はやわかり故障 (2017/9/22)
USB充電器 (2016/10/28)
AUKEY PA-Y6 (2016/10/28)
スライサー (2016/2/3)
64ビット Office (2016/1/20)
USB充電 (2013/11/3)
電源交換 (2013/1/23)
電力モニター電池切れ (2013/1/9)
ATH-CKM99 (2012/12/19)
データ抜け (2012/8/10)
Microsoft Query (2012/7/15)
SQLite ODBC Driver (2012/7/12)
OWL USB Connect (2012/7/10)
節電モニター「はやわかり」 (2012/7/6)
BN-50S (2011/3/28)
UPS (2011/3/26)
停電対応 (2011/3/18)
電源故障 (2011/2/14)
電源 (2005/11/19)
電源異常(Seasonic SS-430HB) (2005/9/1)
Seasonic SS-430HB電源 (2005/3/21)
・2003年8月3日
・2003年9月17日
節電モニター「はやわかり」
家庭用のブレーカボックスに付けて消費電力を計測する電力モニターである。
非接触式電流センサをブレーカ近辺に付けて、送信機からモニターに無線でデータを送り、モニターでリアルタイムの使用電力や積算電力量などを表示できる。また1分ごとのログを最大2年分記録でき、USB経由でPCに取り込むことができる。もちろんリアルタイムのデータを取り込むこともできる。送信機、モニターとも単三電池駆動となっていて、ACからの無駄な電力を必要としない。日本向けに変更してあるが、元は英ツーセーブエナジー社のOWLというやつである。
無線は5mくらいまでとされているが、うちではブレーカーからリビングまで余裕で届くため、部屋に居ながらいつでも確認できる。無線とか液晶表示部とか結構凝った作りである。
→リビングの入り口付近ではOKだったが、もっと奥まで持ってくるとだめだった。やっぱり5mくらいまでみたい。
ブレーカー全体の消費電力を計測して1分ごとに表示が更新されるため、今まで測りづらかったエアコン(電源コネクタが特殊)とか換気扇や湯沸し器(電源コネクタが表に出ていない)とかの電力も知ることができる。うちの待機電力(給湯器のアイドルとかセキュリティとか)は29W、湯沸し中は250W位だった。モニターをいつも見える位置に設置できるので、簡単に確認できる。(わざわざコンセント付近にある表示部を覗き込むとかの必要がない)
細かく言えば測っているのは電流で、電圧100Vを掛けて電力としているだけなので、電圧のブレとか力率とかで実際の消費電力とは違ってきていると思われる。力率の影響が大きそうなので実際よりも高く表示されているのかな?電圧を低めに設定することもできないし。ちなみに表示は7W単位となっている。PCに取り込んでも同じ。
一応料金とCO2排出量の表示もでき、料金は時間帯別の料金の設定なんかもできるが、使用量別料金や基本料の加算等ができないこともあって、あくまでも目安である。
あと設定した以上に電流が多くなるとアラームを鳴らすことができる。アンペア数を下げている人にとってはブレーカーが落ちる前にアラームを鳴らすことができたり、アンペア数を20Aに落としたとしたらどこまで使えるかチェックしたりといった使い方ができる。アラームは5回鳴って止まる。
ただ、消費電力以外の表示はイマイチである。
TOTALは値をリセットした時からの合計で、指定した日時からの合計にはできない。
AVERAGEは直近30日分の電力量を元に1日あたり、7日あたり、30日あたりの電力量を表示しているにすぎず、直近24時間、7日間の表示をしてくれるわけではない。
HISTORYも過去のある日の電力量、その日から7日分、30日分の表示をしてくれるのみ。HISTORYを使えば前回の検針日からの積算の表示ができるが、ヒストリを選ぶたびに日にちを設定しないといけない...
