- Palm OS 5は2002年上半期にもライセンシーに提供できる模様。ただし、提供後ライセンシー各社がPalmデバイスとして製品化するにはそれから2ヶ月なのか、はたまた6ヶ月なのか…。それはわからない。
- ARMプロセッサを使用することにより、さまざまな製品、デバイスが出てくるだろう。ARM自体、幅広いクロック数の製品がある(18MHz〜1GHz!)ので、まずどれを使用するのか、バッテリーの消費量、メモリや値段の兼ね合い…。考えるだけで楽しそうだ。
- ARMへの移行に伴い、Big-endianだったDragonballからLittle-endianへと変更になるため、Hackなど、一部のソフトウェア群は使用できなくなる。ただし、ユーザーから見てインタフェースなどはシームレスな統合がなされており、自然に使えるだろう。
- Palm OS 5はPalm OS Coreの上にPACE(Palm Application Compatibility Environment)という68kエミュレーションを実現するレイヤーがかぶされており、今までのPalmウェアがそのまま使用できる。ライセンシーのライブラリーはコアの部分に付属する。
- Palm OS Simulaterを提供する。プラットフォームはWindowsで、MacOS,LinuxはBig-endianなので完璧なシミュレーションができないので提供する予定はないとか。シミュレータはエミュレータと違ってハードウェアのまねはせず、APIコールを呼び出す。高速だが捕まえられないエラーもある。たとえば、メモリ確保は4で割り切れるアドレスで行わなければならない、など。
- Palm OS Simulaterは様々なツールを用意する。データベースのビューや、ヒープビューア、イベントビューアなどだ。
- 残念ながらここから先、僕の頭の中はお花畑でした。
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