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2012年02月11・12日(土・日)
 ベリット・フォレスタッド先生は、オスロ市立ソグン高校の学校仲裁所制度担当教諭です。オスロの学校で、フルタイムの学校仲裁所専任教師を配置しているのは、ここソグン高校だけです。
 おそらく日本ではじめて、ノルウェーの誇る学校仲裁所制度を支えるメディエーター養成プログラムのワークショップ開催です。受講したのは、学校や地域や職域で日々、対立調停に直面する30人のメンバー達でした。 
メディエーションを学ぶ連続講座 2012年01月11日(水)
 
フレンズネット北海道(FNH)は今日から5回の連続講座を開催します。最初はメディエーションとは何か?という、私たちの社会には(かつてあったかもしれないが・・・)はじめての体験を受講者にはしてもらうことになります。そもそも対立調停と言う概念をほとんど知らない私たちの社会です。「人が集まればもめ事が起きるのは当たり前。それを放って置けば深刻な対立にもなり、いじめや人間関係の瓦解にもなりうる。それを乗り越えられなければ、不登校や引きこもりなどにもなってゆく。だから人間社会を一歩前に進めて、話し合いをする大人の社会を創る」のが目的です。
 今日第一回目の講座は、教授のメディエーションの優れた力の紹介と私のノルウェー学校仲裁所制度の紹介です。以後、メディエーションの基礎のお話や東京や大阪で同様の活動を進めているグループとノルウェーで実際にワークショップを体験してきたスタッフらによるワークショップなど、盛りだくさんです。そして最後の2月11日と12日には、ノルウェーで私がお世話になってきたオスロ市立ソグン高校の学校仲裁所担当教師であり、学校仲裁諸制度のオスロのネットワークのリーダーでもあるベリット・フォレスタッド先生のワークショップへとつながってゆきます。
フレンズネット北海道」 発足!! 2011年11月16日(水)
 
久しぶりの更新です。
 かねて私の大学院時代にお世話になった教授と一緒に設立を進めていた、NPO法人が認可されました。NPOは「フレンズネット北海道(=FNH)」と名付けられました。「フレンズ」はスウェーデンで一般的な、学校でのいじめ対策を主眼とした制度です。教授のスウェーデン研究から引用されました。
 会員を拡げて、学校仲裁所を初めとした対立調停(conflict mediation)という考え方を広く日本社会に紹介するとともに、仲裁のエキスパート「仲裁員=メディエーター」の養成を目的とします。
日本平和学会北海道支部にて 2010年4月24日(土)
 
日本平和学会北海道支部にて、学校仲裁所制度の報告会。学生・研究者など40人ほどが集まり、平和学の立場からノルウェーの学校仲裁所制度とKonfliktraadet=対立調停委員会という、対立問題を解決する優れた社会制度を学びました。こうした制度の中で学び育った子どもたちが創る、20年後30年後のノルウェー社会は一体、どんな社会になっているのでしょう?!(考えただけでワクワクしてきます!)
犯罪心理学会北海道支部にて 2010年3月6日(土)
 犯罪学会北海道支部のみなさんの勉強会に招かれました。NHK・BSで放映されたニルス・クリスティの「未来への提言、犯罪者に優しい国・ノルウェー」の内容の理解を補助する意味で、私から学校仲裁所制度について、同僚の若い研究者Yさんからは対立調停委員会と私たちが創設を目指しているCMCの報告を行いました。その後、ビデオを見た後、感想の発表と討論が行われました。
子どもアシストセンターにて 2010年3月2日(火)
 
札幌市子ども未来局で「学校仲裁所の可能性を求めて」。ノルウェーは、国家として学校仲裁所制度を導入する唯一の国です。そのノルウェーが1995年に最初に制度の可能性を求めて進めたパイロットプロジェクトの報告書「子ども自身で可能(Elever kan selv)」の中から、統計的なお話をさせていただきました。また、同僚の若い研究者Yさんからは、「CMC/コンフリクト・メディエーション・センター」の紹介をかねて、現状の報告でした。
2010年2月14日(土)