料金表示も前途の通り参考値。CO2排出量は...誰が気にするのだろうか。
どっちにしろ全使用量が一目でわかるので、節電の励みにはなるでしょう。また将来的に時間帯別料金などに変えようとするときのベースデータにも使えるでしょう。
PC連携
OWL USB Connect (The Owl エネルギー利用モニター)をインストールすると、データのダウンロードとグラフ表示ができる。画面等はこの辺を参照。しかしインタフェースが微妙だ。まずウインドウは必ず最前面表示になり、変更不可。邪魔なら最小化。
グラフを出すと最初は年単位の消費電力の棒グラフになる。最初は数日分しかデータがないだろうから、棒が一本あるのみ。グラフなのかなんなのか分からない。ここから月単位に変えるには?該当年の棒グラフをクリックする。適当な月のグラフをクリックすると日ごとの表示に、以下時間と分も同様の操作。前に戻るには?右上の年/月/日 時間などをクリック。次の1時間とか次の日とかの操作はない。
各期間の最大値・最小値も表示されるが、表示されるのは単位当りの消費電力量の最大・最小である。従って分単位にしないと最大の電流を知ることはできない。
グラフを増やすと並んで表示されてそれぞれで表示単位を変更できる。でも4つまで。
同様にしてリアルタイムデータ+直近20分のグラフ表示もできる。もちろん現在値の表示もできる。でも最前面表示。
本体には720日分の日ごとの使用値と、直近の30日分の1分ごとのデータがあるので、分ごとデータが欲しいなら30日以内にデータをダウンロードするのを忘れてはいけない。まあつなぎっぱなしなら適宜勝手にダウンロードされるので問題ないし、つなげば自動的にすぐにダウンロードしてくれる。
データを他のアプリで使うためにエクスポートもできる。全部あるいは期間指定でcsv出力ができる。なぜか出力されるフォルダは固定。3日分落としてみたら既に700KBで結構大きい。
csvデータは毎分の消費電力、料金、CO2などが入っている。1分間の最小と最大の情報も入っている。このうち消費電力はなぜか1/60されている。一時間分を合計するとWhになるという寸法。しかしデータ量が多いため、扱いには難儀する。Excel(古いの)で扱おうとすると60分×24時間×30日分くらいしかシートに貼れない。
とりあえずピボットテーブルを使って1時間ごとのグラフにするものを作ってみたが...あまり美しくない。そして3日分なのに500kBにもなっている。OWLによって取り込まれたデータ自体はSQLiteのDBの形になっているらしいので、直接アクセスして値を得た方がいいのかもしれない。
ピボットグラフなのでいろいろできる。
時間ごとの折れ線(連続)
時間ごとの積み上げグラフ
分ごとの折れ線(ピークがわかる)
7時から23時までグループ化
SQLite ODBC
前の方法でデータをExcelに取り込んでいると、xlsファイルがどんどんでかくなってしまう。毎度csvに書き出して編集するのも面倒だ。というわけでOWLで作られたDBから直接参照する方法を検討する。。。できた。
・SQLite ODBC driver 0.9.6をダウンロードしてインストール。
・Excel 2003で、データ - ピボットテーブルとピボットグラフレポート
外部データソースとピボットグラフを選択して次へ
データの取出しボタン(インストールを要求されたらインストール)
<新規データソース>を選択してOK
・新規データソース名 OWL Dataとか
ドライバ SQLite3 ODBC Driverを選択
接続ボタンを押して
Database Name: - Browse...でC:\ProgramData\2SE\be.dbを選択
でOK-OK
・OWL Dataを選択してOK
energy_historyからyear,month,day,hour,min,ch1_kw_avg,ch1_kw_maxを追加
(year,...,minのデータはわざわざ切り出さなくても用意されているのだった)
次へ-次へ-次へ
Excelにデータを返すで完了
次へ
新規ワークシートで完了
・グラフ上に適当にD&D
ページのフィールド - yearとかmonthとか
系列のフィールド - monthとかdayとか
項目のフィールド - dayとかhourとかminとか
データアイテム - ch1_kw_avgの合計とかch1_kw_maxの最大値とか
・データ更新は!をクリック
グラフに対してできることは前と一緒。
これで毎度書き出し&コピーする手間はなくなるし、データが増えてもデータ範囲を指定しなおす必要もないし、excelファイルも全データがコピーされるわけではないのでサイズが肥大化せずに済むよ。
→とりあえず使いたい人は以下を実行するといいのかも。
