(タイトル元ネタ:Far side Moon)
ガンダムワールドに対する考察というか、コラムです。フォローしきれないモノは、除外しています。
ビームサーベルを受け止めるヒートホークや、ガンダムの足を切り取るヒートロッドや、核動力なのにエアインテークは、何の役目が?とかね。
資料は基本的に1987年前後の古いモノ。2000年ぐらいから後に付与された設定は知りませんのであしからず。
30thを超えたガンダムは、良かれ悪しかれ『後付け設定』が多いです。
有名なところでは、もはや代表的な設定となった「ミノフスキークラフト」。これは、元々有名同人サークルによる後付け設定で、本家に採用されたモノです。
そのため初期の設定本では、ミノフスキークラフトには触れられておらず、ホワイトベースは「大気圏ではジェットエンジン、宇宙ではロケットエンジン」となっております。浮遊ではなく飛行なんですな。
さらにいうと、非公認同人ネタとか、ゲーム設定とか、本当なら非公式設定のものも、じわじわと浸透して、ファンの中で本設定のような扱いになっているものもありますので、注意が必要です。まぁ、そうした懐の深さが長く愛された理由とは思いますが。
ついで言うと、初期のモビルスーツは、公的には馬力表示されており、電力で表示されるのかなり後です。ちなみにガンダムは六万五千馬力(余談: 現実世界でも、電気自動車いや、ガンダム的にエレカが普及すると、そのうち車も馬力から電力表示に切り替わるのでしょうかね?)。また、初稿ではコロニー落としではなく、「サイド落とし」となっていて、各Lポイントに1機のコロニーという設定だったことが伺えます。
本放送時の主力おもちゃはダイカスト(いわゆる超合金ロボ)であり、有名なガンプラは、本放送終了後の商品で、再放送とのリンクだったと伺っております。
まぁ、そんな時代のアニメですから、SF考証は意外と穴が多かったりします。そもそも、一機の試作実験機が、戦局を一変させるというファンタジー戦記なわけですし (考えてみれば、アムロがガンダムを手に入れたのは、アーサーがエクスカリバーを手に入れたようなモノかも知れない)。
現実に試作機を実戦投入しても、ごく短期間は高い戦績をあげたとしても、ガンダムマークVや、大戦末期の日本軍の様に、整備不良で本来の能力を発揮せず、または、予期しない不具合で自壊するのがオチです。
と言う訴訟対策用的なネタ文を付与しておきます。
モノアイを考察する:なぜザクは一つ目なのか?
ジムを再評価する:ジムは本当に弱いのか
ガンダムを考える:ガンダムとジムは比較すべきなのか?
グフを考察する:グフ本来の開発目的とは
ドムを褒め称える
ボールの行く末:動く棺桶の真実
ザクレロの功績:ジオン軍のびっくりドッキリメカ
ハイザックとジムU:書いたつもりで書いてなかったようで。どちらが高性能なのか?
パーフェクトなジオングを考える:足がつけばパーフェクトなのか?
MSの値段:ザクの引退はいつか(夢酔の小ネタを補填)
EXAMの考察:MSのOSとはなにか?
EXAMの子孫たち:ガンダムワールドのコンピューターたち
サイコミュの話:サイココミュニケーターとはなんぞや。
准尉ってなに?:ガンダム者が大好きだけど、なぞの階級
MSの陸戦:地上でのMSは有用か?
ノーマルスーツあれこれ:今さらなれど、ノーマルスーツの話
兵器の配置:
マゼラアタックの考察:マゼラアタックは戦車か、自走砲か?
アイランドイフィッシュの真相:兵士は毒ガスと知らなかったのか?
ガンダム世界の倫理観:スペースノイドが真に悔いるべき罪とは
ジオンと連邦の関係:単純にファンタジー設定と置き換えてみると
連邦の経済:地球連邦の状態を考える
指揮系統:純粋なガンダムネタではないですが、指揮命令系統について
援護射撃:攻撃方法あれこれ
貫通力と破壊力:どんどんガンダムネタから遠ざかる
水陸両用の怪:陸にも上がれるMSと、水にも潜れるMSの違い
TMSの無駄>派生して、ReGZをリファインしてみる
大気圏突入の疑問
ガンダムワールドの謎回避あれこれ:回避にも色々種類があって、装甲の防御力は伊達ではない
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