<ORIGINAL ALBUM>
DARK CRYSTAL
1989.4.10発売 MUCD−29 (MCAビクタ−)
1.STARBOW
2.GIFTED
3.TANG TANG
4.CRYSTAL
5.HEAT WAVE
6.NOSFERATU
7.凪
8.DECEMBER RAIN
吉田美奈子(vo,arr,mixing)
木本靖夫(syn programming)
山木秀夫(ds)
清水靖晃(horn arr,mixing)
矢野 誠(horn arr)
Produced by 吉田美奈子
☆(タイトルの「ダーククリスタル」についての問いに)
アルバムの中の1曲を取ると簡単でいいんだけど、<STABOW
>は
聞き慣れない言葉だし、<NOSFERATU>はホラー映画みたい って
時に<CRYSTAL>っていうのもいいねって、ジャケットの打ち合わ
せに来ていたペーター佐藤が言って「DARK CRYSTAL」にしようと。
(後略)(〜ADLIB誌 89年5月号〜)
☆去年(89年)4月に発表、すべてコンピューターを使ったアル
バムとしてはこれがはじめて、声のほうを機械的に処理なのに、
逆に人間臭いという効果をだしている。当時はPCシリーズを使
っていたが、いまはマッキントシュにした。(〜ADLIB誌 90年
10月号〜)
☆(前略)一応ね、イントロは小細工してあるんですよ、「BELLS
」
から。<STARBOW>のイントロで、ベルから始まりますよね。「
BELLS」の最後(<DREAMING>の最後)はベルで終わってるでし
ょ。で、(<STARBOW>の)イントロで後ろの方にフワッと出てく
るコーラスがあるでしょ。あれは(「BELLS」の中の)<WIND
>の
コーラスなんですよ。(後略) (〜ミュージックマガジン 89
年4月号)
☆最後は僕の声が前面にでる。それが、コンセプトだから、今はもう
サウンドにはそんなに凝ったりしない、(中略)ただ自分の声のた
めにオケを作っているだけですよ。ポップスとしての計算?してい
ると思いますか?(爆笑)。メジャーから出すっていっても、一般
大衆には全然サービスしていない。不親切ですよ。歌詞にしても(
中略)作為じゃなく、僕の中から出て来たものを吐き出していくと
、そう(変な言葉に)なっちゃう。(後略)
(〜宝島 89年6月号〜)