・SQLite ODBC driver 0.9.6をダウンロードしてインストール
・ExcelファイルをダウンロードしてExcelで開く
・ピボットテーブルツールバーの!をクリックしてデータ更新
※Excel2007/2010のときは、
・データ - その他のデータソース - Microsoft Query
<新規データソース>を選択してOK
・新規データソース名 OWL Dataとか
ドライバ SQLite3 ODBC Driverを選択
接続ボタンを押して
Database Name: - Browse...でC:\Program Data\2SE\be.dbを選択
でOK-OK
・OWL Dataを選択してOK
energy_historyからyear,month,day,hour,min,ch1_kw_avgを追加
次へ-次へ-次へ
Excelにデータを返すで完了
ピボットグラフ/ピボットテーブルレポートを選択、新規ワークシートでOK
かなぁ。
・とりあえずExcelファイル最新版(2016.1.30)
Microsoft Query
生活ペースは1週間単位なので、週単位(曜日ごと)の分析を行いたい。それにはピボットテーブルに週情報(曜日情報)を加える必要がある。
データの取出しの最後の画面(クエリウィザード - 完了)のときに、"Microsoft Queryでデータの表示またはクエリの編集を行う"を選択する。あるいは一度テーブルを作った後、ピボットテーブルウィザードを起動して2/3に戻り、データの取り出しを押す。
※Excel2007/2010ではデータ - 更新の下にある接続のプロパティ - 定義 - クエリの編集
するとMicrosoft Queryが開くので、レコード - 列の追加を選択し、
フィールド: strftime('%W',julianday(substr(dt,1,10))+1)
列見出し: week
と入れて追加する。更に
フィールド: strftime("%w",substr(dt,1,10)) (こっちはなぜかダブルクウォート)
列見出し: day of week
も追加する。そしてファイル - Excelにデータを返す。
これでフィールドリストにweekとday of weekができる。これを使えば週単位や曜日ごとの分析ができる。
平日のみの積み上げグラフとか、
一週間単位とか。
ワット換算
DBに入っているch1_kw_avgの値は、1分間の消費電力量である。グラフにするとこれが縦軸になるが、分単位のグラフにしたときに消費電力を知るには60倍しないといけない。さっくり暗算できればなんともないが、私の場合そうもいかない。というわけで60倍した値のグラフを作る。
ピボットテーブルツールバー - 数式 - 集計フィールドで、
名前: W
数式: =ch1_kw_avg*60
を追加する。このWをch1_kw_avgの代わりにデータアイテムとしてドラッグすると、縦軸W、横軸minのグラフにできる。
1週間後
さて1週間くらい使ってきた。これで分かったことは、この計測値(TOTAL)と積算電力計(電気メーター)との差はほとんどないということだ。ざっと100〜104%程度。うちの大電力量デバイス(TV、PC、モニタと思われる)の力率は高い、ということだろう。
そして20Aになってもブレーカーは落ちない。照明、TV、PC、モニタを点けていると600W位になるが、ここで電子レンジ(1400W)を使うとほぼ20Aになる。しかしブレーカーは落ちない。どうもアンペアブレーカの特性として、125%までは落ちない、150%までなら60分、200%までなら30分、それ以上なら2分とかの時限制で、一度下がるとタイマはリセットされる、らしい。本当に30A使っても60分耐えるかどうかは未確認だが...前に600W+エアコン(800W)+レンジ(1400W)を使った時(=2800Wくらい?)には1分くらいで落ちた気がするが、他にも使っていたのだろうか。
be.dbデータ抜け
節電モニター「はやわかり」を一ヶ月くらい使ってきたが、最近PCに取り込んだデータが一部抜けるようになった。
こんな感じ。黄色の線では0:00〜3:00辺り、ピンクの線は2:00〜4:00くらいのデータがない。専用アプリ「OWLエネルギー利用モニター」でもそのデータは見あたらない。しかしモニター本体ではその時のデータは表示されていたし、TOTALにもちゃんと加算されている。どうやらPCへの転送時になぜか読み込まれなかったようだ。PCにつないだ時も一瞬でダウンロードが終わってしまうし。ちなみに黄色の0:00頃、ピンクの2:00頃はモニターをPCにつないでダウンロードした時で、その時点から数時間分のデータが抜けてしまうもよう。
