兵器の謎


120oマシンガン編
ザクマシンガンとも呼ばれるコレですが、弱すぎです。現代の戦車砲の平均が120o。ものの本によれば、350oの装甲を貫通するとか。こんな砲弾を、マシンガンと言うからには、毎分300発は発射できるはず 。否、1800年代にできた世界初の機関銃でさえ、毎分250発。それより低くてマシンガンを名乗るなんて、おこがましいですわな?。

そんな120o弾を、もっとも装甲が薄いであろう、マニュピレーターの内側、つまり手のひらで、弾き返すガンダムって…まぁ、08小隊でボール試作型ですら、弾いてますけどね…

なお、マシンガン(機関銃)として毎分300発はかなり控えめな要求値です。上でも書きましたが、世界初の機関銃でさえ毎分250発。MG34で毎分800発、AK47でさえ毎分600発。艦砲である127o砲でさえ毎分45発。戦車の105o砲(L7)で毎分10発(最大)となっており、毎分10発というのは、ボルトアクションライフルでも達成できます。やはり名称をハイパーライフルに戻しましょう。

最近、気がついたのですが、ガンタンクのキャノン砲も、120ミリだった わけで…ザクマシンガンが戦車と同じRoFならば、120oマシンガンでなく、120oカノン砲じゃないかと。

個人的には、携行火器は30o程度で良いと思います。

補記:ツッコミいただきましたように、戦車砲の射率の低さは、反動制御の困難さと次弾装填の時間から来るモノです。まぁ、だからマガジンによる連続装填が可能で、反動相殺ユニット(付いてなかったら、無重力で発射すると愉快なことになります)を持つザクマシンガンなら、もっと撃てるハズと。


バズーカ編
私もよく分かっていないのですが、バズーカ砲。辞書引くと、ロケット式対戦車砲となってます。ともあれ、ガンダムワールドのバズーカとは、炸薬弾頭なのか、高熱徹甲弾なのか。両方?。基本的に、 ロケット式対戦車砲は、高熱で装甲に穴をあけ、その熱量で、内部の弾薬を誘爆。もしくは乗員を焼き殺す嫌な兵器です。映像では、RPGのように、弾体がへろへろと飛んでいく(初速ではなく、目標付近での着弾シーンで)不思議な武器となっています。ま、ハリウッド式無尽蔵弾倉式リボルバー学校のおかげでしょう。ふと、ドワッジのロケットバズーカって、実はすんごい矛盾した兵器なんだと、気が付きました(笑)。ロケット式ミサイルと対して変わらん名前だ。

ちなみに、ロケット弾とミサイルの差は、自動追尾するか、どうかです。自動追尾ロケット推進弾がミサイルの和訳だったかな?。あ、そうそう、ガンダムワールドのバズーカって、何を使って弾体飛ばしてるんでしょうね。ガス圧?、火薬?、実はレールガン?。

:愚かしいミスをしております。掲示板で指摘されるまで気が付きませんでした、情けなや。

バズーカの弾はロケット弾で、ロケット弾とミサイルの違いは追尾能力の有無。と書いているのですから、当然、推進方法は、ロケット弾もミサイルも同じです。よって、バズーカ弾体の推進もミサイルと同じです。

固体燃料だか液体燃料…液体燃料は危険ですね。もしかしたら、MSのバーニアの燃料と同じ、推進剤と呼ばれているものが使用されているのかも知れませんね。
0083でバニング大尉が死亡した原因は、漏れた推進剤が、被弾した箇所のスパークに引火(と言うか接触?)して、膨張誘爆が始まったため。
現代のバズーカと同じく、電極プラグを信管として、弾体後部にある推進剤に点火すれば普通に使用できるはず。

補記:なんとなーく、V2ロケットの記事を読んでいたら「V2はアルコール(エタノール)と水の混合燃料及び酸化剤の液体酸素を推進剤とした。」と記述しているモノもあり、かたや「アルコールと液体酸素を燃料に用いていた。」とするモノもあり、やはし、燃料ととらえても問題ない模様。


ビーム兵器編
ビームライフルを始めとするビーム兵器は、各MS専用装備です。なぜならば、ミノフスキー粒子を縮退寸前で、封じ込めたエネルギーCAPに、電力を加えることで、最後の縮退を促 し、メガ粒子へと変換する。必要以上に電力をかければ、暴発の危険性があるし、足りなければ発射できません。そのため、ロシア製ビデオデッキが、アメリカで使用できないのと同様、各ライフルとMSは、特定の電圧が定められていると推測します。

戦場で、ビームライフルを撃ちつくしても、ガンキャノンや、ジムのビーム兵器を使用できないのは、そういう理由だと思われます。実は、戦術の幅が限定される兵器だったのです。弾数も少ないし。ガンダムライフルで12発程度。

そのため、集団戦を旨とするジムが、ビーム兵器を不採用にしたのは、正しい選択だったといえるでしょう。

また、ビームは大気圏下では、気象条件に影響されやすく、扱いづらい兵器…いや、ビームライフルは、素粒子砲だから、プラズマ兵器なのかな?。プラズマ弾体は、気温や湿度に影響されないのかな。

つーことは、水中でも撃てるのかなぁ…プラズマジェットは水中でも使えるし…


ビームサーベル編
空想科学実験室で一足先にやられてしまったのですが、ビームを収束したビームサーベル。もし受けられたりしたら、ビーム同士が反発して、ビームサーベルは折れ曲がり、間違いなくお互いが自分のビームサーベルに貫かれていることでしょう。 公式か非公式か知りませんが、ミノフスキー粒子ほぼイコールでIフィールドでビーム刃を整えているそうです。ホントに、切り結んだら、フィールド成形が乱れて、偉いことになりそうな気が…というか、そもそも「受け」が出来るのだろうか?

常々、思っていたのですが、ビームサーベルって、質量はあまりないですから、斬りつけたとしても、通過があまりに速いと、表面をなぞるだけで、切れないと思うのですが。焦点温度が高ければ、スパッと行けるでしょうけど…それだけのビームを放出し続けるなら、かなり巨大なモノになるかと思います、ビームサーベル。 ですので、バーナーや、トーチの様に、ゆっくりと押し当てて斬るのが本筋かと(笑)。とりあえず、ヒートホークとかで、受け止めるのはヤメレ(笑)。


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