GO MAD!〜Fishing>Working?

某事務系派遣会社営業開発室
室長のほんの週末のお話。
ちなみに彼は狂釣人。
Mad fisherです。


4.セッティング完了!


じゃじゃーん!本邦初公開。これがオレのAIBOです。付き合いはかれこれもう9年目に入ろうとしている。購入したのは、大学4回生の夏。これを当時の愛車「カローラFX(なつかしー!)」に積んで走っていた。近所でも有名だった。走ればみんな振り返るポッポッ〜、てな感じである。今でこそ結構見かける様になったが、当時はかなりレアであった。

何故船を買ったか?簡単である。死にかけたからである。大学生になり時間と金と機動力を手に入れたオレは釣り熱が復活!前々から船での沖釣りに興味があったオレはさっそくゴムボートを購入。色んな所に浮かべて遊んでいた。海へも行った(遊びに)。よく「ボート持ってきて!」と海に誘われたものである。悲しい・・。

まあそれは置いといて、いつもの様に兄貴と琵琶湖の膳所という所に浮かべて釣りをしていた。すると何か変だ?船が折れ曲がる感じだ。まあ重みで少し曲がっただけと思ったが、どんどん不安定になっていく。『ヤバイ!』。どう考えても空気が漏れているのだ。全力で岸まで漕いで返り事なきを得た。もう少し粘っていたらやばかったと思う。その後ポンプを積んだまま釣りをしていたが、「ゴムボートはあかん!」という結論に達し買い換える事にした。
それでアルミボートなら空気漏れは無いという事で購入を決意した。ちなみに空気もれの原因は海でさんご礁にぶつけた事が原因のようだ。ちなみにこのゴムボートは由緒正しき「岡本ゴム工業」製であった。みなさんもゴム製品、じゃないやゴムボートの破れには注意しましょう。

そんなこんなで船を手に入れたオレは少しづつ装備を充実させていった。この写真の装備は、前に36ポンド(1ポンドは約450g)の推進力のモーター、後ろに52ポンドのモーターを合計2機装備している。モーターはバッテリーで動く。バッテリーはマリン専用なので1個24kg!もある。これを写真では3つ搭載している。それだけで72kgだ。これらを毎回車から上げ下ろししている。過去何回も腰を痛めた。オレの船はまだ軽い方なので準備も30分位で終わる。長い人は準備で1時間かかっている。まあ秘境探検の良きAIBOである。西は岡山県吉井川から四国は徳島県旧吉野川、北は秋田県八郎潟まで色んな所へ行った。振り返るといい思い出である・・・。

そうそう農家の人に助けてもらって、ネギを山ほどもらって帰った事もあったっけ、ずいぶん小さい船で無茶をしたものである・・・。現在は大会ルール上モーターしかだめな所でのみ活躍している。一時は引退状態であったが、今年から琵琶湖以外の大会にも参戦する事にしたので約2年ぶりに復活させた。名前はあるが超ダサいので公開しない。あえて言うなら『元祖ブラックシープ号』だ。現『ブラックシープ号』(公開済み)は琵琶湖に置いてある黒い船である。名前の意味が解る人には、1000円あげますよ。2種類の意味があるので気をつけて。


5.Mr.レイクX氏

ライバル登場である。今回のトリップの目的はこのライバルとの勝負である。4の写真も撮っていただきました。氏とは琵琶湖の船を置いているマリーナで知り合った。
同じメーカー(レンジャー)の船をお互い所有しているが、氏の船はオレのよりデカく派手である。限定バージョンで日本で所有しているのは15人いるかどうかであろう。その船の名前が「レイクX」。かっこいい!(船が)速い!(飛ばすんだ、この人)目立つ!(悪い事できんらしい)とにかく釣り人なら誰でもあこがれるレイクX。それが氏の愛艇。今回は許可無く名前をつけさせていただいた。事後報告で行こう。。。ちなみに氏は私のトーナメントでの師匠的存在である。

日ごろはガツガツ営業活動をしているので、ここ最近以前ほどガツガツ釣りをしなくなったオレにいつも刺激と闘争心を与えてくれる存在だ。大会に出始めの頃本当に世話になった。昨年(2002年)オレは大会で釣れない状態(スランプ)になりかなり落ち込んでいた。大会は2〜3時で終わるのだが、マリーナへは5時に戻ればいい。氏はよく落ち込むオレを居残り練習によく誘ってくれた。氏なりのはげましだったと思う。

で、昨年はなんとかかんとか大会にも慣れ乗り切る事ができた。京都チャプター順位無し(解らんくらい下位)・湖南チャプター34位の年間成績とウォーターハウスカップ(ショップの大会)第一戦4位といった成績を残す事ができた。本当に感謝している。その氏とは今後も醜い争いを続けていければと思う。こういう出会いがあるのが最近楽しい。今まで一人で釣りに行って一人で帰って来てたが、昨年から大会に参加しだして、色んな世代の人と話すようになった。今はその触れ合いが非常に楽しい。また一つ新たな楽しみを見つけた感じだ。


6.旅館萬栄さん

今回の前線基地である。全開の春の大会も利用した。会場から車で5分と非常に立地がいい。プラクティスという前日の練習を終えて入った。非常に家庭的でオレの事を覚えていてくれたようで、「前回どうやったん?」と言われゼロだったオレは「今回はリヴェンジです!」と力強く答えた。ちなみにこの日のプラ(練習)はそこそこ釣れた。キーパー(25cm以上)は一匹だったが・・。

レイクX氏は良いプラだったようだ。結構いいサイズのバスを目の前で釣られてしまった。最近必ずオレの目の前で釣る。氏もオレが見てると異常に釣れる気がするらしい。普通同じ場所で釣りをする事は船での釣りをしたことがある人なら解るはずだ。しかし!今年の5月の京都チャプターでの大会(日吉ダム)でオレが目の前で一匹釣ったら、後ほど3匹目の前で連発された。それ以来今年何故かよく目の前で釣られてしまう。何とかせねば。。。

今回の氏のメインパターンや、釣り方も解っている。しかしプライド上そんなマネはできん!明日は自分のやり方で貫こうと心に決めた。でもやっぱり不安なので氏にヒットルアーを仕入れて明日持ってきてくれる(村に釣具屋は無い!)ようにお願いした。さあ今から明日の準備である。

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