一度つないでデータが抜けた後、USBケーブルを外して再び付け直すと、1分位かけてちゃんとダウンロードされる。それでもだめならtheowl_beサービスを再起動してみる。なかなかめんどくさい。
7:00〜30:59
上のグラフのように朝は7:00から始まり、夜は30:59で終わるようにしたい。
MicrosoftQueryで、
day7: strftime('%d',datetime(dt,'-7 hours'))
month7: strftime('%m',datetime(dt,'-7 hours'))
day of week7: strftime("%w",datetime(dt,'-7 hours'))
week7: strftime('%W',julianday(datetime(dt,'-7 hours')+1))
を追加し、これをピボットグラフに使う。更にピボットテーブルで時刻(hour)の0〜6を後ろに持っていく(右クリック-順序-末尾に移動)。
ATH-CKM99
今までATH-EC7というダイナミック型インナーイヤータイプのヘッドホンを使っていた。どうやら2005年辺りから使っていたもよう。中高音がクリアで気に入っていたのだが、先日左から音が出なくなった。どこかで断線したようだがどこかは分からない。その前にもドライバー部分が剥がれたりコードの被覆が割れて内の線が剥き出しになったりケーブル付け根がグラグラになったりとかなり傷んできていた。
前にカナル型のVictor HA-FXT90を買っていたがあまりものガッカリ感に使っていなかった。そこで今回は今までと同様にオーテクのATH-CKM99にしてみた。カナルと言えばBA型が多い中、こいつはダイナミック型である。聴いてみると今までと大差ない中高音とカナルっぽい低音。こういう低音はあまり好みでないのたが、イヤーピースをSに変えて抜けをよくするといい感じ。
電力モニター電池切れ
送信側が電池切れ。モニターに電池切れ警告が出るようになったので電池を交換した。測ってみると1.3V,1.3V,0.7V位になっていた。一番減っていたものを換えてみたところ問題なくなったもよう。
交換時にペアリングが外れたようで、ペアリングのやり直し(送信側チェック長押し→モニターのサーチを押す)が必要だった。リセットではないのでモニター内の値は残ったままだったし、データ抜けも起こらなかった。
玄人志向電源 KRPW-PT500W/92+
今までSeasonic SS-430HBを使ってきたのだが、最近電源が入りにくくなってきた。電源ボタンを押しても一瞬電源LEDが光るだけで電源が入らない。しばらく放置すると入ったりする。更に古いSilentKing 300Wでは動いたのだが、負荷が高まるとHDD等の動きが怪しい。
というわけで新たに電源を購入した。高効率の中から小容量・低価格のものとして、玄人志向の80+Platinumの500W電源(KRPW-PT500W/92+)にした。DCケーブルに網が被せてあって取り回しがきつい、不要ケーブルが外せない、以外は問題ない。今までデバイス用4pinコネクタからSATA3台、グラフィック6pinx2に変換していたが、その必要はなくなった。今時の電源ではこの4pinコネクタは2つしか付いていないのか...
この結果アイドル時65W位だったものが55W位に下がった。Windows起動直後(何も動かしていないとき)は50W位である。
Office 64ビット版
3年半前から電力計を使って毎分の電力を記録しているが、Excelでデータ更新を行った際にUnknown Errorを出して更新できないことがある。1〜2年前から発生していたが、データを読み込む年数を2年間に絞り込んだり、複数あったシートを別のブックに分割したり、Excelを起動しなおすと更新できることがあったりで回避していた。
しかし全データを読み込めないので年単位での解析を行うことができなかった。
そういえばOfficeでは64bit版のプログラムも提供されていることを思い出し、インストールしなおしてみた。インストールには32ビット版をアンインストールする必要があったりIME2010をアンインストールする必要があったりsqlite ODBCの64bit版が必要だったりといろいろあったが、入れてみると何の問題もなくデータ更新ができるようになった。タスクマネージャーを見ていると、データ更新時に一時的に1.5GB位メモリを使うことがあるもよう。読みたい.DBファイルのサイズは320MBくらいになっている。
USB充電
スマートフォン、モバイルバッテリーなどUSBで充電できる機器をいくつか持っているが、充電方法によって充電にかかる時間が結構違う気がする。それどころか充電できない組み合わせもよくある。そこでUSB電流計を使ってそれぞれの機器の充電時の電流を測ってみた。それぞれの機器で最も充電が速いのはどの方法なのか?