 
「北海道福祉関係議員等連絡会議(=福祉議連)」の第47回研究会・最後の研究会で、「オスロ市のいじめ対策と学校仲裁所」のお話をさせていただきました。福祉議連は1996年4月23日に札幌近郊の自治体議員で、福祉をまじめに取り組む立場の議員と自治体職員や施設関係者・研究者が集まって発足しました。会員の多くのメンバーが議員をリタイアーして、それぞれ別の道を歩み出したことから、解散となったものです。その最後の記念講演に、学校仲裁所の報告をさせていただいたのは、とても名誉なことです。会員各位のこれまでの奮闘と、地域で多くの成果を上げられたことに、心から敬意を申し上げます。
札幌市子ども未来局にて 2009年12月15日(火)
 札幌市の子ども未来局にて学校仲裁所制度の報告をさせていただきました。札幌市の子どもの権利条例が、子どもの権利という考え方には、子ども自身に問題解決の力をつけることを意識している部分があります。この考え方に沿って、現在の子どもたちが置かれた状況を見ると、学校仲裁所制度は子ども自身の能力を開発すること、そのことで、子どもたちが人生で出会う様々なもめ事や困難に立ち向かうこと、乗り越える力をスキルとして身につけることが重要です。
2009年12月13日(日)



 「旭川 市民の憲法スクール」にて。「ノルウェーと日本の暮らし」と題しての講演の機会をいただきました。先日の江別に続いて、ノルウェーオスロ市での暮らしの様子と、学校仲裁所制度についてお話をしました。
2009年11月28日(土)
 
北ヨーロッパ学会にて。大阪大学吹田キャンパスで開催された本学会の自由論題で発表の機会を得ました。ノルウェー・オスロ市でのいじめ対策プログラムの一つとして導入されている「学校仲裁所」について、制度の紹介をかねた、調査結果の報告をしました。

(左)北ヨーロッパ学会「自由論代」部会の一こま
2009年11月18日(水)


 
江別の手話の会にて。長いおつきあいのある代表の方からの要請で、ノルウェー・オスロでの生活と、学校仲裁所制度について、お話をする機会をいただきました。直接手話あるいはろう者・難聴者の皆さんに有益な情報とはいかなかったのですが、体験したオスロでの暮らしと、調査した学校仲裁所制度について、お話をさせていただきました。
発達臨床研究会にて 2009年10月27日(火)
 
かねて会員として、勉強会に参加させていただいてきた・・・とは言っても最近は、あまりまじめに勉強会に参加してはいませんでしたが・・・発達臨床研究会の場で、ノルウェーのいじめ対策と学校仲裁所の紹介をさせていただきました。知っている顔触れの前であらためて報告するのは少し、気恥ずかしくもあるのですが、一方で安心感もあります。たくさんの質問をいただいて、その後の懇親会も盛り上がりました。
2009年10月17日(土)
 私が社会福祉士の受験資格を取得したのは、札幌の月寒にある日本福祉学院で、でした。ここに社会人入学し、一年間夜間の授業に通って、単位を取って受験資格を取ったのでした。
 その懐かしい学校で、同窓生の集まりがあり、そこでお話をする機会をいただきました。ありがたいことです。卒業生が集まり、それぞれ活躍の様子を報告し合う場です。その交流会を前に、ノルウェーのいじめ対策とともに、学校仲裁所を紹介させていただきました。懐かしい顔が幾人も集まりました。


 
北海道子ども学会にて 2009年8月22日(土)
 北海道子ども学会のポスターセッションで、ノルウェーのいじめ対策と学校仲裁所制度の紹介をかねて、発表をする機会を得ました。大勢の参加者のみなさんに、ノルウェーのいじめへの取り組みや、いじめ予防とでも言うべき「学校仲裁所」制度を紹介できて、また、質問もいただいて、幸せな時間を過ごさせていただきました。
石狩市の社会福祉法人にて 2009年7月24日(金)
 
