<ORIGINAL ALBUM>



               

           ライトゥンアップ

         1982.9.21発売  ALCA−9122(アルファ)
                 

               

               1.LIGHT’N UP
               2.頬に夜の灯 
               3.LOVE SHOWER
               4.風
               5.MORNING PRAYER
               6.斜陽(REFLECTION)
               7.時の向こう
               8.ALCOHOLLER

                吉田美奈子(vo,back vo)
                渡嘉敷祐一(ds)
                岡沢 章(b)
                松木恒秀(g)
                土方隆行(g)
                佐藤 博(p)
                富樫春生(p)
                RANDY BRECKER(tp,flhorn)
                DAVID SANBORN(alto sax)
                JON FADDIS(tp,flhorn)
                ALAN RUBIN(tp,flhorn)
                DAVID TAYLOR(b Tb)
                MICHAEL BRECKER(ts)
                RONNIE CUBER(bs)
                山下達郎(strings&horn arreng)

               Produced by 吉田美奈子 
         

      ☆美奈子自らによる曲紹介(ADLIB誌82年10月号より)


        アルバムタイトルは「もっと輝いてしまえ!」などという様な意
        味の「LIGHTN UP」。決して誰かの頭髪に関してではありません。
        私が輝かせたいのは都市なのです。夜になるとコンクリートの壁面
        がイルミネーションの照らし出され、都市と時間を遮ってしまう色
        とりどりの光のゴンドラの様で宙を移動して回り始める時、都市も
        ろとも浮き上がらせて行くなんて、想像しただけでも嬉しくなって
        くるのです。
     
   「LIGHT’N UP」
      ストリングスはニューヨークで録ってます。アレンジはレオンペンダー
      ビスです。彼の最近の仕事というと、アルバムでは、アッシュフォード
      &シンプソンとか、アレサフランクリンの最新盤とかを手がけています
      。彼が私に贈ってくれた言葉の中に一つ大変光栄な言葉がありまして、
      「私が今年やった仕事の内で何と言ってもこのプロジェクトがナンバー
      1だ!」と言っておりました。その後、奥様であるジャニスペンダービ
      スがホテルに遊びに来た時の話にも、「レオンは自分の仕事の内容を私
      に教えてくれたことが1度も無かったのに、ミニー(私はアメリカの友
      人にこう呼ばれている)のテープは日本からラフな形で送られ来た時か
      ら彼の手元を離れたことが無く、休日に出かけたビーチでさえもカセッ
      トを鳴らし放しだった。本当に嬉しかった様だ」などという赤面の話を
      してくれたので、これはもう絶対!本当に良いアルバムなはずですと、
      思うしかない。そのレオンが録り終わるや否やゲラゲラと笑いだし「な
      んてこった。この曲は本当に嬉しくなるね。こんなストリングスを、た
      った40分で録り終えるなんて誰も気がつくまい。これはスタッフの勝
      利だヤッタ!ヤッタ!」と言いながら私を抱きしめて大喜びの巻。あっ
      それからストリングスの方たちが「こんな良いホーンが日本で出来るの
      にニューヨークでストリングスを入れるの?日本にはストリングスのセ
      クションが無いの?」と言っておりましたよ。日本の弦の人に聞かせて
      あげたい。間奏で出て来るのがディビッドサンボーン。ディビッドも力
      入ってましたよ。

   「頬に夜の灯」
      これにはストリングスに加えオリジナルブレッカーブラザースのホーン
      セクションが入っております。このメンバー、セクションではずいぶん
      久しぶりに集まったもので、マイケルブレッカーとデビッドサンボーン
      がアレンジャーの言うことを聞いて一生懸命やっている所はそれだけで
      ニューヨークに来た甲斐があったというシーンでした。ソロはデイビッ
      ド。

   「LOVE SHOWER」
      私にしては結構、感じの違う曲ですが、ボイスの多重によるメロディー
      を6thでハーモニーを付けながらからませた小品です。この曲の弦とホ
      ーンは東京で録りました。アレンジは山下達郎くんです。

    「風」
      「風」というバラード。岡沢章とのデュエットです。イントロでマイケ
      ルブレッカーのプレーもあり。味わうべし。

   「MORNING PRAYER」
      私の一番好きな曲。佐藤博とピアノのデュエットをしています。左側か
      ら聞こえるピアノが私のキープに徹した(実はフレーズで弾けないので
      すよ。)ピアノです。

   「斜陽(REFLECTION)」
      この曲の間奏でマイケルのオーバーダビングしたテナーサックスを聴く
      ことができます。

   「時の向こう」
      バラードです。歌が結構良く歌えたと思います。それから富樫春生のオ
      ルガンがとってもデリケートで良いのです。

   「ALCOHOLLER」
      ファンクの好きな少年たち集まりましょう。そして、この曲に歌われて
      いるような、恥ずかしい大人にならないよう、皆で踊りましょうね。清
      水靖晃のソリが良いですよ。それにトランペットも鳴ってますよ。

         

                

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