充電するものは以下の6つ。
バッテリー容量mAh | |
T-01A Windows mobile 6.5 | 1000 |
N-04C Android 2.3 | 1230 |
L-04D LTE Wifiルーター | 1650 |
Nexus7(2013) Androidタブレット | 3950 |
eneloop KBC-3AS モバイルブースター | 2500 |
docomo ポケットチャージャー02 | 5000 |
そして電源はACからが2つとバッテリー2つとPC二種類の6通り。定格の出力スペックも示す。
※SuperChargerとはMSIマザーボードの特定のUSBポートで大電力(1.5A)の出力やシャットダウン時の給電を行える機能。
定格出力mA | |
プロテック P-2WH USB-ACアダプタ | 1000 |
Nexus7のACアダプタ | 1250 |
PCのUSB | 500 |
PC(SuperCharger)※ | 1500 |
eneloop KBC-3AS モバイルブースター | 500 |
docomo ポケットチャージャー02 | 1500 |
更に接続ケーブルが以下の4種類。(+miniUSB)
microUSBケーブル | データ用 |
携帯電話用データ転送ケーブル + FOMA充電microUSB変換アダプタ(ATS59063) |
充電専用 |
ピーワークUSBPCAGTPBK | 充電アダプタ |
オウルテックS-SP/U2 | 充電/データ切替 |
eneloop L3AS付属ケーブル | miniUSB充電専用 |
miniUSBデータ用ケーブル | miniUSBデータ用 |
デバイスごとにまとめた結果がこれ。充電/データ切り替えケーブル(オウルテックS-SP/U2)は、データ側と充電側で切り替えた2種類ある。また結構変動するので20mA位は誤差範囲。更にバッテリー残量によって大きく変わるので、半分位の時に測っているつもり。
T-01Aは電源とケーブルの組み合わせによっては充電ができない。充電できれば接続方法に関わらず480mA位。
T-01A | PC | PC-SC | モバブ | PC02 | ACUSB | N7AC |
データケーブル | 470 | 470 | x | 490 | x | 490 |
データ+アダプタ | 490 | 460 | 490 | 490 | 480 | 490 |
USB充電専用 | 490 | 420 | 480 | 470 | 490 | 490 |
切り替えデータ | 470 | 490 | x | 480 | x | 480 |
切り替え充電 | 480 | 490 | 480 | 480 | 480 | 490 |
N-04Cは電源とケーブルの組み合わせによっては充電ができない。電源、接続方法によっては760mA位で充電できる。そしてなぜかポケットチャージャー02では速度がイマイチ。
N-04C | PC | PC-SC | モバブ | PC02 | ACUSB | N7AC |
データケーブル | 450 | x | 580 | x | 760 | |
データ+アダプタ | 720 | 570 | 740 | 700 | ||
USB充電専用 | 720 | 530 | 760 | 640 | ||
切り替えデータ | x | 580 | x | 760 | ||
切り替え充電 | 750 | 560 | 790 | 750 |
L-04Dはいづれも充電可能。ケーブルによる差もない。電源によって充電速度が異なる。
L-04D | PC | PC-SC | モバブ | PC02 | ACUSB | N7AC |
データケーブル | 600 | 640 | 750 | 750 | 750 | 750 |
Nexus7はケーブルによる差はないが、電源によって充電速度が異なる。更にポケットチャージャー02では時により600mAだったり830mAだったり1120mAだったり。つなぎなおすと上がったり下がったり。ACアダプタでは安定しているのだが。つないで充電を始めると830mAだが、そこでケーブルを抜き差しすると1120mAになることが多い気がする。
Nexus7(2013) | PC | PC-SC | モバブ | PC02 | ACUSB | N7AC |
データケーブル | 450 | 640 | x | 830/1120 | 830 | 1120 |
ポケットチャージャー02ではケーブルによる差はないが、電源によって充電速度が異なる。また秒単位で770〜980mA辺りを変動している。
ポケットチャージャー02 | PC | PC-SC | ACUSB | N7AC |
データケーブル | 420 | 680 | 980 | 980 |
モバイルブースターKBC-L3ASは電源やケーブルによらず470mA位。
KBC-L3AS | PC | PC-SC | ACUSB | N7AC |
miniUSBケーブル | 470 | 470 | 460 | 460 |
結論としては、
・デバイスごとに最大の充電速度(受電可能電力)が決まっている。(スペックには書かれていないことが多い)
・アダプタ、バッテリーごとに給電可能電力は決まっている。(大抵はスペックに書かれている)
・デバイスによっては、ケーブルによって充電速度が違う。
・N-04CとNexus7は動きが謎だ。
・充電アダプタの効果がよく分からない。
・Super Chargerの能力には疑問が...