石狩市にある社会福祉法人の職員研修会にて、お話をさせていただきました。この法人とは、設立準備の段階から参画させていただいてきました。この法人はもともとはNPO法人で、そこから新たに障がい者への多機能な支援を行う部門を独立させ、新たに法人格を取得したのです。NPO法人は、居宅支援の事業所として引き続き地域に暮らす障害のある方達の地域での生活を支える仕事を進めています。
 この法人を立ち上げた代表であるKさんは、ご自身が重度の自閉症のお子さんのお母さんです。Kさんが作業所を立ち上げるときに目標にした施設がノルウェーにあります。同じように自閉症のお子さんのお母さんである方が始めたノルウェー・アスケル市にある「ダレロッケン労働センター」です。オスロ市から電車で30分ほどの所にあるこの町は、知識人や芸術家が多く暮らすことで有名ですし、障がい者への支援の手厚さでも、有名です。Kさんがその施設を訪れ、その設立者の本を読んで「こんな場をつくりたい」と思ったというという、その本の著者であり、労働センターの最初の開設者で、そこで暮らす自閉症者の親であるWさんとも会い、同じ自閉症者の母親として、深い親交を暖めるとともに、とうとうその施設との姉妹提携を結んでしまいました。
 ノルウェーの福祉の話は、そうした背景を持つこの法人のスタッフや関係者の間ではすっかりおなじみです。しかし、自分たちの姉妹施設であるダレロッケン労働センターのあるノルウェーという国やそこでの暮らしについては、あまり知らないのが現状です。その意味で、私の一年間の暮らしのお話と、子どものいじめ対策と学校仲裁所制度には、とても興味を持ってもらう事ができました。
2009年7月16日(木)
 
先月に続いて、旧知の友人の後援会でお話をさせていただきました。選挙戦で大変な友人には、是非がんばって欲しいと思いながらの、お話でした。北欧・ノルウェーの「子どものいじめ」への取り組みや、学校仲裁所制度は、参加されたみなさんもとても、興味があるようでした。お話を終えてからも、何人もの方から質問をいただきました。




2009年6月21日(土)
 友人の労働組合ローカルセンターのSさんからお招きをいただいて、高齢者施設で働く組合メンバーのみなさんの前でお話の機会を得ました。北欧福祉は、日本型福祉にとってあこがれの的でもあります。そうした意味で、北欧型福祉の勉強会は数多くこれまでも開かれてきました。しかし、その福祉を支える社会についての話は、なかなか聞く機会がありません。もっとも、私が留学を決意したのも、そのことが知りたかったから、だったと思う、のです。この日の講演タイトル「暮らしてみたノルウェー・オスロと学校仲裁所制度」。


2009年6月18日(木) 
 旧知の友人であるYさんが国政選挙に立候補を予定していて、その後援会の場で「ノルウェー・オスロの学校仲裁所制度」についてお話をする機会があった。いじめ問題や北欧の福祉の問題に取り組み、かつては一緒に視察や勉強会仲間であったYさんの決意に敬意を表してのことです。良い結果が出ることを祈りながら、少しでも多くの方々に「学校仲裁所制度」を紹介したくて、講演に臨みました。さすがに政治や政策に造詣の深いYさんの後援会の面々からは、応えに窮する難しい質問も出されました。



2009年6月13日(土)
 北翔大学の、「1DAYセミナー」で講演させていただきました。テーマは「私の熟年留学〜ノルウェー・オスロへ「学校仲裁所制度」を求めて」です。そもそも、私の年齢で何故、イギリスやカナダやオーストラリアではなくて、ノルウェーだったのか?ということやノルウェー・オスロの何に惹かれて留学にまで至ったのか?どんなことが大変だったのか?、そして私をとりこにしてやまない「学校仲裁所制度」とは一体何なのか?ノルウェーが執る「平和創造政策」とは?などなどを、お話しさせていただきました。

 札幌の街は今、”よさこいソーラン祭り”が最高潮を迎える中、決して多い人数ではなかったのだけど、主催してくださった大学の事務の方が「これだけ集まることは、あまりありません」とおっしゃるくらい、予想以上の盛況でした。懐かしいお顔もチラホラで、講演後のおしゃべりもたっぷり出来ました。
問い合わせをいただいたことと
私の考え

2009年 5月23日(土)

 20日にUPした論文要旨について、一部を訂正しました。内容はあらたに「修復的対応」の図の説明に、13pを追加したこと、その他には指摘をいただいた誤字や表現の訂正をしたことです。

