部屋に戻る


「よう、おかえり」
若い、と言うよりも、少年と呼んだ方が相応しい自称クロマクがソファを占拠している。レッガーに絡まれていたのを助けてから、何かと付きまとってくる。ストリートのニューロキッズを集めて、いっぱしのクロマクを気取っている奴だ。

「なかなか帰ってこないから、今日はここじゃないのかと思ったよ」
若いながら、なかなかの辣腕と口車と情報力。あと、何年か生き残れれば、そこそこのクロマクとなるだろう。

「でさ、あんた、N◎VAを出て行こうってのは、本気かい?」
静寂。ときに、言葉よりも雄弁に語る。タンブラーの氷が崩れ落ちる澄んだ音が響き渡る。

「そうか…あてはあるのかい?。ヴィルヌーブもオーストラリアも似たようなもんさ…でさ、一つ口があるんだけど、乗らないかい?」

バツが悪そうに切り出す時は、何か裏がある時だ。
「ヤマタイにな、腕利きを集めている所があるんだ。あんたなら、ガッポリ稼げるって。そしたら、楽隠居さ」

何かしらの探りを入れてみるならば
交渉技能で目標値10をだせば成功とする。組み合わせは自由に判断すること
例:行動学+インタビュー 談判+先読みなど。 


1、カマをかける。
2,そのまま続きを聞く。