「こびととくつや」
『子どもに語るグリムの昔話6』 
            ドイツの昔話
こぐま社より
佐藤 梨代子・野村 滋訳
所要時間/6分位 対象/幼児〜
 まずしい靴屋が、たった一足分残った皮を裁ち、
神様にお祈りして寝ると、翌朝ちゃんと靴が出来上がっている。 
次の日には2足、また次の日には四足と不思議なことが続く。 
おかげで、靴屋はお金持ちになるが、少しも欲張らず、
仕事をしてくれた小人たちに、心をこめて服や靴を作って贈る。
 クリスマスにふさわしい気持ちのいい話。 
短いだけに、ことばだけが空回りしないように
語り手自身がこの不思議な出来事を信じることが大切!
 
        『おはなし会ガイドブック』 こぐま社より

 

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