 また、この論文を読まれた方から以下の通り問い合わせがありましたので、私の考えを記しました。

Q1 P.8 学校仲裁所は全ての学校にあるわけではないんですね。全学校に導入されていると思っていました。一律ではなく、学校ごとの特徴に応じて、ということなのですね。
A1 その通りです。ノルウェーは学校教育も「分権」されていて、校長先生は大きな権限を持っているそうです。オスロ市が用意したいくつかのいじめ対策プログラムの中から、どれを選ぶかは校長先生の権限と言います。国が行うのは「教育法の改正」のように法の整備を持って自治体や学校現場に「良好な教育的環境の実現」を求めるだけで、それが結果として実現されれば・・・(この場合は児童・生徒や保護者から「学校環境に満足している」「いじめなどがない状況に満足している」についてを、どれほど満たしているか、と言うことでしょう)・・・どのようにして満足度を作り出すかというその裁量は、自治体や学校現場に選択させる、と言うもののようです。

Q2 P7〜8 そうすると、オスロ市176校のうち、学校仲裁所を導入している43校は、小・中・高でわけるとどういう割合になるのでしょうか。
A2 小学校(GB)が19校、中学校(GU)が3校、小・中併設校(GB/GU)が10校、高校(VGS)が11校です。

Q3 学校によっては、一度も仲裁所制度に触れないまま、大人になる子どももいるということですね。
A2 そうです。ノルウェー全体ではおよそ600の学校が「学校仲裁所」制度を取り入れています。

Q4 P.10 5つ目、「ルールの元で」。確認ですが、「ルールの下で」ですよね。
A3 ご指摘ありがとうございます。訂正いたしました。

Q5 P.14 14校で、回答不明があるとしても143人の仲裁員ということは、だいたい1校あたり10人程度の仲裁員ということになりますね。学年の偏りはどうなっているのでしょうか。
A5 アンケート調査に回答のあったうちで、基礎学校小学校は5校中7年生(日本の小学校6年生)と答えた学校が3校、6年生(日本の小学校5年生)と答えた学校が2校です。基礎学校小中併設校では4校中6年生で就任して10年生まで任期があるとした学校が3校あり、残り1校は6年生と7年生が任期です。基礎学校中学校では2校ともに8年生の学年末に募集が行われて、9年生から活動を開始し、10年生までが任期です。高等学校では、仲裁員の学年に規則性があるのか不明です。

Q6 P.16 2つ目、「仲裁員は賢くておとなしい人ではない。」のところですが、仲裁員と当事者がけんかをすると、その仲裁員を信用しなくなるということでしょうか。仲裁員が当事者とけんかをする可能性がないということが選考の要素とされる、という理解でよいでしょうか。
A6 わかりにくい表現でした、申し訳ありません。わかりやすく訂正をいたしました。ここで述べてるのは、おっしゃるとおりに仲裁員がケンカをすると、仲裁員としての信用はなくなるから、そういう可能性のある子は仲裁員として選ばれないということでした。

Q7 子どもたちにとって、仲裁員に応募をする動機はどこにあるのでしょうか、と聞こうと思っていたら、論文中に記述がありました。P.10にもあるように、そもそも大人社会の中に、「紛争審議会」があるということの意味も大きいように感じます。
A7 「紛争審議会」が法的な整備を持って設置されたのが1991年。それから4年後の1995年には学校現場で、学校仲裁所制度導入のパイロットプロジェクトが始まっています。「紛争審議会」は「修復的司法」という考え方に根拠を持ちますが、この制度もとてもおもしろいもので、いつかじっくり調べてみたいと思っています。

Q8 鶏が先か、卵が先かではないですが、そもそも大人社会の中には、いじめが蔓延しています。子ども達はそれを見て、同じような子ども社会を作っているようにも感じます。
A8 大人社会の事情が子ども社会に様々な影響を与えているのはノルウェー社会でも同じです。「職場のいじめが原因で自殺する人は、労働災害で亡くなる人より多い」と2004年の年始めの国民への訴えで当時のボンドビック首相が言ったそうです。同時にだから「いじめ対策をもっとしっかりやりましょう」とも訴えたと言います。問題は、ノルウェーにおいては国や関係機関が社会が直面する問題に対して真剣に対応している「具体的な姿」が見えること、ではないでしょうか。

