1,衛兵に売る


街乗りに使うにはデカすぎるし、駐車スペースもありそうにない。換金するにも、まともな店を知らないし、ここで軍資金に変えた方が効果的だろう。

「へ、アンタなかなか見込みがあるな。ここじゃ、車から視線をそらしただけで、フレームだけにされちまうからな。アンタみたいな、お人好しなら、格好の餌食だろうよ。」

そんな早業なら、見てみたい気もする。
「ここは、獣の街。N◎VAやMOONでさえ、人間くさくて住めない連中のたまり場さ。ホラよ。」

現金ゴールド分を受け取る。加算すること

「ま、逃げ出したくなったら、いいな。一割り増しで売ってやるよ」
商売上手だな。

「もっとも、いままで、引き取りに来た奴は、いないけどな。ココでしか生きられない獣か、死体袋に詰められるか、どっちかだからさ」
食うか食われるか…か。

「ああ、そうだ。もしマトモにハンターをする気なら、首屋で登録するのを忘れるなよ。場所?、タワーの真ん前にあるぜ」

軽く礼を言って、待ち合わせ場所である酒場という名の酒場を目指す。首屋…か、どうする、依頼人と落ち合うか、首屋とやらに、向かうか。

目的は依頼をこなすことだが、ここに来た建前は、ハンターになることだ。登録制ならば、登録してやらなければ、アイツのフトコロも暖まるまい。

1,依頼人と落ち合う

2,首屋に向かう