といったところ。
そして私の場合は以下の方法がベストとなった。
電流 mA |
容量 mAh |
時間 h |
AC 方法 | DC 方法 | PC | |
T-01A | 480 | 1000 | 2.1 | 充電ケーブル | 充電ケーブル | どれでも |
N-04C | 760 | 1230 | 1.6 | 充電ケーブル | モバイルブースター + 充電ケーブル |
いまいち |
L-04D | 760 | 1650 | 2.2 | どれでも | どれでも | いまいち |
Nexus7(2013) | 1120 | 3950 | 3.5 | Nexus7 ACアダプタ | PC02 | やめとけ |
KBC-L3AS | 480 | 2500 | 5.2 | どれでも | - | どれでも |
ポケットチャージャー02 | 1120 | 5000 | 4.5 | Nexus7 ACアダプタ | - | やめとけ |
今回の範囲では充電ケーブル(オウルテックS-SP/U2の充電側にしたものあるいはUSB-FOMA + FOMA-microUSB充電)が全般にいい結果が出た。一方で使い勝手のよさそうなピーワークUSBPCAGTPBKは充電できるようになる以上の効果が見られなかった。またNexus7のACアダプタの能力はかなり高いもよう。
Excel スライサー
電力測定のExcelグラフを進化させてスライサーを付けてみた。
グラフシートを使うとウインドウのサイズに応じて拡大縮小されるので私は愛用しているのだが、グラフシートにはスライサーを追加できない。スライサーとグラフを同じシートにするにはワークシートにグラフを貼るしかない。仕方ないのでピボットテーブルのワークシートにスライサーを追加して、スライサーの選択後にグラフのシートを選択して確認するという方法になった。
また普通のグラフだとグラフフィルタボタンが出て、系列にマウスを持っていくとその系列だけを強調表示できる。しかしピボットグラフではグラフフィルタボタンが出ないのでそれができない。標準でフィルタがあるのでそれを使えということなのだろうが、使い勝手が全然違う。つうか凡例のどれかを選択したら、その系列を強調表示して欲しいのだが。excelの残念なところだ。
USB充電器
USBで充電できる機器をいろいろ持っているが、デバイスごとにケーブルが異なるので充電の度に付け替えるのが面倒だ。多数の口があるUSB充電器があればそれぞれの口に別々のケーブルを挿しっぱなしにできる、というわけで複数のUSBの口を持った充電器を買うことにした。
しかし今では(主にスマホとモバイルバッテリーの)急速充電については多数の規格が乱立していて難解になっている。更にすべてを満たす充電器があるわけでもないのでそれなりに妥協を強いられる。今のブームとしては、最大2.4Aまでの自動給電(以下PowerIQ)、QuickCharge3.0(QC3)、USB
Type-C(TypeC)だろうか。
PowerIQは各メーカー勝手に名前を付けている(AiPowerとかSuperChargerとかSmart
USBとかiSmartとか)が、デバイスを識別して5Vを自動的に最適な電流値(〜2.4A)で供給するもの。USB Battery Charging(BC)5V1.5AとかiPadの2.4A充電が含まれる。
Quick Charge 3.0はQualcommの規格で最大12V1.5Aを供給するもので、実現にはQualcommのチップが必要となっている。その結果PowerIQには非対応でQC非対応デバイスをつなぐとUSB仕様の上限まで(5V1A)しか給電しないというQualcomm仕様。
Type-CはUSBのコネクタ規格で5V3AもしくはPowerDevilery(PD)による30〜100Wの供給ができるが、現状では5V3Aとなっている。