Q9 モデル的に試行してみることはできると思いますが、根付くまでには結構な時間を要しそうです。
A9 そうかもしれません。が、始めないことには何も解決しないと、思います。
「修士論文」要旨バージョンを
UPしました
2009年 5月20日(水)
 修士論文の要約版をUPし、リンクさせました注釈や目次は対応しておりません。PDFファイルですから、PDFファイルを読み出せる環境が必要です。お困りの場合はふじおかまで、ご連絡ください。論文はこちら
さっぽろケア研究会での講演 2009年 5月14日(木)

 札幌ケア研究会で、「暮らしてみたノルウェー・オスロと学校仲裁所制度」と題してお話をする機会をいただきました。ケア件の例会でのお話でしたが、20名ものみなさんが集まり、熱心に聞いてくださり、ここでも質問攻めに合いました。ノルウェーの福祉制度や平和政策は、ノルウェー社会の合意に支えられています。その合意を生み出す社会的な力は、学校仲裁所制度の導入の中でも貫かれていることです。
 札幌ケア研究会は10年来、私自身が会員に加えていただきながら高齢者ケアに関するトレンドを学ばせていただいた研究会です。久しぶりにお会いするみなさんばかりで、懐かしさとともに、ホームグラウンドでお話をする気楽さを感じながらの2時間でした。

ホイスコーレさっぽろでの講演 2009年 5月13日(水)
 
東海大学を会場にした「ホイスコーレ札幌」にて、「北欧の福祉と平和」と題して、学校仲裁所制度とノルウェーの平和を創造する政策、それを支えるノルウェー社会のお話をさせていただきました。60人を越えるのホイスコーレ(※)の学生が熱心に聞いてくださり、ノルウェーのことや学校仲裁所制度についてのたくさんの質問を受けました。その後主催者の生越さんからは「質問が多く、それだけ(みなさんの)関心が深かったと思います・・・質問をこんなに書かれて来ましたのは初めてで、受講生はもっとお話をお聞きしたかったと思います」とのメールと、たくさんの追加の質問をいただきました。
 学校仲裁所制度については是非、日を改めてもう少し深く、制度全体のお話をさせていただきたいと思っています。

(※)「ホイスコーレ札幌」は、大学院でご一緒した生越玲子さんが主催する「生涯学習」の場です。「ホイスコーレ」とはデンマークのグルントヴィが主唱した北欧に一般的な教育制度である「フォルケホイスコーレ(国民高等学校)」制度を言います。その思想を学びに生越さんは還暦をすぎた年齢で、半年間デンマークのフォルケホイスコーレに留学して学び、札幌での創設に至りました。 
子ども自身で可能!

ティウルロッケン小学校にて
2009年 4月9日(木)
  「子どもの時からもめ事をきちんと話し合う態度を身につけた子どもたちは、大人に指示されてではなく、自分で自らの振舞いを律することができるようになる。そういう子供たちを育てることが、未来社会への希望になる」〜去年の春、オスロ市内のある基礎学校を訪問したときの学校仲裁所制度担当の先生のお話です。

 いつの時代も、子どもは大人の希望でした。大人にとって子どもは、未来そのものだからです。しかし今、大人達が中心の私たちの社会では、未来の子どもたちに残せるものがあるのでしょうか。ただ返すあてのない公共の負債という、マイナスの財産しか、見あたりません。

 せめて子どもたちが未来に希望を持てるように、今必要なのは、子ども自身が描く未来を現実のものとする力です。それは、他者を非難したり、誰かをさげすんだり、はたまた現実の困難から逃避する事を可能にする「お笑い」に浸ったりする毎日では不可能です。
 
 子ども自身が、何がいけないことで、何が希望をもたらすことなのか?を、他者との関係(これが大事!)で学ぶ機会をたくさん持つことです。子どもはその中で大きくのびてゆきます。

 この先生の言葉に、深く共感します。


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