーとなる。
巡洋艦に艦載能力を持たせただけに近い、従来のペガサス級とは異なり、ほぼ軽空母として運用可能な性能になっている。
主砲が撤廃され、ガンペリーも廃止、中央部をMS格納庫としたため、通常のペガサス級よりもMS積載能力は、倍増している。当然、火力は低下している。片方のアームに、二機ずつのカタパルトが装着され、計4機のMSを同時に発進させることが出来る。
艦長:テリー・ビルザック少佐。
任務の隠匿性を考慮して、艦長もまた特務部隊員である。
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