しかしType-CコネクタなのにQuickCharge対応で高電圧がかかったり、QuickCharge対応コネクタになるとBC非対応(5V1Aまで)かつApple非対応だったり、Type-Cコネクタなのに5V3A供給できないものがあったり、Type-CコネクタなのにQuickChargeでしか急速充電できないデバイスがあったり、逆にType-CコネクタでQuickCharge対応ではなかったり、Type-Cからの変換ケーブルの違いで急速充電ができたりできなかったり、デバイス付属の充電器が最速なわけではなかったり、高速で充電されていることを喜んでいたら規格的には非推奨や規格外な使い方だったり、ちょっと規格が異なるだけで0.5Aにされたり給電してもらえなかったり、最速の充電状態でなくても急速充電と表示されることがあったり、変換ケーブルの抵抗が仕様通りで電流制限されているはずがQuickChargeでは全く無関係だったり、QC非対応をうたっているデバイスなのにType-Aからの変換ケーブル経由で5A3A近くで充電できちゃったり、仕様通りのTypeA-TypeCケーブルなのに3A供給されたり1.5A止まりだったりと、状況は非常に混沌としている。いずれはType-C規格で統一されるんだろうと思うが。
AUKEY PA-Y6
どうやら今の私はmicroUSB以外に5種類のケーブルが必要なもよう。上記のことを考慮して現状使い道が一番広そうな4ポートAiPower+2ポートType-CかつQC3.0対応のもの(AUKEY PA-Y6)を買ってみた。Type-Cコネクタでは困るのでType-C - Type-A変換プラグ2個(AUKEY
CB-A1)も一緒に購入。
いろいろ考えたところで今の私の使い方ではQuick ChargeもType-Cも不要で、Type-Aが6ポートあってBattery Chargeの1.5Aが出てくれれば十分なのだが。私がQCやType-C対応デバイスを手にする頃にはQuickChargeのバージョンが進んでいたりType-CはPDが当たり前になっていたりしそうだし。。
うちで急速充電が求められるものは、Nexus7(2013)、Xperia Z3 compact、ポケットチャージャー02の3つがある。新しい充電器にはUSB
Type-A(BatteryChargingとApple対応)とType-C(QC3.0対応)とがあるので、それぞれにおける充電速度を調べてみた。なおType-CポートではType-C -> A変換コネクタ(56kΩ抵抗入りを公称)を使っている。
・Nexus7 Type-A,Cどちらでも1.15A位で充電される(今まで通り)
・Z3compact(マグネット充電コネクタ使用) Type-Aなら1.35Aくらい出る(今まで通り)が、Type-Cでは1.1A止まり
・ポケットチャージャー02 Type-Aでは0.9A前後(今まで通り)だが、Type-Cでは0.5A
やっぱりQuickChargeかType-CのデバイスでないとType-Cコネクタでの急速充電の恩恵にはあずかれないもよう。
なおZ3CompactはmicroUSB端子を使えばQC2.0対応になり高電圧で充電されるらしい(でもそれほど早くならないのでドコモは急速充電2を名乗っていないもよう)
はやわかり故障
これまで5年間使ってきた電力モニターだが、データを取得できなくなった。送信側(分電盤側)の電池がなくなったようだが、交換しても動作が不安定。リセットを押すとLEDは光るがペアリングを長押ししても接続モードにならない。たまになっても異常に高い値を表示したり、しばらく動いていると思ったらいつの間にかデータが来なくなったり。
電池端子付近がおかしい気がするので分解してみたいのだが、簡単には開けさせてくれない。取り扱い業者のページを見に行くと「修理は買い直しよりも高くなるのでやっていない」的なことが書かれていたりする。まあ従来通り電気メーターを見ればすむので買い直さないことにした。
http://www10.plala.or.jp/p205tb16/device.html
坂井瑞穂